全学連(伍代委員長)

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三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

高浜原発4号機の再稼動を徹底弾劾する!
3.11闘争実行委員会
5.22関西電力東京支社への弾劾行動に起つ

 5月22日夕刻、3.11闘争実行委員会は、高浜原発4号機の再稼動が強行されたことに対し、関西電力への弾劾行動を闘った。

高浜原発の4号機は、17日に再稼動され、この22日に送電が開始された。

関西電力東京支社前

3.11闘争実行委員会は、関西電力東京支社が入る富国生命ビル(千代田区内幸町2丁目2-2)前で、1時間にわたる弾劾情宣行動をおこなった。関西電力を弾劾する横断幕を広げ、再稼動弾劾のシュプレヒコールを一体にこだまさせる。「高浜原発4号機の再稼動を弾劾するぞ。プルサーマル発電弾劾。原発推進の急先鋒・関西電力を弾劾するぞ。被曝労働の強制をゆるさないぞ。3号機の再稼動を阻止するぞ。大飯原発の再稼動を阻止するぞ。原発の廃炉をかちとるぞ。日帝の核武装を阻止するぞ。」

さらに、弾劾のアジテーションを続け、ビラを配布する。「私も反対」「頑張ろう」と共感の声をあげていく人もいる。

警備員による情宣妨害をゆるさず、1時間ほどの情宣と弾劾行動を貫徹した。

関西電力・高浜原発4号機の再稼動をゆるさない

 5月17日、関西電力・高浜原発4号機の再稼動が強行されました。22日には送電を開始し、6月にも営業運転を始めようとしています。断じて許すことはできません。関西電力・経産省に抗議を集中し、再稼動阻止・原発廃炉に向けともに闘いましょう。

 高浜原発は、原発推進の「国策」として大阪高裁で運転差し止めの仮処分が取り消されましたが、一審判決で危険性が強く指摘されるように、とても危険性の高い原発です。この高浜原発では、MOX燃料(ウランとプルトニウムの混合燃料)を含んだ燃料での稼動、いわゆるプルサーマル発電となります。4号機には、MOX燃料を4本入れるとされています。ウランを燃やすように作られている軽水炉でプルトニウムを燃やすと運転特性・炉心特性が変わるといわれており、さらに危険な代物であり、事故のリスクが高まります。

 耐震設計をめぐっても原子力規制委員会の「新規性基準」では、平均的な地震のゆれから一定程度の大きさの揺れまで耐えうるように設計するとされています。しかし、これまでもこの「平均像」を超える地震は起こっています。最大の揺れに対する想定がないのです。「想定外」はゆるされません。

 再稼動が、立地自治体(福井県と高浜町)の同意のみで、影響を受ける周辺住民の反対を押し切って進められています。

今年1月20日には、2号機で、強風により大型クレーンが倒れ、使用済み核燃料を保管する燃料取り扱い建屋を直撃し、屋根が変形するという事態が発生しました。大惨事ともなりかねない事態です。安全管理が極めて不十分なまま原発労働が強制され常態化している実態が明らかになりました。

 また福井県は原発が集中する場所であり、ここでの原発稼動は、同時多発的で大規模な事故が起きうる可能性があります。

 再びの福島第1原発事故、チェルノブイリ事故、スリーマイル島事故を繰り返すわけにはいきません。高浜原発の再稼動を阻止しよう。関西電力の電力使用を拒否しよう。

高浜原発3号機、大飯原発の再稼動を阻止しよう

 さらに、関西電力は、6月上旬にも同じく高浜原発3号機を再稼動させようとしています。この3号機もプルサーマル発電であり、MOX燃料を24本も入れるとされています。

 また、大飯原発3、4号機(福井県)について、今秋にも再稼動しようとしています。原発推進の急先鋒・関西電力を弾劾し、高浜原発・3号機、大飯原発の再稼動を阻止しよう。

区域外避難者への住宅支援打ち切りをゆるさない

 国と福島県は、避難指示区域外からの避難者(いわゆる「自主避難者」)に対する住宅費用支援をこの3月末で打ち切りました。

 突然の福島第1原発爆発で放射能がまき散らされるなか、どう生きていくのか、家族や仕事をどうするのか、地域の人々とのつながり、様々な思いの中で、一人ひとりが決断を迫られました。生活が激変し、避難先で従来通りの生活ができるとは限りません。むしろ困難な状況です。その人たちに対して、無償提供が打ち切られる。4月以降、多くの避難者が住む場所をなくしてしまうという重大な事態が発生しました。

様々な闘いの中で、追い出しを防ぎ、継続入居を勝ち取った事例もあります。しかしなお、無償提供ではないので、やはり新たな負担がかかります。

 これとあわせて、帰還困難区域以外の避難指示区域が解除され、住民の帰還が強制されています。国家権力による避難の強制は許せませんが、これの解除はいまなお放射能が撒き散らされているなかで、住民に更なる被曝を強要するものです。そして区域住民による政府・東電に対する責任追及・保障要求を切り捨てるものです。

 住宅支援打ち切りをゆるすな。強制的な帰還、20年東京オリンピックにむけた被災労働者人民切り捨ての「復興」キャンペーンと対決して闘おう。

 福島からの避難者児童に対するいじめの実態が報道されています。被曝者・避難者に対する、差別・排撃をゆるさず、ともに闘いましょう。

原発の廃炉へ。原発の輸出をゆるすな

 日帝の原発推進政策の根幹には、核保有潜在力保持―核武装があります。

この「国策」のもとで、原発の再稼動や輸出が矢継ぎ早に強行されています。日帝企業の原発新設受注が続いています。5月16日には、日印原子力協定について、衆院で可決され参院に送付されました。これは、インドへの原発輸出を可能とするものです。徹底して弾劾します。

安倍自公連合政府を打倒しよう。日帝国家権力を解体しよう。核武装を阻止・粉砕しよう。原発の再稼動を阻止し、核廃絶に向け闘おう。

関西電力・経産省・原子力規制委員会に抗議しよう

関西電力本店 大阪市北区中之島3丁目6-16 06-6441-8821
関西電力東京支社 千代田区内幸町2丁目2-2富国生命ビル9階 03-3591-9261
経済産業省 千代田区霞が関1丁目3-1 03-3501-1511
原子力規制委員会 港区六本木1丁目9-9 03-3581-3352

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