全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

反対同盟・支援50名へのデッチあげ逮捕弾劾

反対同盟・支援50名へのデッチあげ逮捕攻撃を許すな!
東京高裁に報復・反撃の猛攻を!

反戦・全学連三里塚現地行動隊発行「三里塚通信」2709号(5月20日付)より

「国難」突破・戦争突撃のための一大攻撃を粉砕しよう

 反対同盟の皆さん! 労農水「障」学―全国の闘う仲間の皆さん!
 日帝国家権力は、反対同盟と三里塚闘争の壊滅を意図した、段階を画する一大攻撃へと踏み込んできた。5・20東京高裁における天神峰現闘本部裁判の控訴審判決闘争において、裁判長井上繁規は反対同盟の控訴を棄却し、現闘本部の破壊にゴーサインを与える「仮執行付き」判決を打ち下ろした上、これに抗議する総勢50名もの反対同盟・支援を一斉逮捕するという暴挙に打って出たのだ。なりふり構わぬこの攻撃こそは、「国策」の反人民性が暴かれて自らの支配の危機が迫る中、三里塚闘争の爆発に敵がいかに恐怖しているかということのあらわれに他ならない。この攻撃がいかに高くつくか思い知らせてやろうではないか! 井上―東京高裁に満腔の怒りを叩きつけよう! すべての仲間を奪還しよう! 獄中の闘いと結びつき「仮執行」攻撃粉砕! 現闘本部を実力で守りぬこう!

 われわれは現在直下の恐慌―戦争、震災―原発の激動の情勢において、「今こそ三里塚へ」と訴えてきた。その三里塚の力、「国策」を現実に打ち破る展望が、被災人民―全人民に波及することを何としてもくい止めるため、国家権力はまさにこの瞬間に、反対同盟破壊の攻撃へと打って出たのだ。  この裁判所の手口は、われわれにかけられた09年2・17弾圧における権力側の「まずかった手口」の一切を総括し、よりいっそう悪辣なものとして打ち下ろされたやり方だ。まさに三里塚・組対法決戦である。われわれは08年5・13組対法弾圧を、「もっと団結して闘う」という決意をもって受けて立ち、新たに襲いかかった2・17弾圧を正面から粉砕して闘いぬいている。「おれたち」をなめるな! 8名の反対同盟を含む獄中の仲間たちと共に、同盟・支援が一丸となってこの弾圧を打ち返していこうではないか。戦争・ファシズムへの突撃と一体の三里塚闘争破壊攻撃を粉砕し、共に闘おう!

抗議先

井上繁規・東京高等裁判所
東京都千代田区霞が関1−1−4

警視庁丸の内署
東京都千代田区有楽町1−9−2


反対同盟の弾劾声明発せられる

2011年5月21日

5・20大量不当逮捕を弾劾する

. 5月20日、東京高裁・井上繁規裁判長(第15民事部)は、天神峰現闘本部裁判の控訴審判決において、三里塚芝山連合空港反対同盟の控訴を棄却するのみならず、確定判決を待たずに、撤去執行を可能にする仮執行宣言まで付けた。しかも、強制執行停止を申し立てる弁護士といっしょに高裁第15民事部の前に集まった50人に対して、反対同盟員8人を含む全員を「不退去罪」なるでっち上げで不当逮捕した。

 これは、三里塚闘争45年の歴史の中でも断じて許されない前代未聞の大弾圧である。われわれは50人全員の即時釈放を要求する。

 東京高裁と結託した警察権力がこの暴挙を強行した理由は何か。

 第1に、天神峰現闘本部死守の闘いが実力闘争として爆発することへの恐怖である。1990年1月の成田治安法処分に対する反対同盟と労農学の闘いの威力に今なお圧倒され、その現闘本部破壊に対する闘いの爆発に恐れおののいているためだ。

 第2に、現闘本部反動判決への怒りが国策裁判への弾劾へと発展し、今まさに爆発しつつある被災―福島原発事故への怒りと結びつくことへの恐怖だ。3・11大震災情勢によって日本の支配体制は大きく動揺している。福島の怒りは成田の怒りだ。国策と闘いつづけてきた三里塚45年の実力闘争の波及力におびえているのだ。

