戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
7月初旬から帝国主義諸国の後ろ盾を受けたシオニスト―イスラエル軍によるガザ侵攻―全面戦争により、2000人以上ものパレスチナ人民が虐殺された。さらに水や食料、医療品などが欠乏し、発電所や病院などの生活基盤も徹底破壊され、いまも多くのパレスチナ人民が生命の危機にさらされている。
アメリカ帝国主義やフランス帝国主義は、8月以降、「イスラム国掃討」を旗印にイラクでの空爆を強行し、さらに本格的な「掃討作戦」へと突入した。さらに9月以降、米帝・有志連合がシリアでの空爆を強行している。これにより多くの労働者人民が日々虐殺されている。
これらは対アフガニスタン・対イラク―中東反革命戦争での米帝の敗勢局面を巻き返し、中東労働者人民の革命的決起を押しつぶし、米帝を主軸とした帝国主義諸国やアラブ支配階級の支配を永続化しようとかけられた攻撃である。その目的としてパレスチナ解放闘争の圧殺攻撃がある。
しかし、パレスチナ人民はこの間の虐殺戦争のなかでも、これに屈することなく帝国主義打倒、シオニズム打倒、アラブ支配階級打倒―パレスチナ全土解放をかかげ不屈の武装闘争を闘いぬいている。イラクやシリアをはじめとした中東労働者人民が帝国主義の支配に対し武装した闘いをうちぬいている。
南朝鮮労働者人民は、弾圧・テロルと対決し、反日帝・反米帝を掲げ自国支配階級・朴槿恵政権打倒にむけた闘いを燃えあがらせている。
本年5月の欧州議会選挙の結果にあらわれた民族主義勢力、ファシスト勢力の本格的台頭に抗しEU諸国労働者人民は、ファシストによる街頭制圧、スト破壊と対決し、ゼネストや街頭実力闘争をうちぬいている。
このなかで日帝安倍連合政府は、全世界の労働者人民の闘いを圧殺する反革命戦争を遂行するためのより全面的な態勢づくりへと突撃している。7月「集団的自衛権」行使にむけた閣議決定を強行している。日米安保の「周辺事態」という概念すら取りはずし「グローバル」に自衛隊が出撃することをかかげた新しい「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)を年内にも策定し、全世界で自衛隊と米軍が共同で反革命戦争を遂行しようとしている。昨年末に実質的に国会や内閣を超越した権限をもつ戦争・戒厳司令部である国家安全保障会議(NSC)の設置し、秘密保護法成立を強行させた。実質的改憲が強行され、さらに天皇元首化や自衛隊の「国防軍」化や戒厳令、結社禁止をもりこんだ明文・全面的改憲がもくろまれている。
こうした安倍連合政府の戦争とファシズムへの突撃をうち砕くために、全世界の労働者人民と固く連帯した革命的反戦闘争にたちあがろう。何よりも日本帝国主義による朝鮮や中国をはじめとしたアジアや太平洋諸国への侵略戦争や植民地支配によって数千万ものアジア労働者人民の虐殺や幾億の人民への暴虐の支配を許し、それに加担した日帝足下労働者人民の自己批判をかけ、またそれを強行したテンノー(制)をはじめとした支配階級・国家を延命させ、日米安保を成立させ全世界の労働者人民を虐殺する反革命戦争を実現させている日本階級闘争の弱さを痛苦にとらえかえし、日帝足下からこそ基地・軍隊を解体し戦争を阻止する実力闘争・武装闘争を闘いぬこう。差別主義・排外主義扇動を粉砕し、差別と闘いながら国籍をこえた全世界の労働者階級・人民の利害をつきだした革命的反戦闘争を闘いぬこう。戦争へと突撃する自国政府を打倒し、全世界の支配階級を打倒し労働者権力を樹立しよう。
反戦青年委員会と全学連は、1966年米帝によるベトナム反革命戦争に対する国境を越えた労働者人民の共同の闘いとして開始された10・21国際反戦デー闘争の戦闘的な闘いを飛躍・発展させる決意に燃え全国貫く連続闘争に決起した。
10月18日、千葉県労働者会議と全学連は、千葉県習志野基地弾劾の闘いに決起した。
