戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
日帝国家権力が、差別主義・排外主義を満展開させ朝鮮反革命戦争に突撃し、内には改憲攻撃、天皇制攻撃を全面化させるなか、そして階級闘争撲滅の攻撃の最先端として市東さんの農地強奪攻撃に打って出るなか、10月29日〜30日に、全学連は「実力闘争・武装闘争で、三里塚農地強奪を阻止し、天皇制打倒、改憲―朝鮮反革命戦争粉砕へ」をメインスローガンに掲げ、全学連第68回定期全国大会の成功をかちとった。
29日午前、大会実行委員会が高らかに開会を宣言し、全体でシュプレヒコールをあげる。続いて実行委からの大会の位置と任務の提起がある。
議長団が選出され、大会成功のための議事進行への協力、大会破壊を狙う反革命の敵対を粉砕することを呼びかける決意表明があった。
続いて、大会によせられた連帯アピールを議長団が読み上げる。
三里塚芝山連合空港反対同盟は「私たちは決戦本部をたちあげ、臨戦態勢をかまえて、署名を広げ、裁判のたびに千葉地裁に向けたデモをおこなってきました。からだを張って闘い、強制執行を実力で阻止しましょう。最高裁判決をひっくりかえしましょう。反対同盟は、8月9日に逝去された北原さんの『三里塚で勝って世の中を変えよう』という生き方に学び、反戦の思いを引き継いで闘います」
佐世保の海を守る会 松本信子さんは「今、佐世保の相浦駐屯地での水陸機動団結成の準備が着々と進められているようです。来年3月の発足式を許さない闘いをつくりましょう。米軍反対! の声はあっても中々、自衛隊反対! の声をあげる人が少ないと感じています。戦争絶対反対の闘いを作りましょう。三里塚の闘いは、私の闘いのふるさとです」
福岡・築港日雇労働組合は「北原氏の51年の闘い、本当にお疲れ様でした。氏の遺志を引き継ぎ空港廃港まで闘います。いざ事あれば天神峰に駆けつけます。『ホームレス自立支援法』が10年間延長され、日雇い・野宿労働者の隔離・収容、抹殺攻撃が吹き荒れ、20年オリンピック開催強行に向け、治安弾圧、駅や公園、路上からの叩き出しがますます強行されようとしています。共にはね返していきましょう!」
全障連九州ブロックは「この間、『障害者』を公園から排除する『車イス止め』を許さず福岡市に対して抗議・申し入れをおこなっています。また『写真付き本人確認カード』の所持強制を推し進め生活保護利用者を排撃する大阪市行政を糾弾し、抗議声明を叩きつけました。戦争と差別はまさに一体の問題です。相模原での大量虐殺に端的な差別主義の拡大を許しません。共生共闘で共に闘いましょう」
反弾圧・反警察運動事務局で、反対同盟顧問弁護士である浅野史生さんは「市東さんの農地を守り抜き、三里塚闘争に勝利し、戦争攻撃を粉砕しよう。共謀罪は、実行行為がなくても公安警察が『計画』や『準備行為』があるとみなせば直ちに弾圧できます。弾圧の様相が一変します。今こそ、完全黙秘・非転向・徹底非妥協の闘いの真価が問われます。全学連の皆様とともに闘っていきます」
同じく遠藤憲一さんは、6月23日法務省刑事局通達なるものが「組織的犯罪集団」に二つの解釈指針を示し、共謀罪が暴力革命をめざす政治党派を標的にしていることを端的に示すこと、組対法弾圧の拡大をもくろんでいることを暴露・弾劾し、共謀罪をはじめとした弾圧との対決を呼びかけた。そして「市東さんの農地強奪強制執行を阻止しよう。ファシズムを打ち破れ。全学連の躍進を期待する」
革命的労働者協会は「学生大衆に対する経済的・政治的=社会的制約・矛盾の強化に対する怒りと闘いを組織しながら、三里塚決戦をはじめとした実力闘争・武装闘争の先頭で闘い、天皇(制)廃絶―日帝国家権力打倒をかちとる革命的学生運動の前進を切り開いていきましょう。革労協は自らが引き起こした部落差別発言とその隠蔽、同志排撃、『障害者』から介護者を奪った差別など、党・潮流内で引き起こされたあらゆる差別に対して、当該の糾弾に向き合い、必ず自己批判して闘いぬきます」
