全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

6.16日米安保粉砕・安倍連合政府打倒中央闘争 招請状

6.15闘争実行委員会

 6.15闘争実行委員会は、6月16日、日米安保粉砕・安倍連合政府打倒中央闘争を開催します。多くの皆さんの結集を呼びかけます。

 安倍政府は、改憲と戦争突撃を強めています。4月末の南北首脳会談を受けて、米帝トランプは「非核化まで最大限の圧力をかけ続ける」と表明し、安倍も同調しています。朝鮮半島を巡る戦争的緊張状態は続いており、戦争法の実効化、敵基地先制攻撃の検討など戦争態勢が強められています。

 改憲は、戦争突撃と一体の攻撃です。焦点は、「9条改訂―自衛隊明記」と「緊急事態条項」の創設です。”戦争放棄や戦力不保持、交戦権の否認”を空文化させ、「集団的自衛権」を行使する自衛隊として明確に位置づけ、自衛隊が朝鮮半島あるいは全世界に出兵し、戦闘をおこない、労働者人民を虐殺することへの大きな踏み込みです。緊急事態条項は、独裁的権力への道にほかなりません。ナチスによる全権委任法にならって、いったん緊急事態が宣言されれば、内閣が、法律と同一の効力を有する政令を制定することができます。ファシズム権力への重大な攻撃です。

 日米安保を粉砕し、改憲と戦争突撃を打ち砕く革命的反戦闘争を闘おう。

 60年そして70年と日米安保粉砕の闘いが、巨万の労働者人民の決起で闘われました。55年前の60年6月15日、岸政府─警察権力は、国会突入に決起した樺美智子さんを虐殺しました。わたしたちは樺さん虐殺を決してゆるしません。6.16安保粉砕・政府打倒闘争に結集し、国会に向けたデモをともに闘いましょう。

 安倍政府への労働者人民の怒りは高まっています。「森友・加計学園」問題、文書の改ざん、自衛隊の「日報」隠蔽、厚労省の裁量労働制データねつ造、財務省事務次官女性差別など、次々と問題が噴出しています。安倍は、政治的危機に追い詰められながら、しかしこれらに居直り、改憲・戦争と労働者虐殺法案である「働き方改革」関連法案の制定へと突き進んでいます。

 安倍は、自衛隊を戦争をする軍隊として強化しようとしています。NSC(国家安全保障会議)を戦争司令部として強化し、陸自では各方面隊を束ねる統一司令部として陸上総隊を発足させました。佐世保で水陸機動団(日本版海兵隊)が創設されました。過去最大の防衛予算をもって、イージスアショア(地上配備型ミサイル防衛システム)の導入やオスプレイの配備などを強行しようとしています。外相・河野は、トランプが小型核兵器の開発を含む核戦略を公表すると、「高く評価」と賛同しました。

沖縄では、辺野古新基地建設を強行しています。沖縄防衛局は連日護岸工事を強行し、7月にも本格的な埋め立て工事が狙われています。闘う沖縄労働者人民は、ゲート前で座り込み資材搬入を阻止し、抗議船やカヌーで阻止行動を展開しています。沖縄では、米軍輸送機の部品落下やオスプレイの墜落・不時着が相次ぐなど事件・事故が続いています。また、横田基地へのオスプレイ配備や木更津基地への恒常的配備が狙われています。帝国主義軍隊解体・基地解体を掲げ、反軍反基地闘争をともに闘いましょう。

 4月27日、働き方改革関連法案が審議入りしました。労働時間規制を取り払う裁量労働制の拡大についてはデータねつ造問題で撤回しましたが、それと同様の問題をはらむ高度プロフェッショナル制度の創設などが狙われています。時間給から成果給へ、「生産性を上げる」と叫び立てる極限までの労働強化、これは、労働者を徹底して資本の隷属下に置く攻撃です。

