全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

6.15闘争実行委員会の呼びかけにこたえ、
日米安保粉砕、安倍連合政府打倒! 6.18中央総決起集会・デモをかちとる

60年安保闘争の戦闘的地平を継承し闘う

160618デモ

 1960年、巨万の労働者人民が日米安保条約に反対して全国で闘いにたちあがった。

 国会を幾重にも包囲した労働者人民は、日共をはじめとした社民・スタ―議会内勢力による制動・敵対を突破し、安保国会を実力で粉砕すべく、国会突入の闘いへと上りつめた。

 労働者人民の闘いが戦闘的に高揚することに心底恐怖した自民党岸内閣は、自衛隊戦闘部隊による治安出動をも準備しながら、万余の機動隊部隊を国会警備に動員し闘争破壊を強めた。労働者人民の闘いが頂点に達した6月15日、機動隊により全学連学生・樺美智子さんが虐殺された。

 この権力による闘う人民虐殺から本年で56年をむかえる。6.15闘争実行委員会は虐殺への報復の決意も新たに、6月18日、日米安保粉砕、安倍連合政府打倒の中央闘争を最先頭で闘いぬいた。安倍連合政府の戦争・ファシズム―改憲攻撃との激突戦となる今夏・今秋期の闘いを見据え、60年安保闘争の戦闘的な闘いを継承・発展させる決意と戦意をみなぎらせ、伊勢志摩サミット厳戒態勢を弾みとした権力の治安弾圧態勢を切り裂く闘いの爆発をかちとった。

権力の妨害はね返し集会を開催

 6月18日、集会会場の港区三河台公園に闘う部隊が入場する。集会破壊のために園内に群れ集まった警視庁本庁をはじとする多数の公安私服刑事との攻防が実行委を先頭に開始される。権力による集会―闘争破壊に怒りをたぎらせ、一丸となり公安私服どもの壁にぶつかっていく。部隊の怒りと闘志は、権力を圧倒する。後ずさる権力を追及・弾劾しながらみなぎる戦意で園内を制圧する。

 権力の闘争破壊と対峙しながら集会準備にとりかかる。かつて闘争を破壊するために、集会参加者の大量爆殺をねらい、右翼ファシスト―「国粋青年隊」が集会場の桧町公園に爆弾をしかけている。安倍連合政府の戦争・ファシズム突撃下、右翼ファシストどもの動きが活性化している。ファシストによる集会破壊、闘う仲間の虐殺を絶対に許してはならない。

 闘いのスローガンが大書された横断幕を先頭に、部隊が隊列を組み陣取る。隊列の中には赤旗や闘う仲間たちののぼり旗が翻る。

 正午すぎ集会が開始される。司会を担当する全学連の同志が開会のあいさつをおこない、全体でシュプレヒコールをあげる。

 「日米安保粉砕、反革命階級同盟粉砕」「樺さん虐殺に報復するぞ」「安保の強化、実戦化を許さないぞ」「安倍連合政府打倒、戦争・ファシズム―改憲攻撃粉砕」「『反テロ』戦争粉砕、帝国主義軍隊解体・基地解体」「差別主義・排外主義粉砕、ファシスト撃滅」「戦時徴発攻撃粉砕、今夏・今秋三里塚決戦に勝利するぞ」「元米兵による女性暴行・虐殺弾劾、辺野古新基地建設阻止」「狭山差別裁判糾弾、第3次再審闘争勝利」「原発再稼動徹底弾劾、日帝の核武装阻止」「戦時『障害者』『病者』抹殺攻撃粉砕」「5.11出来町公園からの叩きだしを許さないぞ、福日労、野宿労働者と連帯し闘うぞ」「労働法制総改悪阻止、社会保障切り捨てを許さないぞ」「治安弾圧粉砕」「反革命革マル・木元グループ解体」「全世界の労働者人民と連帯して闘うぞ」「実力闘争・武装闘争で闘うぞ」「戦闘的共同闘争で闘うぞ」――戦闘的なシュプレヒコールが響きわたり闘いの熱気が一気にもりあがる。

闘う仲間からの熱い連帯発言

 開始冒頭、集会に寄せられた連帯アピールが司会によって代読される。佐世保の海を守る会の松本信子さんからは、佐世保基地からの戦争出撃を許さず、解体に向けた闘いをよびかける熱いアピールが寄せられた。福岡・築港日雇労働組合からは福岡市みどり整備課による5.11出来町公園からの叩き出しへの燃えあがる怒りと、これへの反撃の決意が煮えたぎるアピールが寄せられている。

