戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
全国の学生諸君。
安倍政府の登場以降、急速に戦争突撃が強まっている。7.1「集団的自衛権」解釈改憲閣議決定、国家安全保障会議(NSC)設置、沖縄辺野古新基地建設、安倍や閣僚の靖国参拝─天皇元首化、武器輸出・共同開発の解禁、日本軍「慰安婦」を強制された女性たちの決起を圧殺しようとする策動などがつづき、この戦争態勢とともに排外主義・差別主義を大煽動しながら「反革命国民統合」をもくろみファシズムへと突き進んでいる。そして、同時に秘密保護法の制定・施行と治安弾圧が激化している。これらとの対決が、現階級攻防において決定的である。
反戦・反権力の砦=三里塚では、農地強奪をめぐって国家暴力の発動がもくろまれている。歴史的にもそうであるように、日本階級闘争の拠点・三里塚での勝敗が大きく全戦線に波及する。絶対に負けられない闘いだ。国家や資本の暴力的な強攻撃に対して、実力闘争・武装闘争で闘うことが今こそ重要だ。対権力非和解性を鮮明にして、手に武器を取り全力をもって闘いぬこう。
パレスチナで、南朝鮮で、香港で、全世界で労働者人民・学生が命がけで帝国主義に対する闘い、階級支配に対する闘い、戦争突撃に対する闘いに起ちあがっている。排外主義と徹底して対決し、国際連帯をかかげて闘いぬこう。安倍連合政府打倒、日帝国家権力解体、全世界支配階級―帝国主義ブルジョアジー打倒、スターリン主義の破産を突破・止揚し、プロレタリア世界革命へと進撃しよう。
全学連は、きたる11月23〜24日、《実力闘争・武装闘争で三里塚農地強奪阻止決戦に勝利し、戦争とファシズムをうち砕け!》をメインスローガンに第65回定期全国大会を開催する。本大会への圧倒的結集を訴える。全学連の旗の下に結集し、ともに闘おう。
世界恐慌は収まることなく、むしろ拡大している。アメリカ帝国主義においては、財政赤字がふくれあがり「金融緩和」を解消しなければ財政破綻と基軸的世界的通貨であるドル暴落に向かう状態にある。依然としてデフォルト(債務不履行)の危機がある。そして、世界中にばらまかれた投機資金がひきあげられ、中国や「新興国」を中心にバブルの崩壊過程に入っている。EU諸国において、金融危機の連鎖はとまらず、欧州中央銀行はマイナス金利を導入するという非常事態になっている。ブルジョアジー・支配者階級はこの危機の矛盾を労働者階級に集中させ、支配・隷属、搾取・収奪・大合理化、飢餓―貧困、虐殺を極限化している。
帝国主義の戦争突撃が激化している。米帝と有志連合はシリア・イラクへ空爆をおこなっている。また、7・8月にはイスラエル軍がガザに侵攻し、数千人ものパレスチナ人民を虐殺した。ウクライナ危機に対する欧州帝国主義の軍事介入も強行されてきた。米韓日による対北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)軍事包囲が強まり、韓国軍と北朝鮮軍の銃撃戦がくり返されている。日帝と中国スターリン主義との軍事衝突の危機が高まっている。反革命戦争の危機が拡大している。革命的反戦闘争の爆発を今こそかちとろう。
世界恐慌下で闘う全世界労働者人民と連帯して闘おう。
安倍連合政府は、7.1「閣議決定」で戦争への舵を大きく切った。そして、さらに改憲へと突き進んでいる。上記戦争態勢からさらに年末には日米防衛協力のための指針(ガイドライン)改定をおこない、通常国会で「有事法」の一括改定を狙っている。
また、消費税の10%への増税をもくろみ、解雇の自由化(特区構想)や生活保護の切りさげとあわせ、労働者の使い捨て・「非正規」化・低賃金化を激烈に押し進めている。
原発を「ベースロード電源」と改めて閣議で確認し、川内原発を皮切りに次々と再稼動をしようとしている。さらに、環太平洋経済連携協定(TPP)を推進している。「デモはテロ」と叫んで強行した「秘密保護法」につづき「共謀罪」「テロリスト資産凍結法」など弾圧立法を制定しようとしている。死刑執行を継続している。20年東京オリンピックの開催を通して、反革命国民統合、愛国主義・排外主義の鼓吹、被災地切り捨て、治安弾圧を強めようとしている。