 第3に、羽田国際線化という形もとった成田空港の地盤沈下―崩落という現実に追いつめられた、三里塚闘争への憎しみの噴出である。徹底弾劾あるのみだ。

 そもそも、井上裁判長の判決には一片の正義も道理もない。天神峰現闘本部は反対同盟自身が1966年に建てた闘いのシンボルだ。厳然として反対同盟のものであり、底地には地上権、賃借権を保有している。井上裁判長は一審千葉地裁仲戸川裁判長と共に、何の根拠もなくこれを否定し去った。しかも、一度壊したら復元できない建物に対する「仮執行」を裁判史上初めて認めたのだ。

 その上で、執行の停止の申し入れを行うために面会を要求した弁護団に対して、井上裁判長は会おうともしなかった。反対同盟・北原鉱治事務局長を先頭とする50人の労農学が、「申し入れ書」を受理せよと第15民事部に迫ったことは100パーセント正当な行動だ。

 判決と仮執行宣言のあまりの反動性におびえた井上裁判長およびこれと結託した警視庁公安部は、あせりにかられた大量逮捕攻撃を強行した。われわれはこの弾圧に負けない。三里塚45年の歴史こそが、不当弾圧を糧にますます決意を打ち固める過程そのものだった。

 5月29日の現地緊急闘争を皮切りに、われわれは断固として天神峰現闘本部を、体を張って守り抜く死守決戦に突入する。この闘いの爆発の中でこそ、東北、茨城の被災地農民。漁民・労働者・学生・市民との歴史的結合を果たすであろう。反原発闘争への決起という形で始まった数万、数十万の青年労働者学生との歴史的な合流を果たすであろう。

5月21日  三里塚芝山連合空港反対同盟


5・20大量弾圧 38名への勾留決定徹底弾劾! 反対同盟全員奪還!

反戦・全学連三里塚現地行動隊発行「三里塚通信」2710号(5月23日付)より

勝利感にあふれて奪還された反対同盟と合流かちとる

 5月22日、日帝国家権力―東京地検は、5・20「不退去」デッチあげ弾圧で不当逮捕した50名のうち、井上繁規が不当判決を下した天神峰現闘本部裁判の「当事者」である反対同盟8名をはじめ12名を釈放した一方、残る38名に対して10日間の勾留請求をおこない、井上と一体の東京地裁はこれを認める決定を打ち下ろした。徹底弾劾する。

 同日は地検・地裁前において、朝8時半から終日にわたり、統一救対による激励・弾劾行動が闘われた。中韓首脳来日を口実とした厳戒態勢を切り裂き、公安私服の妨害をはねのけて、次々に地検に移送されてくる仲間たちとエールを交わし、宣伝カーによる情宣活動を貫徹した。日曜ということで3つしか開かれなかった接見室をフル回転させて、弁護団が休む間もなく救援活動に動き回った。逮捕された仲間たちは地下の仮監やあるいは車の中で、地検・地裁の一方的な都合のもと、多くが深夜にいたるまでの拷問的な「待機」を強制された。断じて許すことはできない。

 奪還された同盟各氏は「こんなデタラメな弾圧はない」「権力がどれだけ三里塚に恐怖を感じてるかってことだ」と鋭く喝破し、さらなる闘志をみなぎらせて新たな闘いへの檄を発している。38名への勾留決定は、この反対同盟の闘いと支援の闘いとの分断を狙った卑劣な攻撃だ。獄中―獄外をつらぬく闘いの爆発で、すべての仲間の即時奪還をかちとろう。

獄中の仲間たちへの殺人的処遇を許すな!

 不当逮捕の実態や、移送先の警察署での処遇について、許しがたい事実の数々が次々と明らかになっている。5・20、裁判所の要請にもとづき導入された機動隊は「排除」ではなくいきなり「逮捕」を強行した。「はじめに逮捕ありき」はまさに裁判所と警察の「統一方針」だったわけであり、福岡地裁における09年2・17弾圧をいっそう露骨にしたやり口である。権力が目をつけたメンバーに対しては、裁判所エレベーターの密室内で暴行がほしいままにされた。連行先の丸の内署では全員が一室に詰め込まれ、逮捕手続きが完了するまでのあいだ、水も飲ませず食事もとらせず仮眠もとらせないという攻撃が一個の拷問として強行された。89歳の北原事務局長が再び車に乗せられ、移送先の留置場でようやく眠りにつくことができたのは翌日の午前3時を回ってからのことである。これが殺人行為でなくて何なのか!

