全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

2016年、新歓闘争にたつ

 2014年に集団的自衛権行使を可能とする解釈改憲の閣議決定、2015年に戦争法採決を強行した安倍連合政府は反革命戦争とファシズムへとひた走っている。4月から続く伊勢志摩サミット、関係閣僚会合においては、全国を戦時治安弾圧態勢下におきながら、帝国主義各国と「反テロ」を呼号して中東や朝鮮を焦点にした全世界への反革命戦争突撃と国内での「テロリスト」撲滅=階級闘争鎮圧の協力態勢を強化しようとしている。南スーダンPKOで自衛隊の「駆けつけ警護」が検討されているなど、戦争法を具体的に発動し日帝の対外戦争を常態化しようとしている。熊本地震ではわざわざ米軍オスプレイまで駆使して戦時翼賛態勢を築きあげようとしている。7月参院選後の改憲発議も狙っている。憲法への天皇元首化や「緊急事態条項」導入はファシズム権力樹立への一里塚だ。今や、日帝足下の、そして全世界の労働者人民・学生一人ひとりに、どう生きるのか、戦争とファシズムに屈服し支配され虐殺されていくのか、それとも解放に向かって闘うのかが問われている時代だ。大学においても、明大を先頭に大学当局が(公安)警察と文字通り一体化し、学内弾圧態勢を強化し、学生を資本・国家の奴隷にしたてあげようとする攻撃が激化している。全学連はこうした日帝の反革命戦争とファシズムへの突撃、その一環としての教育のファッショ化の攻撃と真っ向から対決し、学園を反戦、反ファッショ、反産協の拠点として打ち固めていく。右翼ファシストや反革命革マル、木元グループなど労働者人民・被差別大衆の闘いを破壊せんとする武装反革命を容赦なく撃滅・解体していく。

4.14 明大和泉正門前に登場

 2016年、全学連は新歓闘争を開始した。

明治大学前

 4月14日、全学連の部隊は反戦青年委員会の同志と共に、明大生、とりわけ新入生に戦争とファシズムと対決する革命的学生運動への決起を呼びかけるために明大和泉キャンパス前で情宣闘争を闘った。

 全学連・反戦の部隊は青ヘルで身を固め、和泉正門前に登場する。ガードマンが即時にキャンパス内に知らせ、多数の職員は正門に配置される。あらかじめキャンパス内で待機していた高井戸署所轄公安がすぐに姿を現す。

 全学連の同志がこのような警察と当局が一体化した学生運動・労働運動弾圧態勢に怒りを燃やしながらアジテーションを開始する。「すべての明大生は戦争法の発動から反革命戦争に突撃する安倍連合政府打倒へと闘おう。公安警察、明大当局、『明大ゴスペル』らファシスト、革マル、木元グループらが一体となった明大革命的学生運動破壊、生協労働運動破壊に報復し、明大を革命的学生運動の拠点として再確立しよう。市東さんの農地強奪を粉砕し三里塚人民抑圧空港廃港へと攻め上る三里塚決戦へと決起しよう。沖縄労働者人民の現地実力闘争と連帯し辺野古新基地建設阻止へと闘おう」「資本主義下の教育とは、学生を資本の剰余価値を生み出す有用な労働力商品としたてあげるか、あるいは労働者人民を支配する力を打ち鍛えていくものでしかない。そのもとで半数もの学生が高額な貸与奨学金を申請せざるを得ないような学生への窮乏化攻撃・収奪が強まっている。資本主義教育制度を粉砕する革命的学生運動を闘おう」といった呼びかけを明大学内に向けて行う。部隊への注目が集まり、反戦を呼びかけるビラが次々と受け取られていく。

 こうした闘いに憎悪を燃やした権力・当局が情宣を常に監視・敵対してくる。明大当局はこの間、全学連の署名に応じた学生を追いかけ恫喝している。監視カメラを張り巡らせ学生を常時監視している。通報を受けた警視庁本庁公安が、情宣終了間近になって登場する。するとその本庁公安は当然のように明大キャンパスに入りこみ、当局と談笑し全学連を監視している。高井戸署公安は明大当局に待機場所を提供してもらい、常時キャンパス内に張り付き弾圧態勢を敷いている。まさに、警察と一体となった大学の姿だ。全学連の部隊は怒りに燃えながらこれらを徹底弾劾し、戦前・戦中の特高警察などによる学生弾圧が学園の兵営化と侵略戦争とファシズムを招いたこと、当時の左翼の多くがこの攻撃に屈服・転向しファシズムの担い手になっていった日本階級闘争の負の歴史を突破しようとアジテーションで明大生、教職員に訴えた。

 こうした情宣をやりぬき、追尾してくる公安警察と対決・弾劾し、部隊はこの日の行動を貫徹した。

明大革命的学生運動を闘おう

 90年前後の天皇代替わり粉砕の実力闘争・武装闘争、学費値上げ阻止や学内部落差別事件糾弾のバリケードストライキ、数百の学生の狭山闘争決起など進撃する明大学生運動に対し、公安警察が「治安フォーラム」誌で解体・破壊を号令し、権力・当局・反革命革マル・「明大ゴスペル」らファシストが一体となって破壊攻撃をしかけてきた。明大当局は「駿河台開発計画」なる反革命学内再編をぶちあげ、学長権限を独裁的に強化し、自治会・大学祭・学生会館・生協などへの破壊に本格的に突撃した。99年7.22弾圧では反戦・全学連のビラまき情宣を「建造物侵入」をでっち上げ逮捕・起訴し、暴力ガードマンを大量に雇い、学内に公安警察を招きいれ、当局に逆らう者を徹底的に叩き潰す態勢をしいている。そのなかで学生の困窮、資本への隷属化を当然とばかりに学費値上げを強行し続けている。90年代から明大が率先して行ってきた反革命学内再編―学生運動解体攻撃が今や首都圏―全国の学園で常態化している。これらを打ち返し、必ずや明大や全国学園の学生、労働者人民の大量決起と結合し、明大の再拠点化、全国の大学の拠点化を勝ち取る。

