全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

6.13安保粉砕、安倍連合政府打倒、中央総決起集会をかちとる

権力の闘争破壊を一丸になって粉砕し、集会を開始する

集会

 6月13日、闘う部隊は集会場に到着すると即座に実行委の仲間を先頭に公安警察の集会妨害を許さない闘いをとりくんだ。政府中枢にむけた戦闘的闘いの爆発を恐れる国家権力は機動隊とともに大量の公安私服刑事を動員し、監視と集会破壊を今回もおこなってきた。この破壊策動に怒りをたぎらせ、参加者一丸となりむらがる権力と肉弾戦で闘う。弾劾の嵐のまえに権力はあとずさる。仲間の戦意と迫力は、公安私服どもを圧倒し、集会破壊をはね返した。権力、右翼ファシスト、革マル、木元グループなどの集会破壊を許さず集会・デモを闘いぬくことを参加者全体で意思一致し、緊張感をもって集会を開始した。

 集会は全国反戦の同志が司会にたち、「安保粉砕、安倍連合政府打倒」の断固たるシュプレヒコールで開始される。はじめに闘いに寄せられた連帯アピールが紹介される。

 まずは三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長の北原鉱治氏のアピールだ。「一審千葉地裁多見谷の『農地明け渡しを認める』判決をそのまま引き継ぐ、控訴棄却の不当判決を絶対に許せません。反対同盟はこの判決を徹底弾劾し、この判決をひっくり返す闘いを市東さん、弁護団と共に闘います。この判決に対して、市東孝雄さんは『不当極まりない判決を絶対に許さない。最高裁をひっくりかえすような闘いをあらためてやりたいと思います』と、本人の決意を明らかにしていました。反対同盟は農地取り上げの強制執行に対しては身体を張って闘います。皆さんも反対同盟と共に闘って下さい。安倍は戦争のための法案を無理やり推し進めています。殺し殺される、戦争は絶対ダメだ。その反省に立って、三里塚は『軍事空港反対』のスローガンを掲げて闘ってきました。この世の中を根底から変えなければならない。反対同盟はいかなる事態になろうと三里塚=反戦・反権力の砦として実力闘争を堅持して闘います。共に闘いぬきましょう」。

 つぎに三里塚野戦病院・手話講座実行委員会の朝田しげる氏のアピールが読みあげられる。「昨日市東さんの農地強奪判決が振り下ろされました。不当にも控訴棄却です。手話実は農地強奪判決を許さず、市東さんの農地を実力で守りぬき、空港廃港へ全力で闘いぬきます。昨日も裁判所の車いす『障害者』差別傍聴制限を糾弾して闘いぬきました。安倍の安保法制の改悪、労働者派遣法の改悪を許さず、安倍連合政府を打倒しよう。三里塚に結集して、共に闘いぬこう」。

 つづいて佐世保の海を守る会の松本信子氏から寄せられたアピールが読みあげられる。「佐世保に5月末にまたもやオスプレイが飛んできました。全くあんなシロモノが飛んでくることに怒りがわいてきます。いま安保粉砕の国会突入のような闘いが求められています。私もその最先頭で闘いたい気持ちでいっぱいです。共に闘いましょう」。

 獄中からは、組対法弾圧の継続としてかけられた2013年1.16「脅迫」弾圧と闘う筑紫野署15番同志から連帯アピールが寄せられている。「私は5.13弾圧の福拘で『獄中者への暴行を謝罪しろ』『強制給食を謝罪しろ』『共に獄中弾圧に反撃しよう』と訴えながら『保護房』から帰る途中で、ある獄中者が『頑張って下さい』と口真似と表情で共感の意を伝えてくれたことを、忘れることができません。資本に権力にやられっぱなしの労働者人民の生活のなかで、身体を張って闘い、必死で訴え続ける姿は必ず労働者人民一人一人の胸に響くものと信じます。その確信をもって獄中で闘いぬきます。勝利するまで共に闘いぬこう」。

 連帯の熱い思いをこめたアピールを参加者全体の拍手で確認する。

共闘諸団体から熱い連帯発言を受ける

 つづいて実行委のよびかけにこたえ闘いに結集した諸団体より連帯発言を受ける。

 発言の最初に福岡・築港日雇労働組合の仲間が登壇する。「東京高裁小林裁判長の不当判決を満腔の怒りをもって徹底弾劾します。安倍の戦争法案や労働者派遣法の国会審議のさなか、そして辺野古新基地建設や原発再稼動の闘いのさなかに控訴棄却という不当判決をだした。『国策』裁判として、安倍の戦争突撃と一体になった攻撃を徹底弾劾して、実力で農地強奪を阻止しよう。本日の闘いを対国会闘争として闘いぬきます。安倍の戦争法を阻止していこう。福日労は8月第30回団結夏まつりを闘います。出来町決戦の闘いと団結をうち固めるまつりをおこないます。みなさんの結集を呼びかけます」。

