全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

10.22全国反戦・全学連、木更津基地闘争を闘う

全学連は全国反戦の仲間とともに、10.21国際反戦デーを期して木更津基地解体闘争の一環として基地ゲート前抗議行動と木更津駅頭情宣を行いました。以下、当日配布したビラから転載です。

自衛隊・米軍解体!木更津駐屯地解体!
陸自・木更津駐屯地ヘリコプター団による沖縄・高江への重機搬入を許すな

 7月22日、日帝国家権力は、沖縄高江の米軍ヘリパット着工阻止に向けて座り込みで闘う沖縄労働者人民を暴力的に排除し、車両やテントを撤去し工事を再開したが、沖縄労働者人民は2か月以上にわたって工事実力阻止を貫徹してきました。

 それに恐怖した国家権力は千葉県警・警視庁をはじめ「本土」から機動隊を動員し、さらに、9月13日沖縄近海に海自輸送艦「おおすみ」を停泊させ、そこから陸自木更津駐屯地中央即応集団第一ヘリコプター団のCH47輸送ヘリを飛ばして重機・トラックを工事現場に運び入れました。これは沖縄労働者人民を”敵”とみなした陸・海・空自衛隊と警察を結合させた一個の戦闘行動としての展開です。徹底弾劾します。

陸自木更津駐屯地「第一ヘリコプター団」は人民虐殺=治安出動部隊だ

 「第一ヘリコプター団」は防衛相直轄の「海外活動やテロ・ゲリラ対処を担う部隊で構成」される中央即応集団に所属するが、これは全世界や自国労働者人民の闘いを「テロ・ゲリラ」と称して鎮圧する、文字通りの人民虐殺部隊の基軸中の基軸部隊です。

 過去にも、72年の沖縄「返還」時には通貨交換に伴い現金を沖縄に輸送したり、天皇アキヒト「即位の礼」では、玉座の「高御座」や「御帳台」を輸送するなど、労働者人民の闘いに銃口を向けて鎮圧し、天皇と国家・資本家を防衛することを任務としています。絶対に許すことはできません、ただ解体あるのみです。

沖縄労働者人民の新基地建設阻止の実力闘争に連帯し共に闘おう

 沖縄高江ヘリパット建設や辺野古新基地建設は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)や中国の脅威を扇動しながら、朝鮮反革命戦争出撃のために強行するものです。

 千葉地裁裁判長時代に三里塚・市東さんに対し農地強奪の判決を打ち下ろした福岡高裁那覇支部長・多見谷により、9月16日、翁長知事の辺野古新基地建設・埋立承認取り消しを「違法」とし、「辺野古が唯一」とする判決が打ち下ろされました。この沖縄新基地建設という「国策」は、いかに「違法」であろうが、”三里塚同様何をやってもいいんだ”と言い放ったことと同じで、絶対に許すことができません。

ふたたび沖縄を戦場にしない、戦争出撃基地を造らせないとして、連日の機動隊のテロや不当逮捕を許さず身体を張って闘う沖縄労働者人民と連帯して闘おう。

陸自・木更津駐屯地のオスプレイ整備拠点化を許すな

 防衛省は昨年10月、米軍普天間飛行場に配置されている米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22 オスプレイ24機の定期整備拠点として、陸自・木更津駐屯地を選定し、今月末にも木更津で試験飛行を強行し、来年1月には整備を開始しようとしています。人民虐殺のための輸送機であり、事故を多発させているオスプレイが飛行することを許してはなりません。オスプレイの整備拠点化を阻止し、木更津駐屯地を解体しましょう。

「かけつけ警護」を任務とする11月南スーダン派兵を阻止し、戦争突撃を粉砕しよう

 昨年国会前を埋め尽くした巨万の労働者人民の戦争法成立阻止の闘いと怒りを踏みにじり、安倍は戦争へ戦争へと突撃し、3月戦争法を施行し、7月参議員選での”勝利”をも 力としながら、内閣改造で生粋のファシスト稲田朋美を防衛相に起用しながら、11月には戦争法成立をうけた新たな任務として「かけつけ警護」と「宿営地の共同防衛」に踏み込む南スーダン派兵を強行しようとしています。すでに交代派遣される青森陸自第9師団第5普通科連隊はそのための訓練を開始しています。

 南スーダンでは7月から内戦・戦闘が続発しています。そこで自衛隊は初めて直接他国人民の殺戮に手を染め、殺し殺される軍隊に自衛隊を転換しようとしているのです。 絶対に許してはなりません。南スーダン派兵を阻止しよう。

 自衛隊員は出兵を拒否しよう。労働者人民に銃口を向けるな、支配階級(天皇・資本家・上官)に向けよう。

三里塚・農地取り上げ=戦時土地徴発を実力阻止しよう

 三里塚闘争は重大な決戦局面を迎えてます。東京高裁による市東さん農地強奪判決から1年以上がたち、最高裁が上告棄却を狙っています。

日帝は成田空港建設を「国策」として強行しています。成田空港は朝鮮半島有事の際には50万人米軍の兵站・出撃拠点になります。戦争・「国策」のために、3代100年耕している農地を強奪(戦時徴発)しようとしているのです。そして、反対同盟農民を叩き出し、三里塚闘争を破壊しようとしています。

〈空港絶対反対、徹底非妥協、実力闘争〉で闘う反対同盟と連帯し、10.9全国集会の大成功から、現地実力攻防、農地死守決戦を爆発させよう。

戦争・ファシズム―改憲に突撃する安倍連合政府を打倒しよう

 ファシスト安倍を頭目とする自民党による改憲攻撃は、戦争突撃と階級支配のファシズム的転換の攻撃と一体であり、その基調・理念を国家的法的な規範として打ち立てようとするものです。

 自民党「日本国憲法改正草案」(2012年)の第1章、天皇に関する条文では、天皇の元首化、国旗は「日章旗」・国家は「君が代」、元号の規定を行っています。この攻撃は「天皇生前退位問題」を通して更に強化しようとしています。第2章では、「戦争の放棄」から「安全保障」に変更し、国防軍保持をうちだし、軍法会議の規定も入れています。

第3章は「公益及び公の秩序」とし、戦前治安維持法と同様の規定を設けています。第9章で新設した「緊急事態」条項は、「明治憲法」の戒厳条項を彷彿させるものです。さらに、第96条の憲法改定の発議については、「総議員の3分の2以上の賛成」から「総議員の過半数」にしています。

 7月参院選で改憲勢力は3分の2以上の議席を確保しました。安倍は、所信表明演説で「海上保安庁、自衛隊、警察官に感謝の気持ちを表そう」などと起立を求め、翼賛国会そのものを演出しながら、憲法審査会を再開し改憲に向けた活動を開始しています。

戦争・ファシズムと改憲攻撃はひとつのものです。改憲を断固阻止しましょう。

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