戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
昨年、日米韓による核使用も含んだ朝鮮反革命戦争の危機が高まった。本年にはいっても、「朝鮮半島の完全な非核化」を焦点にした日米韓による朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)スターリン主義への屈服の強制と、それをとおした朝鮮反革命戦争の危機は継続している。日帝・安倍連合政府は、破綻した核燃料サイクルを維持・強化し、国内にプルトニウムを溜め込み、なんとしても核武装を実現しようとしている。戦争法を成立させ、イージス・アショアなどを導入し、核戦争をできる態勢を強化し続けている。核兵器禁止条約にすら反対票を投じ、全力で核をなくそうとする運動を叩き潰そうとしている。
広島・長崎の原爆投下から73年が経過してもなお、核兵器を廃絶できないどころか、帝国主義の核戦争が遂行できる態勢が強化されている現状をとらえかえし、被爆者、そして2世、3世と続く世代の方々の長年の苦闘と連帯し、なんとしても核廃絶を実現しなければならない。再びの核戦争を絶対に粉砕しなければならない。こういった決意のもと、8・6広島反戦闘争実行委員会は、8月6日広島において反戦・反核の闘いを闘いぬいた。
8月6日早朝、広島市河原町公園に、反戦反核集会を開催するため、闘う労働者、学生、「障害者」らが結集する。広島県警機動隊・公安らが公園を囲み、弾圧態勢をしくなか、これと対決し、権力、右翼ファシスト、革マル、木元グループの敵対を粉砕する防衛態勢を構築する。とりわけ、毎年、反戦反核の闘いを憎悪し、それを破壊せんと広島に登場するザイトクカイら右翼ファシストへの警戒を強める。
集会の開始を司会が宣言する。まず、全体でシュプレヒコールをあげ戦意を高める。
そして、集会の基調が提起される。基調では、まず原爆投下を徹底弾劾し、被爆者、2世、3世らの苦闘に学び、連帯し、全ての核の廃絶、朝鮮反革命戦争の粉砕に向け闘うことが訴えられる。そして、昨年来の朝鮮反革命戦争に向けた一連の策動を弾劾し、帝国主義の核武装を許さず、核兵器の廃絶は帝国主義の打倒でしかなしえないことが鮮明に提起される。さらに、天皇・日帝の戦争責任居直り、原爆投下に有する責任居直りを許さず、歴史的な被爆者差別・虐殺攻撃を許さないこと、新たな日帝の核武装・核戦争への突撃を許さないこと、安倍の式典列席など被爆者を「英霊」化する攻撃、労働者人民を何度でも被爆・被曝させようとする攻撃を許さないこと、天皇代替わり攻撃を粉砕し天皇制を廃絶すること、原発再稼動から核武装にひたはしる、電力資本や安倍連合政府を打倒することが提起される。そして、最後に全世界労働者人民と連帯し、米帝・トランプ政権など帝国主義やイスラエルなどの人民虐殺―核戦争突撃を全力で粉砕すること、沖縄や三里塚の闘いに全力で決起すること、右翼ファシストや木元グループ、革マルの敵対をうちやぶっていきながら、核や戦争、そしてその根源たる階級支配の廃絶にむけて闘うことが提起された。
司会からの基調提起を拍手で確認する。
集会に寄せられた連帯アピールを司会が紹介する。
まずは三里塚芝山連合空港反対同盟だ。 「安倍は多くの人々の反戦・反核の願いを踏みにじって、原発再稼動を強行し、プルトニウムをため込み、核武装を考えています。反対同盟は、結成当初から『軍事空港反対』をかかげて闘ってきました。三里塚は反戦(反核)・反権力の砦です。反戦・反核を目指す人々と固く結びついて、安倍の戦争政策をとめ、安倍政権打倒にむけて闘います。市東さんの農地強奪―強制執行を許さない闘いに決起してください。三里塚へ、天神峰へ集中し、実力闘争で農地死守を闘いましょう」
続いて天皇上陸阻止青年実行委員会だ。 「闘う沖縄労働者人民は、基地建設を絶対に許さない決意を固め、頑強な座り込み・海上阻止行動を闘い続けています。海上大行動が呼びかけられています。カヌーで海上を埋め尽くし、埋め立て工事強行を許さぬ怒りを叩きつけましょう。体を張った、粘り強い頑強な闘いが20年以上も工事着工を阻んできました。基地建設は止められます」
結集した団体からの連帯あいさつにうつる。
三里塚を闘う全国「障害者」解放委員会は「闘いはこれからです。『障害者』が生きていくための福祉を安倍は削ろうとしている。これを許さず闘います。市東さんの農地強奪と闘う。三障委の旗をかかげて、最後の最後まで土地強奪を木っ端微塵に粉砕し闘います」
