戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
全国反戦と全学連は、2月28日午前、2.28-3.6天皇のベトナム・タイ訪問阻止を掲げて、有楽町駅頭で情宣をおこなった。
10時過ぎ、ビラまきを開始する。同時に、アジテーションをおこない、「天皇制廃絶、天皇の反革命外交をゆるすな。ベトナム・タイ訪問を阻止しよう、アジア蹂躙をゆるすな。戦争責任・戦後責任の居直りをゆるさない。天皇制廃絶に向けた闘おう。生前退位=永続化攻撃を粉砕しよう。安倍連合政府を打倒しよう、日帝国家権力を解体しよう」などと訴えかける。
道行く労働者人民に、多くのビラが受け取られる。途中、警視庁公安が駆けつけてきたが、これを弾劾し、情宣を貫徹した。
28日午前11時、天皇アキヒトと皇后ミチコが、羽田空港から飛び立ち、3月6日までの日程でベトナムとタイを訪問した。これを徹底して弾劾する。
天皇の対外行動自身が「国家元首」としての反革命政治行動であり、とりわけ、昨年のフィリピン訪問に続く東南アジア諸国への訪問は、日本軍侵略の地を、アジア労働者人民虐殺の責任者である天皇が蹂躙するもので、断じて許すわけにはいかない。
また、日帝進出企業による強搾取・収奪に対する、労働者人民の労働争議など階級闘争の撲滅を目的としている。
安倍政府の「反テロ」戦争・対中国反革命戦争突撃と一体の天皇ベトナム・タイ訪問を弾劾する。日帝皇軍によるアジア人民虐殺・性虐待、日帝進出資本と闘うベトナム・タイ労働者人民と連帯して闘おう。
前天皇ヒロヒトは、文字通り植民地支配、アジア侵略と労働者人民の最高責任者であり、戦争責任に居直り続けた。その「遺徳を引き継ぐ」と明言して即位したのが天皇アキヒトにほかならない。そのアキヒトが「国家元首」として反革命的な国内・対外行動を繰り返している。
91年タイ、マレーシア、インドネシア、92年中国、95年からは「慰霊の旅」と称して広島・長崎・沖縄、05年サイパン、15年パラオ、16年フィリピンとかつての激戦地を訪問・蹂躙してきた。そのたびに、「痛恨の心」や「哀悼の意」を言いながら、しかし絶対に謝罪しないという態度をとり続け、現地労働者人民をこれに屈服させようというものだ。そして皇軍兵士の戦死者に対して「慰霊・顕彰」を続けてきた。
天皇による侵略の地蹂躙を粉砕しよう。戦争責任・戦後責任の居直りをゆるすな。
日本軍占領下の1944-45年、中部クアンチ省から北部にかけて、当時の人口の10分の1にあたる約200万人のベトナム人民が餓死した。これは、天候不順や水害などの影響がある上で、日本軍及び仏帝植民地政府による強制的な食糧徴発がもたらしたものである。
また、東南アジア侵略・軍事作戦の要衝として41年12月以来、日本軍によるタイ進駐作戦が強行された。
今回の天皇によるベトナム・タイ訪問策動に際し、安倍は、侵略・植民地支配の歴史を覆い隠し、「ベトナム及びタイとの従来からの親密な友好親善関係が一層深まるものと確信」と、談話で言い放っている。徹底して弾劾する。
安倍政府は、アキヒトに限って退位を可能とする特例法を進めようとしている。今国会で関連法を可決・成立させ、19年1月1日をもって「代替わり」させようとしている。
「生前退位」攻撃は、安定的な皇位継承を図るとともに、天皇・天皇制こそが日帝国家の中心であると、アキヒト自らが先頭でつき出すものだ。アキヒトが強調する「象徴としての務め」とは、支配者としての立場からのものである。これは、宗教的祭祀をふくみ、また「国民に寄り添う」という活動自身が労働者人民に臣民としての屈服を強い、支配・隷属関係を確認・強化していく攻撃に他ならない。
反革命国民統合を打ち破り、生前退位、Xデー(天皇死亡と戒厳態勢・弾圧)攻撃を粉砕しよう。改憲─天皇元首化攻撃を粉砕しよう。
天皇制の強化とともに、天皇主義右翼ファシストによる労働者人民、被差別大衆への敵対と襲撃が強まっている。昨年11月の吉祥寺での反天皇デモに対し、右翼ファシストが権力と一体の襲撃を仕掛けた。徹底して弾劾する 。
「日本会議」・「在特会」や田母神グループなど右翼ファシストは、在日朝鮮人に対する排撃を繰り返し、“ヘイトスピーチ”をも強めている。在日朝鮮人・中国人、滞日アジア人民と連帯しこれと対決し、反撃・報復しよう。
労働者人民・被差別大衆の解放にとって天皇制の廃絶は基軸的な課題となる。とりわけファシズムとの闘いにおいて天皇制との激突は不可避だ。閣僚の相次ぐ靖国参拝をゆるすな。ファシスト撃滅戦にたとう。
大阪市にある森友学園の運営する幼稚園で、園児に教育勅語を暗誦させている事態が明らかになっている。差別主義・排外主義「教育」、ファシズム「教育」を徹底して弾劾する。同時にこれは、安倍政府の愛国心教育・教科書攻撃や改憲攻撃と同じ方向性を持ったものである。
この森友学園に関連して、8日の参院予算委員会で、防衛相・稲田は、教育勅語について「全くの誤りというのは違うと思う。日本が道義国家を目指すべきという精神は変わらない。その精神は取り戻すべきだ」と答弁した。
教育勅語は、天皇が臣民に守るべき「徳目」を与えるとして強要するものであり、戦争などの際には、天皇制国家を守るために命を投げ出せと言っているものである。実際、そういった教育の中で皇軍兵士として戦争に動員されていった歴史が厳然としてある。
これを稲田は国会答弁で賛美した。徹底して弾劾する。
天皇元首化、9条破棄、緊急事態条項の創設など改憲攻撃を粉砕しよう。安倍政府を打倒しよう。天皇制を一環とした日帝国家権力を打倒しよう。