全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

6.15闘争実行委、戦争法成立阻止に向け9.9霞ヶ関デモを闘う

 6.15闘争実行委員会は、戦争法案の参院採決が迫る9月9日、「戦争法案成立阻止!安倍政府打倒!」の集会・デモを闘いぬいた。

 怒りに燃えて起ちあがる仲間たちが結集する中、実行委員会から闘争基調が提起される。

豪雨の中、デモを貫徹
豪雨の中、戦闘的デモを貫徹

 「国会では、来週16日にも特別委員会採決、本会議採決が狙われている。15日には中央公聴会の開催が強行されようとしている。ゆるすことはできない。今こそ、実力闘争・武装闘争で戦争突撃の安倍連合政府を打倒しよう。革命的反戦闘争の爆発で戦争法案を粉砕しよう。」
「安倍は、米軍などとの共同で全世界労働者人民の反逆を『テロ』として叩き潰し、世界中で反革命戦争に突撃しようとしている。『存立危機事態』『武力攻撃事態』という規定をもって具体的に戦争に突撃しようとしている。実際に、8月中旬には米軍の特殊作戦演習中にヘリ墜落事故が発生し、演習に参加した陸自隊員2名が負傷してする事態が発覚した。法案成立を見越して、自衛隊が米軍などとの実働演習―共同軍事行動に踏み込んでいるのだ。」
「自衛隊解体、米軍解体、基地解体を鮮明にして闘おう。すでに自衛隊は、弾薬輸送や米艦への燃料補給など戦争に不可欠な兵站活動を担うことによって、他国労働者人民を虐殺している。階級支配のための反革命戦争遂行が自衛隊の本質的任務のひとつだ。『自衛隊員も殺されるな』ではなく、労働者人民の敵・国家の防備兵=自衛隊解体を鮮明にして闘おう。その激烈な闘いのなかで”自衛隊員は出兵を拒否しよう。他国労働者人民に銃口を向けるな。日帝国家権力にこそ向けよう”と呼びかけ隊内反乱を組織し、反軍・反基地闘争を闘おう。」
「戦争・ファシズムと対決し、ゼネスト、街頭実力闘争・武装闘争を燃え上がらせる全世界労働者人民と連帯して闘おう。ファシズムへの一大突撃を開始した安倍連合政府を打倒しよう。資本主義社会そのものを根底からひっくり返す闘いを。プロレタリア世界革命へと進撃しよう。」
「安倍の70年談話を徹底弾劾しよう。安倍は談話で、日帝の朝鮮・中国―アジア侵略・植民地支配、皇軍『慰安婦』の強制を改めて居直り賛美した。『未来志向』と称して今後とも謝罪を拒否すると声明したのだ。これは、現下の戦争突撃と一体であり積極的戦争主義だ。徹底して弾劾する。それと一体に打ち出された『天皇は平和主義者』というキャンペーンを絶対に許すわけにはいかない。数千万アジア労働者人民を虐殺した戦争の最高責任者こそがヒロヒトだ。そしてその『遺徳を継ぐ』として即位したのがアキヒトだ。天皇の戦争責任居直りを許さず、天皇制廃絶に向け闘おう。」
「決戦下にある三里塚に決起しよう。市東さんの農地強奪をめぐって最高裁が上告棄却がねらわれている。反対同盟と連帯し、実力闘争・武装闘争の爆発で決戦を闘おう。農地強奪を阻止しよう。」
「辺野古新基地建設を阻止しよう。ボーリング調査再開を許さない。闘う沖縄労働者人民と連帯して闘おう。」
「川内原発の再稼動から営業運転再開がもくろまれている。徹底して弾劾する。国会審議において防衛相・中谷は、『核兵器の運搬も法文場は排除していない』と答弁した。その直後に安倍が広島・長崎を蹂躙することに対し、被爆者からだんがいが浴びせかけられた。日帝の核武装を阻止・粉砕しよう。」「派遣法改悪の参院厚生労働委員会採決を徹底弾劾する。不屈に闘う石川一雄氏、戦闘的部落大衆とともに狭山第3次再審闘争に勝利しよう。」
「治安弾圧を粉砕しよう。排外主義を粉砕し、ファシストをせん滅しよう。革マルは、「反ファシズム統一戦線」戦術と称して一水会と共闘しファシストとの闘いを破壊しようとしている。労働者人民の敵、反革命革マルを解体・絶滅しよう。公安警察の集会潜入を擁護する木元グループを解体しよう。」
「日共・社民など議会内勢力による制約・制動を突破し闘おう。安倍政府打倒、戦争突撃粉砕の実力闘争・武装闘争を闘おう」と提起される。

 続いて、結集した団体や闘う仲間から発言を受ける。反安保労研全国センター、福岡・築港日雇労働組合、三里塚を闘う『障害者』解放委員会、闘う仲間、5.23闘争実行委員会、全学連、反戦・全学連三里塚現地行動隊、全国反戦からそれぞれ闘う決意が表明された。全体でシュプレヒコールをあげ、叩きつける雨をものともせずにデモに出発する。

■国会・官邸を弾劾するデモを貫徹

 6.15闘争実行委員会を先頭とする部隊は、12時半に日比谷公園霞門からデモに出る。「安保粉砕! 自衛隊・米軍解体! 天皇制廃絶! 国家権力打倒! 戦争法を粉砕しよう! 三里塚・市東氏農地強奪を阻止するぞ! 沖縄・辺野古新基地建設阻止!」と書かれた横断幕を先頭に霞ヶ関から赤坂までデモをおこなう。