 世界的な恐慌はさらに深まっています。極限的な搾取・収奪が強まり、労働者人民に困苦が強制されています。「アベノミクス」は法人税減税など大企業を優遇し、逆に労働者に対しては、労災、過労死、総「非正規」化、首切り・長期失業、野宿現場からのたたき出し、生活保護費の削減、飢餓・餓死、争議・労働運動への弾圧として襲いかかっています。労働法制の改悪を粉砕しよう。

 安倍政府は、天皇アキヒトの「退位」を2019年4月30日、皇太子ナルヒトの「即位」を5月1日という日程を決定しました。この天皇代替わり攻撃は、安定的な皇位継承を図るとともに、天皇・天皇制こそが日帝国家の中心であると、アキヒト自らが先頭でつき出すものです。日帝国家の支配や差別の元凶であり、数千万のアジア人民を虐殺し、侵略・植民地支配をおこなってきた天皇ヒロヒト、そしてそれを引き継ぐ天皇(制)の永続化を許すわけにはいきません。天皇制廃絶に向け闘おう。3月訪沖に続く、8月「北海道」命名150年式典への出席をゆるすな。

 三里塚闘争は、決戦局面にあります。市東さんの農地を実力で守り抜こう。新たな滑走路建設と騒音の拡大をゆるすな。〈空港絶対反対、徹底非妥協、実力闘争〉で闘う反対同盟と連帯し、現地実力攻防、農地死守決戦を爆発させよう。空港廃港に向け闘おう。

 2011年東日本大震災―福島第1原発爆発から7年がたちました。今なお、多くの労働者人民が仮設住宅での生活を強いられています。 そして、原発爆発と放射能汚染によって被曝を強制され、ふるさとを奪われ、避難を余儀なくされています。

 被災労働者人民切り捨ての「復興」キャンペーンと対決して闘おう。原発再稼動を阻止しよう。全原発の廃炉をかちとり、核廃絶に向け闘おう。、

 新たな鑑定によっても石川一雄さんの無実は明らかです。戦闘的部落大衆とともに狭山第3次再審闘争に勝利しよう。

 旧優生保護法の下での強制的な不妊手術の実態が明らかになっています。優生思想と対決し、「病者」「障害者」と連帯し、戦時「障害者」抹殺攻撃、保安処分攻撃を粉砕しよう。介護闘争に決起し、ともに闘おう。

 女性差別政策と対決し、日本軍「慰安婦」を強制された女性たちの怒りと闘いに結びつき、女性解放闘争を闘おう。

 昨年、共謀罪が成立し、ますます国家・資本と闘うものへの弾圧が強まっています。沖縄でも大勢の仲間が逮捕されています。完黙・非転向の闘い弾圧を粉砕しよう。国家権力は打倒する相手であり、国家支配は廃絶すべきものです。徹底非妥協の闘いこそが、弾圧をうち破ります。

 厳戒弾圧態勢と愛国心煽動をもってする、東京オリンピック・パラリンピック開催を粉砕しよう。

 ガザでイスラエル軍によって数十名のパレスチナ人が虐殺されています。米英軍によるシリア空爆を弾劾します。実力・武装で闘う全世界労働者人民と国際連帯して闘おう。

 差別主義・排外主義と対決して闘おう。「日本会議」や「在特会」など右翼ファシストは、朝鮮総連への銃撃、在日朝鮮人に対する排撃を繰り返し、“ヘイトスピーチ”を強めています。安倍はじめ閣僚の相次ぐ靖国参拝をゆるすな。入管体制を粉砕しよう。在日朝鮮人・中国人、滞日アジア人民と連帯して闘おう。

反原発運動、改憲反対運動などを破壊しようとする反革命革マルを解体・絶滅しよう。5同志虐殺に報復し木元グループを解体・根絶しよう。


日時:6月16日 13:30〜
場所:ニュー新橋ビル地下2階ホール(東京・港区2-16-1)
 集会終了後、デモをおこないます。

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