 いつ終わるともしれない逮捕手続きの中で、仲間たちは声を枯らして叫びつづけ、敵に怒りを叩きつけて闘いぬいた。この闘いこそわれわれの誇りであり、獄壁をこえて何としても守りぬかねばならないわれわれの生命そのものである。逮捕された仲間たちへの暴行、嘲弄、押収と称した着衣の強奪、屈辱を与えるための身体検査、指紋採取、それらの一切をわれわれは絶対に許さない。仲間たちが身をもって味あわされた苦痛は、その下手人たちに必ず身をもって思い知らせてやろう。完黙―非転向で闘う獄中の仲間たちに連帯しよう!

 弾圧と国策裁判の実態を一切報道しないマスコミを許すな。闘いを通して怒りを組織し、三里塚闘争壊滅を狙ったこの一大攻撃を正面から粉砕しよう。天神峰現闘本部を守りぬこう。5・24市東さん行政訴訟・農地法裁判を闘いぬこう。反対同盟の呼びかける5・29現地闘争の大爆発をかちとろう。獄中―獄外をつらぬき、空港廃港へ!


5・20不当判決・大量逮捕を口実とした5・27―29全国一斉ガサを許すな! 5・29緊急現地闘争へ!

反戦・全学連三里塚現地行動隊発行「三里塚通信」2711号(5月28日付)より

5・27―28ガサ弾圧に反撃を! 勾留理由開示公判を闘おう!

 5月27日、日帝国家権力は5・20天神峰現闘本部裁判控訴審判決公判闘争の爆発に対する「不退去」デッチあげ弾圧を口実に、警視庁公安部を先頭として全国10都府県・14ヶ所への強制捜索=ガサを強行した。さらに28日にはわが三里塚企画に対しても襲撃的なガサ弾圧に踏み込み、「5・20と書いてあるものは何でも持って行け」と称するデタラメな押収を強行したうえ、デスクトップに5・20のニュース記事が貼り付けてあるからという理由だけでパソコンの強奪まで策動してきた。徹底弾劾する。弾圧を正面突破し獄中―獄外の合流を闘いとった反対同盟は、今なお獄中にあるすべての仲間たちと連帯し、燃えるような情熱をもって連続的な闘いに立ちあがっている。

 5・24市東さん行政訴訟・耕作権裁判は、自らが強奪しようとする土地の地番の指定を間違えていたことを居直り、逆にマスコミを総動員して市東さんのことを「不法耕作の男性」とキャンペーンしてきた空港会社・千葉県が、今頃になってそのデタラメを追及されることから逃げ回ろうとすることを断じて許さず、勝利的に闘いぬかれた。また現闘本部裁判での「仮執行」付き判決により、千葉地裁が再び本部破壊の下手人として立ちあらわれ、建物撤去に向けた審尋を行おうとしていることを弾劾し、これを実力で打ち破る闘いを呼びかける情宣行動が、朝からの雨をついて貫徹された。26日から開始された5・20弾圧の勾留理由開示公判では、婦人行動隊の鈴木加代子さんが暴力的「庁外退去」攻撃をはねのけ、自らにかけられた不当逮捕への怒りも新たに闘いぬいている。この決起に続き、統一救対のもとで5・30〜31と予定されているさらなる開示公判を、東京地裁を揺るがす圧倒的な実力闘争として闘いぬこう。

 「反動判決に頭をたれて帰るという屈辱的な構図を、われわれはあの闘いをもって打ち破った」「反弾圧とは、まさに体を張って闘って打ち返すということ。それ以外にないということを証明した」(萩原進事務局次長)。これこそが三里塚45年の確信だ。獄中―獄外、三里塚―全国をつらぬく闘いの爆発で、起訴攻撃粉砕、すべての仲間の即時奪還をかちとろう!

現闘本部破壊・撤去を許すな! 5・29緊急闘争の爆発を!

市東さんの畑を監視する機動隊

 5・20「仮執行宣言」を受け、三里塚現地は臨戦態勢に突入した。高裁判決のその夜から、現闘本部に隣接する市東さんの畑をフェンスの上からのぞき込むようにして、機動隊による24時間の監視体制が敷かれている。井上の判決は反対同盟に「自主的な建物撤去」を求めるものであり、同盟がこれに応じない場合千葉地裁が「審尋」をおこなって「仮執行」への手続きを開始する、というのが一応の法的な手順である。だが三里塚の歴史は「だまし討ち」の歴史であり、こちらがスキを見せればいつでも襲いかかってくることは火を見るよりも明らかだ。弾圧との闘いを通して現地集中体制をさらに強化し、反対同盟の呼びかける5・29緊急闘争の大爆発を闘いとろう。国家暴力による天神峰現闘本部破壊攻撃を、断固たる実力闘争・武装闘争で迎え撃とう! 反原発の闘い、被災労働者人民の闘いと連帯し、空港廃港へ、菅連合政府打倒へと進撃しよう!