日米安保を粉砕しよう。ファシズム権力樹立を阻止・粉砕しよう。安倍連合政府を打倒し、日帝国家権力を解体しよう。
いよいよ三里塚闘争の真価を発揮するときがきた。政府・空港会社は、反対同盟・市東さんの農地取りあげを暴力的に強行しようとしている。全学連は、これを反対同盟と共に真正面から打ち砕く。流血・逮捕をものともせず、空港廃港に向かう農地死守決戦にたとう。闘う学生の渾身の決起を訴える。反対同盟は、三里塚人民抑圧空港(成田空港)建設という「国策」を48年にわたって阻んでいる。労農水「障」学共闘をさらに強化し、現地攻防・裁判闘争を闘おう。
九州電力・川内原発の再稼動を阻止しよう。原発廃炉・核廃絶をかちとろう。日帝の核武装を粉砕しよう。被災労働者人民と連帯して闘おう。
沖縄・佐世保・日本原・北富士・座間・横須賀・朝霞・習志野をはじめ反軍反基地闘争を闘い、日米安保粉砕、自衛隊・米軍解体、日米軍事基地解体―出兵阻止を闘おう。
国鉄闘争、明大生協解雇撤回争議、福日労―争議共闘との連帯をはじめとした労学連帯闘争を闘おう。
戦時「障害者」抹殺攻撃、保安処分攻撃と対決し、組対法弾圧を打ち砕き、「障害者」解放闘争の前進をかちとろう。
無実の部落民=石川一雄氏と部落大衆の怒りをわがものとし狭山差別裁判糾弾、第3次再審闘争勝利に向け闘おう。
南朝鮮労働者人民・在日朝鮮人民との革命的共同を推進して、革命的日朝連帯闘争の進撃をかちとろう。入管体制を粉砕し、差別主義・排外主義と対決して闘おう。
名護新基地建設を阻止しよう。海保の暴力に報復しよう。沖縄人民解放闘争を闘おう。
戦時女性差別政策の全面展開と対決し、革命的女性解放闘争の前進をかちとろう。日本軍「慰安婦」を強制された女性たちの決起に結びついて闘おう。
対権力非和解性を鮮明にし、弾圧を粉砕して闘おう。組対法弾圧の継続─「脅迫」弾圧実刑判決徹底弾劾。全学連は、獄中暴行の下手人に必ず報復する。
総翼賛化とレッドパージを粉砕し、全線戦・全領域に進撃しよう。実力闘争・武装闘争で闘おう。
排外主義・差別主義を粉砕しよう。ファシストどもは、日帝の侵略を賛美し、日本軍「慰安婦」の強制、沖縄戦での「集団自決」の軍命、南京大虐殺を否定し、これらを糾弾する闘いを抹殺しようとしている。在日朝鮮・中国人民へ襲撃、三里塚・沖縄・反原発の闘いに襲撃・敵対している。断じて許さない。報復戦にたち、攻勢をとろう。
教育現場では「日の丸」「君が代」が強制され、また「領土問題」などをとおした排外主義が煽動されている。靖国神社への閣僚参拝がくり返されている。労働者人民は「天皇のために死ね」という攻撃だ。天皇制がファシズムの統合軸となっている。「天皇Xデー」(死亡と戒厳態勢)は近い。天皇制廃絶に向け闘おう。
「日本会議」・「在特会」・「つくる会」・田母神グループなどファシスト打倒の闘いにたとう。
全学連は、〈恐慌―戦争・ファシズム〉情勢下で、戦後日本学生運動の政治的突撃力を革命的に継承・発展させ、革命的反戦闘争を最先頭で闘いぬく。プロレタリア統一戦線の一翼としての全学連運動を推進する。
学生戦線での部落差別発言と隠蔽、対敵組織防衛原則からの逸脱をもった同志への打撃と排撃、「障害者」から介護を奪った介護闘争破壊について謝罪し自己批判を貫徹していく。差別や排撃を許さない闘いと団結をつくるべく全力を尽くす。
「教育改革」「大学改革」―産学協同路線を粉砕しよう。道徳の教科化、「日の丸」「君が代」攻撃、教科書攻撃など愛国主義教育を粉砕しよう。「天皇の大学」化・学園の兵営化攻撃を粉砕しよう。国家権力―大学当局による革命的学生運動非合法化攻撃と対決し、明治大学・九州大学拠点攻防に勝利しよう。〈反戦・反ファッショ・反産協〉の革命的学生運動路線を鮮明に、全国学園に真紅の全学連旗をうちたてよう。
スターリニズムの破産を突破・止揚し、マルクス主義の復権をかちとれ。
革命軍の革命的武装闘争と結びつき、実力闘争・武装闘争で闘おう。
反革命革マルを解体・絶滅しよう。5同志虐殺報復─木元グループ解体・根絶戦にたとう。
全学連大会への結集をあらためて呼びかける。ともに闘おう。