戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
8・6広島反戦闘争実行委員会
被爆者の皆さん。被爆2世・3世(さらにその下の世代)の皆さん。すべての労働者人民・被差別大衆の皆さん。私たちは、原爆投下を絶対に許さず、すべての核廃棄、核戦争の阻止、戦争の廃絶に向けて本年も8月6日に広島反戦反核闘争を闘います。すべての皆さんの結集を呼びかけます。
昨年、日米帝による朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する核兵器使用も含んだ先制攻撃―戦争の危機が煮詰まりました。多くの労働者人民を戦争によって虐殺しようとする一連の策動を徹底弾劾します。
その後、本年の南北朝鮮首脳会談、朝米首脳会談などを経て、「朝鮮半島の完全な非核化」合意なるものがうたわれています。しかし、これは日米帝らが核戦争恫喝をもって、北朝鮮に屈服を強いつつ、支配体制を安定して維持しようという策動であり、さらに北朝鮮の核による反撃をされずに核戦争を行える状況をつくろうとするものです。
核兵器は、被支配階級・人民を地域まるごと殺戮する反人民的な兵器です。資本主義支配階級が、自己の支配を貫徹するために生み出した支配階級の兵器です。廃絶以外ありません。米帝をはじめとした帝国主義諸国、ならびにかつてのソ連などは独占的かつ圧倒的な核兵器所持・管理を行うために核拡散防止条約(NPT)―包括的核実験禁止条約(CTBT)体制をつくりあげました。とりわけ米帝は、CTBTすら批准せず、イスラエルの核武装も容認・推進し、核戦争の危機を促進し続けています。劣化ウラン弾などの兵器もためらいなく使用し労働者人民を虐殺してきました。これに追随し、さらに独自の核武装を狙う日帝など帝国主義諸国が、一方的に北朝鮮の核の危険などをがなりたて、核放棄させ、自分たちが核戦争を準備していくことを許しません。
そして、この反人民的兵器たる核兵器を所持し、自己の支配体制を維持するために交渉のカードにする北朝鮮スターリン主義を弾劾します。帝国主義との対抗のためとして、スターリン主義の核兵器作成・所持を正当化することを許しません。こうした事態をまねき、原爆投下から実に73年がたっても核廃絶を実現できていない現実を痛苦にとらえかえしながら、朝鮮反革命戦争の危機にさらされている朝鮮労働者人民と結びつき、全ての核兵器の廃絶、朝鮮反革命戦争の粉砕に向けて闘います。
核兵器の廃絶は、それを生み出し、使用する帝国主義の打倒でしかなしえません。それは、「核なき世界」を呼号しながら核戦力を強化し続けたオバマ政権の姿によっても、さらに明白になりました。私たちは、「二度と核の惨禍を繰り返させない」と闘う被爆者、2世・3世の方々の苦闘に学び、連帯し、全世界で戦争や原発によって被爆・被曝を強制し続けられている労働者人民と結合し、帝国主義を打倒する革命的反戦闘争を闘います。
1945年8月6日広島、8月9日長崎に米帝は原爆を投下し数十万人の労働者人民を虐殺しました。その後も放射線や熱線による後遺症に多くの被爆者が苦しみ、その被害は現在も継続しています。
米帝や英帝は、対ソ、反共反革命の一点で、ソ連の対日参戦の前に原爆を投下しました。帝国主義による原爆投下、労働者人民の大量虐殺を徹底弾劾します。
天皇ヒロヒトは、敗戦必至の情勢下で「降伏」提案を退け、「もう一度戦果をあげてから」と「国体護持」と自らの命乞いのために、沖縄戦、さらには原爆投下を強制しました。ヒロヒトは1975年の会見において、原爆投下について「戦争中のことでもあり、広島市民には気の毒だったがやむを得ないことだと思っています」と言い放ち、戦争責任については「そういう言葉のあやについてはわからない」と居直りました。天皇のために原爆で「臣民」が死ぬのは当然とする天皇・ヒロヒトを絶対に許すな! 原爆投下の責任は、米帝のみならず、天皇と日帝にこそあります。「ヒロヒトの遺徳を継ぐ」と言い放ったアキヒトも同様です。
日米帝は、被爆者を「研究材料」として扱い、虐殺してきました。日帝は国家責任を認めない「被爆者援護法」をもって闘いの鎮圧を図ってきました。2世・3世に対しては国としては、ほとんど何の補償もしていません。日帝による強制連行によって連れてこられた朝鮮人・中国人被爆者らを切り捨ててきました。また、多くの被爆者認定を拒否し、国が指定する被爆地域外にいた被爆者を「被爆体験者」として、何の援護もしないように、被爆者を放置し、分断し、虐殺していく事が、原爆投下に引き続く日帝の路線です。日帝は、戦後「ノーモアヒロシマ」という被爆者の叫びをふみにじり、「核の傘」論をもって日米安保体制を強化してきました。さらに潜在的核保有能力維持のために「事故」をくりかえしながら原発を増設してきました。その帰結として、2011年福島第1原発爆発を引きおこしました。
