戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
8・6広島反戦闘争実行委員会
被爆者の皆さん、被爆2世・3世の皆さん! 労働者・学生・人民の皆さん! オバマ―米帝と、それを賛美する勢力による反戦反核闘争への解体攻撃が激化する中、そして安倍連合政府による改憲攻撃を軸とした戦争とファシズムへの突撃が激化する中、私たちは、8・6広島反戦反核闘争を闘いぬきます。多くの皆さんの結集を訴えます。
5月27日、米帝オバマが被爆地・広島を訪問・蹂躙しました。オバマは岩国基地で,沖縄での元海兵隊員による女性暴行・殺害には触れずに、米軍とりわけ海兵隊と自衛隊を激励・賛美し、日米安保の強化・永続化による帝国主義の世界支配と「反テロ」を呼号した反革命戦争突撃を宣言しました。そして、「核のボタン」を携えて、広島へと乗り込みました。広島演説では、「死が空から降り、世界は変わった」などと徹底的に米帝の原爆投下の責任を居直り、「謝罪」も「反省」も拒否しました。「国家や我々が作った同盟は自衛の手段を持たねばならない」と「自衛(権)」や反革命階級同盟に基づく支配・戦争を労働者人民に強制しようとしています。この攻撃を絶対に許しません。
米帝は現在も7千発に近い核爆弾を所持しています。今後30年間で約1兆ドルも使っての新型核兵器の開発が予定されています。核戦争遂行態勢を強固にしながら、オバマが「核兵器なき世界を追求」などと語る意味とは、労働者人民の反核の闘いを圧殺するためです。CTBT(「包括的核実験禁止条約」)の批准すら米議会が拒否、国連核軍縮会議における日米帝による「核兵器禁止決議反対」にみられるように、核兵器をも使用した反革命戦争による支配維持こそが帝国主義各国の基本路線です。
このオバマの欺瞞に満ちた攻撃である広島訪問・演説に対し、多くの被爆者を先頭に、労働者人民が怒りの声をあげています。米帝・オバマに核廃絶などを期待し頼るのではなく、核兵器を製造・所持し続ける帝国主義国家(とスターリン主義国家)を打倒する革命的反戦闘争を闘いぬき、全ての核廃絶を実現していこう。
1945年8月6日、米帝軍は広島に、そして8月9日、長崎に原子爆弾を投下し、すさまじい熱線、放射能、爆風、猛火等によって数十万の労働者人民を虐殺しました。その後71年を経た現在に至るまでその被害は継続され、多くの被爆者、2世・3世に病苦や不安を強いつづけています。米・英帝は、対ソ政策、反共反革命の一点で密集し、8・9ソ連参戦前に原爆を投下しました。帝国主義による初の原爆投下―労働者人民の大量虐殺を徹底弾劾します。
天皇ヒロヒトは、敗戦必至の情勢下で「降伏」提案を退け、「もう一度戦果をあげてから」と「国体護持」と自らの命乞いのために、沖縄戦を強制し、8・6、8・9を強制しました。ヒロヒトは1975年、原爆投下について「戦争中のことでもあり、気の毒だったがやむを得ないことだと思っています」と言い放ち、戦争責任については「そういう言葉のあやについてはわからない」と居直りました。原爆投下の責任の一方は天皇と日帝にこそあります。「ヒロヒトの遺徳を継ぐ」と言い放ったアキヒトも同様です。「生前退位」発言での改憲攻撃を許さず、今こそ天皇制をなくそう。
日米帝は、被爆者を「研究材料」として扱い、多くの被爆者認定を拒否し、虐殺してきました。国家責任を認めない「被爆者援護法」をもって闘いの鎮圧を図ってきました。日帝による強制連行によって連れてこられた朝鮮人・中国人被爆者らを切り捨ててきました。また、国が指定する被爆地域外にいた被爆者を「被爆体験者」として、何の援護もしないように、被爆者を放置し、分断し、虐殺していく事が、原爆投下に引き続く日帝の路線です。日帝は、戦後「ノーモアヒロシマ」という被爆者の叫びをふみにじり、「核の傘」論をもって日米安保体制を強化してきました。さらに潜在的核保有能力維持のために「事故」をくりかえしながら原発を増設してきました。その帰結として、2011年大震災による福島第1原発爆発を引きおこしました。
