戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
全学連九州ブロックは、福岡県反戦青年委員会の仲間とともに、4月5日、伊都キャンパスでひらかれた九大入学式に武装登場し情宣行動を闘いぬいた。
4月5日午前11時、青ヘルメットで武装した闘う仲間たちが椎木講堂前へ降り立つと、ほぼ同時刻にうつむきながらノソノソと会場方向へ向かう木元グループニセ「反戦」と道路を挟んで遭遇。鈴木ギャーをはじめ、われわれに対しては打ち合わせたかのように誰一人目を合わせる事もしない。
わが情宣隊は椎木講堂対岸に陣取ると、昨年は予想以上に捌けたたために足りなくなってしまった反省から大量に準備したビラを取り出して配布を開始、マイクで革命的学生運動への決起を呼びかける。待機していた公安警察は遠巻きに様子を窺うのみだ。
昼休み時間に入り、徐々に新入生が九大ビッグオレンジ方向から会場入りする。武装情宣隊は新入生一人一人に対し、「革命的学生運動を闘おう!」と決起を呼びかけながら、準備したビラを手渡していく。「弾圧と戦争・ファシズムを打ち砕こう!」「革命的学生運動に決起しよう!」。…多くの新入生が注目し、ビラが受け取られていく。付き添いの家族の静止を振り切って駆け寄りビラを受け取る新入生の姿もあった。祝賀演奏会・入学式の開始時刻が近づき通る学生の数も増えると、ビラも吸い込まれるように受け取られていく。
昨年、市民主義と敗北主義丸出しのアジテーションで失笑を買った唯一の「全学連」は今年ついに消滅、マイクアジもなく、鈴木以外4人全員ニセ「組合」員によるデッチ上げ「反戦青年委員会」であった。そのメンツでデッチ上げ「九大反帝学評」ビラを、父兄やチラシ配りの業者、はては九大当局に配布する有様である。
こうして、反革命集団と対峙しつつ、警察権力の介入を封殺し、そしてファシストら反革命分子に一指も触れさせることなく、この日の情宣を貫徹した。
反革命隊員集めのために執着してきた「学生運動」の体裁すら断念するほどに瓦解を深め、さらには九州での反革命活動の基軸であったニセ「組合」も崩壊間際の惨状にある九州の木元グループは、大衆運動への潜入・破壊・利用・スパイ活動をもって自らの利用価値を権力に売り込み延命せんともがいている。そして治安ジャーナルも推薦する「反骨おじさん」の微々たるネームバリューを頼りに市民運動に潜り込んで自己満足にひた走り、いまや戯けた顔写真をネットに掲載させ悦に入っている有様だ。
学生運動弾圧への貢献によって得た九大での「市民権」を「もはや用済み」としてとうに失って久しい木元グループは、明大当局と手打ちと首切りで得た「和解金」を資金源に九州でもニセ「組合」の「越冬支援」、「介護者募集」を試みてきたが、その一切が破産しつつある。絵に描いたような反革命の末路だ。
だが、われわれは闘いの手を緩めない。木元グループに安住の場などない。反革命を解体・根絶する闘いに立ち上がり、とどめの一撃をたたき込む。
九大当局によるレッドパージを許さず、革命的学生運動の復権をかちとれ。革マル−エセ「全学連」解体。小ブル学生運動勢力一掃。ザイトクカイらファシストどもを撃滅せよ。弾圧を粉砕し反革命戦争とファシズムへの突撃を粉砕する。排外主義を切り裂き、革命的学生の大量決起を実現すべく闘い抜く。
4月18日昼休み、全学連は、反戦青年委員会の同志とともに明治大学和泉校舎門前に登場し情宣をおこなった。新入生をはじめ学生に革命的学生運動を闘おうと強く呼びかけた。
青ヘルの部隊が登場すると、警備員が学内に知らせ職員とともに弾圧態勢にはいる。これと対決し、学生たちに力強く訴えかける。ビラをまき、アジテーションを響き渡らせる。「安倍自公連合政府を打倒しよう。日帝国家権力を解体しよう。」「改憲―戦争突撃をゆるさない。」「共謀罪制定阻止、弾圧粉砕」「三里塚─市東さんの農地強奪阻止決戦に起とう。」「沖縄・辺野古新基地建設を実力阻止しよう。」「復興相今村による区域外(自主)避難者への『自己責任』発言弾劾。」「反革命木元グループ解体。」「革命的学生運動を全学連とともに闘おう。軍事研究をゆるさない。明大当局の監視・弾圧をゆるさない」など、戦いへの決起を呼びかけた。
何人もの人がビラを受け取るなか、我々と学生との討論になると当局職員が近づいてきたり、話しをした相手を駅まで追尾しようとするなど、学生が闘いに決起することをなんとしても潰そうとしてくる。徹底して弾劾する。
国家権力・公安と明大当局は門の中で話しながら一体となって敵対してきた。しかし、全学連はこれと対決し闘うことを学生にも呼びかけつつ、1時間にわたる情宣を貫徹した。
学生にたいし、受験で終わることなく就活など競争と分断が強いられている。「雇われうる能力を磨け」として資本に役立つ学生であることが求められる。高額な授業料で「奨学金」という名の教育ローンが今後の生活に重くのしかかる学生も多くなっている。人文系の廃止が狙われ、理系では、軍事研究が次々と進められている。
また、森友学園だけではなく、教育勅語を児童・生徒に教え込ませるということが狙われている。政府・文科省は、これを否定せず、むしろ推進しているのだ。断じてゆるせない。
学生の矛盾からの根本的解放の道は、労働者階級の解放のなかにある。労働者階級の資本家階級のもとへの経済的隷属からの解放が、いっさいの支配・抑圧(差別)の廃絶の根拠であり、労働者階級の資本主義社会の根本的転覆―革命に向けた闘いと団結こそが勝利の展望となる。ここに向け、ともに闘うことを呼びかける。
「教育改革」「大学改革」―産学協同路線を粉砕しよう。軍事研究をゆるさない。全学連とともに闘おう。