 安倍連合政府による戦争法の発動、改憲攻撃と対決しよう。伊勢・志摩サミット、関係閣僚会合を粉砕しよう。朝鮮反革命戦争とファシズムを粉砕しよう。「ザイトクカイ」ら右翼ファシストを撃滅しよう。拠点明大破壊に武装襲撃をしかけた「明大ゴスペル」らに報復し解体・絶滅しよう。反革命革マルを解体・絶滅しよう。

 木元グループは明大再拠点化の「夢を追いかけることに意味はない」などと反革命任務の終了を確認していたが、ただただ山田茂樹の上位下達のもと当局容認の反革命運動は何も生み出さず、「東北大、徳島大の全国拠点化」なるものも徳島大木元グループの壊滅で早々に破産した。明大学生運動の先達・荻野佳比古同志をはじめとした5同志虐殺に報復し、転向反革命木元グループを解体・根絶しよう。ともに闘おう。

4.7 全学連九州ブロック、九州大学入学式で情宣行動

 4月7日、全学連九州ブロックと福岡県反戦青年委員会は、九州大学入学式に武装登場し情宣行動を闘い抜いた。

九州大学入学式

 午前11時、青ヘルメットで武装し九大伊都キャンパス椎木講堂前に登場し情宣を開始する。時折強い雨に見舞われたが、「戦争とファシズムへの突撃を粉砕しよう」という横断幕をひろげ、徐々に会場入りする新入生一人ひとりに対して「安倍の戦争突撃を粉砕しよう!」「革命的学生運動を闘おう!」と、闘いへの決起を訴えていく。公安警察は遠巻きに様子を窺うのみだ。

 入学式の開始時刻が近づき、九大ビッグオレンジ方向から向かってくる学生の数が増え始める。情宣隊は新入生一人ひとりに対し、闘いへの決起を呼びかけながら、準備したビラを手渡していく。雨により迂回ルートを通る学生もいるためか例年に比べると通行する学生は少ないが、それでも多くの新入生が関心を示し、ビラは次々と受け取られていく。「戦争とファシズムを粉砕し、プロレタリア世界革命へ!今こそ革命的学生運動に決起し、労働者階級の闘いに合流しよう!朝鮮反革命戦争粉砕! 安保粉砕・帝軍解体! 改憲−戦争突撃粉砕! 労学連帯を闘おう!三里塚空港廃港決戦の大爆発を! 沖縄人民解放! 日朝連帯! 狭山闘争勝利―部落解放! 「障害者」解放! 木元グループ解体根絶! 反革命革マルせん滅! 右翼ファシスト撃滅!」。闘う九大学友が闘いへの決起を情熱的に訴えると、しばし立ち止まって聞き入り、自らビラを求め近づいてくる学生もいる。

 革命的学生運動の破壊を唯一の目的として入学式に登場する木元グループ数名は、今年もやはり権力に守られながら細々と講堂東側対岸にたむろしている。むろんその大半はニセ「組合」が直前に呼びかけた動員部隊だ。内部矛盾に憔悴する鈴木ギャーら木元グループは、われわれに対していきがるポーズすらできない。それどころか、敗北感丸出しで情宣中一度も視線を向けないありさまだ。木元グループ発言要員の力の入らないアジテーションは、敗北主義と市民主義にまみれたものだ。さらに動員の情宣隊員は九大当局や警備にまですすんでビラを手渡す始末だ。

 入学式開始時間となり木元グループが鈴木ギャーの指示で撤収の準備を始めると、闘う仲間が反革命分子にマイクで徹底弾劾を叩きつける。このような時、かつてならふざけて踊って見せたりピースの仕草を見せる「反骨おじさん」こと鈴木ギャーも今年は力無くうなだれ、とうとう最後までわれわれに目を合わせることすらしなかった。さらに闘う仲間が争議破壊を専らとする木元グループ=ニセ「組合」に付き従う者どもに対して警告を発すると、鈴木は慌てて「見るな、話を聞くな!」とばかりに撤収の足を速め、浴びせられる弾劾の嵐を背中に受けつつ部隊を引き連れ立ち去っていったのである。

 こうして情宣隊は、警察権力の弾圧を粉砕し、反革命集団と対峙しつつ、そしてファシストら反革命分子に一指も触れさせることなく、この日の情宣を貫徹した。

 学園拠点を次々と失陥し、崩壊の危機に瀕する木元グループは、大衆運動への潜入・破壊・利用・スパイ活動をもって延命せんと、ウソとどう喝で「大衆運動」の体裁を整え、国家権力の庇護のもと、欺罔と自己満足にひた走っている。九大では例年、争議つぶしと売り渡しを専らとするニセ「組合」への「支援」を学生に呼びかけ、また、差別集団としての本性を押し隠しながら「障害者」解放運動への敵対を目的に「全障共」を語り、九大においては「介護者募集」活動なるものを画策している。このような欺瞞と敵対を断じて許さない。

 われわれは九大当局によるレッドパージを許さず、革命的学生運動の復権を断固かちとる。反革命木元グループ解体・根絶。反革命革マル−エセ「全学連」解体。小ブル学生運動勢力一掃。ザイトクカイや九大における反憲学連残党・九大原理研(統一協会)らファシストどもを撃滅せよ。戦争とファシズムに突き進む安倍政府を打倒せよ。排外主義を切り裂き、革命的学生の大量決起を実現すべく闘い抜く。

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