全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

辺野古埋め立て申請承認弾劾! 新基地建設を実力で阻止しよう!

 日帝・安倍は名護・辺野古への新基地建設をもくろみ、埋め立て申請を強行してきた。これに対し知事・仲井真は、沖縄労働者人民の思いを踏みにじり辺野古の海を埋め立てることにGOサインを出した。この、沖縄の側からの新基地建設への踏み込みを徹底弾劾する。

 12月25日に行われた安倍・仲井真の会談において、安倍は、事件・事故の際に基地の立ち入り調査を行う環境保全協定をめぐり米側と交渉開始で合意したことや、普天間基地の5年以内の運用停止要求について「努力を十二分に行う」と口先だけのごまかしを行ってきた。これに対し仲井真は「驚くべき立派な内容を提示していただいた」「140万県民全体が心から感謝」「良い正月になる」と全面賛美を行っている。また安倍は@MV22オスプレイの訓練の半分を「県」外移転A牧港補給地区の7年以内の返還に向けた作業チームの防衛省への設置―という「負担軽減」策も提示している。しかし、これはまったくの欺瞞以外の何物でもない。「環境保全協定」なるものは基地存続を前提としたものである。つまり"これから起こる事件・事故を容認しろ"という事だ。「5年以内の普天間基地運用停止」に関しては、当の米帝が明確に否定している有様である。オスプレイの訓練移転などその部隊移動自体が実戦的訓練であり、同時に"沖縄へのオスプレイ配備自体は容認しろ"とするものだ。そして、牧港補給地区返還とは新基地建設ありきであり、決して「負担軽減」などというものではない。

 翌日の26日には、仲井真は知事公舎で辺野古埋め立て申請承認方針を決定し、さらに同日、「県」土木建築部は仲井真の判断を受け、辺野古埋め立て申請が行政手続として「適合する」との審査結果をまとめた。そして27日には、正式に沖縄防衛局に対して辺野古埋め立て申請承認の手続きを強行したのだ。こうした仲井真の対応に怒りを燃やした沖縄労働者人民は、2000人以上が「県民広場」に結集して抗議行動を行っている。さらにそのうちの1000人ほどの労働者人民は「県」庁の中へと突入し、1階のロビーを占拠して弾劾の声をたたきつけている。この労働者人民の実力闘争の爆発こそが勝利の展望だ。

 この間、安倍政府と自民党は、新基地建設―辺野古埋め立てに向けた攻撃を強めていた。官房長官・菅、自民党幹事長・石破は11月18日、選挙対策として「普天間基地『県』外移設」を掲げていた自民党沖縄「県」連に対し、「『県』外移設はありえない」「普天間基地が限りなく固定化する」と恫喝し、応じなければ「離党勧告」もあるとして辺野古新基地建設計画を容認するよう求めた。これに対し沖縄選出の自民党国会議員・宮崎政久、島尻安伊子、西銘恒三郎、国場幸之助、比嘉奈津美の5人全員が「辺野古移設を含むあらゆる可能性を排除しない」などとごまかしながら移設容認を表明した。階級社会である限り「オール沖縄」は幻想以外の何物でもない。階級利害が問われたときに、沖縄自民党―沖縄ブルジョアジー総体が一斉に辺野古新基地建設容認を表明したことはある意味必然である。こういうことをも背景として仲井真は辺野古埋め立て申請承認の道を選んだのである。

 仲井真は1月9日の「県」議会において「県民の思いや政治的理由などで不承認とするのは裁量の範囲を逸脱する可能性がある」と言い放った。これは新基地建設推進に対して自らが言い放った140万県民全体が感謝」なる言が全くのデマであることの表明である。沖縄ブルジョアジーの利害を政治的に体現し、日帝安部政府の尖兵となって沖縄労働者人民の闘いの破壊へと乗り出しているのだ。われわれは闘う沖縄労働者人民の「たとえ承認しても現場はあきらめない」という宣言に全力で応えていく。人民抑圧の"国策"を48年にわたって阻止し続けている三里塚闘争と結びつき、辺野古現地を実力闘争・武装闘争の坩堝(るつぼ)として闘いぬく決意だ。

 「反左翼」を掲げ沖縄人民解放闘争への敵対を繰り返す「ザイトクカイ」「幸福実現党」などの右翼ファシストを先制的に撃滅しよう。"「沖縄差別」という論調ののりこえ"なる白色テロ宣言をおこなう同化主義反革命革マルを解体・絶滅し、ファシストの「お友達」─木元グループの解体・根絶を勝ちとろう。「本土」─沖縄つらぬくソビエト権力樹立をめざし共に闘おう。

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