3.11闘争実行委員会は「73年前の原爆投下を徹底弾劾する。3.11から7年がたったが、原発再稼動が次々に狙われている。責任企業たる東電が柏崎刈羽原発を再稼動しようとしている。絶対に許せない。3.11原発爆発事故は決して終わった話ではない。避難者訴訟で千葉地裁は国の責任を認めない判決を出した。国は3.11など無かったように補償切捨てを行っている。核、原発廃絶、安倍政府打倒へともに闘おう」
ここで原爆が投下された8時15分を迎える。司会がちょうど73年前に強行された原爆投下を弾劾し、被爆者、2世、3世の闘いに学び、核の廃絶に向けて闘おうという呼びかけを行う。
決意表明にうつる。
全国反戦を代表し東京反戦は「73年前の広島、長崎への原爆投下を弾劾し虐殺された労働者人民を追悼する。自己の延命のため『もう一度戦果をあげてから』と原爆投下を招いた天皇ヒロヒトを許さない。広島・長崎原爆投下の大きな要因として天皇の判断があったことをみすえ、核廃絶を天皇制を許さぬ闘いとひとつのものとして闘う。核廃絶に向けすべての帝国主義を打倒していこう。活性化する右翼ファシストを粉砕し被爆者、2世、3世と結びつき闘いぬく」
最後に全学連中四国ブロックは、この間の豪雨などで被災した人民との連帯を表明したうえで「原爆投下を許さず、米帝、日帝打倒にむけ闘う。被爆者をはじめとした反核の闘いを圧殺し核武装・核戦争に突撃するために式典に出席しようとする安倍を許さず安倍連合政府を打倒しよう。天皇の戦争責任居直り、原爆投下にいたった責任居直りを許さず天皇制を廃絶しよう。右翼ファシストの闘争破壊を許さず撃滅しよう」
すべてのアピール、発言を確認し、最後にシュプレヒコールをあげて集会を終わっていく。
権力や右翼らの敵対を粉砕し集会を貫徹し、部隊はデモの準備を始める。
デモ隊を弾圧しようと武装しはりついてくる機動隊と対決し、まずシュプレヒコールをあげ、部隊はデモを開始する。機動隊が早々と押したり、突き飛ばしてくるのをひとつひとつ実力で対決し弾劾しながら式典会場へと進撃する。
会場の平和記念公園で、今まさに安倍が出席するなかで、部隊は怒りにみちたシュプレヒコールを叩きつける。「原爆投下を絶対に許さんぞ!」「核武装に突き進む安倍を許さんぞ!」「戦争に突き進む安倍を許さんぞ!」「安倍の式典列席を許さんぞ!」「戦争を実力で粉砕するぞ!」「被爆者と連帯し闘うぞ!」「天皇制廃絶!」「右翼ファシスト撃滅!」といったシュプレヒコールが安倍出席の式典を直撃する。式典参加者や通行人から大注目を受ける。機動隊がこういった闘いを何とか叩きつぶそうとデモ隊のほとんどを暴力的に押したり、突き飛ばそうとしてくる。しかし、部隊は一歩も引かず実力で対決し、「弾圧を粉砕するぞ」とシュプレヒコールをあげ、安倍らを弾劾する闘いを貫徹する。
そして、デモ隊は中国電力本社近くへと進撃する。上関原発建設阻止や島根原発解体といったシュプレヒコールを存分に浴びせる。
最後に、原爆ドーム前に向かっていく。原爆投下を弾劾し、被爆者と連帯し闘う決意を示すシュプレヒコールをあげる。ザイトクカイら右翼ファシストらの原爆ドーム前登場・闘争破壊を打ち砕く戦意に満ちながら部隊は進撃していく。本年も日本第一党などが今年も八・六に広島で講演会を行うとしていた。反戦・反核闘争を潰して、核武装をせんと右翼ファシストが広島、長崎に登場することを許さず、撃滅・一掃していく。
安倍や天皇制を追及する闘い、反戦・反核の闘いをなんとしても圧殺しようと、最後までデモ隊に暴力的に規制を続けてきた日帝国家権力・機動隊と対決し、部隊は闘争を貫徹した。
安倍は広島、長崎の「式典」に登場した。「真に『核兵器のない世界』を実現するためには、被爆の悲惨な実相の正確な理解を出発点として、核兵器国と非核兵器国双方の協力を得ることが必要」などと怒りぬきでは聞けない数々の言辞を言い放っている。被爆者を研究材料としてモルモット扱いし、また何の補償も被爆者認定もせず殺されるにまかしていたおまえらが何を言うか! そして、「核兵器国と非核兵器国双方の協力」とは、米帝の「核の傘」に入り、自らの核武装も含めた核戦争態勢を強化し続けることに他ならない。
また安倍は被爆者団体との会合後の会見で、改めて核兵器禁止条約に参加しないことを表明した。ひとつひとつ被爆者をあざ笑い、核武装を推進するやり口だ。絶対に許すことはできない。
「もう二度と核の惨禍をくりかえさせない」という被爆者の怒りを共有し、再び核武装・核戦争に突き進む安倍連合政府を革命的反戦闘争で打倒しよう。原発再稼動や核燃料サイクル維持など日帝の核政策を粉砕しよう。ヒロヒトの原爆投下責任居直りを許さず、天皇代替わり攻撃を粉砕し天皇制を廃絶しよう。8・6広島反戦・反核闘争に敵対する右翼ファシストを撃滅し、木元グループ、革マルを解体しよう。被爆者、2世、3世と連帯し核の廃絶をかちとろう。