戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
安倍自公連合政府による「破壊措置命令」発令を許さず、日米韓による朝鮮反革命戦争突撃に怒りをたぎらせ、全国反戦青年委員会と全学連は3月19日、日帝の戦争司令中枢=防衛省にむけ断固とした闘いにたちあがった。防衛省の敷地内には前夜搬入された地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が発射態勢をとっている。厳戒警備態勢をものともせず、青ヘルメットの戦闘的部隊は防衛省正門前に登場する。
「『破壊措置命令』発令を許さないぞ、PAC3配備を許さないぞ、朝鮮反革命戦争突撃粉砕、日帝の『反テロ戦争』突撃粉砕、戦争司令部=防衛省解体、帝国主義軍隊解体・基地解体、戦争法粉砕、安倍連合政府打倒、在日朝鮮人民と連帯して闘うぞ、差別主義・排外主義攻撃粉砕、戦時態勢構築を許さないぞ、治安弾圧を粉砕するぞ」――怒りに燃えたシュプレヒコールを幾重にも防衛省にたたきつける。土曜日で閉庁ということもあり正門の鉄柵は部隊が登場する前から閉じられていた。出入りの車の影もなく、正門周辺には制服を着たガードマンがまばらにいるだけであった。反戦・全学連が闘いを開始するやいなや、正門付近にガードマンが集まりだし、やがて数名が闘争破壊のために部隊の前に出てきた。防衛省の焦りにみちた敵対をものともせずに断固とした闘いを貫徹し、撤収する。
安倍連合政府は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による「ミサイル発射」の可能性を口実とする「破壊措置命令」を3月16日に発令した。そして18日、北朝鮮の粛川(スクチョン)あたりからうち上げられた2機の飛翔体を中距離弾道ミサイル「ノドン」と言い張り追加命令を発令し、当日夜には市ヶ谷の防衛省敷地内にPAC3を配備した。
安倍連合政府は本年にはいり矢継ぎ早に「破壊措置命令」を発令している。今回の発令は1月29日に続くものであり、わずかひと月余りの間隔を置いて再度の発令である。朝鮮反革命戦争突撃を強める日帝・安倍連合政府を断じて許すことはできない。
現在、朝鮮半島とその近海には、朝鮮反革命戦争突撃にむけた一触即発の情況が展開されている。米帝と韓国は3月7日より開始した米韓合同軍事演習(キー・リゾブル、フォール・イーグル)を先制攻撃による政権転覆を想定した「作戦計画5015」にそって強行している。韓国軍・米軍合わせ30万を超える過去最大規模の兵力とともに、最新鋭のステルス戦闘機F22やステルス爆撃機B2、原子力空母ジョン・ステニスを旗艦とする空母打撃群を動員し、4月末までの演習を強行している。まさに米韓両軍は、朝鮮反革命戦争突撃を明確に見すえ、北朝鮮に対する軍事的包囲とどう喝、挑発を最大限に激化させているのだ。
安倍連合政府は、今回「破壊措置命令」発令とともに即座にイージス艦を日本近海に出撃させ、さらに追加命令を発令しPAC3の配備をおこなった。そして、北朝鮮による「ミサイル発射」がくり返される可能性を口実に現在もこの態勢を継続している。安倍連合政府は「破壊措置命令」の常態化を狙っているのだ。戦争法の施行から戦時態勢構築への段階を画したふみこみを断固として粉砕しなければならない。
先月には、石垣島や宮古島など宮古・八重山諸島へのPAC3常備が政府内で検討されていることが明らかになっている。日帝は対中国軍事行動を見すえ、宮古・八重山諸島への自衛隊基地建設と部隊駐留を本格的におし進めようとしている。PAC3の常設策動はこれと軌を一にする攻撃だ。闘う沖縄労働者人民と連帯し粉砕しよう。
安倍連合政府は、3月18日に国家安全保障会議を開催している。PAC3配備の追加命令や「破壊措置命令」の継続がこの会議のなかで確認・決定されている。防衛省とならびたつ戦争指導中枢―国家安全保障会議を解体しよう。
反戦・全学連は、日米帝国主義と韓国による朝鮮反革命戦争突撃を実力の闘いで必ずや粉砕する。日帝足下階級闘争の負の歴史の突破をかけ、在日朝鮮人民、南朝鮮労働者人民との真紅の国際連帯で闘いぬく。安倍連合政府のもと強まる差別主義・排外主義攻撃をはね返し、ファシストの襲撃・虐殺テロを粉砕しよう。
PAC3配備による首都厳戒態勢を切り裂き実力で戦争司令部=防衛省、戦争指導中枢=国家安全保障会議にせめのぼろう。
4月広島から開始された伊勢志摩サミット・関係閣僚会合にむけ全国各地で「対テロ」訓練が強行されている。「破壊措置命令」継続と一体の治安弾圧攻撃を許すな。戦争法の現実的な発動を断じて許さず、革命的反戦闘争の前進で帝国主義軍隊―自衛隊・米軍、基地を解体しよう。安倍連合政府の〈戦争・ファシズム〉突撃を粉砕しよう。