 2本の連帯アピールを拍手で確認する。

 つづいて集会に結集した闘う仲間から連帯の発言をうける。はじめに発言にたった三里塚野戦病院・手話講座実行委員会の朝田しげるさんは、「戦争の道を急加速させている安倍を絶対に許すことはできない。いま安倍を打倒しなければ『障害者』にとってもたいへんな時代が必ずくる。結集したみなさんともに安倍打倒の闘いを闘う。三里塚が決戦をむかえている。83年の3.8のような事態を二度とくり返すことはでない。脱落派はどんなことがあっても脱落派、なんのために三里塚闘争を闘ってきたのか、三里塚の闘いが実力闘争闘だからこそ闘ってきた。この確信にいまも変わりはない。市東さん決戦を断固やりぬき、最後の最後まで、勝利するまで闘っていく。三里塚や『障害者』、ありとあらゆる闘いに敵対してくる木元グループや革マル、ファシストを断固粉砕しよう。9.25手話実主催現地全国集会への結集を」。

 公安警察解体!反弾圧・反警察運動がつづく。「伊勢志摩サミットにおける警察、自衛隊、海上保安庁と地域行政が一体となった厳戒態勢は、安倍の改憲攻撃のひとつである『緊急事態条項』を射程に入れたもの。『反テロ』を口実とした治安弾圧を粉砕しよう。5月24日、戦時治安弾圧強化の攻撃として刑訴法等改悪案が可決―成立した。『反テロ』攻撃と一体の治安弾圧強化を絶対に許すことはできない。昨年の国会前戦争法弾圧では『保護房』弾圧と対決し、完全黙秘―取調拒否の闘いが燃えあがった。反・反運動はこうした闘いに学びながら共同の闘いをつくっていく。国策と真っ向から対決する三里塚や沖縄の闘いを全力で闘い、不屈非妥協に闘うすべての労働者人民・被差別大衆と連帯し、最先頭で弾圧を粉砕します。圧倒的な結集で6.25反・反集会の成功をともにかちとろう」。

 つづいて全障連九州ブロックが発言にたつ。「まず何よりも、5月11日、福岡市行政が権力に守られながら未明の出来町公園に70人もきて、野宿労働者を叩き出すという許しがたいことをおこなった。これを徹底して弾劾する。九州ブロックに結集する『障害者』と、ともに闘う仲間たちは即座に出来町公園に駆けつけ、叩き出しを糾弾し闘いぬいた。市東さんの農地強奪を許さず三里塚でともに闘ってきた労働者の仲間を叩き出し、炊き出しをつぶそうとする攻撃を断じて許さず、九州ブロックは全力で闘う。三里塚決戦が煮つまるなか、市東さんの周辺での右翼ファシストの徘徊が頻繁になっている。ファシストを粉砕し、あらゆる敵対勢力を糾弾し、市東さんの農地強奪を許さず空港廃港へ、九州ブロックは最後の最後まで闘う。ともに闘いぬこう」。

 つぎは天皇上陸阻止青年実行委員会からだ。「またもや米軍によりいたましい事件がひき起こされた。この事件を徹底して弾劾する。沖縄労働者人民は事件報道直後から怒りの闘いにたちあがっている。基地がある限り事件・事故は起きると事件への弾劾のみならず、すべての沖縄の基地を撤去せよと要求をかかげ闘いにたちあがっている。この沖縄労働者人民の闘いに連帯し本日の闘いを安保粉砕、日米軍事基地解体の闘いとしてともに闘いぬこう。戦犯天皇=ヒロヒトの遺徳をひき継ぐと言ってきたアキヒトは沖縄統合支配を居直り、沖縄への上陸をくり返している。安保粉砕闘争を天皇制打倒の闘いとひとつのものとして闘いぬこう。弾圧・テロと対決し沖縄労働者人民と連帯し沖縄人民解放にむけともに闘いぬこう。闘いのかく乱・破壊をくり返す同化主義反革命革マルをせん滅し、反革命木元グループを打倒しよう。ザイトクカイなどファシストどもを先制的に撃滅しよう」。

