全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

1.26天皇フィリピン訪問阻止闘争

以下、当日配布したビラより転載です。

1.26-30天皇のフィリピン訪問を阻止しよう

皇軍兵士賛美のアジア蹂躪をゆるさない

ビラ表ビラ裏

 天皇アキヒトと皇后ミチコが、本日羽田から出発し、1月26日から30日までの5日間、フィリピンを公式訪問しようとしています。皇太子時代の訪問を含めて2度目、天皇としては初の訪問です。これは、日本軍侵略の地に、100万人をこえるフィリピン労働者人民虐殺の責任者である天皇が蹂躙するものであり、皇軍兵士賛美、戦争責任居直りのための訪問にほかなりません。また、日帝進出企業による強搾取・収奪に対する、フィリピン労働者人民の労働争議などフィリピン階級闘争の撲滅を目的としています。

 今回の訪問では、フィリピン人戦没者の「無名戦士の墓」や皇軍兵士の「比島戦没者の碑」などの訪問が狙われています。これは、皇軍兵士を「英霊」として追悼し讃えるとともに、皇軍によって虐殺されたフィリピン労働者人民を再度踏みにじるものです。まさしく「天皇のために、国家のために」労働者人民は死ねと号令するものです。  安倍政府の「反テロ」戦争・対中国反革命戦争突撃と一体の天皇フィリピン訪問を粉砕しよう。日帝皇軍によるフィリピン人民虐殺・性虐待、日帝進出資本と闘うフィリピン労働者人民と連帯して闘おう。

アジア侵略の責任者=天皇による蹂躙をゆるすな

情宣

 前天皇ヒロヒトは、文字通り植民地支配、アジア侵略と労働者人民の最高責任者であり、戦争責任に居直り続けました。その「遺徳を引き継ぐ」と明言して即位したのが天皇アキヒトにほかなりません。そのアキヒトが「国家元首」として反革命的な国内・対外行動を繰り返しています。

 91年タイ、マレーシア、インドネシア、92年中国、95年からは「慰霊の旅」と称して広島・長崎・沖縄、05年サイパン、15年パラオとかつての戦地を訪問・蹂躙してきました。そのたびに、「痛恨の心」や「哀悼の意」を言いながら、しかし絶対に謝罪しないという態度をとり続け、現地労働者人民をこれに屈服させようというものです。そして皇軍兵士の戦死者に対して「慰霊・顕彰」を続けてきました。

 1941年からの侵略、翌42年からの軍政支配の中で、現地フィリピン人女性が日本軍「慰安婦」として強制されています。日本軍が100万人をこえる労働者人民を虐殺しています。絶対に許せません。徹底して弾劾します。天皇による侵略の地蹂躪を粉砕しよう。戦争責任・戦後責任の居直りをゆるすな。

対中国反革命戦争を粉砕しよう

 今回の天皇フィリピン訪問をとおして、米帝とあわせて対中国戦争・反革命包囲網の形成が狙われています。

 米帝・オバマは、昨年12月フィリピンを訪問し、約94億円の軍事支援を表明しました。そして、フィリピン最高裁は今月12日、米軍の再駐留を認める「防衛協力強化協定」を「合憲」とする判断を下しました。すでにフィリピン国内の8つの基地・施設を米軍に提供することが明らかになっています。また、米艦船が中国東海・中国南海を繰り返し航行し、軍事挑発をしています。

 日帝との関係においても、自衛隊がフィリピン軍の基地を使用したり、国内で合同軍事演習ができるように「訪問軍協定」の締結がもくろまれています。さらに、海自とフィリピン軍海軍の共同訓練の拡大も狙われています。4月にも予定されている防衛相会談において、軍事協力と装備品(武器関連)の提供・共同開発が進められようとしています。

 これらを通して、対中国包囲網、反革命戦争突撃が強まっています。領土・領海を巡る排外主義の大扇動と対決し、日帝の戦争突撃を粉砕しよう。

戦争突撃の安倍政府を打倒しよう!

 安倍自公連合政府は、昨年9月、戦争法案の採決を強行し成立させました。戦争突撃に向けた一挙的な踏み込みです。今秋の南スーダンPKO派兵から戦争法の具体的発動を行おうとしています。そして、深まる恐慌情勢のなかで、安倍は、帝国主義支配に対する全世界労働者人民の反逆を「テロ」として叩き潰し、世界中で反革命戦争に突撃しようとしています。すでに自衛隊は、弾薬輸送や米艦への燃料補給など戦争に不可欠な兵站活動を担うことによって、他国労働者人民を虐殺しています。これを許してはなりません。

 日帝安倍は、戦争のために三里塚(成田)空港を建設し、反対同盟・市東さんの農地を強奪しようとしています。沖縄・辺野古新基地建設を強行しています。警視庁を派遣し、沖縄労働者人民の基地反対の闘いに機動隊が暴力的に襲いかかっています。さらに、今月末にも関西電力・高浜原発の再稼動を狙っています。昨年末には、皇軍「慰安婦」の強制や植民地支配による搾取・収奪、虐殺を居直る「日韓合意」をもって、当事者の怒りと糾弾を圧殺するため「最終的に解決」と言い放っています。

 戦争法の発動、戦争突撃、自衛隊の海外出兵、「集団的自衛権」の行使、改憲、核武装を粉砕して闘おう。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による「水爆」実験を口実とした排外主義煽動と朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう。戦争突撃会合=伊勢志摩サミットを粉砕しよう。激化する治安弾圧を粉砕しよう。差別主義・排外主義テロを凶行する天皇主義右翼ファシストを撃滅しよう。安倍連合政府を打倒しよう。天皇制を一環とした日帝国家権力を解体しよう。実力闘争・武装闘争で闘おう。

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