全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

全学連第67回定期全国大会への招請状

全日本学生自治会総連合中央執行委員会
   委員長 伍代 和也
全学連第67回定期全国大会実行委員会

三里塚農地強奪阻止、辺野古・高江新基地建設粉砕、改憲―戦争突撃を打ち砕く実力闘争・武装闘争を!

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 全国の学生諸君。

 安倍政府は、今まさに戦後史を画する攻撃に出てきている。11月自衛隊PKO南スーダン出兵において、「駆けつけ警護」や「宿営地の共同防衛」を新たな任務に加え、他国労働者人民を直接虐殺する軍隊として打ち固めようとしている。また、昨年秋には戦争法を強行成立させ、さらに天皇元首化や9条廃棄、緊急事態条項の創設など改憲を狙っている。また、天皇「生前退位」をめぐる論議は、階級支配の要としての天皇制存続・強化に向けた一大攻撃に他ならない。

 いま、差別主義・排外主義にのみこまれ戦争突撃を担うのか、傍観するのか、あるいは断固として戦争粉砕の闘いにたちあがるのか、厳然と一人ひとりに態度が問われている。闘うときは今をおいてほかにない。革命的反戦闘争に起ちあがろう。安倍連合政府を打倒し、日帝国家権力を解体しよう。

 三里塚・市東さんの農地をめぐって、10月25日、最高裁による棄却判決が打ち下ろされた。徹底して弾劾する。そして、農地死守決戦を闘いぬく。また沖縄で、新基地建設阻止の闘いが、体を張って闘いぬかれている。現地に駆けつけ、ともに闘おう。

 全学連は、きたる11月27〜28日、《三里塚農地強奪阻止、辺野古・高江新基地建設粉砕、改憲―戦争突撃を打ち砕く実力闘争・武装闘争を!》をメインスローガンに第67回定期全国大会を開催する。本大会への圧倒的結集を訴える。全学連の旗の下に結集しよう。

1.

 資本主義世界経済が危機を深めている。生産は拡大せず、金融的手法によっても危機を乗り切ることができない。南欧諸国をはじめ金融危機・財政破綻が連鎖する中で、イギリス帝国主義のEU離脱が、移民労働者に対する排撃煽動をも大きな要因として決まるなど、資本主義諸国は保護主義的色合いを強めている。世界恐慌のなか、労働者人民にたいして、首切り・大合理化、「非正規」化、低賃金と労働強化などの攻撃が襲い掛かっている。その中で、失業・飢餓・貧困が強制されている。

 また、帝国主義の戦争突撃が激化している。対ISを強硬に進めるアメリカ帝国主義はじめ有志連合は、「反テロ」を旗印にシリア・イラクで大量の労働者人民を虐殺し、難民を膨大に生み出している。フランス帝国主義は、「反テロ」を掲げて非常事態宣言を延長し続けている。日米韓による朝鮮反革命戦争突撃が強まっている。連続する大規模共同訓練や緊密な連携によって、排外主義を最大限あおりながら、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する軍事的包囲を強めている。

 世界中で、労働者人民が、ストライキ・街頭選挙・反戦闘争・対ファシスト戦に起ちあがっている。国際連帯を掲げ闘おう。

2.

 ファシスト団体日本会議が内閣の多数を構成する安倍政府は、改憲・戦争に突き進んでいる。PKO出兵や「集団的自衛権」の行使、自衛隊の再編・強化をとおして、文字どおり「戦争する国」にしようとしている。高江や辺野古で国家暴力を発動して、新たな戦争のための基地を建設している。また、8.9月北朝鮮による「ミサイル発射実験」を受けて、安倍は「防空識別圏」や「排他的経済水域」に「打ち込まれた」と言い放ち、臨戦態勢を構えている。

 また、消費税の10%への増税は先送りとなるも撤回せず、「残業代ゼロ」法案や解雇の自由化(特区構想)、生活保護の切りさげなどとあわせ、労働者に困苦・窮乏を押し付けている。

 川内・高浜原発を再稼動させ、原発の輸出、核武装を狙っている。さらに、環太平洋経済連携協定(TPP)を推進している。「共謀罪」から名前を変更して「テロ等組織犯罪準備罪」を制定し、20年東京オリンピックの開催を通して、反革命国民統合、愛国主義・排外主義の鼓吹、被災地切り捨て、治安弾圧を強めようとしている。

 戦争に突撃する安倍連合政府を打倒しよう。11月自衛隊PKO出兵を阻止しよう。ファシズム権力樹立を阻止・粉砕しよう。

3.

