全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

「建国記念の日=紀元節」粉砕! 自衛隊基地解体―安保粉砕!
 2・11日本原現地闘争を闘おう

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 日本原農民をはじめとした労働者人民のみなさん。戦争とファシズムに向かう安倍連合政府を許さず、帝国主義による戦争を阻止し、この世の中をひっくり返すために、2・11日本原闘争を共に闘うことを心から訴えます。

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 ファシスト安倍による戦争突撃が急ピッチで進んでいます。靖国神社参拝、「積極的平和主義」という名の「武器輸出禁止」の解除や「集団的自衛権」の行使、すなわち安保の実戦化と双務化(日米両政府が互いに相手への攻撃を自らへの攻撃として戦争を行なうこと)、「秘密保護法」制定、国家安全保障会議設置などが強行されています。これらはすべて、憲法改悪への地ならしです。自民党の憲法改悪は、天皇の元首化や神格化と「戦争放棄」の廃止を柱として、「公共のため」と称して労働者人民の生活と命を奪うものです。

 2月11日を「紀元節」と定めたのは、1872年「明治5年」です。テンノーを擁立して成立した明治ブルジョア政府が、反乱する旧武士や農民を武力で鎮圧しつつ、国民国家を形成するためにでっち上げたのが「紀元節」でした。「日本書紀」の「神武天皇即位の日」を勝手に解釈しでっち上げました。

 昨年亡くなられた日本原農民奥鉄男氏は、出兵の経験をから戦争反対―自衛隊反対―天皇制反対の生き方を貫かれました。氏は「今の世の中に金色の鳥がおらんのに、教科書で『金色の鳥が出てきて神武天皇の道案内をした』というのはウソじゃと思うた。戦争も『アジアのため』と教えられたが、現地へ行けば日本の企業ばかりが得していた」と戦争や天皇制や国家の本性を見抜いていました。

 「紀元節」が制定された前の年に徴兵の詔書が出され、多くの農民が反乱を起こしています。内乱鎮圧のための鎮台や現在の巡査にあたる邏卒(らそつ)や裁判所がが東京に置かれたのは、さらに前の1871年です。

 天皇制の強化と国旗・国歌の強制などは、支配階級が、内乱鎮圧と弾圧で労働者人民を平定し、外に向かって戦争を行なう攻撃にほかなりません。殺されるのは、国内外の労働者人民、兵士です。

V

 安倍晋三はファシストです。祖父岸信介らは昭和天皇ヒロヒトを頂点としたファシズム体制で15年に及ぶ戦争を遂行し、日本―沖縄―アジアなどで数千万人の犠牲者を出した張本人です。天皇らは「朕は汝ら軍人の大元帥なるぞ」「義は山嶽より重く死は鴻毛より軽し」(1882年軍人勅諭)と言い、「天皇のため国のために、命を捨てよ」と迫り、「生きて虜囚の辱めを受けず」(陸軍大臣山縣有朋・東条英機)と自決や玉砕を強い、「鬼畜米英」を煽りながら、多くの日本人民と兵士を死に追いやり、自分達だけは生き延びたのです。1945年8月15日の敗戦直前の8月9日、「戦争が終わること」を期待して東京株式市場では「民生品」関連会社株の値が上がっています。命はもちろん宝飾品や台所の鍋釜まで戦争のために出せと、支配者は強弁しつつ、ブルジョアどもは株を持ち続け、長崎や広島で原爆が落されているときに金もうけに走っているのです。そして最大の株保有者がヒロヒトでした。戦争や国が誰のために行なわれるのか明らかです。

 現代は、三里塚、沖縄、福島、「寄せ場」などで労働者人民の闘いが勝利と解放に向かって進撃しています。狭山闘争を闘う石川氏など監獄―「保護房」支配をうち破る闘いが広がっています。

W

 自衛隊員のみなさん! 自衛隊員こそ、帝国主義による戦争反対、労働者人民鎮圧のための治安出動反対、海外出兵反対の先頭に立とうではありませんか。戦争によって最初に命を落とすのは、自衛隊員です。「災害救助」は人民虐殺の帝国主義軍隊の本性をごまかすためです。もし、政府が本気で労働者人民を守るために組織をつくるなら、莫大な金と人は救助専門の機材や部隊に費やされるはずです。被災地救援も治安維持が優先です。

 そのことを1976年5月16日に日本原の自衛隊自らが立証しました。実弾射撃演習阻止を闘う農民、労働者学生に対して「たまこめ、撃て」の号令一下、投石が行なわれ農民が負傷、車も破損しました。そんな上官の命令は拒否しよう。

 アメリカで「空飛ぶ棺桶」と言われているオスプレイに最初に乗るのも自衛隊員です。いじめや事故で死んだ自衛隊員の流された赤い血と労働者階級の赤い血は同じです。恐慌が深まり、資本主義社会では、労働者は軍隊に入ってでも生きていくほかありません。福島原発で被爆した自衛隊員、世界で初めて生体実験として原爆被害を受けたアメリカ兵、今こそ国境を越えて労働者と兵士は、労働者のための世の中を創るために決起しよう。駐屯地に赤旗を翻そう。労働者人民に銃口を向けるな。銃や戦車は、世の中をひっくり返すために使おう。反戦、反帝、反ファシズム、反天皇を掲げて、自衛隊員は2・11日本原闘争に参加しよう。差別主義―排外主義と対決して闘おう。

 猪瀬から金をもらった一水会やブルジョアや天皇の先棒をかつぐ田母神やザイトクカイら右翼ファシストを許さず闘おう。

 日本原―三里塚を貫いて、実力で闘ってきた地平を守り、2・11日本原現地統一集会の成功をかちとろう。奈義町による「大日本帝国憲法復活決議」を許さず闘いましょう。


        = 2・11日本原現地統一集会 =
           日時 2014年2月11日正午
           場所 日本原現地(岡山県奈義町宮内)
           主催 2・11日本原闘争実行委員会

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