戦争とファシズムに突き進む石破連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
”…ガシャーンという音とともにガラスの破片が周辺に飛び散った。と見るとボンネットといわずいたるところを、滅茶苦茶に大盾をたたきつけるので、乗用車はたちまち見る影もないポンコツ車に変わっていった。一般市民に見境いもなく警棒乱打が加えられ、頭を抱え顔面血だらけになって路上にうずくまる者、機動隊の鋼鉄の手甲で一突きされ、唇が割れて血を流している者などで、砦外の代執行区域外ですら修羅場と化したのだった。この凄惨さは見る者をして目をそむけさせ、そこに居合せた者で機動隊の一人や二人殺してやりたいと心に思わなかった者は、なかった位であった。”
(故・戸村一作反対同盟委員長『野に起つ』より)
「日本の表玄関」と称されている成田空港が、地元住民の反対を踏みにじり、このような暴虐の限りをつくして建設されてきた空港であるということを、このサイトを開いたみなさんのどれぐらいが知っているだろうか。そしてその空港が、国家権力の49年間にわたる「札束と警棒」の総攻撃にもかかわらずいまだに「完成」していないこと、それどころか自動小銃で武装した国家権力が24時間態勢で徘徊する「機動隊空港」としてしか一日たりとも存立しえない空港としてあり続けていることを知っているだろうか。
三里塚空港=「成田空港」は、その出発点から日本帝国主義による国内―アジア労働者人民の搾取・収奪の拠点として、そして反革命戦争のための出撃・兵站拠点として計画・立案されてきた人民抑圧空港に他ならない。三里塚芝山連合空港反対同盟は、これに対して〈空港絶対反対〉〈一切の「話し合い」拒否〉〈徹底非妥協・実力闘争〉で闘い、今日もなお空港建設を実力で阻み続けている。土地を「武器」に国家権力―機動隊の暴力と闘い、政府の戦争政策を打ち砕き、国家・力を打倒していく闘いとして前進をかちとってきた三里塚闘争は、日本階級闘争の歴史が誇る輝かしい金字塔である。
マスコミはこの闘いについてほとんど語らない。彼らが「成田」について語る時、取りあげるのは闘いから脱落し国策=空港建設に協力する側にまわった「地元住民」の言葉ばかりであり、権力者にとって都合のいい「ねつ造された歴史」をデッチあげるのがブルジョアマスコミの使命なのだ。だが彼らの思惑とは裏腹に、〈三里塚〉は日帝支配階級と労働者階級人民総体との力関係を決定づける最前線の攻防点としてあり続けている。むき出しの国家暴力と実力で対決し勝利を刻み続けてきた闘いであるがゆえに、ここで勝利することがすべての労働者人民の闘いの勝利につながり、ここで敗北することはすべての労働者人民を血の海に沈めることになるという、文字どおりの〈決戦〉の戦場がそこには広がっているのである。三里塚闘争とはいかなる闘いなのか。そこで闘っているのはどのような人たちなのか。ここではそれを概括してみたい。
1.閣議決定から強制代執行まで | 2.労農水「障」学共闘のあゆみ |
3.三里塚をめぐる現在の攻防局面 | 4.決戦の三里塚に総決起しよう |
追悼 萩原進事務局次長(2013.12.21) |
追悼 鈴木謙太郎さん(2012.1.7) |
追悼 鈴木幸司法対部長(2010.6.12)※※※鈴木幸司さんインタビュー(2006年8月) |