全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む岸田連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東さん農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

革命的学生運動の隊列への結集を訴える

戦争−改憲・核武装に突き進む岸田政府を打倒しよう!

戦争会談=G7広島サミットを粉砕しよう!

 ウクライナ戦争開戦から1年が経過しました。東部で激戦が続き、多くの人民が虐殺されています。

 岸田政府は、ウクライナ政府に軍事援助し実質参戦しています。昨年末には安保関連3文書を閣議決定し、「敵基地攻撃能力」の保有など、建前上の「専守防衛」から戦争政策を転換しました。

また、防衛費を5年で43兆円、単年度でGDP比2%に大幅拡大しようとしています。今年度予算では、巡航ミサイルトマホークの導入など過去最大の6兆8000億円と昨年の1.3倍になりました。さらに防衛力強化資金の財源として増税が狙われています。

 そして、「台湾有事は日本有事」だと叫び立て、沖縄・琉球弧の軍事要塞化を一挙に進めています。Jアラートを頻繁に発出し危機をあおり、排外主義扇動をしながら、対中国・朝鮮反革命戦争に突撃しています。

 5月のG7サミットは、こうした対ロシア包囲-ウクライナ政府支援、反革命戦争突撃を帝国主義国首脳間で確認する戦争会談です。反戦行動に起ちあがり、G7サミットを粉砕しよう。5.19広島現地闘争を闘おう。

改憲・戦争突撃を粉砕しよう!

 改憲は、戦争突撃と一体の攻撃です。焦点は、「9条改訂―自衛隊明記」と「緊急事態条項」の創設です。”戦争放棄や戦力不保持、交戦権の否認”を空文化させ、現実に、自衛隊が朝鮮半島あるいは全世界に出兵し、戦闘をおこない、労働者人民を虐殺することへの大きな踏み込みです。

 また、緊急事態条項は、独裁的権力への道にほかなりません。ナチスによる全権委任法にならって、いったん緊急事態が宣言されれば、内閣が、法律と同一の効力を有する政令を制定することができます。ファシズム権力への重大な攻撃です。

 改憲攻撃を粉砕しよう。日帝の戦争突撃を阻止しよう。岸田連合政府を打倒し、日帝国家権力を解体しよう。

三里塚・強制執行弾劾!実力闘争・武装闘争で闘おう!

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2.15強制執行を迎え撃つ市東さんと
ともに闘う仲間たち(団結街道入口)

 2月15日−16日、成田空港会社(NAA)と千葉地裁は、反対同盟・市東さんの農地強奪、やぐら・看板破壊の強制執行を強行しました。徹底して弾劾します。反対同盟と天神峰に駆けつけた支援の仲間は、国家権力-機動隊の暴力的突撃との13時間にわたる攻防を闘いぬきました。徹底非妥協の実力闘争・武装闘争こそ勝利の核心です。三里塚闘争の勝利に向け、空港廃港に向けともに闘おう。

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2.15-16はなれの屋根の上で
強制執行を迎え撃つ解放派戦士たち

 沖縄・辺野古では、新基地建設阻止の闘いが、陸上・基地ゲート前や海上・カヌーや船で体を張って継続的に闘いぬかれています。この闘う仲間たちに対して、機動隊や海上保安庁が暴行を加えています。絶対に許せません。与那国・宮古など琉球弧の島々に自衛隊の駐屯地が開設されミサイル搬入が強行されています。この戦争準備に対し、地元住民を中心に阻止行動が闘われています。4.28-5.15沖縄人民解放闘争を闘おう。

 無実の部落民・石川一雄さんと連帯し、狭山闘争に決起しよう。第3次再審闘争に勝利しよう。

 原発再稼動、新増設、運転期間の延長などをゆるさず、原発廃炉・核廃絶に向け闘おう。

 フランスでは、年金改革法案に対する巨万の怒りのデモが連続的に打ちぬかれています(15日、大統領マクロンが署名し成立強行)。全世界労働者人民のストライキ、デモ、街頭闘争などに続き、実力闘争・武装闘争で闘おう。

差別主義・排外主義攻撃粉砕! ファシスト撃滅!

 4月13日、入管難民法の改悪に向けて衆院にて審議入りが強行されました。徹底して弾劾します。「難民認定申請」を2回までとし、迫害の危険があっても強制送還するなどの改悪です。外国人労働者を治安管理の対象とし、差別主義・排外主義を基調とする入管体制そのものを粉砕しなければなりません。

 また、日本におけるファシズムとの対決において天皇制打倒・廃絶の闘いは必須の課題です。数千万のアジア人民を虐殺し、侵略・植民地支配をおこなってきたのが天皇ヒロヒトであり、これを引き継ぐとしているのが、天皇ナルヒトです。そして、日帝国家の支配や差別の元凶こそがが天皇制です。

 「日本会議」や「日本第一党」など右翼ファシストは、在日朝鮮・中国人民に対する排撃を繰り返しています。これと対決し、反撃・報復しよう。

革命的学生運動を闘おう!

 現在、大学における管理統制が強まっています。文科省からする国立大学への「日の丸」「君が代」の強制、自治会・サークル棟・寮・学園祭の解体など学生の団結・自主的活動が禁圧され、サークルのビラ一枚まくのですら届出制・許可制となっている大学が増えている状況です。

 また、多くの学生が経済的苦境に陥っています。「奨学金」という名の貸与型教育ローンによって、卒業時に数百万の借金を背負う学生も多く、拡大したとされる給付型についても、低所得や多子世帯、私立理工系、高校・大学の成績によるなど条件が厳しく、競争と分断を条件としたものとなっています。

 この方向性は、2015年に文科省が各国立大学法人学長に出した組織再編の通知、人文系学部・大学院の縮小という内容や、今年政府が創設した10兆円規模の基金、その運用益から「国際卓越研究大学」認定された大学に年間数百億円の支援をするという競争戦略と一致しています。資本に役立つ即戦力として、政府は理系強化に重点を置いた成長戦略をえがいています。「雇われうる能力【エンプロイヤビリティ】を磨け」として自己責任を強調し、競争と分断をあおっています。大学の就職予備校化がますますすんでいます。資本は大学への出資を通して新規産業創出を要求し、研究や授業内容そのものにも介入しつつあります。さらには、防衛省による大学への研究資金の投入により大学での軍事研究が広がっています。

 大学当局・資本と対決して闘おう。軍事研究を拒否しよう。「教育改革」「大学改革」―産学協同路線を粉砕しよう。革命的学生運動を闘おう。

 全世界の労働者人民・学生が職場で学園で街頭で、実力・武装闘争にたちあがっています。この闘いに続こう。労学連帯闘争を闘おう。労働者階級への矛盾の集中をゆるさず、資本主義そのものを撃つ闘いに起ちあがろう。世の中を根本からひっくり返そう。今こそ闘いによって現状を変革し、未来を切り拓くべく闘おう。

 学生の矛盾からの根本的解放の道は、労働者階級の解放のなかにあります。労働者階級の資本家階級のもとへの経済的隷属からの解放が、いっさいの支配・抑圧(差別)の廃絶の根拠であり、労働者階級の資本主義社会の根本的転覆―革命に向けた闘いと団結こそが勝利の展望です。ここに向け、ともに闘うことを呼びかけます。

(2023.4.18)

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