最後に、革命軍からは「生活と前途に直結する矛盾の只中にある学生大衆の先頭で、学園において産学協同路線粉砕を闘おう。反対同盟事務局長北原鉱治さんの遺志と闘いを引き継ぎ、三里塚決戦を徹底非妥協・実力闘争で闘いぬこう。革命軍は、支配階級による『反テロ』の絶叫―革命軍解体・階級闘争撲滅の強攻撃を突き破り、権力打倒のゲリラ戦、ファシスト、革マル・木元グループに対する革命的テロル戦闘を闘いぬく」
読み上げられたすべてのアピールを拍手で確認し、全国・全世界の労働者人民、非公然地下の格闘と結びつき、今秋からの闘いを闘いぬく決意をうち固めた。
中央執行委員会からの議案提起が行われる。激闘・多忙のなか、いかに現下の攻撃をとらえ、闘ってきたか、そして粉砕していくかを練り上げて作成した議案提起である。
<情勢議案>の第1章国際情勢では、世界恐慌の深まりと労働者人民への矛盾の集中、主にトランプ登場後の帝国主義の戦争とファシズムへの突撃、排外主義の鼓吹とファシストの台頭が論じられ、しかし、アメリカ、フランス、ギリシャ、南朝鮮、インド、パレスチナをはじめとした全世界の労働者人民の闘いが不屈に闘われていることが提起された。第2章国内情勢では、日帝経済の危機と階級支配の矛盾の拡大、朝鮮反革命戦争突撃、安倍政府の戦争・改憲攻撃と天皇(制)攻撃、闘う拠点への攻撃、治安弾圧―共謀罪攻撃、ファシストの台頭と差別・排外主義攻撃、教育・学園をめぐる攻撃について提起された。また強力に進められる労働法制改悪攻撃について詳しく提起が行われた。
<総括議案>の第1章闘争総括では、まず三里塚決戦として、全学連が現地行動隊を先頭に総力で闘いぬいてきた三里塚闘争の取り組みが総括された。二つに、革命的反戦闘争として@反戦・反軍・反基地闘争、A沖縄人民解放闘争の総括が行われた。三つに、2016〜17年にかけての各戦線・領域での闘いが総括された。
第2章組織総括では、一つに三里塚闘争を機軸にした反帝闘争の総括として、@三里塚闘争の51年以上にわたる死闘攻防を引き継ぎ、市東さんの農地強奪阻止にむけ闘いぬいてきたこと、決戦勝利に向けた日々の闘いを総括し戦闘態勢を構築・強化してきたことA改憲攻撃を全面化し反革命戦争に突撃する安倍連合政府打倒に向けた革命的反戦闘争に集中し闘ってきたこと、反革命革マルとの攻防を切りひらき、改憲阻止に向けた闘争・組織形成のため闘ってきたことB5・23公安による全学連の同志へのテロ、その反撃戦への報復である6・6弾圧など権力のテロや弾圧、攻撃に対し、どう闘ったかを欺瞞なく共同で総括し、権力と闘う戦闘性を培ってきたこと、完黙非転向闘争、攻勢的獄中闘争を闘いぬきながら、弾圧に対して屈することなく、さらなる反撃・報復戦を闘いぬいてきたことなどが提起された。二つに学生戦線の自己批判として@学生戦線の中で生じた部落差別に関する自己批判A対敵組織防衛原則からの逸脱をもって同志を排撃したことに関する自己批判B「病者」差別、女性差別を行ってきたことへの自己批判が改めて表明された。三つに組織建設の提起が行われた。
<方針議案>の第1章戦略的任務では、一つに本格的権力闘争の飛躍をきりひらくこと、二つに木元グループ解体・根絶戦に起ちあがること、三つにファシズムと対決し、ファシストを先制的に撃滅すること、四つに反革命革マルを解体・絶滅することが提起された。