習志野駐屯地は、陸自中央即応集団指揮下の精鋭部隊である第一空挺団や特殊作戦群を置く「首都治安」を任務とする基地だ。また隣接する航空自衛隊習志野基地には「ミサイル防衛」と称して地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備されている。船橋、習志野から八千代にいたる広大な演習場を持ち、この日は「空挺館一般公開日」だ。
91年前の関東大震災時は、前身である陸軍習志野連隊の騎馬兵がいち早く首都に「まるで戦場に行く」かのように出動し、亀戸周辺での朝鮮人虐殺の引き金を引いた。また「保護」と称して3000人以上の朝鮮人労働者を基地内の収容所に連行し、そのなかから「反抗的」と見なした者を周辺の村に「くれてやるから取りに来い」とひき渡し虐殺させた。演習場内には中国の街を模した侵略のための訓練場があったことも明らかにされており、また三里塚の岩山大鉄塔や団結小屋撤去・破壊の訓練もここでおこなわれた。まさに許すことのできない反革命軍、「治安維持」部隊の枢要基地だ。
10月18日午前、青ヘルと青ゼッケンの同志たちは、習志野駐屯地正門前に登場する。全学連の旗をひるがえし、シュプレヒコールを開始する。あわてて右往左往する迷彩服の隊員たちに、「米軍・自衛隊解体、習志野基地解体、治安出撃訓練を許さない、自衛隊海外派兵粉砕、『集団的自衛権』行使粉砕、朝鮮反革命戦争粉砕」と怒りのコールをたたきつける。あわてふためき電話をしたり、「消防」の腕章をしてカメラを構える隊員や、門扉を閉めようとするが「一般公開」で半分しか閉めることができず、「警備」の腕章をした隊員が「敷地内だから止めてくれ、交通の邪魔になるから止めてくれ」と弱々しく妨害をしてくる。しばらくすると、「警務」の腕章をした上官らしき隊員が、部隊に正門全面閉鎖を指示して、われわれの部隊に接近してきて「話がしたい、敷地内ではなく反対側歩道でやってくれ」とほざいてくるが、思う存分弾劾の嵐をたたきつけた。
つづいて最寄りの駅での情宣行動をおこなう。土曜日の昼すぎということもあり、その場で読み共感を示す人、「学生時代に青ヘルといっしょに学費闘争を闘った」と激励の声をかけて行く人もいた。安倍連合政府の進める戦争―「改憲」攻撃に対する怒りと危機感をもっていることがひしひしと伝わってくる。
権力の弾圧策動やファシストの敵対をいっさい許さず情宣闘争を終了した。
東日本大震災時の大規模な治安出動―「有事」態勢訓練を隠ぺいし、「災害救援」として「自衛隊賛美」をあおり、迷彩服部隊の公然たる街頭訓練が強行されている。「領土」問題などをめぐって戦争突撃の衝動と差別主義・排外主義襲撃が激化している。帝国主義軍隊は決して人民を守らない。その銃口は労働者人民に向けられている。関東大震災時に虐殺された朝鮮人の怒りと無念、虐殺に手を染めた痛恨の自己批判を胸に刻み、反革命軍隊解体、習志野基地解体と排外主義煽動・虐殺を二度と許さない闘いの決意を新たにした。
10・21反帝国際連帯闘争をひきつぎ、革命的反戦闘争を闘いぬき、日米安保粉砕、米軍・自衛隊解体、基地解体へ闘おう。陸自木更津駐屯地への米軍・自衛隊のオスプレイ定期整備拠点設置粉砕、PAC3習志野配備粉砕、名護新基地建設阻止、朝鮮反革命戦争粉砕にむけ闘おう。反革命革マル解体・絶滅、木元グループ解体・根絶。戦争突撃の尖兵=ファシストを決戦に先行してせん滅しよう。
10月21日、反戦青年委員会と全学連は防衛省に対する弾劾行動にたちあがった。防衛省こそは帝国主義軍隊自衛隊の司令塔であり、反革命戦争と内乱鎮圧の司令部である。この間の他国労働者人民に銃口を向けた自衛隊出兵をおし進め、「集団的自衛権」行使や新「ガイドライン」策定などの制度改変の推進主体である。軍を主軸とした国家権力の運営を自らが握ろうと防衛省官僚や自衛隊制服組は躍起になっている。田母神敏雄などを旗頭にしたファシスト勢力が自衛隊のなかに育成されている。沖縄に対しては、辺野古に海自艦を派兵し、辺野古での闘いを圧殺し、名護新基地建設を強行しようとしている。なんとしても解体していかなければならない対象だ。