 つづいて、公安警察解体!反弾圧・反警察運動事務局の浅野・遠藤両弁護士から連帯あいさつをうける。浅野氏は「昨日の市東さんの東京高裁の控訴棄却を徹底弾劾する。1週間前に期日指定をするという暴挙をおこない、千葉地裁の多見谷判決となんら変わらない控訴棄却をおこなった。“始めに結論ありき”の判決を許さない。仮執行がついたも同じです。断固闘いぬこう」、遠藤氏は「昨日の市東さんの控訴棄却を徹底弾劾する。『国策』裁判として成田空港会社の言うとおりに不当判決を出すことに怒りを禁じえない。また会場に多くの公安警察が監視しているが、新捜査手法の論議のなかで盗聴やおとり捜査など公然と認められて拡大することを許せない。断固闘いぬこう」と訴える。

 全障連九州ブロックの仲間が発言にたつ。「市東さんの農地裁判の控訴棄却を許さない。実力闘争で農地強奪を阻止する。現在国会で安保関連法案の審議が強行されている。戦争をするための法律を断固粉砕しよう。これまでの戦争のなかで多くの『障害者』が殺されてきた。絶対に戦争を許してはいけない。安倍を打倒しよう。日米安保を粉砕しよう。本日の闘いをともに闘う」。三里塚を闘う全国「障害者」解放委員会の仲間は、「市東さんの控訴棄却を徹底弾劾する。三『障』委は東京高裁の車いす『障害者』差別傍聴制限を許さず昨日全力で闘いぬいた。差別を許さない闘いをこれからも断固闘う。反対同盟と連帯してともに市東さんの農地強奪を実力で阻止する。この場に結集したすべての仲間に訴える。いまこそ共闘共生の介護闘争に決起しよう。三里塚決戦をともに闘おう」。

 5.23闘争実行委員会は、「ファシスト安倍による戦争・ファシズム―改憲攻撃が激化するなか、『戦争は最大の差別』との部落解放運動の根幹の闘いを、安保粉砕、安倍連合政府打倒の闘いをともに闘う。石川氏は5.21狭山中央闘争で『寺尾の二の舞にならぬように』と再審棄却を粉砕する闘いをあらためて訴えている。石川氏、部落大衆とともに第3次再審闘争に勝利しよう。国家権力頂点からの部落差別を徹底糾弾し、差別裁判糾弾、階級裁判粉砕、国家権力糾弾―打倒の闘いを闘おう。戦争・ファシズム攻撃の激化と軌を一にしてこの間近畿地方各地で大量の極悪差別文書事件が発生している。差別分断攻撃を突破し、部落解放―全人民解放にむけ闘おう。5.23闘争実は差別を許さない具体的な行動・闘いをおし進めながら全力で闘いぬく」。

 3.11闘争実行委員会は、「現在、私たちは原発再稼動を許さない闘いを闘いぬいている。今夏にも九州電力川内原発の再稼動がおこなわれようとしている。東日本大震災―福島第一原発爆発からわずかに4年、事態収拾の見込みなど皆目ないなかでの再稼動をどうして許すことができるのか。しかも川内原発は有数の火山地帯に位置しており、免震重要棟など安全設備も充分に整っていないという。断固再稼動を阻止しよう。日帝の原発再稼動―推進の目的は、核武装にある。日米安保の強化、戦争法案成立にむけた突撃とまさに一体の攻撃だ。安倍連合政府の戦争突撃を阻止し、再稼動を阻止しよう。私たちはすべての原発の廃炉、核兵器をはじめとしたあらゆる核の廃絶にむけ闘っていく」。

 連帯発言の最後は、天皇上陸阻止青年実行委員会だ。「安倍は『ガイドライン』改定から安保法制改悪につき進み、全世界で爆発する労働者階級人民の革命的決起を反革命戦争によって虐殺・鎮圧しようとしている。その焦点として沖縄―奄美―琉球弧が戦争出撃拠点としての強化がねらわれている。辺野古新基地建設を許さず海保・機動隊による殺人的テロと対決し身体を張った実力阻止行動を闘いぬく沖縄労働者人民と連帯しよう。現地実力闘争や『本土』―沖縄貫く革命的共同の闘いをさらに強化しよう。〈新たな沖縄戦〉を強制するために沖縄戦の清算の攻撃が激化している。同化・皇民化と一体の攻撃を許さず『沖縄から天皇を撃つ』と決起する戦闘的沖縄労働者と連帯し、天皇制打倒につき進もう。同化主義反革命革マルをせん滅し、木元グループを解体しよう」。