第2章闘争方針では、三里塚闘争、朝鮮反革命戦争粉砕、革命的反戦闘争、反軍反基地闘争、改憲攻撃粉砕闘争、反核・反原発闘争、反帝国際連帯闘争、日朝連帯闘争、パレスチナ人民連帯闘争、沖縄人民解放闘争、反天皇闘争、狭山―部落解放闘争、「障害者」解放闘争、女性解放闘争、労学連帯闘争、教育学園闘争、反弾圧闘争について闘いの方針が提起された。また、取り組みがまったく不十分であったアイヌ解放の闘いや性自認や性的指向などをめぐる差別をゆるさない闘いなどの取り組みの提起があった。
第3章組織方針では、一つに本格的権力闘争―コミューン・ソビエト運動を推進する全学連の建設、二つに対ファシスト戦、反革命党派との党派闘争を権力闘争の一環として死活的なものとして闘う全学連を建設すること、三つにプロレタリア統一戦線の突撃的一翼として全学連の拡大のために闘うこと、四つに学園を主戦場に拠点建設を推進することが提起された。
中央委員会が、以上の議案を検討・論議し最終日の採択での議案への賛成を呼びかけ、議案提起を終了した。
午後から、豪雨の中を駆けつけてくれた団体・個人より連帯あいさつをうける。
反安保労研全国センターは「反安保労研は三里塚の市東さん農地強奪を許さない。全学連、木の根共闘と共に決戦を闘う。怒りをもって安倍連合政府を打ち倒す。労働法制改悪、改憲の条件をつくるためにも搾取・隷属が強化されている。これと真っ向から闘う。国会前にもたち、安倍を追及していく。学習会・情宣を積み重ねながら闘いを拡大していく。12・3反安保労研集会に結集を」
全国反戦を代表し東京反戦は「全学連と共に、さし迫った三里塚決戦を闘う。天神峰で臨戦態勢をとり戦時徴発・土地強奪を粉砕する。三里塚決戦に勝利し安倍連合政府打倒へ進撃しよう。議会の一票でなく文字通りの実力闘争で戦争・ファシズムに向かう改憲攻撃を粉砕しよう。革マル、木元グループら反革命の学生運動の組織危機を促進しているのは階級的学生運動だ。右翼、革マル、木元グループを許さず解体しよう。プロ統の限界、差別性を突破する格闘を共に闘う。トランプと安倍の戦争会談を粉砕しよう。労農水『障』学の先頭で全力で闘おう」
野戦病院・手話講座実行委員会の朝田しげるさんは、「私も40年やってきたが、これからも現地で闘うつもりです。闘争やってるという目標で長生きしています。闘って会う人から色んなことを教えてもらってきた。市東さんの決戦を闘う。野戦の治安法の件もある。治安維持法と同じ攻撃がかけられてくるようになってくるけど、闘ってれば、闘いはつぶせない。共に決戦を闘おう。『障害者』に『火をつける』と脅し、矢野さん、五人を殺した木元グループを許さない。共に闘おう」
意気軒昂な連帯あいさつを拍手で確認する。
決戦に突入した三里塚闘争をいかに闘うかの課題別討論に入る。ここでは闘いの内容を問うものとして、主要に3・8脱落派との歴史的攻防について資料を配布して討論になる。朝田さんも討論に入り、当初は共に闘っていた、脱落派になる部分が変質していく過程を対象化し、徹底非妥協・実力闘争を闘う代表的人格であった北原鉱治さんを排除していく手法、金優先で結局は空港建設に結実していった「一坪再共有化」などの批判を行っていった。
そして現在の相川勝重や石毛博道、石井新二らの利権あさり、反対同盟解体攻撃を粉砕することを確認し、「第3滑走路」建設粉砕、市東さんの農地強奪粉砕をめぐる攻防・格闘を論議し、北原さんの遺志を引き継ぎ、決戦勝利へ進撃する決意を打ち固めた。
次に、反弾圧の課題別討論を行う。今回は共謀罪弾圧との闘いの討論である。提起者から資料が配布され、共謀罪の定義、「組織犯罪集団」の無限定、「計画」の無限定、「実行準備行為」の無限定、転向の強要、捜査手法の拡大と公安警察の強化・拡大という共謀罪弾圧の攻撃性格の内容が明らかにされる。法を構成する概念の綿密な検討や、弾圧された経験からとらえかえすことを通じ、いかに共謀罪を粉砕していくかの討論になる。組対法弾圧と実力で対決してきた地平を押しひろげ、完黙―非転向闘争を強化し共謀罪を粉砕していくことが確認される。