5・20不当判決・大量逮捕弾劾! 天神峰現闘本部破壊阻止!
5・29緊急現地闘争を闘いぬく

北原事務局長 集会の様子
デモ デモ
反戦・全学連三里塚現地行動隊発行「三里塚通信」2712号(5月30日付)より

現地闘争の勝利から全員を奪還し、決戦に進撃しよう。

 5・29三里塚緊急現地闘争は、5・20不当判決に対して現闘本部破壊を実力で阻止し、大弾圧に一歩も引かず闘いぬくことをはっきりと指し示した。反対同盟が先頭に立って獄中の仲間を絶対に奪還するんだという並々ならぬ決意が発せられた。

 司会の鈴木謙太郎さんが、「今なお38名が勾留中です。この仲間を一日でも早く奪還しよう。反対同盟は皆さんと共に頑張ります」と表明した。

 初めに北原鉱治事務局長が発言に起つ。「あの逮捕はまさに権力の偏った姿。後ろめたいことは一点のかけらもない。45年をふり返ってみたら、反対してきた人は正しかった。生きるためには闘う。獄中にいる人たちも思い起こしつつ頑張りましょう」と表明した。

 現地行動隊の仲間は「不当逮捕の実態や勾留先での不当処遇が明らかになってきた。我々は必ず下手人たちに報復する。5・20からの現地臨戦態勢を闘いぬく」と表明した。

 最後に鈴木謙太郎さんの音頭で団結ガンバローを挙げ、権力の妨害はねのけ戦闘的デモを敢行した。

 デモ到着先の現闘本部横の市東さんの畑で、萩原事務局次長が「反動判決をはね返す闘いができた。市東さんの畑の強奪に対しても総力を挙げて闘いぬく。原発を造った奴らも空港を造った奴らも根は同じ。必ず責任を取らせる。勾留理由開示裁判、同盟も先頭に立って闘う」と決意を表明した。

取り調べ・留置場での屈服の強制を許すな!

 留置場での段階を画した攻撃の激化が明らかになっている。とりわけ女性に対する全裸にしての身体検査を徹底弾劾する。また取調室での昼食の強制を絶対に許さない。難癖をつけての衣類の差し入れ妨害など非人間的な獄中処遇を断固許さず、獄中内外を貫いて反撃しよう。

 反対同盟と共に勾留理由開示公判に結集し、すべての獄中の仲間を奪還し、決戦の三里塚への合流をかちとろう。


5・20判決―弾圧を打ち破り、すべての現地拠点を防衛しよう! 6・9鈴木氏一坪裁判を闘う

反戦・全学連三里塚現地行動隊発行「三里塚通信」2713号(6月13日付)より

 6・9千葉地裁で、反対同盟鈴木さん名義の一坪共有地の強奪を狙って千葉県が提訴した裁判の公判闘争が闘われた。5・20弾圧、現闘本部破壊策動に対する怒りも高く、鈴木さん一家・反対同盟を先頭にこの日の闘いを闘いぬいた。6月に入ってから、現地闘争拠点である岩山記念館破壊に向けた測量と工事準備が進められている。現地実力闘争をもって工事を粉砕し、天神峰現闘本部、鈴木さん一坪をはじめすべての闘争拠点を死守しよう。「闘えば必ず勝つ」を合い言葉に、全国から三里塚へ闘いを集中させていこう。

6・9一坪共有地裁判 ―千葉地裁への怒りが爆発

 反対同盟・弁護団は、一坪共有地を空港廃港―三里塚闘争の勝利まで反対同盟が闘いの武器として維持・管理するという「三里塚に土地をもつ会」の規約にのっとり、昨年逝去された鈴木幸司さんの闘いを引き継いで息子の謙太郎さん・加代子さん夫妻が闘いぬいている「承継」について確認しつつ、裁判の打ち切り策動を許さず闘いぬいた。裁判長席に居座るのは、天神峰現闘本部裁判第一審においてファッショ的訴訟指揮の限りをつくし反動判決を打ち下ろしたあの仲戸隆人である。「現闘本部破壊を許さないぞ」等々、仲戸川と千葉地裁に対する弾劾が巻き起こった。