 安倍連合政府の戦争・ファシズム―改憲攻撃への怒りほとばしる連帯発言を全体の拍手で確認する。

6.15闘争実行委を代表し全学連の同志が基調提起

 連帯発言につづいて、本闘争の基調提起が闘争実行委を代表し全学連の同志よりおこなわれる。

 「安倍連合政府は、今国会で戦争法を成立させようとしています。地理的概念をなくし世界の軍隊として自衛隊を再編する『周辺事態法』の(=『重要影響事態法』)や『恒久出兵法』の新設などです。『後方支援』という『制約』を取り払い、米軍などと共同で直接に戦地で戦闘行動をしようというのです。これらを安倍は『平和安全法制』などと称しており、戦争法案という批判に対しては『無責任なレッテル貼り』とまで言い、言論弾圧・統制をしようとしています。これを許してはならない。今回の戦争法案では『切れ目のない対応』や『一国のみで自国の安全は守れない』ということが強調されています。日米帝による反革命階級同盟の強化を基調として、さらに世界的に『反テロ』を掲げた反革命戦争に突撃しようというのです。この『反テロ』戦争とは世界各地でまきおこる帝国主義への反逆が燃え広がることを封殺・鎮圧するためのものです。『集団的自衛権』行使、改憲、辺野古新基地建設など戦争につきすすむ安倍連合政府を打倒しよう。不屈に闘う沖縄労働者・人民と連帯し、革命的反戦闘争の爆発をかちとろう。自衛隊・米軍を解体しよう。三里塚闘争は重大な決戦局面をむかえました。現地に労農水『障』学が総結集し、実力闘争・武装闘争で農地死守決戦にたとう。戦争法案成立に向けた動きとともに、労働法制総改悪の動きが強まっています。派遣労働の永続化をねらう派遣法改悪の成立を阻止しましょう。『残業代ゼロ』攻撃や裁量労働制の全面的導入攻撃、解雇の『金銭解決』―労働争議の非合法化攻撃を断固粉砕しましょう。戦争突撃と一体の原発再稼動を阻止しよう。強まる差別・分断攻撃と対決し狭山第3次再審闘争に勝利しよう。駅・公園などからの野宿労働者の排除を許すな。労働者人民の闘いに身構えた治安弾圧が激化している。本国会では、司法取引やおとり捜査など新捜査手法導入に向けた刑訴法改悪もねらわれている。権力に対する非妥協・非和解の闘いを獄中・獄外貫き推進しよう。本日の闘いを突破口に、資本・国家権力・ファシストと徹底非妥協・実力闘争で闘う戦闘的共闘を形成し、戦争とファシズム―改憲攻撃粉砕、ファシスト安倍打倒―自公連合政府打倒に総決起しよう。そしてファシストや革マル・木元グループの敵対を粉砕して闘いぬこう。闘う全ての皆さん、安保粉砕・政府打倒闘争を共に闘い、国会・政府中枢にむけたデモを闘おう」。

 全体の拍手で闘争基調が確認される。連帯発言と基調提起をうけ集会の熱気はさらに盛りあがっていく。

実行委結集諸団体が闘志あふれる決意表明をおこなう

 反安保労研全国センターより本闘争の成功にむけたカンパのよびかけがおこなわれ、実行委に結集する諸団体による闘志みなぎる決意表明がつづく。

 全国反戦青年委員会を代表し東京反戦の同志が決意表明にたつ。「日帝の歴史を画する反人民国会が現在強行されている。戦争法案や労働法制総改悪など支配の転換とも言えるような攻撃を何がなんでも粉砕しよう。安倍の戦争・ファシズム突撃に対する労働者人民の反撃の闘いが燃えあがっている。いまこそ国会へ政府中枢へと進撃し大衆的実力闘争の巨大なうねりの先頭で共に闘おう。60年、70年安保闘争の戦闘的な闘いを再現し国会を包囲しよう。審議をぶっとめ戦争法案を廃案に追いこもう。安倍連合政府を打倒しよう。労働者人民の闘いをおしつぶそうと跳梁を強めるザイトクカイなど右翼ファシストを先制的に撃滅しよう。今夏・今秋の闘いが日帝足下労働者人民にとって歴史的な闘いとなることを肝に銘じ全力で闘いぬく。反革命革マル・木元グループの敵対を粉砕しともに闘おう」。