休憩をはさみ、3本の自由討論を行う。
反核・反原発闘争の自由討論では、原発再稼動の阻止、福島第一原発爆発の被害者の支援・連帯の闘い、原子力協定粉砕原発輸出粉砕、日帝の核武装阻止・粉砕、米帝による核戦争突撃、核実験の強行弾劾、といった闘いの提起がある。
反帝国際連帯闘争の自由討論では、17年トランプの大統領就任以降の米帝が打ち出した諸々の攻撃と、それと闘う米帝足下をはじめとした労働者人民の闘いが紹介され、国際連帯の闘いがよびかけられる。
対革マル戦の自由討論では、この間の大衆集会などでの革マルとの攻防を総括したうえで、革マルの組織危機を明らかにし、革マル解体戦に起つことが呼びかけられる。反革命通信の特徴的主張を資料として配布し、革マルの差別主義・排外主義を弾劾し、祖国防衛主義者であることを暴露し、革マル解体の戦意を打ち固めた。
夕方からは、さらに4本の自由討論を行う。
「障害者」解放の自由討論では、大阪市による生活保護利用者に対する写真付き「本人確認カード」強制を弾劾し、それに対する全障連九州ブロックをはじめとした闘いが紹介された。また生活保護の申請そのものをさせない攻撃や打ち切りなどで多くの労働者人民、「障害者」が殺されていることに対し、断じて許さない闘いへの呼びかけがなされた。
部落解放闘争の自由討論では、まず正念場を迎えた狭山闘争の現況が報告され、石川さんと固く連帯し、「部落差別解消法」をはじめとした差別糾弾闘争解体攻撃を粉砕し、差別実力糾弾で狭山闘争の歴史的勝利、部落解放を勝ち取っていくことが提起された。そして、示現舎らによる絶対に許せぬ差別攻撃について討論し、一刻も早く示現舎らを糾弾、解体、打倒していこうと提起がある。
木元グループ解体・根絶戦の自由討論では、木元グループの組織的危機の進行や、「崩壊」紙上の特徴的な反革命言辞が紹介され、木元グループをいかに解体していくかの討論になった。また、彼らの現在の破産に帰結していった、元々のプロレタリア統一戦線がはらんでいた限界について対象化していく。
教育学園闘争の自由討論では、灘中学校や沖縄の八重山地区での教科書攻防、大学における軍事研究の現段階、給付型奨学金の問題点などが提起され、それぞれでの国家権力、右翼ファシスト、教育機関が行う攻撃との闘いが呼びかけられた。
以上の討論を貫徹し、1日目の議事を終了し、夜間の防衛・就寝態勢にうつった。
2日目の議事をシュプレヒコールで開始し、天皇代替わり攻撃粉砕の課題別討論を行う。
昨年8・8に発せられたアキヒトのメッセージや戦後の諸活動を検討し、アキヒトが階級闘争を圧殺し反革命国民統合のために活動することを戦後天皇制の核心的任務とたてていること、代替わりをその継続・強化としてたてていること、また天皇の権限強化の策動などを暴露し、諸勢力の天皇(制)への屈服の対極に、天皇代替わり攻撃をはじめとした天皇(制)攻撃を打ち砕き、右翼ファシストを撃滅し、天皇(制)を打倒・廃絶していくことが提起された。
続いて沖縄人民解放闘争の課題別討論だ。
まず最初に反戦・全学連沖縄現闘団からの特別提起がある。高江、辺野古での現地実力闘争と弾圧との攻防、それらをめぐる課題などの報告・提起がある。さらに課題別討論として、辺野古現地闘争をはじめとした沖縄人民解放闘争を闘ってきたこと、その格闘課題をめぐった討論になった。沖縄労働者人民と連帯し、日帝の存立基盤であり、さらに戦争出撃拠点である安保、基地を揺るがす辺野古現地の闘いに結集しようと鮮明に提起された。
休憩後、自由討論を行う。