 裁判の後、謙太郎さんの司会で集約が行われる。北原事務局長が「獄中にいる仲間たちと共に闘いましょう」鈴木いとさんが「最後まで頑張ります」と力強く発言した。5・20起訴攻撃に対する闘争方針として、萩原進事務局次長から「もし敵が起訴を強行したら、もう一度あの(5・20の)ような闘いをやることを決意しなきゃならない」という力強い提起がなされ、断固たる拍手がこれに応えた。

鈴木幸司法対部長逝去1ケ年 ―闘いを引き継ぎ空港廃港へ

 昨年6月12日に鈴木幸司さんが亡くなられてから1ヶ年を迎える。幸司さんは三里塚闘争44年を最先頭で闘いぬく中で、戸村一作委員長から引き継いだ「闘えば必ず勝つ」という言葉に誰よりも確信を持ち闘いぬいた。常日頃から手に武器を持ち、生涯を"闘争一筋"としてまっとうされた。

 東日本大震災を受けて、天皇一族が防備兵に守られながら被災地に出向き、「挙国一致」を最先頭で推し進めている。幸司さんの天皇に対する真っ向からの闘いを今こそ一人一人がわがものとし、闘いぬこう。鈴木幸司さんの遺志を引き継ぎ、空港廃港に進撃しよう。


6・10起訴攻撃粉砕し、闘う仲間を奪還! 現闘本部破壊実力阻止の攻勢を!

反戦・全学連三里塚現地行動隊発行「三里塚通信」2714号(6月13日付)より

5・20弾圧粉砕し、38名全員の釈放かちとる

 6月10日、起訴攻撃を粉砕し、不当勾留されていた38名全員の釈放がかちとられた。獄中・獄外貫く闘いが起訴攻撃を粉砕した。反対同盟を先頭に勾留理由開示公判への激励行動や勾留されている警察署への弾劾・激励行動、東京地裁・高裁・地検に対する抗議行動などが展開されてきた。また弁護団は、不眠不休で分散留置されている警察署への接見をおこない、勾留理由開示公判ではこの弾圧で「不退去罪」は成立しないことを暴露・弾劾し、3回にわたり地検に対して直ちに釈放するよう申し入れを叩きつけてきた。

 弁護団は、「万が一起訴にされるという事態ならば、われわれは現闘本部死守のために反対同盟を中心とした全人民総力の総結集による一大闘争のその主要な戦場のひとつとして戦闘的公判闘争を闘いぬくことを確認する。」と公安検事に突きつけ断固闘うことを宣言した。そして何よりも非妥協・不屈に闘いぬいた獄中の仲間たちの闘いがあった。奪還された仲間は、ますます闘志を燃やして反対同盟とともに闘う決意を打ち固めている。3・11大震災を転換とする戦時治安弾圧と真っ向から対決し、5・20弾圧を粉砕した。

一つ一つの攻撃に強大な反撃戦で打ち返そう

 激化する戦時型弾圧に対し、今回の勝利の意義は極めて大きい。「5・20弾圧はメチャクチャだ。逮捕される理由がない。これが日本のたどっている道だ。日本の将来のためには三里塚闘争以外にない。皆さんと一緒に世の中を変えるために闘う」(北原鉱治事務局長)「もう一度5・20のような闘いをやる」(萩原進事務局次長)と反対同盟は今回の弾圧に勝利感をもって闘いぬいた。三里塚こそすべての弾圧を打ち砕く砦にしていこう。弾圧に対し一歩もひるむことなく、〈徹底非妥協・実力闘争〉で闘おう。

 そして89歳の北原鉱治事務局長への深夜3時までの「逮捕手続き」虐殺攻撃、婦人行動隊をはじめ女性に対する陵辱的全裸検診などに絶対に報復しよう。攻撃に対し反撃することで闘う牙をより尖らせ、弾圧・陵辱の下手人に報復していこう。

 反対同盟・獄内外一体で闘いぬいた闘いを更に押し上げ、戦時型弾圧と真っ向から闘いぬいていこう。現闘本部・市東さんの農地をはじめ、すべての拠点を実力で死守しよう。獄中で屈服を強要してきた下手人らに絶対に報復しよう。今後更にかけられるであろう戦争突撃に向けた治安弾圧を、攻勢的に迎撃していこう。5・20弾圧をうち砕いた力で、「有事」治安弾圧体制の強化と「挙国一致体制」=国民統合攻撃を粉砕しよう。三里塚・組対法決戦に勝利しよう。


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