全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

木の根共闘 2・28三里塚現地デモを闘いぬく

3.27三里塚全国総決起集会に決起しよう

デモ

 2月28日木の根全国共闘は、「用地」内デモをうちぬいた。三里塚・木の根全国共闘に結集する仲間は、午後2時半市東さん宅南側の開拓道路に結集する。司会にたった三里塚を闘う千葉県実行委員会の仲間が「市東さんの農地強奪を許さない。実力闘争を堅持して闘う」と表明してシュプレヒコールを上げる。そしてデモ出発前に結集する仲間から発言を受けていく。

 はじめに野戦病院・手話実の朝田しげるさんが「反対同盟の闘い、徹底非妥協・実力闘争しかないという力強い50年間の闘いが、今発揮されようとしている、今こそ反対同盟と連帯して共に闘おう」と訴えた。

 反安保労研の仲間は、反戦・反合・政府打倒春闘行動への結集を呼びかけ、「16春闘を三里塚闘争を突破口に闘う団結をさらにうち固め、戦闘的・階級的労働運動の前進をかちとっていきたい。九州の仲間と連帯し、出来町公園からの追い出し攻撃と対決する4月24日の集会に結集しともに闘います」と表明した。

 東京反戦の仲間は「市東さんの農地強奪阻止決戦の大勝利から空港廃港へとのぼりつめていく」と訴えた。

 全学連は「農地死守決戦を闘う。3・11から5年、原発再稼動、原発輸出・核武装を強行する安倍政府に、徹底した弾劾を叩きつける闘いをやろう」と表明した。

 反戦・全学連三里塚現地行動隊は「右翼ファシストの敵対を粉砕して、3・27の成功を勝ちとっていこう。」と訴えた。

 最後にシュプレヒコールを上げてデモに出発する。市東さん宅直近にある機動隊の前線指揮所を徹底弾劾して、権力による、弾圧を粉砕して南台の畑までのデモを貫徹した。

3・27全国総決起集会へ

 日米航空交渉が2月16日から18日まで東京で開かれ、羽田空港の発着枠についての合意がなされた。その内容は、昼間の発着枠を10枠とし、深夜早朝枠は2枠に縮小するというものだ。この枠を日米の航空会社が、それぞれ昼間時間帯に5便、深夜早朝時間帯に1便運航する。さらに2020年東京オリンピック・パラリンピックまでにさらに羽田空港の発着枠の増便が計画されているという。

 これに対して成田市長小泉一成は「アメリカとの路線は成田空港開港以来の最重要路線であり、今回の協議の結果が成田空港の国際線ネットワークに与える影響を強く懸念している。国には成田空港の国際線のネットワークが損なわれないよう、将来にわたり特段の配慮を願いたい」と成田空港の運用強化を主張した。

 また、空港会社(NAA)社長・夏目誠は「羽田空港で昼間の時間帯のアメリカ路線の運航が始まれば、重複する路線の減便や運休といった一時的な影響を受ける」と表明している。

 こうした成田市長や空港会社社長の表明は、三里塚闘争と反対同盟の闘いをつぶさなければ、空港機能の強化も増便もなしえないという危機感の表明である。だからこそあらゆる手段を使って三里塚闘争と反対同盟を叩きつぶす攻撃を激化させているのだ。

 2月16日には、元空港会社社長の黒野匡彦が芝山文化センターで講演した。地元住民は「国策」の犠牲になれ!とばかりに、24時間空港の関西空港を引き合いに「成田空港も24時間化にしなければ取り残される」「航空会社が要望しているのだから受け入れろ」と言い放った。そして「国としても成田の第3滑走路に期待するところは大で、日本にとって必要」「これまでも頭をさげてほふく前進ですすんできた」と形ばかり頭を下げて、強引に押し進めてきた国や空港会社の本音を代弁している。黒野は、空港会社の社長であった2005年に東峰部落の住民に対して、「今後二度と人間の尊厳を踏みにじりません」という謝罪文を送りつけておきながら、2006年には天神峰反対同盟市東孝雄さんの農地を奪うために「裁判所に強制収用」を画策した張本人である。断じて許してはならない。

 国交省は、羽田と成田の「首都圏空港」の機能強化を図るとして、羽田と成田を一体で押し進めている。とりわけ成田空港をめぐっては、昨年国と千葉県、空港周辺9市町及び空港会社が「四者協議会」を立ち上げ、「成田の地盤沈下」の危機感を煽り立て、地元利権屋どもや右翼をも組織化しながら、24時間化と「第3滑走路」建設、さらにB滑走路の1000メートル延長と空港機能を強化しようとしている。

 こうした中で、右翼ファシストどもが毎月第4日曜に、天神峰に街宣車を乗り付け敵対行動をくり返している。2月の第4週28日にも下総政神党、国神党が市東さん宅直近に街宣車を乗り付け「反対同盟は解散せよ!市東さんの畑を強制撤去せよ!」などとわめき散らした。地元利権屋どもと一体となって空港利権をエサに、三里塚闘争つぶしの攻撃を強める右翼ファシストの敵対を断固として粉砕しよう。

 3月3日付け千葉日報によると航空機落下物による不安の声が周辺住民から相次いでいるという。航空機の部品や氷塊が落ちる事例が後をたたない。田んぼや畑の中で見つかったり、民家の屋根や農家のビニールハウスに直撃し、穴をあけたケースもあり、いつ人的被害が起こってもおかしくない危険な状態である。空港の機能強化とは、そうした危険がさらに拡大するということであり、地元住民に犠牲を強いるものに他ならない。

 空港周辺をさらに騒音地獄に叩き込み、廃村化を押し進め、農地強奪―反対同盟・三里塚闘争を叩きつぶす攻撃を粉砕しよう。

 何よりこの攻撃は安倍の戦争とファシズムへの突撃と一体のものとして押し進められている。第3滑走路建設と市東さんの農地強奪攻撃は、文字通り戦時徴発としての農地を取り上げであり、三里塚空港の反革命戦争出撃・兵站基地化の攻撃である。この攻撃を実力でうち砕いてきたのが三里塚の闘いだ。反戦・反権力の砦として50年にわたって実力で「国策」を阻みつづけてきた三里塚の闘いこそが、勝利の展望を指し示している。三里塚闘争50年の一切をかけて、農地強奪実力阻止の実力闘争に勇躍決起しよう。

 3月8日安倍政府は環太平洋経済連携協定(TPP)法案を閣議決定した。資本の延命のために労働者・農民に一切の矛盾をおしつけようとしている。労働者・農民に犠牲を強いるTPP法案の成立を阻止しよう。

 3・11東日本大震災から5年が経過した。今なお17万4千人以上の人が避難生活を余儀なくされ、震災関連死も3400人にものぼっている。原発事故を居直り、原発再稼動が強行されている。被災地労働者人民と結びついて闘おう。日帝の核武装を阻止しよう。沖縄・福島と結びつき三里塚から改憲―戦争に突き進む安倍連合政府を打倒しよう。革命的労農水「障」学共闘の総力で農地強奪阻止決戦の大爆発を勝ち取ろう。空港廃港へ総進撃しょう。

 反対同盟は3月27日「最高裁による強制収用を許すな!第3滑走路粉砕!安倍政権打倒!」を掲げ全国総決起集会を成田市赤坂公園で開催する。全国の職場・学園、街頭で最高裁緊急五万人署名を全力で取り組み、三里塚へ組織していこう。右翼ファシストをはじめとする敵対勢力の集会破壊を粉砕し、3・27全国集会の成功を勝ちとろう。2016年決戦をともに闘おう。

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