帝国主義による原爆投下、そしてその反省も全くないまま続く核戦争態勢強化、労働者人民への被爆・被曝の強制―大量虐殺を弾劾し、帝国主義を打倒しよう。天皇(制)を打倒しよう。
首相・安倍はオバマとともに広島に乗り込み、「日米同盟」を「世界に希望を生み出す同盟」などとほざき「核の傘」を推進しています。安倍はそもそも2002年早大で「憲法上は原子爆弾だって問題はない」と言い放ち、安倍連合政府は4月1日に「憲法9条は一切の核兵器の保有および使用を禁止しているわけではない」とする閣議決定を行いました。日帝・安倍連合政府は核武装・核使用へと、その野望を隠すこともなく、ひた走っています。
安倍連合政府は、一昨年「集団的自衛権」行使を行う解釈改憲の閣議決定、昨年「戦争法」成立強行と日米安保を強化しながら日帝が全世界で対外戦争を強行する態勢・法的根拠を形成してきました。原発を維持し、再稼動を強行しながら核武装を狙っています。7月参院選での与党議席拡大から、緊急事態条項導入などの改憲攻撃を全面化させ、反革命戦争とファシズムへと突撃しています。
こういった安倍が被爆者の「核兵器廃絶」という声や、福島や被爆者をはじめ世界中の労働者人民の「再稼動阻止、原発を廃炉に」の声を嘲笑うかのように「平和記念式典」に列席することを絶対に許すことはできません。また、安倍の式典出席は、天皇・日帝の原爆投下責任を清算し、「3・11」下において、被爆者を「英霊化」しようという攻撃です。労働者人民の闘いを鎮圧して、労働者人民には何度被爆・被曝を強制してでも、核武装をもって朝鮮反革命戦争に突撃しようという宣言です。安倍の式典列席を阻止しましょう。日帝の核武装を粉砕しよう。
優生思想と対決し、被爆者差別糾弾―被爆者解放をかちとりましょう。(在日)朝鮮人・中国人被爆者と連帯して闘おう。被爆者、2世・3世と連帯し、差別−排外主義攻撃を粉砕し、朝鮮反革命戦争を粉砕する革命的反戦闘争にたとう。「反戦・反核の砦」として徹底非妥協・実力闘争で闘われてきた三里塚闘争と結合し、闘おう。市東さんの農地強奪を粉砕する実力闘争・武装闘争を闘おう。沖縄労働者人民と連帯し、辺野古新基地建設、高江ヘリパッド建設を粉砕しよう。沖縄、岩国、呉、佐世保、日本原、横須賀など全国の反軍・反基地闘争と結びついて闘おう。
3・11から5年たった今なお、福島第1原発の再臨界・爆発の危機は継続し、放射能はまきちらされ、深刻な被害が続いています。にもかかわらず、昨夏の川内原発に引き続き、安倍連合政府は、伊方原発などの再稼動を強行しようとしています。何重にもわたる下請け構造の中で、原発爆発後の処理作業が、日々労働者に被曝を強制しながら強行されています。年20ミリシーベルトという高線量の地域に福島の住民を強制帰還させようとしています。福島の被災労働者人民、原発労働者をはじめとした闘いと結びつき、原発再稼働、原発輸出、高速増殖炉「もんじゅ」、核燃料サイクルを粉砕しよう。フランスでは、労働法制改悪反対のゼネストの先頭にたった原発労働者が、非常事態宣言―大弾圧態勢の中で、全原発を停止させるというすさまじい闘いを打ち抜いています。こうした闘いと結合し、全原発を廃炉にし、核武装を阻止しよう。
「8・6広島反戦」や被爆者の闘いに憎悪を燃やし、ファシスト集団・日本会議やザイトクカイ、田母神グループなどが核武装推進をかかげて敵対・破壊行動を重ねてきました。ファシストを打ち倒して進撃しましょう。ザイトクカイにねめまわされている木元グループをファシストもろとも根絶しよう。被爆者を差別的に侮蔑する反革命革マルをせん滅しよう。
権力の弾圧を粉砕し、あらゆる敵対を粉砕して8・6広島反戦反核闘争を共に闘おう!
《闘争要綱》 原爆投下71ヵ年弾劾! 首相安倍の式典列席を許すな 核武装阻止! すべての原発をなくそう 8・6広島反戦反核闘争 ・8月6日 8時〜 河原町公園(広島市中区河原町15) 8・6広島反戦反核集会 集会後〜デモ ・主催 8・6広島反戦闘争実行委員会 (連絡先/岡山県岡山中央郵便局私書箱199号)