21日昼に防衛省前に反戦・全学連の部隊が登場する。この日、防衛省前にガードマンが大量配備され、警視庁機動隊の車両がひかえていた。公安警察も防衛省前や車道をはさんだ対面歩道や周辺もふくめて大量配備され、防衛省に労働者人民の怒りが向くことを恐れて権力は厳戒態勢がしいた。この態勢をつき破り登場した青ヘル部隊の登場に、ガードマンたちは「来たっ!」と慌てふためきながらも身構え、即座にゲートを閉める。機動隊や公安どもが部隊に襲いかかり突き飛ばして排除しようとテロをしかけてくる。しかし、このような攻撃に負ける部隊ではない。襲いかかる権力と身体をはって対決しながら防衛省を弾劾するシュプレヒコールをたたきつける。「10・21反帝国際連帯闘争を闘うぞ、イラク・シリア空爆弾劾、イスラエル軍のガザ侵攻弾劾、朝鮮反革命戦争粉砕、日米安保粉砕、『集団的自衛権』粉砕、帝国主義軍隊・基地解体、防衛省解体、名護新基地建設阻止、辺野古への海自艦艇派兵を弾劾するぞ、安倍連合政府を打倒するぞ、権力の弾圧を粉砕するぞ、右翼ファシスト撃滅、全世界労働者人民とともに闘うぞ」などのコールをあげて防衛省へと肉薄した。
これに対し警察は憎悪を燃やしテロに躍起になった。とくにある公安刑事は、(ほかの公安が体を押して突き飛ばそうとするなかで)反戦・全学連の戦士の腕をつかみ捻りあげ、意図的に足を踏みつけた。歩く者を後ろから押して突き飛ばそうとした。これらの攻撃、テロ、弾圧策動を絶対に許さず必ずやりかえしていく。権力の攻撃をうちやぶり、弾圧を粉砕し日帝国家権力を解体する。
部隊は権力の闘争破壊とまっ向から対峙し弾劾行動を貫徹した。
つづいて都内駅頭での情宣にうってでる。
全学連の赤旗をかかげ、反戦・全学連が交代でマイクを握る。「本日10・21国際反戦デーを、まさに国境を越えた労働者階級・人民の利害を貫き、戦争とファシズムへと突撃する自国政府打倒へとむけた反帝国際連帯闘争をとして闘いぬこう。差別主義・排外主義を粉砕し、天皇制を廃絶し右翼ファシストを撃滅しよう。パレスチナ、そしてイラク・シリアでの反革命戦争を粉砕しよう。集団的自衛権を粉砕し朝鮮反革命戦争を粉砕しよう。海上保安庁などの暴力とまっ向から闘う沖縄人民と連帯し、基地を解体し戦争をぶっとめる実力闘争・武装闘争を『本土』の地から闘いぬこう。安保粉砕、沖縄人民解放をかちとろう。決戦をむかえた三里塚に決起し市東さんの農地強奪を粉砕しよう。三里塚闘争を爆発させ階級支配をうち砕く闘いをつくっていこう」とつぎつぎに革命的反戦闘争への決起を訴える。全世界で反革命戦争が継続・拡大し、安倍連合政府が戦争とファシズムに突撃するいまこそ闘うときだ。部隊は、権力や右翼ファシストなどの情宣破壊を許すことなく情宣を貫徹した。
安倍連合政府による秘密保護法の制定、「集団的自衛権」行使閣議決定が強行され、朝鮮反革命戦争―改憲攻撃が激化している。自衛隊は、米軍との「離島奪還」をかかげた共同演習や、陸自西部方面普通科連隊を中心とした陸海空三軍統合による「離島奪還訓練」など、「水陸両用部隊」=水陸機動団結成を軸にした自衛隊の再編を進めるための軍事演習をくり返している。原子力空母ジョージ・ワシントンをはじめ米艦船入港が相次ぎ、佐世保軍港化がおし進められるなかで、陸自水陸機動団が西部方面隊普通科連隊の拠点である相浦駐屯地(長崎県佐世保市)に配置された。また佐賀空港にオスプレイが配備されようとしている。
そうした安倍連合政府の戦争―改憲攻撃に対して、福岡県反戦青年委員会と全学連九州ブロックは、10月21日、反帝国際連帯闘争の一環として、戦争―改憲攻撃粉砕、安倍連合政府打倒をかかげて情宣闘争に決起した。正午、福岡市中心部である天神地区に登場し情宣を開始する。労働者人民の反応はよく、自らビラを取りにくる人や、「懐かしいなあ。わたしも闘いたい。みなさんがんばってください」と声をかけてくる年輩の人もおり、どんどんビラが捌ける。部隊は権力の妨害、弾圧をいっさい許さず、労働者人民の共感を実感しながら情宣闘争を貫徹した。