戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
三里塚・木の根全国共闘は決戦本部と結びつき、これまで三里塚現地行動の一環として行ってきた月例デモをさらに広汎に呼びかけ、天神峰集中の水路を切りひらこうと闘いぬいた。2月デモは、2.18「来たれ、三里塚!天神峰で、デモやろう!何としても強制収用を阻止しよう!」と呼びかけ闘った。さらにデモ後、反対同盟一斉行動に合流し、周辺情宣行動に参加した。
12時30分、開拓道路に集まった仲間は、千葉実の仲間の司会で打ち合わせをおこなった。手話講座実行委の仲間が発言する。「三『障』委の仲間とともに参加している。2.14審尋で執行をストップさせているが、臨戦態勢をますます強化していこう。手話実・三『障』委はこの決戦の場において、『障害者』が共に実力で国家権力と闘うことを、絶対譲れないものとして実現していく。共に闘おう」とあいさつした。三里塚現地行動隊からは「一応、執行停止はかちとられたが、緊迫した状況は変わっていない。早期結審を許さず、全国の労農水『障』学の団結で、強制執行を実力阻止しよう。三里塚決戦に勝利し、安倍連合政府の戦争突撃を阻止しよう。右翼ファシスト、革マル、木元グループをなぎたおし、三里塚から安倍打倒の闘いを巻き起こそう。3.2請求異議裁判を闘い、3.26三里塚全国闘争に総決起しよう」と発言した。闘う部隊は「強制執行実力阻止!」「空港廃港!」などシュプレヒコールをあげ、市東さんの南台の農地まで元気にデモを行った。機動隊指揮所前では断固たるシュプレヒコールで、国家暴力の巣窟に徹底弾劾を叩きつけた!
木の根共闘はデモ終了後、反対同盟の一斉行動に合流し、終日各地域に分け入って、宣伝活動をおこなった。
2.18デモへの呼びかけビラはこちら
2月14日、千葉地裁に於いて「強制執行停止申立」の「審尋」がおこなわれた。反対同盟、支援勢力は、葭川公園に結集し集会を行い千葉地裁に向けデモをおこない、「審尋」の間は地裁前情宣をおこなった。
「審尋」では市東孝雄さん、萩原富夫さん、弁護団が断固たる意見陳述をおこなった。最高裁判決が出たにもかかわらず、強制執行を許さない怒りで裁判所を追い込み、異例の「請求異議裁判の1審判決までの強制執行の停止」をもぎとった。
そして3月2日、第1回請求異議裁判が千葉地裁民事第5部、裁判長高瀬順久(よしひさ)によりはじまった。
裁判に先立って、反対同盟と支援勢力は千葉中央公園に結集し集会・デモをおこなった。集会はまず、萩原富夫さんの挨拶を受けた。「最高裁判決が出ていますが、強制執行を何としても止めるための請求異議裁判を闘っていこう。空港機能強化と称して地元住民を無視した政策がおこなわれ、怒りがわきあがっている。市東さんの農地を守る。決戦本部を立ち上げ毎日活動している。いろいろな人が集まってほしい。全国集会への結集を」と発言された。続いて動労千葉、関実、市東さんの会、婦民、手話実、二期阻止全国共闘が発言し、シュプレヒコールをあげ、千葉地裁包囲するデモを貫徹した。
裁判の冒頭、同盟弁護団大口昭彦弁護士から、空港代理人に対し「空港会社は嘘つきだ!」と一喝。空港会社をどこまでも弾劾し抜く気迫ある法廷となった。訴状要旨は第1点、空港公団(1994年当時)は「あらゆる意味で強制手段はとらない」という円卓会議での公約―信義則に反している。第2点、東京高裁裁判長小林昭彦は、裁判官忌避申し立ての最高裁決定前に判決を強行した。「控訴審判決は無効」である。第3点、市東さんは農地を守る立場にある上で、「離作補償金」がいまだに支払われていない、と訴えた。続いて、市東孝雄さんが意見陳述を行い闘う決意を明らかにした。次回公判は5月25日と決定した。
報告会では市東さんより「新たな裁判で、空港会社をひとつ追い込んだ。これからも、一日でも長く畑をやっていけるようがんばります」という決意表明を受けた。
確認しておかなければならないのは、依然として現況は強制執行攻撃の直下である。三里塚闘争が、司法権力を意のままにさせぬところに追い込んでいる。敵は農地強奪を命じた裁判長多見谷を沖縄に送り込んだように、高裁から高瀬を送り込んできた。この請求異議裁判の過程で、圧倒的な三里塚勢力の結集をかちとり、決戦態勢を整えていこう。5.25裁判は、千葉地裁を十重二十重に包囲し、早期結審策動を粉砕しよう!