戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
10・31狭山中央闘争において、会場の日比谷野外音楽堂に潜入した警視庁公安警察2名を5・23闘争実行委員会に結集する労働者・学生が摘発し、追及行動を闘った。
この日、公安・木元グループ一体となった敵対を粉砕して集会前の情宣行動を貫徹した5・23闘争実は、日比谷野外音楽堂にはいり集会に合流した。そのすぐ後方で集会場に潜入し、結集した部落大衆や参加者、5・23闘争実の動向を監視していた警視庁公安2名がいた【右写真】。この2名は、霞ヶ関や丸の内などで、闘う労働者人民が集会・デモ・情宣をおこなうときには頻繁に登場して、弾圧策動・調査・監視行動を行う札付きの「新左翼担当」である。このような輩どもが狭山闘争の集会場にこれ見よがしに挑発的に登場したことに闘う労働者・学生は怒りを燃やし、即座に摘発・追及行動にうってでた。「公安許さんぞ、ただちに会場をでていけ」と怒りをたたきつける。「おまえら、丸の内署の公安だろう」の追及に奴らは「そうだよ」などとぬけぬけと居直り、集会監視を続けようとする。石川氏にでっちあげ差別弾圧をおこなった警察だ。狭山闘争を弾圧しつづけている警察だ。石川氏を再収監しようと監視している警察だ。労働者・学生はまわりの参加者たちにも、権力・公安との闘いをよびかける。介入粉砕行動に動揺をきたした若い方の公安を、年上の方が「パフォーマンスだ」などとなだめにかかる。こうした権力の態度に怒りがますます燃えあがる。ついに追及に耐えられなくなった公安たちは逃げはじめる。見ていたほかの参加者たちも「警察を追い出している。すごい」と共感の声をあげる。
公安たちが逃げ場所として選んだのが、なんと会場内の木元グループがたむろしているエリアだ。この公安追及行動に対して、木元グループは公安に弾劾の声をあげるどころか、ニヤニヤ笑いながら「傍観」している。木元グループのレポ=ニセ「全学連」委員長円谷こと四宮は公安ではなく、闘う労働者・学生の方に終始身構えていた。権力ではなく労働者人民の闘いを潰すことを目的とする奴らの確信そのままの態度である。公安はその四宮の脇をとおり、木元グループ部隊の中を抜け、会場の西側後ろへと逃亡し、そこで集会監視を続けていた。これに対し、闘う労働者・学生が公安を追撃しようとすると、なんと木元グループ構成員らが、通させまいと阻止してきたのである【右写真】。木元グループ指揮者=宮井誠は公安と闘う姿をあざ笑っている。公安と対峙できない者が、対峙しないことを尊大ぶった態度でごまかしているのである。権力・革マル・右翼ファシストとの攻防から逃亡するだけではなく、反革命として共存していく態度をあからさまにしているのだ。労働者・学生は、公安との闘いに敵対する木元グループを許さず、公安ともども弾劾した。
しばらくたつと、宮井誠がおずおずと公安に近づき何事かを話しあっている。その後公安は、木元グループの脇で堂々と集会調査・監視活動を続けていた。
このような木元グループに防衛された野放図な公安の活動を絶対に許すことなどできない! 怒りに燃えてふたたび公安を追及・弾劾する労働者・学生に対して、四宮ら木元グループがまたもや壁をつくり通させまいとする。この木元グループに対して「あいつら公安だぞ」と弾劾・追及の声を浴びせる。しかし、これに対して宮井誠は「あれは一般参加者だ」などと答えてきた。また、「騒ぎをおこすな」と言ってきた集会参加者に対し、闘う労働者・学生は「あれは公安です。狭山闘争を監視・破壊にきた奴らを許せません」と暴露し闘いを訴えた。それに対して、宮井はなんと「あの人たち(公安のこと)は参加者です」などと必死に公安隠し・防衛をおこなったのだ。なんたる輩か。まさに、潜入公安の協力者そのものである。権力と闘う姿勢など微塵もないのだ。「部落抹殺」を唱える差別主義反革命革マルと同じように「敵の敵(権力)は味方」そのものである。このような輩が狭山闘争に登場することなど許してはならない。
また、宮井は「公安ではない」ことの口実として「身分証明書」云々とほざいてきた。宮井が公安警察を擁護するために、「身分証明」なるものを持ち出してきたことに示される反革命性・差別性は決定的である。しかも狭山闘争の現場で吐かれた言辞としても許しがたいものである。
「身分証明書」なるものは、国家権力やブルジョアジーが労働者人民を支配し、その反逆を抑圧・管理することを目的に強制しているものである。資本制生産の下で、支配・抑圧、排撃されてきた労働者人民は「身分証」さえ剥奪され、また「身分証」を持たないことが弾圧の口実ともされてきた。
しかも、国家権力・支配階級は、闘いの圧殺・撹乱・スパイ活動のためには、自分たちの存在を偽装するために「身分証」を偽造するのである。「身分証明書の確認」が「公安警察ではない」ことの証明には絶対的になりえないのである。1996年に暴露されたスパイ活動をおこなっていた公安調査官は、実際に僧侶として活動し、その「身分証」(名刺)を駆使して公調の活動をおこなってきた。だからこそ、そんなどうとでもなる「身分証」だけに頼らない、権力に対する日ごろからの防衛・調査・索敵活動が重要になるのだ。
宮井の「身分証明書を見せてもらった……」なる言辞こそ、国家権力の支配を自らの利害とする者の言動にほかならない。そして、潜入した公安の防衛をグループ全体でおこなうべくひた走った宮井よ。お前がこの公安2名を「公安ではない」とした根拠を明らかにしてみろ! 宮井よ、実のところこの2名が公安であることを重々自覚したうえで意図的に追及もせず、かくまった宮井よ。権力の友軍として公安に愛でられる先に待つ末路がどのようなものか嫌というほどわからせてやる。
この公安2名は、集会終了後にデモに出る部落大衆や5・23闘争実の隊列を、沿道にたむろする解放派担当公安のど真ん中でぬけぬけと監視していた【上写真】。絶対に許すことはできない。石川一雄氏は警察・検察・裁判所などの部落差別によって「死刑」「無期懲役」判決を受けた。公安などは全力をつくして石川氏を「合法的」に殺そうとしてきた奴らである。いまも石川氏の「再収監」を狙い日常的に監視しつづけている。権力と闘う石川氏、戦闘的部落大衆に憎悪を燃やし、差別弾圧を続ける公安ら国家権力を絶対に許さない。今回の潜入・調査・監視という闘争破壊行為に必ず報復する。そして、公安を追及する者に敵対し、公安に助太刀して擁護する反革命木元グループを解体・根絶しよう。