全学連(伍代委員長)

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三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

5.14安保関連法案の閣議決定―国会上程粉砕!
「自衛隊員も殺されるな」ではない、労働者人民を虐殺する自衛隊を解体しよう

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 日帝・安倍は、5月14日夕方に臨時閣議を開催し、安保関連法案の閣議決定を強行した。翌15日にはこれらの国会上程をおこなった。そして、衆院に特別委員会を設置し、22日には初会合が開かれている。徹底して弾劾する。

 全国反戦と全学連は、5月14日午後、この安保関連法案粉砕をかかげ国会前行動に起った。衆院議員会館前に陣取り、戦争国会粉砕、戦争法案粉砕のシュプレヒコールとアジテーションを叩きつけた。

 「安倍連合政府を打倒するぞ。戦争法案粉砕。安保関連法案の閣議決定を阻止するぞ。実力闘争・武装闘争で闘うぞ。革命的反戦闘争の爆発をかちとるぞ。辺野古新基地建設阻止。自衛隊解体。恒久出兵法粉砕」など、怒りのシュプレヒコールを何度もあげ続けた。さらに弾劾のアジをおこないつつ、6・13集会への呼びかけのビラをまいた。

 この戦争法案のほかにも、労働法制の全面改悪や治安弾圧立法の制定が今国会において狙われている。これらへの弾劾もあわせて叩きつけた。。

 労働者人民の怒りが国会や官邸に集中することに身構えた国家権力は、公安や機動隊を国会周辺に常時配置している。この日も我々の部隊が国会前に登場するやいなや駆けつけ、妨害を試みてくる。これを弾劾しつつ、国会前行動を貫徹した。

安保関連法の制定を阻止しよう

 安倍は、何が何でも今国会中に成立させようとしている。これらは、「集団的自衛権」の行使をはじめ、昨年おこなった解釈改憲に実効性を持たせるためのものであり、文字通り戦争突撃法案である。これらを安倍は「平和安全法制」と称しており、戦争法案という批判に対しては、「無責任なレッテル張り」とまでいい、言論弾圧・統制をしようとしている。これをゆるしてはならない。

 また、自衛隊の強化、米軍との共同作戦・訓練や中東での軍事展開が継続している。5月には海上自衛隊海将補がバーレーンで多国籍部隊の司令官任務につく事態となっている。すでに実践的には戦争に具体的に踏み込んでいるのだ。

 そして同時に改憲を狙っている。「緊急事態条項」からはじめて、直接には9条改憲をもくろんでいる。

 排外主義にのみこまれ戦争突撃を担うのか、傍観するのか、あるいは断固として戦争粉砕の闘いにたちあがるのか、厳然と一人ひとりに態度が問われている。闘うときは今をおいてほかにない。今この瞬間にこそ、戦争反対の声を上げよう。実力闘争・武装闘争で革命的反戦闘争を闘おう。

「反テロ」戦争突撃をゆるすな

 今回の戦争法案では、「切れ目のない対応」や「一国のみで自国の安全を守れない」ということが強調されている。日米帝による反革命階級同盟の強化を基調として、さらに世界的に「反テロ」をかかげた反革命戦争に突撃しようというのだ。

 この「反テロ」戦争とは、世界各地で巻き起こる帝国主義への反逆が燃え広がることを封殺・鎮圧するためのものである。これを米軍などとともに「世界の憲兵」として自衛隊が担っていこうというのだ。この「反テロ」の呼号は、自国の労働者人民が階級支配に反逆して支配階級に武装の刃を向けることに対しても向けられている。労働者人民の反逆を「テロ」として押さえ込もうとしているのだ。資本家階級は、労働者人民に常に暴力的支配・抑圧を強いている。しかし、「暴力の連鎖をとめろ」と支配への反撃がテロとされ、労働者階級の武装は弾圧される。 これをゆるしてはならない。全世界労働者人民の闘いと連帯し、「反テロ」戦争を打ち砕こう。

労働者人民を虐殺する自衛隊を解体しよう

 22日、防衛相兼安全保障法制担当相の中谷が記者会見で「自衛隊員のリスクは増大せず、隊員の安全性は高まる」という趣旨の発言をおこなった。逆に、自民党幹事長谷垣は「実際を言えばリスクはある」という。安倍は、”これまでも殉職者はいた、これからもその覚悟が必要”と自衛隊に求めた。

 このように、安倍政府・自民党内において様々な言い方があるようにも見えるが、安倍発言に特徴的なように自衛隊が殺し殺される軍隊になることを当然のこととしているのでは一貫している。

 ここで注意してみておきたいのは、次のことである。中谷が法案成立のために”リスクは増大しない”と言うのは明確なごまかしであり、こんな発言を許してはならないのは当然である。

 では自衛隊員に戦死が想定されるから安保法制に反対なのか。そんなことではない。

 これまで自衛隊員の発砲によっては他国労働者人民を殺してはいないだろうが、「反テロ」をかかげた戦争において、掃海活動や兵站活動を担うことによって実質的に虐殺している。また、自衛隊のPKOゴラン高原出兵下においては、実際にイスラエル側から中東労働者人民にに銃口を向けてきたのだ。さらに労働者人民の反乱に身構え銃口を向け続けている。07年5月には、海上自衛隊・掃海母艦「ぶんご」が辺野古基地建設反対の闘いに対して投入された。昨年8月にも再び辺野古への「ぶんご」派遣が検討された。いずれも安倍政府のときである。また、習志野基地の部隊をはじめ首都圏の自衛隊は、戒厳態勢部隊=内乱鎮圧部隊として存在し訓練している。そのような自衛隊である。

 「自衛隊員も殺されるな」ではない。「自衛隊員は出兵を拒否しよう。他国労働者人民に銃口を向けるな。日帝国家権力にこそ向けよう。戦車、戦闘機、戦艦を奪取し、駐屯地に赤旗を翻そう。労働者人民の敵・国家の防備兵=自衛隊を解体しよう」である。

 戦争法案の制定を阻止しよう。安倍連合政府を打倒しよう。

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