戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
日帝―安倍連合政府による戦争法の実戦化―反革命戦争突撃が激化するなかで、これと一つのものとして天皇―改憲攻撃が全面化しています。安倍は今夏参院選で公明、おおさか維新などと合わせて三分の二以上の議席を獲得し、一気に改憲に突き進むことを公言しています。天皇アキヒトは、昨年東日本大震災の被災地や福島第一原発爆発の避難所などを、反革命の執念をもって訪問ー蹂躙しました。またパラオへの「慰霊訪問」の際、海上保安庁の巡視船「あきつしま」を利用するなど、自らの死を自覚したうえで、反革命国民統合の要として、戦争とファシズムへの推進役を担っています。 ファシストが活性化し、差別主義・排外主義が激化するなか、今年も2月11日、全国で「建国記念の日」奉祝式典が強行されようとしています。「建国記念の日」とは、天皇制強化を目的に1966年、戦前の紀元節を引き継いで、2月11日を「国民の祝日」としたものです。日本原演習場がある奈義町では、町議会が1969年「大日本帝国憲法復元決議」なる反革命決議をあげ、天皇制強化と一体で基地の強化が押し進められてきました。2・11日本原現地闘争は、このような天皇制と基地の強化に対して、1970年に地元農民を中心に「演習場絶対反対―明治憲法復元決議撤回」を掲げて闘い抜かれて以降、革マルの敵対・介入や、「日本原共闘会議」の分裂集会を弾劾して、毎年2月11日に、現地統一集会として開催されてきました。そして一貫して三里塚、沖縄と結びついて実力闘争で闘うことを基調として、闘われてきました。
今年2・11日本原闘争を、このような日本原闘争の歴史的意義と地平を引き継ぎ闘おう。
日帝・自衛隊は、昨年4月の「日米防衛協力のための指針」(新ガイドライン)と9月戦争法制定を受けて、戦争をする軍隊、すなわち、闘う労働者人民を「テロリスト」として殺す軍隊、「お国のために死ねる」軍隊への再編強化を急ピッチで推し進めています。日帝・米帝は昨年11月、平時から自衛隊と米軍を一体運用するための「同盟調整メカニズム」を発足させ、そのもとに自衛隊と米軍が共同作戦をおこなうための「日米共同調整所」を設けるなど、戦争法―「集団的自衛権」行使の具体化を押し進めています。そして、朝鮮民主主義人民共和国への戦争と朝鮮階級闘争鎮圧のための戦争を想定した日韓、日米の合同演習が切れ目なくおこなわれています。また対中国を想定した「離島奪還作戦」、日米印、日米豪の共同演習などが強行されています。
一方、昨年11月パリにおける同時テロを受けて、米帝・EU帝をはじめ帝国主義国は「反テロ戦争」を呼号し、移民労働者排撃と治安弾圧を徹底化しています。日帝においても、労働法制の改悪、マイナンバー制導入をはじめ、労働者人民の闘いを鎮圧するための戦時型治安弾圧態勢が強化されています。
日本原演習場ではその地形が朝鮮半島の地形に似ていることから、朝鮮半島での実戦を想定した演習がおこなえる場として強化されてきました。また1976年5・16自衛隊の組織的投石によって、日本原での自衛隊の訓練は労働者人民の闘いに対する治安訓練であることが明らかになりました。日本原演習場は2006年に米軍との共同使用施設とされ、昨年は天候不順のため中止になりましが、既に三度にわたって自衛隊と米軍の共同作戦を想定した大規模な日米共同演習がおこなわれています。米軍との共用施設となったことを受けて、日本原演習場では大規模な演習場整備が進められ、演習場内には都市型訓練施設が作られるなど、新たな射場や訓練場がいくつも作られています。また演習の際に、演習場境界付近の地元農民に対して、警察が検問と称して弾圧を策しています。
日本原農民は「基地と農業は相容れない」と一貫して演習場絶対反対を貫いてきました。1976年5・16自衛隊による反革命投石に実力対決した闘いをはじめ、実弾射撃に対して常に体を張って実力闘争で闘ってきました。こうした日本原農民の闘いに連帯し、日本原基地の朝鮮反革命戦争出撃基地化を許さず、実射阻止、日米共同演習粉砕、「集団的自衛権」行使粉砕、自衛隊解体、基地解体にむけ闘いましょう。
三里塚、沖縄、福島、狭山の闘いと結び、日本原での自衛隊・米軍の実射を阻止し、日米共同演習を粉砕し、日本原闘争の勝利を勝ちとりましょう。
中東、アジア、ヨーロッパ、アメリカをはじめ全世界の闘う労働者人民と連帯し、安倍連合政府の戦争―改憲攻撃を許さず闘いましょう。「反テロ」を掲げた治安弾圧を許さず、5月伊勢志摩サミット粉砕を闘い、天皇xデー攻撃と闘い、18年アキヒト在位30周年式典を許さず、20年東京オリンピックに反対しましょう。
三里塚の市東さんの農地強奪を許さず、実力武装闘争の爆発で三里塚空港廃港を勝ちとりましょう。沖縄における辺野古新基地建設は、朝鮮・中東をはじめとした反革命戦争への出撃拠点です。沖縄労働者人民の闘いに連帯し、辺野古新基地建設を阻止しましょう。無実の部落民石川一雄氏の戦闘宣言にこたえて、狭山差別裁判糾弾闘争の歴史的勝利を勝ちとりましょう。福島被災労働者人民、原発労働者と連帯し、全原発の廃炉に向けて闘いましょう。沖縄、佐世保、北富士、横須賀など全国の反軍反基地闘争と結び闘いましょう。戦時型治安弾圧態勢と対決し、5・13組対法弾圧―1・16「脅迫」弾圧を打ち破ってきた力で、破防法―組対法弾圧の継続を粉砕しましょう。天皇主義右翼ファシスト、革マル、木元グループの敵対を粉砕し闘いましょう。