官邸に向け怒りのシュプレヒコール
官邸に向け怒りのシュプレヒコール

 デモ隊列が外堀通りの官邸裏にさしかかると、部隊全体で”安倍政府打倒”のシュプレヒコールをたたきつける。機動隊が”止まるな、早く進め””警告”と叫び、官邸・安倍への弾劾を押しとどめようとしてくる。しかし、戦争法・戦争突撃への怒りは深い。徹底して弾劾を叩きつけた。

 そして、赤坂にある氷川公園までデモを貫徹した。実行委員会から収約提起がおこなわれた。9.15三河台公園での集会とデモが提起され、さらなる闘争が呼びかけられた。

 闘争終了後、解散過程において公安が駅の改札まで追尾や待ち伏せをしてきた。これを部隊で押し返し、徹底弾劾した。

 今回のデモでも、申請段階において、権力が、国会周辺・皇居周辺は通させないと言ってきた。不当きわまりない。労働者人民の怒りは国会を中心に集中している。国会周辺の不当なデモ規制を粉砕しよう。安倍政府に怒りをたたきつけよう。  戦闘的デモを闘いぬいた反戦・全学連は、夕刻より日比谷公園に全国から結集する労働者人民に対し、情宣をおこなった。反革命革マルの破壊介入と真っ向から対決し、戦争法成立実力阻止の闘いを熱く呼びかけた。

■8.30国会前行動で情宣

 戦争法案反対の声は日増しに高まっている。各地でデモが取り組まれ、多くの反対声明が出されている。

 8月30日には、「戦争させない・9条壊すな!総掛かり行動実行委員会」が主催する国会包囲行動が取り組まれた。当日は12万もの労働者人民が国会周辺・霞ヶ関を埋め尽くした。

 反戦・全学連は、結集した労働者人民に”体制内的民主主義的収約・制動を許さず、実力闘争・武装闘争で安倍の戦争突撃を阻止しよう”と呼びかける情宣をおこなった。

 国会前を埋め尽くす巨大な大衆的実力決起が開始されている。安倍や戦争法に怒り、規制を行い阻止線を張る機動隊への労働者人民の怒りがそこかしこで爆発する。当日には鉄柵規制を粉砕し決壊させ、国会前車道が開放された。権力の規制を突破し、反革命国会包囲・突入・解体へ。

■9.15中央公聴会粉砕、戦争法成立阻止、安倍政府打倒集会・デモへ結集しよう。

 6.15闘争実行委員会は、9月15日14時から港区・三河台公園において集会を開催し、デモを呼びかけている。

 15日の午後には中央公聴会が予定され、16日にも参院特別委員会採決、本会議採決が狙われている。これを絶対に阻止する闘いに起ちあがろう。

■戦闘的潮流の爆発的拡大を恐れる権力

 今回のデモでは、国会に向け、霞ヶ関一帯を通る予定であった。しかし、権力はまたしても国会周辺は認められないと言ってきた。さらに、当日デモ予定の時間帯に、他の団体の国会誓願デモがあるからとコースの変更を言ってきた。国会に向かう誓願デモ部隊と6.15闘争実のデモが交差することになるからダメだというのだ。しかし、デモ隊は梯団(ていだん)ごとになっているのだから通り抜けられるし、何の問題もない。そもそもこの戦争法案採決が迫る情勢にあって、霞ヶ関一帯でデモが重なるのは当たり前のことである。それでもかたくなに「警備上の都合」とだけ言って認めない。全くもって不当なことだ。徹底して追及する中で、麻布署は”誓願デモの部隊が交差点で6.15実の部隊を見ると、そこに合流しようという人が出てくるかもしれない”と、闘う部隊への合流を恐れていることを吐露した。敵の本音ではある。さらに、追及を続けるが延々「警備上の都合」として認めない。これに徹底して抗議を叩きつけた。デモへの規制を粉砕して闘おう。9.15三河台公園に結集し、デモを闘おう。対国会闘争を闘おう。

■安倍自公連合政府を打倒しよう

 自民党総裁選において、ファシスト安倍が再選した。戦争遂行態勢の打ちかためがなされている。来年度予算の防衛関連の概算要求が5兆円を2年連続で超えた。この中にはオスプレイの購入も12機予定されている。沖縄を巡っては、「1ヶ月の集中協議」においても「辺野古が唯一」として辺野古新基地建設を強行しようとしている。12日にはボーリング調査が再開された。徹底して弾劾する。

 国会では、派遣法の改悪が強行された。さらに安倍政府は、原発の再稼動を進めている。8月11日に九州電力・川内原発1号機の再稼動が強行された。さらに9月10日午後には、規制委員会から「合格証」が交付され営業運転に移行した。この営業運転開始により、核・原発に反対する労働者人民に原発由来の電気の使用を強要するものとなる。あの3.11東日本大震災・福島第1原発爆発からわずか4年半にしての再稼動だ。徹底して弾劾する。日帝の核武装を阻止・粉砕しよう。

 また、安倍は昨年の「集団的自衛権」行使に向けた解釈改憲から、戦争法案、「70年談話」、そして来年参院選後には改憲をもくろんでいる。

 日帝の戦争突撃を阻止・粉砕しよう。自衛隊の海外出兵をゆるすな。自衛隊を解体しよう。三里塚農地強奪死守決戦を闘おう。辺野古新基地建設を阻止しよう。革命的反戦闘争の爆発をかちとろう。差別主義・排外主義をテコとした反革命国民統合―オリンピック・パラリンピック粉砕。安倍自公連合政府を打倒しよう。天皇制を一環とした日帝国家権力を解体しよう。怒りに燃える労働者人民と共に、実力闘争・武装闘争で闘おう。

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