 反戦・全学連三里塚現地行動隊が続く。「昨日の東京高裁による控訴棄却を徹底して弾劾する。東京高裁は、判決のわずか1週間前に期日指定をおこなってきた。まさに闘いをおしつぶすためにはなんでもするというのが権力だ。三里塚闘争は49年間にわたり権力のこうした攻撃と闘い、勝利してきた。今回の農地取り上げ判決も必ず粉砕する。闘いの前進は今回も、農地強奪のための『仮執行』を付けさせなかった。しかし、今回の対応からも明らかなように、いつでも権力は農地強奪をおこなってくるだろう。決戦にむけた態勢づくりに即座に取りかかろう。現地への集中を強化しよう。今回の不当判決はまさに反人民国会の強行と軌を一にする攻撃だ。日帝の戦争突撃にたちはだかる最大・最強の拠点=三里塚闘争の破壊を決戦の爆発で粉砕しよう。決戦を決戦として闘いぬき、反革命人民抑圧空港廃港に向け断固として進撃していこう」。

 つづいて反安保労研全国センターが決意表明をおこなう。「安倍の戦争法そして一体の攻撃である労働法制の改悪は、労働者を戦争に動員し、他国労働者人民と殺し殺される関係を強制するものである。労働者の国際連帯をかけて、絶対に阻止して安倍を打倒しよう。反安保労研全国センターはこの間反人民国会粉砕をかかげ連続して対国会闘争をとりくんでいる。ファシスト安倍とその連合政府に対する労働者人民の怒りは大きい。必ずやかつての安保闘争のような大衆的実力闘争の高揚がまきおこるだろう。本日の闘いを突破口にこうした闘いのうねりに結びつき、戦闘的共同闘争の陣形を構築していこう。権力の闘争破壊を許さず政府中枢にむけた断固たる進撃の先頭で闘う。ともに闘おう」。

 決意表明の最後は全学連からだ。「安倍や支配階級は、徴兵制を展望し学徒動員をも意識しながら学園の兵営化をおし進めている。学園の兵営化、『天皇の大学』化を断固阻止する革命的学生運動を大爆発させるべく、われわれは最先頭で闘う。ザイトクカイをはじめとしたファシストを打倒する。狭山差別裁判糾弾、狭山第三次再審闘争に勝利し、狭山闘争の勝利をかちとる。介護闘争、「障害者」解放闘争を「障害者」「病者」の仲間とともに闘う。われわれの限界を突破すべく、被差別の同志・友人、被差別大衆との共闘によって、また同時に糾弾をうけながら闘いとっていく。われわれは木元グループを生みだした責任において、必ずや5同志虐殺に報復し、解体・根絶をなしとげる。同志中原・同志石井虐殺報復、反革命革マル解体戦を闘う。本日の闘争を治安弾圧粉砕、ファシスト撃滅戦の最前線の闘いとしてともに闘いとる」。

 諸団体の決意表明が大きな拍手をもって確認される。司会から昨日の東京高裁による農地強奪判決を弾劾し、決戦態勢の強化していく集会決議案が提起され、参加者全体で確認される。簡潔な閉会あいさつののち全体でシュプレヒコールをあげ、政府中枢にむけたデモを開始する。

霞ヶ関―政府中枢に進撃する戦闘的デモをかちとる

150613デモ

 戦闘的なデモ隊列が霞ヶ関にむけ進撃していく。権力は機動隊部隊を隊列の前後に配置し規制と妨害をおこなってくる。大量の公安私服どもが歩道をついてくる。ビデオや写真を撮りまくり弾圧を策動する権力と対決し闘う仲間の戦意はさらにたかまっていく。

 権力は今回の闘争過程で、許すことのできない妨害・破壊に手を染めている。麻布署は闘争実行の仲間による国会に肉薄するデモコース申請をいったん受理しておきながら、これを知った警視庁本庁があわてふためき、撤回するということをおこなったのだ。これを徹底弾劾し戦闘的デモを闘いぬいた。

 権力の敵対・妨害、ファシスト、革マル、木元グループなど敵対勢力の破壊策動とまっ向から対決し、戦闘的なデモンストレーションが都心を席巻する。米大使館にむけ、首相官邸にむけ、文部科学省や経済産業省、外務省、東京高裁など諸官庁にむけ弾劾のシュプレヒコールをたたきつけデモを貫徹した。

 デモ終着地点では反安保労研全国センターの同志から集約提起をうけ、闘争の勝利を確認し、今夏・今秋の闘いに全力決起する決意をうち固める。自衛隊・帝国主義軍隊解体、辺野古新基地建設阻止、三里塚にかって戦争を止めよう。日米安保粉砕、安倍連合政府打倒、戦争法粉砕―反人民国会粉砕の闘いをさらに強化しよう。

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