全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

5月3日に配布したビラです。

『戦争とファシズムに向けた改憲攻撃を粉砕しよう!』

安倍連合政府打倒!天皇(制)廃絶―日帝国家権力打倒!コミューン(ソビエト)権力樹立!
「護憲」―「立憲主義」や議会主義による制動・敵対を突破して闘おう!
ファシスト撃滅!天皇(制)テロル、差別主義・排外主義テロル粉砕!

全国反戦青年委員会・全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

ビラビラ

◆革命的反戦闘争の爆発で朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう

 日・米帝国主義と韓国が一体となった朝鮮反革命戦争突撃が激化している。朝鮮半島とその近海では核兵器による先制攻撃をも想定した史上最大規模の米韓合同軍事演習が先月末まで強行された。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する軍事的な恫喝を高めながら、米帝は新たな空母打撃群を朝鮮半島近海に配備し、韓国国内へTHAAD(高々度ミサイル迎撃システム)配備を強行するなど反革命戦争臨戦態勢をさらに強化している。

 朝鮮半島をめぐり反革命戦争情勢が煮詰まるなか、安倍連合政府は米帝トランプのシリアへのミサイル攻撃に真っ先に支持・賛美を表明し、米韓合同軍事演習に連携した日米共同演習に海自艦艇を出撃させてきた。そして、戦争法の「武器等防護」―「米艦船防護」を発令し5月1日には横須賀から海自艦艇を出撃させ、朝鮮反革命戦争への実戦展開に踏み込んだ。

 4月29日、北朝鮮のミサイル発射を受け営団地下鉄などの公共交通機関が一時運転を見合わせるという事態が発生した。戦時態勢構築の攻撃と真っ向から対決し日米韓一体の朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう。警察・軍隊による弾圧を打ち破りゼネスト、街頭闘争に決起する韓国(南朝鮮)労働者人民、在日朝鮮人民と連帯し、帝国主義軍隊解体・基地解体へと攻めのぼる革命的反戦闘争に反戦青年委員会、全学連とともに決起しよう。

◆戦争・ファシズム推進の自民党改憲草案を許すな

 ファシスト安倍を首班とした自公連合政府は、天皇(制)―国家を前面に押し立て差別主義・排外主義攻撃を激化させながら、戦争突撃と国内階級支配のファシズム的転換の攻撃を全面化させている。改憲攻撃はこうした攻撃の基軸であり集中点だ。

 安倍連合政府の改憲攻撃は、まず第1に、日帝の戦争突撃―戦争遂行と一体である。現行憲法の9条「戦争放棄」を廃棄して「安全保障」に変更し、帝国主義国家として対外進出と戦争遂行、そのための軍事力の保持・確立をねらったものだ。自衛隊を「国防軍」と規定し海外派兵とともに「公の秩序の維持」=治安出動も任務として明記し、軍法会議の規定も入れている。戦争で他国人民を虐殺し、自国人民に対して内乱鎮圧・虐殺をする帝国主義軍隊へと打ち固めようとしているのだ。

 第2に、天皇主義的国家観を基調とし、天皇を立憲上の「元首」の地位に押し上げようとするものだ。改憲草案の第一章で「天皇は、日本国の元首」と規定し、天皇制を軸としたファシズム国家への転換を策しているのだ。

 第3に、安倍・自民党や日本会議などのファシスト勢力は、改憲の突破口として、首相権限を強化し無制限の権力行使を可能とする「緊急事態条項」導入をもくろんでいる。

 第4に、「公益及び公の秩序」概念を導入し、戦後憲法―ブルジョア法で容認してきた「自由・権利」の制限・禁圧をおこなおうとしている。国家の支配秩序に対して反抗し闘う活動や組織を禁圧する規定であり、戦前治安維持法の内容を今日的に復活させたものである。三里塚や反原発、反基地闘争、労働争議や差別糾弾闘争、学生運動など、あらゆる闘いと団結・組織が非合法とされ弾圧されるのだ。