 つづいて三里塚を闘う全国「障害者」解放委員会が発言をおこなう。「沖縄での女性暴行・虐殺事件を断じて許すことはできない。こうした事件の根底にあるのが日米安保だ。安保条約そのものを粉砕する闘いに断固たちあがろう。三里塚の決戦が迫っている。三『障』委は『障害者』が実力闘争・武装闘争を闘うということを前提に反対同盟とともに闘う。身体を張って市東さんの農地を防衛する。4月、差別か否かを国家が判断する『障害者差別廃絶法』が施行された。これを許さず『障害者』自身、『病者』自身の怒りの糾弾で差別を廃絶していこう。また文科省が特別支援学級・学校生徒の個人カルテを作製しようとしている。国家が『障害者』を一生管理することを断固粉砕しよう。共闘共生の力を飛躍させ介護闘争をともに闘っていこう。9月の手話実集会を全力でともに闘おう」。

 つづいて5.23闘争実行委員会が発言をおこなう。「1963年5.23石川一雄さんの差別・不当逮捕から本年で53年、決意も新たに事件の捜査、取調、裁判、全過程を貫く国家権力による部落差別を満天下に暴き出し、国家権力を糾弾・打倒する決意を明らかにする。5.23闘争実はこの間、埼玉県警本部や狭山署、さいたま地検に対する弾劾・抗議の闘いを展開している。石川さんの逮捕・取調・裁判にたずさわったすべての司法・警察機関に未開示の証拠が隠されているはずであり、これをすべてはき出させることがいま必要だ。『53年も昔の話、関係ない』と差別逮捕・取調べを居直る狭山署を断じて許さず、国家権力、司法権力に迫る闘いを一歩一歩積みあげていく。差別図書の復刻版作製やヘイトスピーチの横行など戦争への動きが強まるなか差別がどんどん強化されている。戦争法・日米安保粉砕、そして部落解放―全人民解放にむけ石川さんを先頭とした全国の部落大衆とともに断固闘いぬき狭山第3次再審闘争の勝利をかちとろう」。

 3.11闘争実行委員会からの発言がこれにつづく。「まずなによりも米帝オバマと日帝安倍が5月27日に広島を蹂躙したことを徹底弾劾する。原爆投下に対する一遍の謝罪もなしに、核戦争のボタンに手をかけながら『核なき世界』を語るオバマを絶対に許さない。川内原発の再稼動をはじめ、ぞくぞくと原発の再稼動が狙われている。福島第1原発周辺では急速な帰還強制もおこなわれている。まさに戦争突撃と一体のものとして核武装、核武装と一体のものとして原発の再稼動や輸出が強行されようとしている。被災労働者、原発労働者と結びつき断固阻止する闘いにたちあがろう。フランスでは原発労働者がゼネストにたちあがりすべての原発をとめる闘いがかちとられている。こうした闘いに結びつき原発を絶対に許さない。再稼動を許さない。核を廃絶し、核武装を阻止する闘いを優性思想を煽動する部分を許さず『障害者』、被爆者とともに、被災労働者人民とともに前進させよう。日米原子力協定は日米安保と一体のもの、これをもろともに粉砕しよう」。

 連帯発言の最後は反差別・反保安処分を闘う「病」者・「障害者」の仲間からだ。「医療観察法の下、保安施設―監獄医療の中で日々、『病』者、『障害者』は虐殺されている。差別・虐殺の保安施設をこれ以上許すことはできない。バスティーユへ、医療観察法―保安施設解体を求め、保安施設のなかに閉じこめられている『病』者、『障害者』をともに助けにいこう。現在安倍が進めている戦争・ファシズム、首切り―合理化のなか、革命の機運が盛りあがっている。革命の時期がまさに到来している。革命の時期を逸すること、革命を裏切ることはできない。日共、SEALDsの『国民連合政府』のように革命を間違ったほうに動かすことはできない。『病』者、『障害者』、政治犯、そして革命家の釈放を求めバスティーユへ、パリコミューンの世界をともにつくっていこう」。

 各地区・各戦線から結集した闘う仲間の闘志あふれる連帯発言が集会に結集した仲間たちの戦意をたかめていく。すべての発言を拍手と歓声で確認し、集会の熱気はさらにたかまっていく。

実行委の基調提起を全体で確認

 闘う仲間からの連帯発言につづき、全国反戦を代表し東京反戦の同志が闘争基調の提起をおこなう。闘争基調は、安倍連合政府の戦争・改憲突撃との闘いにむけた提起を中心に6章から構成されている。

