戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
1月24日、福岡県警公安3課と博多署は、日本原闘争を中心で闘ってきた同志に対して、「免状不実記載」をでっち上げて不当逮捕した。2.11日本原闘争破壊を狙った予防拘禁弾圧である。同志の取調拒否を含む完黙・非転向闘争と、獄外の反撃戦によって権力の思惑を粉砕し、一勾留で奪還を勝ちとり、奪還同志を先頭に2.11日本原現地闘争は闘い抜かれた。
日帝安倍連合政府は昨年11月、内戦下の南スーダンへ「駆けつけ警護」任務を付与した自衛隊出兵を強行した。また沖縄では沖縄労働者人民の闘いを弾圧して辺野古新基地建設、高江ヘリパット基地建設を押し進め、2月7日から辺野古の海上埋め立てのためのコンクリートブロック投入工事を開始した。来年3月には佐世保の相浦駐屯地に水陸機動団が新設されようとしている。日本原演習場は、2006年米軍との共同使用施設とされ、既に3度にわたる自衛隊と米軍の大規模な日米共同演習がおこなわれてきたが、今年2月、米軍は新たに日本原演習場での米軍単独の訓練を予定していることが明らかになった。
一方、昨年8月天皇アキヒトの「生前退位」メッセージを受けて、天皇(制)ー改憲攻撃が激化している。「生前退位」は、天皇制の永続化と帝国主義的国民統合の攻撃に他ならない。天皇制攻撃が激化する中、ファシストが活性化し、差別主義・排外主義が激化している。今年も2月11日、神社本庁、日本会議などファシストが主導して、全国で「建国記念の日」奉祝行事が強行された。
2.11日本原闘争は、日本原基地の強化と天皇制強化に反対する闘いとして、毎年闘い抜かれてきた。今年は2月11日当日、西日本一帯に大雪警報が発令され、数年ぶりといわれる大寒波が襲来し、日本原共闘会議が急きょ集会、デモを中止するなかで、反戦、全学連と2.11行委員会は、唯一、天皇主義右翼ファシストと対峙しつつ、「建国記念の日」粉砕、日本原基地解体を掲げて戦闘的な集会、デモを闘い抜いた。
2.11日本原闘争では久しぶりの積雪の中、午前10時過ぎ、反戦・全学連と実行委員会の部隊は宮内の集会場に登場する。遠くで右翼の敵対凱旋が聞こえる。木元グループは昨年から敵対登場が破産し姿はない。部隊は権力の弾圧、右翼の敵対に警戒しつつ会場設営をおこなう。権力が集会場に接近してカメラを構えているのを、部隊全体で弾劾し後退させた後、正午から現地統一集会を開催する。
1.24弾圧を粉砕し奪還された同志が司会に立つ。同志はまず「本日の闘いを、福岡県警による2.11日本原闘争潰しを狙った1.24『免状』弾圧を獄内外の反撃戦によって粉砕した力をもって勝ちとろう」と訴える。そして2.11日本原闘争の歴史的意義について提起し、「天皇アキヒトの「生前退位」をめぐって激化する天皇元首化ー改憲攻撃と対決し、天皇制の打倒ー廃絶に向けて闘い抜こう」「日本原農民の闘いに連帯し、日本原基地の朝鮮反革命戦争出撃基地化を許さず、実射阻止、自衛隊解体、基地解体に向け闘おう」「天皇制と基地の強化に反対してきた2.11日本原闘争の地平をひきつぎ、集会の成功を勝ちとろう」など提起した。司会の提起を全体の拍手で確認し集会を続行する。
次に集会に寄せられたアピールが紹介される。まず三里塚芝山連合空港反対同盟からのアピールが反戦・全学連三里塚現行隊の仲間より読み上げられる。「今年はいよいよ市東さんの農地をめぐる決戦の年です。安倍政権による改憲・戦争への動きと農民殺しの政策と対決し、農地取り上げに体を張って闘います。共に強制収用を阻止しましょう。自衛隊の実弾砲撃演習に体を張って闘ってこられた日本原農民の皆さんと連帯して闘います。3月26日には全国総決起集会を開催します。圧倒的な結集をお願いします」。現行隊の仲間は「三里塚決戦の勝利を闘い抜くことをもって日本原闘争に連帯し、日本原基地解体の闘いを共に闘っていく」などと決意を明らかにした。
