全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

5.19生前退位特例法の閣議決定―国会上程を弾劾する
反戦青年委員会と全学連が、即座に官邸前で弾劾を叩きつける

官邸前

 5月19日午前、安倍連合政府は、天皇の生前退位に関する特例法の閣議決定を強行した。

これを受け、反戦青年委員会と全学連は、即座に弾劾行動に起ちあがった。正午、官邸前に登場し、「天皇(制)打倒―廃絶」と書いた「のぼり旗」を立て、シュプレヒコールを叩きつける。

「生前退位特例法の閣議決定を弾劾するぞ」「天皇制の永続化をゆるさないぞ」「天皇制を打倒するぞ」「天皇制廃絶に向け闘うぞ」「安倍連合政府を打倒するぞ」「日帝国家権力解体」「改憲攻撃粉砕」。

行動中、官邸から黒塗りの車4台が列をなして出てきた。スモークがかかっていて、直接にはわからないが、安倍ないし政府関係者であることは間違いない。徹底した弾劾を叩きつける。

 居並ぶ権力の妨害をはねのけ、官邸に向け、シュプレヒコールを浴びせ続けた。

天皇制の永続化に向けた「生前退位」攻撃を粉砕し、天皇制廃絶へ

 アキヒトは、昨年7月の参院選直後に「生前退位の意向」を流し、8月8日には、「ビデオメッセージ」を出した。ここで、天皇制の存続が日帝国家の根幹だと押し出した。天皇による直接的なメッセージは、3.11東日本大震災―福島第1原発爆発の直後におこなって以来であり、労働者人民の反乱を押さえつけ、これへの弾圧を伴いながら、反革命国民統合を狙ったものである。

これを受けて、安倍政府は、アキヒトに限定した特例法によって「生前退位」―代替わりを進めようとしている。議会内勢力による全会一致をもって今国会で成立させ、18年12月に退位と即位の儀式をおこなうことが検討されている。

 天皇「生前退位」をめぐる論議は、「象徴」としてであれ、改憲に見られる「元首化」であれ、階級支配の要としての天皇制存続・強化に向けた一大攻撃に他ならない。

 天皇(制)は、資本制生産様式を維持・防衛するための国家権力の一環であり、弾圧と白色テロル―反革命国民統合の「切り札」である。天皇制のもと、被差別大衆に対する徹底した差別・迫害が、階級支配の維持・強化のために国家的暴力を伴いながら推進されてきた。

また、日帝の侵略・植民地支配の歴史は、皇軍としてあらん限りの暴力を持っておこなわれてきた。数千万アジア人民虐殺であり、植民地支配、強制連行、皇軍「慰安婦」の強制など苛烈・残虐である。これに対し、ヒロヒトもアキヒトも一貫して戦争責任・戦後責任を居直っているのだ。

天皇(制)を戦後的に延命させてきた敗北を正面から突破し、打倒・廃絶しよう。

天皇(制)防衛にひた走る右翼ファシストを撃滅しよう。改憲─元首化攻撃を粉砕しよう。安倍連合政府を打倒し、天皇制を一環とした日帝国家権力を解体しよう。

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