全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

4.29「昭和の日」粉砕情宣に起つ

全学連は反戦青年委員会とともに、2月11日、紀元節=「建国記念の日」粉砕を掲げて、神保町交差点で情宣を行いました。以下、当日配布したビラから転載します。

『戦犯天皇ヒロヒトを賛美する4・29「昭和の日」を粉砕しよう!』

侵略戦争―天皇制ファシズムの歴史の賛美を許すな!
アキヒトの「生前退位」=天皇(制)の強化・永続化粉砕、天皇(制)を廃絶しよう!
右翼・ファシストによる襲撃・テロルを粉砕しよう!

全国反戦青年委員会・全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

ビラビラ

 1989年1月7日、2千万アジア人民虐殺の戦犯でありヒトラー、ムッソリーニと並ぶファシスト=天皇ヒロヒトが死亡した。日帝支配階級はヒロヒトの誕生日=4月29日を祝日として賛美し続けるために、2005年の祝日法改定で「昭和の日」とし、2007年から施行させた。

 その主旨には「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」とある。ヒロヒトを賛美し、天皇制ファシズムと侵略戦争、戦後の米帝・占領軍マッカーサーと連携した革命の圧殺と労働者人民支配の歴史を美化し、天皇(制)を国民統合の柱として強化するためである。「日の丸」「君が代」の国旗・国歌化(1999年)―強制と一つである。

 われわれは、日本階級闘争の歴史的総括をかけて、天皇ヒロヒトを先頭とした日帝による朝鮮・中国―アジア人民に対する侵略・植民地支配、虐殺・略奪、皇軍慰安婦の強制の歴史とその居直りを絶対に許してはならない。ヒロヒト賛美、天皇制強化のための「昭和の日」を粉砕しよう。

■アキヒトによる「生前退位」―天皇(制)の永続化攻撃を許すな

 現天皇アキヒトは、昨年8月8日「ビデオ・メッセージ」なるもので、「生前退位の意向」を表名した。「象徴としての務め」を強調し、天皇(制)の存続・永続化が日帝国家の根幹だと突き出した。まさに支配者としての能動的な政治行為としておこなったのだ。これはアキヒト―天皇からする天皇代替わり―Xデー攻撃の開始でもある。

 アキヒトは即位にあたり「昭和天皇の遺徳を継ぐ」と公言している。「慰霊の旅」と称してサイパン島(2005年)・フィリピン・ベトナム(2017年)を蹂躙し、日帝軍―皇軍による侵略・虐殺・「慰安婦」強制を糾弾する現地労働者人民の闘いの鎮圧と日帝の新たな帝国主義的進出―戦争突撃の先頭に立っている。

 皇太子時代の1975年沖縄海洋博開会式への出席を足がかりに、反革命的支配者の立場を貫き、謝罪もなく沖縄労働者人民に「寄り添う」と、天皇―日帝の下への差別・同化―統合支配を貫徹しようとしてきた。

 そして、2011年3・11東日本大震災―東京電力福島第1原発爆発に際しては、ミチコとともに警察・自衛隊と一体になって被災地の「慰問」=被災労働者人民の怒りと闘いの鎮圧・解体の先頭に立った。

 階級支配維持・強化のまさに要として立ち回るアキヒトを徹底して弾劾し打倒しよう。アキヒトの「生前退位」による代替わり―Xデー攻撃を通した天皇(制)強化を粉砕しよう。議会内諸勢力の天皇翼賛による「生前退位」特例法の成立を阻止しよう。

■差別主義・排外主義の元凶、反革命国民統合の基軸=天皇(制)を廃絶しよう

 「15年戦争」―第2次世界大戦における敗戦の中で、ヒロヒトは米帝・マッカーサーにすりより、「(日本における)共産革命の防止」のために全国各地の訪問と闘いの鎮圧をおこない、中国・朝鮮―アジアにおける革命に対抗した国際的な反革命階級同盟のために沖縄の米軍統治―〈基地・沖縄〉の強制を推進した。こうしてヒロヒトは「戦犯」としての訴追を逃れ、天皇制は議会制と抱き合わせの「象徴天皇制」として延命した。