 三里塚・市東さんの農地強奪をゆるさず、死守決戦に決起しよう。第3滑走路建設計画を粉砕し、空港廃港に向け闘おう。

 高江・辺野古新基地建設を阻止しよう。「本土」機動隊投入・弾圧弾劾。沖縄人民解放闘争を闘おう。

 沖縄・佐世保・日本原・北富士・座間・横須賀・朝霞・習志野をはじめ反軍反基地闘争を闘い、日米安保粉砕、自衛隊・米軍解体、日米軍事基地解体―出兵阻止を闘おう。

 原発の再稼動を粉砕しよう。原発廃炉・核廃絶をかちとろう。日帝の核武装を粉砕しよう。被災労働者人民と連帯して闘おう。

 国鉄闘争、明大生協解雇撤回争議、福日労との連帯をはじめとした労学連帯闘争を闘おう。

 戦時「障害者」抹殺攻撃、保安処分攻撃と対決し、組対法弾圧を打ち砕き、「障害者」解放闘争の前進をかちとろう。

 無実の部落民=石川一雄氏と部落大衆の怒りをわがものとし狭山差別裁判糾弾、第3次再審闘争勝利に向け闘おう。

 南朝鮮労働者人民・在日朝鮮人民との革命的共同を推進して、革命的日朝連帯闘争の進撃をかちとろう。入管体制を粉砕し、差別主義・排外主義と対決して闘おう。

 戦時女性差別政策の全面展開と対決し、革命的女性解放闘争の前進をかちとろう。日本軍「慰安婦」を強制された女性たちの決起に結びついて闘おう。

 対権力非和解性を鮮明にし、弾圧を粉砕して闘おう。

 総翼賛化とレッドパージを粉砕し、全線戦・全領域に進撃しよう。実力闘争・武装闘争で闘おう。

4.

 全学連は、〈恐慌―戦争・ファシズム〉情勢下で、戦後日本学生運動の政治的突撃力を革命的に継承・発展させ、革命的反戦闘争を最先頭で闘いぬく。プロレタリア統一戦線の一翼としての全学連運動を推進する。

 学生戦線での部落差別発言と隠蔽、対敵組織防衛原則からの逸脱をもった同志への打撃と排撃、「障害者」から介護を奪った介護闘争破壊について謝罪し自己批判を貫徹していく。差別や排撃を許さない闘いと団結をつくるべく全力を尽くす。

 産学協同路線を粉砕しよう。大学での軍事研究をゆるすな。学費値上げ粉砕。「日の丸」「君が代」攻撃、教科書攻撃など愛国主義教育を粉砕しよう。「天皇の大学」化・学園の兵営化攻撃を粉砕しよう。国家権力―大学当局による革命的学生運動非合法化攻撃と対決し、明治大学・九州大学拠点攻防に勝利しよう。〈反戦・反ファッショ・反産協〉の革命的学生運動路線を鮮明に、全国学園に真紅の全学連旗をうちたてよう。

 スターリニズムの破産を突破・止揚し、マルクス主義の復権をかちとれ。

 革命軍の革命的武装闘争と結びつき、実力闘争・武装闘争で闘おう。

 「日本会議」・「在特会」・「つくる会」・田母神グループなどファシスト打倒の闘いにたとう。排外主義・差別主義を粉砕しよう。

 反革命革マルを解体・絶滅しよう。5同志虐殺報復─木元グループ解体・根絶戦にたとう。

 全学連大会への結集をあらためて呼びかける。ともに闘おう。

 

日時:2016年11月27日(日)−28(月)於:三里塚

2016年10月27日

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