次に沖縄で闘い抜く天皇上陸阻止青年実行委員会からのアピールを司会が紹介する。「辺野古では、新基地建設をめぐる本格的な攻防に突入しています。シュワブゲート前、辺野古海上行動に結集しよう。三里塚でも市東さんの農地取り上げの強制代執行が強行されようとしています。闘う沖縄労働者人民、三里塚、福島、日本原ー全国の闘いと連帯し闘おう。『建国記念の日』を粉砕し、日帝国家権力を打倒しよう」。
続いて連帯挨拶を受ける。まず三里塚を闘う全国「障害者」解放委員会の仲間は「皆さん弾圧があったら共に闘いましょう。三里塚市東さんの闘い、日本原の闘い、そして何よりも戦時「障害者」抹殺攻撃と共に闘い抜こう。三「障」委は先頭で闘う」と力強く発言する。続いて、福岡築港日雇労働組合から連帯挨拶を受ける。福日労の仲間は、まず越年越冬団結まつりが成功したことを報告し、「安倍連合政府の戦争とファシズムの道を許さず、三里塚、沖縄をはじめ全国の反戦・反基地闘争を闘う労働者人民と共に闘います。『建国記念の日』粉砕、自衛隊解体、2.11日本原闘争勝利を共に闘いましょう」など訴える。全体ですべての連帯アピール、連帯挨拶を拍手で受け止め、共に闘うことを確認する。
続いて結集した団体の決意表明に移る。最初に、日本原・狭山・三里塚を闘う岡山地区実行委員会の仲間が発言する。地区実の仲間は「日本原基地解体、日米共同演習粉砕、『建国記念の日』粉砕、天皇制廃絶にむけ闘う。戦争ー改憲攻撃と対決し、三里塚、沖縄、狭山闘争を闘おう。戦時「障害者」抹殺攻撃粉砕、全国の労働者人民と連帯して闘う」などと決意を述べる。
次に全学連中四国ブロックの仲間が発言に立つ。全学連の仲間は「三里塚、沖縄の闘いと結びつき、日本原基地解体、伊方原発再稼働阻止はじめ革命的反戦闘争を闘う。ファシズムと対決し、『建国記念の日』粉砕、天皇制廃絶に向けて闘う。2.11同志中原虐殺報復40カ年決戦決戦勝利、木元グループ解体根絶」など、断固とした決意を明らかにした。
最後に解放派を代表し、日本原現地闘争を最先頭で闘ってきた同志が発言する。同志は、「1.24『免状』弾圧では、権力は家族問題をネタに執拗な転向強要してきたが、取調拒否をふくむ徹底した完黙・非転向闘争で粉砕した」「安倍連合政府の戦争とファシズムへの突撃の中で、日本原基地が強化されてきている。日本原農民に連帯し、実射阻止、基地解体、天皇制廃絶に向けて闘おう」「2.11日本原闘争を突破口として、今春の三里塚、沖縄、狭山、反原発、春闘を闘い抜こう」「ファシストを許さず、革マル、木元グループを解体・根絶しよう」と訴えた。すべての決意表明を拍手で確認し、最後に全体でシュプレヒコールをあげ集会を終える。
集会終了後、駐屯地にむけてデモに打って出る。例年天皇主義ファシストどもは権力の保護のもとで、われわれのデモへの敵対レポをおこなっている。いっさい敵対を許さない態勢のもと進撃する。奈義町役場には「自衛隊と共存共栄の町」という垂れ幕が下がっている。デモ隊は「『大日本帝国憲法』復元決議弾劾」「奈義町当局を許さないぞ」などのシュプレヒコールを叩きつける。駐屯地前では、ゲート内に自衛官が盾を構えて構えている。「自衛隊による投石弾劾」「自衛隊を解体するぞ」「日本原基地を解体するぞ」「自衛官は出兵を拒否せよ」など、権力の弾圧策動を粉砕し、存分にシュプレヒコールを叩きつけた。最後に簡単に集約集会をおこない、今後ますます強化されようとしている日本原基地の解体、日本原での自衛隊、米軍の演習を阻止することを全体で確認し、権力と右翼が一体となって敵対してくることを迎え撃つべく撤収過程を貫徹し、闘いを終えた。