 天皇制は、ブルジョア革命としての「明治維新」以来、一貫して資本主義国家形成―帝国主義的展開の要として、労働者階級・人民に対する階級支配を推進してきた。国家権力の頂点的一環であり、反革命的国民統合の基軸として機能してきた。

 日帝の世界大戦における敗北という事態をくぐってもその本質に一切変わりはない。部落民・「障害者」・ハンセン病者や沖縄人民、在日中国・朝鮮人民をはじめとした被差別大衆・被抑圧人民に対する差別と排外、同化・虐殺攻撃の元凶であり続けている。日帝の対外的な進出―戦争において、排外主義・ナショナリズムの旗印となり、他国人民虐殺を煽動・命令するのは天皇(制)を置いてほかにはない。

 こうした天皇(制)を、資本主義国家―階級支配の打倒・廃絶と一つのものとして廃絶しなければならない。日帝足下の労働者階級・人民が、戦前・戦中の天皇制ファシズムに敗北し戦争に動員された歴史、戦後ヒロヒトを打倒しえず延命を許した歴史を突破し、今こそ、天皇(制)廃絶の闘いの前進をかちとろう。

■安倍連合政府の改憲・戦争―ファシズム突撃を粉砕しよう

 日帝安倍は、米韓支配階級と連携して朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の戦争的解体と韓国(南朝鮮)階級闘争の圧殺をねらった朝鮮反革命戦争(―対中国反革命戦争)に突撃している。米帝のシリア空爆を真っ先に賛美し、朝鮮半島近海に急行中の米空母との洋上共同訓練―自衛隊の臨戦出動を強行した安倍を断じて許してはならない。5・9大統領選をとおした体制内的集約を突破し、帝国主義支配体制の打倒に向け決起する南朝鮮労働者人民と連帯し日米韓一体の反革命戦争突撃を粉砕しよう。

 安倍は戦争突撃の激化と軌を一にして改憲攻撃に拍車をかけている。安倍―日帝支配階級が改憲にかけるねらいは、危機に瀕した階級支配の維持・再編と強化の一点にある。天皇の元首化や自衛隊の「国防軍」化、国家―国益による私権の制限などを骨子とした安倍の改憲攻撃を許してはならない。実力の闘いで粉砕・阻止しよう。

 〈戦争・改憲〉攻撃と一体の治安弾圧が激化している。今国会において共謀罪―「テロ等準備罪」の新設がねらわれている。共謀罪は、実行行為以前の捜査機関による逮捕・検束を可能にするファシズム的治安弾圧法規だ。労働者人民の団結と闘いを萌芽のうちに摘みつぶすための共謀罪新設を断じて許さず4度目の廃案に追い込もう。

 安倍・「日本会議」などのファシストが先頭にたち戦争突撃―改憲攻撃の柱としての天皇(制)攻撃を全面化させている。戦争とファシズムへの突撃を許さず、安倍連合政府打倒、天皇(制)廃絶―日帝国家権力打倒に向けて闘おう。労働者・農民・学生、被抑圧人民・被差別大衆の支配―抑圧・差別に対する怒りを突き出し闘おう。

 天皇制による歴史的な差別・同化―統合支配と対決し、すべての軍隊・基地撤去に向け不屈に闘い抜く沖縄労働者人民、国策としての軍事空港建設反対を掲げ半世紀を超える実力闘争・武装闘争で闘う三里塚闘争に連帯し闘おう。

 天皇主義ファシストが、天皇・天皇制に反対して闘う者に対する襲撃・テロルを全面化させている。これを迎え撃ち粉砕し、先制的なファシスト撃滅戦をかちとろう。天皇の赤子=反革命革マル、差別主義反革命木元グループなどによる闘いの背後からの襲撃を粉砕し、反革命集団を解体・根絶しよう。

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