反軍・反基地闘争の自由討論では、東アジア最大の米軍基地とされる嘉手納基地の概要と解体に向けた取り組みについて提起された。朝鮮反革命戦争突撃が激化し、沖縄への米軍・自衛隊配備、基地建設が強化されるなか嘉手納をはじめとした基地解体、帝軍解体の闘いの重要性は更に増している。また、9月に「NHKスペシャル沖縄と核」で暴露された米軍核ミサイル発射を弾劾し、嘉手納弾薬庫撤去を掲げた闘いなど不屈に闘う沖縄労働者人民の闘いも紹介された。
女性解放闘争の自由討論では、昨年の全学連大会以降に行われてきた全学連の女性差別との闘い、また自らの女性差別性を問い糾す取り組みの確認が行われ、差別の放置・容認ではなく、男性メンバーは女性の差別による打撃から出発して闘うこと、そのことに執着しないならば、その内容を問い、差別を許さず闘うことを確認し、具体的な取り組みが提起された。
日朝連帯闘争の自由討論では、朝鮮学校無償化をめぐる日帝の差別主義攻撃、排外主義攻撃との対決が提起された。民主党・菅政府から開始され、第2次安倍連合政府成立後、本格化するこの攻撃のひとつひとつの不当性、差別性を明らかにし、差別主義攻撃、排外主義攻撃を粉砕する闘いの呼びかけがなされた。
労学連帯闘争の自由討論では、安倍連合政府が狙う「働き方改革」、労働法制改悪攻撃の内容を明らかにし、それとの対決が訴えられた。非正規雇用や業務委託契約など様々な形態をとった資本の攻撃との攻防が具体的事例をあげ報告され、労学連帯して闘うことが提起された。
休憩を挟み、討論の最後に、対ファシズム戦課題別討論を行う。
これから本格化していくファシストとの攻防に打ち勝つために、日本における様々な右翼ファシスト勢力の成立過程、思想性を知っていこうという問題意識のもと作成された討論である。戦前、戦後の様々な潮流に関する提起があったうえで、特に、解放派学生運動に憎悪するファシスト学生運動を直接の起源としている「新右翼」との歴史的攻防に関して提起があった。プロ統全学連や日大文理への襲撃を強行した反憲学連や、一水会、さらには今日の日本会議もこの流れから誕生している。我々は歴史的な対右翼ファシスト戦の地平を引き継ぎ、右翼ファシストを撃滅していく。
議案採択に移る。初日の提起以降、議案をめぐる討論がなされ、いくつかの修正案が提起された。修正された議案として、情勢、総括、方針議案の採択を行う。全代議員の賛成で議案は可決された。
続いて、次期中央執行委員会の選出に移る。全代議員の賛成で選出される。中執会議が開催され、新中執の体制が紹介される。
新中執を代表し、伍代委員長が17―18年階級攻防を闘う決意を表明する。 「全学連大会の成功を勝ち取った。安倍の戦争とファシズムへの突撃を打ち破る闘いへとうってでよう。朝鮮反革命戦争が緊迫化した今こそ、革命的反戦闘争を闘おう。憲法が支配としてあることを批判しながら全力で改憲攻撃と闘おう。安倍連合政府を打倒しよう。天皇(制)攻撃粉砕。北原さんの遺志を引き継ぎ、市東さんの農地強奪阻止決戦を闘おう。沖縄・辺野古新基地建設粉砕、石川さんと連帯し狭山闘争の歴史的勝利へ。『障害者』差別虐殺攻撃を粉砕しよう。日朝連帯闘争の前進を。11・5トランプ訪日、日米首脳会談粉砕へ。反革命革マルを解体・絶滅し、木元グループを解体・根絶しよう。右翼ファシストを撃滅しよう。労学連帯し革命的学生運動の飛躍を勝ち取ろう。女性差別との闘いを闘おう。我々は自らが生み出した差別、排撃に自己批判し、差別主義攻撃、排外主義攻撃と闘う全学連を建設していく。共に闘おう」
決意表明は熱烈な拍手と歓声に迎えうたれる。最後シュプレヒコールを全体であげ、インターナショナルを歌い大会を終了した。全学連は第68回定期全国大会の成功をもとに、17―18年の階級攻防に進撃していく。
新執行体制
委員長 伍代和也(九州大学)
副委員長 浦田達彦(神奈川大学)
書記長 川原明(徳島大学)