 はじめの「日米安保の実戦化を許すな! 戦争法を粉砕しよう」では、日米両軍の地球的規模での恒常的な協力をうたう安保「新ガイドライン」締結を受けた安倍連合政府の戦争法強行を許さず戦争法国会粉砕の闘いに連続して決起した昨秋の闘いをひきつぎ、戦争法、日米安保粉砕に向け闘いぬくことが提起された。

 今秋にはこの戦争法の施行にもとづき「駆けつけ警護」などを本隊任務とする自衛隊の南スーダンPKO出兵がねらわれている。実力の闘いでこの戦争出撃を阻止することがよびかけられた。戦争法の具体的な発動を断じて許さず、日共、SEALDsなどの議会主義的集約や敵対・制動、権力の弾圧と真っ向から対決し帝国主義軍隊解体・基地解体の闘いを強化していこう。

 つづく「反テロ戦争への本格的参戦を阻止しよう」では、伊勢志摩サミットそして、それにつづく安倍・オバマの広島訪問をとおし、日米をはじめとした帝国主義諸国が核兵器の先制的使用をも射程に入れた「反テロ」戦争のさらなる拡大につき進んでいることを弾劾し、日帝の「反テロ」戦争への本格的参入を阻止し、朝鮮反革命戦争や対中国反革命戦争突撃を粉砕することが提起された。2020年東京オリンピック・パラリンピックにむけた戦時治安弾圧態勢の強化を粉砕し、全世界の労働者人民の実力闘争に連帯し帝国主義の「反テロ」戦争突撃を粉砕しよう。

 つづく「反革命戦争・ファシズムと対決し改憲を粉砕しよう」は今回の闘争基調の核心的な部分だ。

 安倍は7月参院選で、参院の3分の2を制し、一気に改憲発議―改憲につき進もうとしている。昨秋の対戦争法国会闘争の闘いをひきつぎ今夏・今秋改憲粉砕の闘いに全力で決起することが提起された。改憲粉砕の闘いとして朝鮮反革命戦争をはじめとした日帝の戦争遂行と徹底してたたかうこと、改憲の大きな題目にもなっている天皇元首化を断じて許さず、日帝国家権力解体―天皇制廃絶、治安弾圧粉砕の闘いとして闘うこと、改憲推進勢力の中心である「日本会議」やザイトクカイなどのファシストと対決し、ファシスト撃滅戦として闘うこと、「緊急事態条項」を徹底して暴露し、その具体的な一つひとつと徹底して闘うことがよびかけられた。

 「労働者・人民の実力闘争の前進を、戦争・改憲突撃と闘う戦闘的共同闘争を構築しよう」では、日共や社民党など議会内勢力による「国民連合政府」構想を突破し、闘う労働者・人民、被抑圧人民・被差別大衆の共同闘争・実力闘争で、安倍連合政府の戦争・ファシズム―改憲攻撃と対決していくこと、そのためにさら強力に戦闘的共同闘争の構築をおし進めていくことが提起された。

 さらに、朝鮮反革命戦争をはじめとした日帝の戦争突撃と改憲突撃との闘いを白熱の攻防点とする今夏・今秋期の闘いを、叩き出し攻撃と闘う野宿労働者や福日労、反原発の闘い、石川さんをはじめとした戦闘的部落大衆と連帯し、とりわけ最高裁による上告棄却粉砕、市東さんの農地強奪阻止の決戦、辺野古新基地建設阻止を闘う沖縄労働者人民の闘いなど拠点的闘争に結びつき、実力闘争・武装闘争をもって闘うこと、さらに闘いのなかで右翼ファシストとともに、反革命革マル、反革命木元グループを解体することが呼びかけられた。

 日米安保、安倍連合政府の戦争・改憲攻撃との今夏・今秋期における実力対決を見すえ全国反戦の同志は闘志みなぎる基調提起をおこなった。力強い提起は全体の拍手で確認される。

実行委団体が戦意みなぎる決意表明

 闘いの基調は鮮明になった。日米安保、安倍連合政府の戦争・改憲突撃に怒りをたぎらせ実行委に結集する団体が決意表明をおこなう。

 決意表明のはじめは、反戦・全学連三里塚現地行動隊だ。「市東さんの農地強奪攻撃は安倍の戦争突撃と一体の攻撃だ。労農水『障』学、すべての闘う人民が現地に駆けつけ実力阻止する闘いにたちあがろう。三里塚闘争は反対同盟を先頭に〈徹底非妥協・実力闘争〉〈一切の『話し合い』拒否〉で50年間国策と闘ってきた。反対同盟と連帯し徹底した実力闘争で人民抑圧空港を廃港に追いこむ闘いにたちあがろう。政府・空港会社は朝鮮反革命戦突撃のために3本目の滑走路を造ろうとしている。安倍の戦争突撃と一体の『第3滑走路』建設を断固粉砕しよう。下総政神党や日本国神党など右翼ファシストの『用地』内蹂躙を許さず右翼ファシストを先制的に撃滅しよう。三里塚闘争に敵対してきた反革命革マル、木元グループを解体しよう。7.3東京集会の大成功をかちとろう」。