 第5に、全体として、国家が主語とされ、「国民主権」から転換させている。国家主義を前面につき出し、「国民」とされた労働者人民は国家に従属し奉仕すべきということを基調としている。階級支配のファシズム的転換攻撃の表現であり、資本制生産―私有財産制をプロレタリア革命から防衛していくための究極的で唯一可能な権力としてのファシズム権力を樹立しようとするものである。

 安倍連合政府は世界恐慌の中で階級支配の危機を打開するために<戦争・ファシズム>に突き進み、その一大突撃路として改憲攻撃に拍車をかけている。全国・全戦線から労働者・農民・学生・被抑圧人民・被差別大衆の総決起をかちとりこの攻撃を粉砕しよう。反トランプ、反ルペンを掲げ、ファシストと闘う全世界の労働者人民と連帯し闘おう。

◆国家による支配を覆す闘い―実力闘争・武装闘争こそが展望だ

 改憲攻撃と対決し粉砕していく展望は、「護憲」や「立憲主義」ではない。なぜなら、憲法を含むあらゆる法規はあくまでも階級支配を維持するための規範であるからだ。労働者人民自身による資本主義社会―国家による支配・隷属を打ち破っていく実力闘争、共同闘争の発展、コミューン権力樹立のなかにこそ展望はある。

 そもそも戦後憲法は、日米支配階級の反革命階級同盟を前提に、最大の戦犯であるファシスト天皇=ヒロヒトの免罪と天皇制の維持・存続を軸に階級支配を貫徹するために編み出されたものだ。アジア侵略戦争や植民地獲得・支配に動員され朝鮮・中国―アジア人民虐殺に加担した歴史、そして戦後プロレタリア革命の敗北―天皇制の延命と階級支配の再確立を許した敗北を根底から総括し突破するものとして、改憲攻撃粉砕の闘いに実力で決起しよう。安倍連合政府打倒、ファシズム勢力粉砕、日帝国家権力打倒―天皇制廃絶にむけて闘おう。

 議会内諸派の「野党共闘」―「国民連合政府」構想による闘いの制動・敵対をはねかえそう。「護憲」―「立憲主義」・議会主義を突破して実力闘争で闘おう。

◆実力・武装の闘いで<改憲・戦争>突撃を粉砕しよう

 天皇アキヒトは、昨年の8・8「メッセージ」で、「生前退位」で安定的な皇位継承を図るとともに、天皇(制)こそが日帝国家の中心であると自らつき出してきた。改憲─「元首」化を見据えたアキヒトの反革命政治行動を断じて許すな。改憲攻撃を粉砕し、差別と分断、支配・抑圧の根源=天皇制を廃絶する闘いに攻めのぼろう。

 今国会では改憲と一体の攻撃として共謀罪―「テロ等準備罪」の新設がねらわれている。実行行為以前の捜査機関による恣意的な逮捕・検束を可能にする共謀罪の矛先は、改憲、戦争、政府に反対するあらゆる闘いに向けられている。共謀罪新設を断じて許さず四度目の廃案に追い込もう。

 辺野古新基地建設とからだを張って闘う沖縄労働者人民、半世紀を超える実力闘争・武装闘争で闘う三里塚闘争、反原発の闘い、狭山─部落解放闘争に連帯し実力の闘いで安倍連合政府打倒、<改憲・戦争─ファシズム>攻撃を粉砕しよう。

 差別主義・排外主義の尖兵=右翼・ファシストの権力と一体となった襲撃・テロルを粉砕し、大衆的な自衛武装と先制的撃滅戦をかちとろう。在日朝鮮人民、部落大衆、「障害者」大衆に対する差別主義・排外主義襲撃・テロルを許さずともに闘おう。天皇の赤子=反革命革マル、差別主義反革命木元グループなどによる闘いの背後からの襲撃を粉砕し、反革命集団を解体・根絶し闘おう。

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