全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

安倍政府打倒、安保関連法制定粉砕、労働法制の全面改悪粉砕、弾圧立法粉砕
全国反戦と全学連、反革命通常国会粉砕の国会前行動に決起

国会前でシュプレヒコール

 4月9日、全国反戦と全学連は、反革命通常国会粉砕の国会前行動に決起した。現在開会中の通常国会において、安倍連合政府は、安保関連法制の制定や労働法制の全面改悪など反革命諸法案を審議・成立させようとしている。会期の延長を織り込んで、何が何でも強行しようとしているのだ。これを許すわけにはいかない。

 正午すぎ、反戦・全学連の部隊は国会前(参議委員議員会館前)に登場した。青ヘルメット・青ゼッケンで身を固めた部隊は、即座にシュプレヒコールを開始する。「安倍連合政府を打倒するぞ。通常国会粉砕。集団的自衛権行使を粉砕するぞ。反テロ戦争突撃粉砕。出兵恒久法粉砕。改憲攻撃を粉砕するぞ。残業代ゼロ法案粉砕。裁量労働制粉砕。あらたな捜査手法・弾圧立法を粉砕するぞ。原発再稼動阻止。日米首脳会談粉砕」など力一杯続けた。

地下鉄入り口で何重もの阻止線
地下鉄入り口で何重もの阻止線をはる機動隊

 10分もしないうちに、機動隊ども数十名が駆け寄ってきた。「やめろ、ヘルメットをとれ」など猛烈な勢いで部隊を押してきたのだ。こんな弾圧は許さない。安倍政府や国会への怒りの闘いをさらに叩きつけつつ、「弾圧粉砕」のシュプレヒコールを浴びせかけた。権力は、反戦・全学連の部隊を地下鉄の駅入口に押し込め、そこで何重もの阻止線をはった。さらに弾劾を叩きつけた。

 国家権力、そしてのさばる九条連の敵対を粉砕し、断固として対国会行動を闘いぬいた。

安保関連法制の一括制定を阻止しよう

 安倍連合政府は、昨年7月1日、「集団的自衛権」行使に向けた解釈改憲の閣議決定を強行した。戦争突撃への大きな転換点である。

 安保関連法制について、自公連合政府は5月中旬にも閣議決定をおこない、今国会中での一括制定を狙っている。反戦闘争・国会闘争を闘い、戦争法を粉砕しよう。

 主なものは以下のものである。@「集団的自衛権」行使にむけた、「武力攻撃事態法」改悪。手前勝手に時の政府が規定できる「存立危機事態」という概念をつくって、他国軍と共同で戦闘行動をおこなおうというのだ。A「周辺事態法」を「重要影響事態法」に変える。「周辺」という地理的概念を取っ払って、世界の軍隊として自衛隊を再編するもの。「後方支援」という制約もなくして米軍以外との共同作戦も想定する。B「出兵恒久法」の新設。「国際平和支援法」と称して、いつでも自衛隊を戦地に出兵できるようにしようというのだ。これまで特措法を制定してきたことから大きな踏み込みである。

 これらとともに、自衛隊の武器使用基準の緩和や「駆けつけ警護」などに関して、PKO法の改悪や自衛隊法の改悪など「有事法」の一括改定をしようとしている。

 また、来年参院選後には改憲をねらっており、衆院の憲法調査会は動き出している。「積極的平和主義」を憲法に入れようという構想が自民党からあがっている。これこそ、積極的戦争主義だ。

 自衛隊の参戦・軍事行動(他国労働者人民の虐殺)はすでに進んでいる。法整備は、これを法的に追認するとともに、さらに一歩進めるための相乗的なものである。

 自衛隊の海外出兵を粉砕し、基地・演習の強化を粉砕しよう。帝国主義軍隊を解体しよう。実力闘争・武装闘争で闘い、革命的反戦闘争の爆発をかちとれ。戦争司令部である「国家安全保障会議(NSC)」を解体しよう。戦争と一体の「秘密保護法」を粉砕しよう。日米防衛協力のための指針(ガイドライン)改定=双務的戦争協定を粉砕しよう。日米安保を粉砕しよう。

労基法改悪など反革命法案を粉砕しよう

 また、今通常国会では、労働法制の大改悪がねらわれている。「アベノミクス」の核心は、首切り・賃下げ・「非正規」化の進行だ。これが労働現場で進んでいる。さらに国会で、派遣を永続的にする派遣法改悪、「残業代ゼロ」法案や、労働時間規制を取り払う裁量労働制の拡大、解雇の自由化(金銭解決の強要)に向けた労働法制改悪が強行されようとしている。、これを許さず闘おう。

 また、盗聴・司法取引などを合法化する捜査手法をめぐる治安立法が刑訴法改悪・刑法改悪として狙われている。「デモはテロ」と叫んで強行した「秘密保護法」につづき「共謀罪」の制定も狙われている。官邸屋上から「ドローン」が発見されたことをもって、原発周辺などの上空飛行禁止などあらたな規制がねらわれている。ここでもキーワードは「反テロ」である。「反テロ」戦争と一体の治安弾圧を粉砕しよう。

 反革命通常国会を粉砕しよう。

安倍政府を打倒しよう

 安倍は、8月に「戦後70年」の「安倍談話」を出そうとしている。「未来志向」の名の下に侵略の歴史を賛美して居直るものだ。これは、現下の戦争突撃と一体だ。断固として粉砕しよう。4月下旬にジャカルタでおこなわれたアジアアフリカ会議での演説では、植民地支配をしてきた国々の前でも、侵略への謝罪もなく、むしろ「反テロ」を強調したものとなっている。 安倍は、靖国の春の例大祭において真榊を出した。さらに安倍内閣の閣僚である山谷国家公安委員長、高市総務相、有村女性活躍担当相が昨秋に続き参拝した。超党派の国会議員約100名も参拝している。まさに、天皇の国家への道である。徹底弾劾する。靖国を解体しよう。また、天皇アキヒトは、「戦後70年」を期して、第2次世界大戦の激戦地パラオに訪問した。「委任統治領」=植民地支配の歴史のあるパラオにおいて日本との「友好」を厚顔にも語った。こんな発言を許せるか。歴史を居直り、国のため、天皇のために死んだ兵士を賞賛したのだ。これはまた、現在直下にあって労働者人民は「天皇のために死ね」という攻撃だ。天皇(制)を粉砕しよう。

 また、安倍政府は、辺野古において新基地建設(ボーリング調査)を暴力的に強行している。原発を「ベースロード電源」と改めて閣議で確認し、九州電力川内原発、関西電力高浜原発を皮切りに次々と再稼動をしようとしている。さらに、環太平洋経済連携協定(TPP)を推進している。消費税の10%への再増税を必ずすると言い放っている。

 安倍連合政府を打倒し、天皇制を一環とした日帝国家権力を解体しよう。今春・今夏の激闘をともに闘おう。

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