 反安保労研全国センターがつづいて決意表明をおこなう。「日米安保こそいまの安倍の戦争・改憲突撃の根底にあるものだ。これをぶっつぶしていくことが労働者に掛け値なしに問われている。反安保労研はそのような闘いをつくりあげていく。強まる改憲攻撃のなか労働者に対する攻撃が強まっている。『残業代ゼロ』『解雇の金銭和解』など資本の“首切り自由”や極限的な労働強化を許すことはできない。断固粉砕しよう。日米安保や安倍の戦争・改憲に反対し国会や首相官邸に巨万の労働者人民が実力で進撃していく闘いを本日の闘いからともにつくりだそう。反安保労研全国センターはその先頭で闘いぬく」。

 決意表明の最後は全学連からだ。「戦争会談=『天皇サミット』の強行、それにつづく安倍・オバマの広島蹂躙を徹底して弾劾する。安保あるがゆえ、基地あるがゆえにひき起こされた女性虐殺を断じて許さず沖縄労働者人民の身体を張った闘いに連帯し米軍・自衛隊解体、基地解体の闘いにたちあがろう。日帝の戦争法と改憲による戦争突撃を許さず、革命的反戦闘争の爆発で今秋の南スーダンPKO出兵を阻止しよう。三里塚反対同盟50年の闘いに結びつき市東さんの農地強奪阻止、『第3滑走路』攻撃粉砕、空港廃港をかちとろう。国家権力を糾弾・打倒する闘いで狭山闘争の勝利をかちとろう。福島をはじめとした被災労働者人民と結びつきすべての原発の再稼動阻止、日帝の核武装粉砕を闘おう。差別主義・排外主義攻撃の先兵=ファシストを撃滅し、労働者人民への敵対と闘争破壊をくり返す反革命革マル、木元グループを解体しよう」。

 実行委に結集する諸団体の迫力に満ちた決意表明は熱気をもって結集した同志・友人たちに受けとめられた。この闘いへの決意をすべての同志・友人たちがわがものとする。予定された集会次第のすべてが勝利的に貫徹されたことを全体で確認し、圧倒的なシュプレヒコールを政府中枢にむけたたきつける。

 日米安保粉砕、安倍連合政府打倒、政府中枢―霞ヶ関に進撃せよ。全体みなぎる戦意でデモ準備に取りかかる。

政府中枢に進撃する戦闘的デモ

 闘いのスローガンをシュプレヒコールとして全体であげながら、政府中枢にむけ進撃する。機動隊によるデモ規制、闘争破壊をねらい歩道から身構える公安私服どもとまっ向から対峙しながら密集した隊列でデモをおこなう。アメリカ大使館、首相官邸、そして霞ヶ関の官庁街、憎むべき支配機構に肉迫し怒りのこぶしをふりあげ、コールをたたきつける。

 巨万の労働者人民がかっての60年安保闘争のときのように政府中枢―国会を包囲する闘いにふたたび立ちあがる闘いを組織しよう。昨秋の戦争法案粉砕の闘いは大衆的実力決起の巨大な台頭をまさに実感させるものであった。安倍連合政府が治安弾圧態勢を幾重に強化しようとも改憲突撃に対する嵐のような闘いがそれをつき破り政府中枢へとおし寄せるのだ。その最先頭で闘うのが6.15闘争実の戦闘的な部隊だ。

 権力の妨害、弾圧策動を粉砕し都心を席巻する断固としたデモがかちとられた。「6.18闘争を出発点に激化する戦争とファシズム─改憲攻撃との闘いに勇躍、進撃しよう。巨万の大衆決起の先頭にたち戦争とファシズムの危機を蜂起・革命戦争に転化する革命戦略をもって闘いぬこう」。実行委の闘争集約を全体で確認し、今夏・今秋期の階級攻防に全力で進撃する決意をうちかためた。

全学連と共に闘おう! 連絡先・連絡方法はこちら               home              16.06記