帝国主義による原爆投下、そしてその反省も全くないまま続く核戦争態勢強化、労働者人民への被爆・被曝の強制―大量虐殺を弾劾し、帝国主義を打倒しよう。
3・11東京電力福島第1原発爆発後、日帝の危機をファッショ的に突破しようと、再び安倍を首班とする連合政府が登場し、原発再稼動、集団的自衛権の行使確立、戦争法や共謀罪成立を強行し、核武装・核戦争への道をひた走っています。安倍は元々核武装論者であり、安倍連合政府は16年に「憲法9条は一切の核兵器の保有および使用を禁止しているわけではない」という閣議決定を行い、17年には国連の核兵器禁止条約の批准すらしませんでした。「もんじゅ」廃炉など破綻した核燃料サイクルを何としても維持し、国内にプルトニウムをため続け、核武装能力を保持し続け、核武装を狙っています。
こうした日帝・安倍が被爆者らの核兵器廃絶に向けた闘いや、福島をはじめとした、全ての原発廃炉に向けた闘いを圧殺するために「平和記念式典」に列席することを弾劾しましょう。
また、安倍の式典列席は、天皇と日帝の原爆投下責任を清算し、被爆者を「英霊化」していく攻撃です。労働者人民には、何度被爆・被曝を強制してでも、核武装をもって朝鮮反革命戦争、「反テロ戦争」に突撃しようという宣言です。天皇・日帝の戦争責任を追及し、安倍の式典参加を弾劾し、被爆者差別糾弾―被爆者解放、核廃絶をかちとりましょう。19年4・30アキヒト退位―5・1ナルヒト即位―天皇代替わり攻撃を粉砕し、天皇制を廃絶しよう。
3・11以降、7年がたってもなお、福島第1原発の再臨界・爆発の危機は継続し、放射能はまきちらされ、深刻な被害が継続しています。何重にもわたる下請け構造の中で、原発爆発後の処理作業が、日々労働者に被曝を強制しながら強行されています。昨年の日本原子力機構大洗研究開発センターのように労働者が深刻な被曝をする事態がいくつもおこっています。避難先の自治体や裁判所が総ぐるみとなって、避難者の生活を破壊する攻撃を続けながら、年20ミリシーベルトという高線量の地域に福島の住民を強制帰還させようとしています。被災・避難した労働者人民・児童に対し、排撃やいじめが行われています。
原発によって労働者人民が苦しみ殺されているなかで、安倍連合政府は、電力量に占める原発の割合を20〜22%に設定するなど、実質的に新増設も必要になるエネルギー基本計画を新たに策定しようとしています。これに即せば30年度に30基の原発の稼動が必要になります。
こうした大方針のもと、原子力規制委員会は、日本原子力発電の東海第2原発について、安全対策の基本方針が新規制基準に適合すると判断しました。11月の廃炉期限に間に合うように、審査を急ピッチで行いました。運転期間が40年になり危険性がさらに高まっているにもかかわらず、最初から再稼動ありきの判断でした。
東京電力は、福島第2原発について廃炉にする方向で検討すると表明しましたが、地元をはじめとした原発廃炉に向けた闘いの切っ先をかわし、なんとしても柏崎刈羽原発を再稼動するための策動です。
「国益」、資本の利益のために、いくらでも労働者人民は被曝せよという攻撃を打ち破り、福島の被災労働者人民、原発労働者をはじめとした闘いに結びつき、原発再稼動推進、原発輸出、核武装へとひた走る電力資本や安倍連合政府を打倒しましょう。
突出して朝鮮反革命戦争を推進してきた安倍連合政府の戦争突撃を打ち破り、戦争を実力で阻止・粉砕していく革命的反戦闘争を闘おう。トランプ政権やイスラエルのパレスチナ人民虐殺やイランへの戦争を推進する攻撃を全世界労働者人民とともに打ち破ろう。激化していく差別主義、排外主義、愛国主義攻撃を粉砕しましょう。核武装に向けた核燃料サイクルを補強し維持せんとする策動を粉砕し、一切の原子力利用を粉砕し、日帝の核武装を阻止しましょう
。8月辺野古新基地の海域埋め立ての土砂投入を阻止せんと、国家暴力や弾圧と体をはって闘う沖縄をはじめとした労働者人民と連帯し、辺野古新基地建設を阻止しましょう。「反戦・反核の砦」として闘われてきた徹底非妥協・実力闘争で闘われてきた三里塚闘争と結びついて闘いましょう。市東さん農地強奪阻止の実力闘争に決起し、空港廃港へと攻めのぼりましょう。沖縄、佐世保、岩国、日本原、北富士などの全国の反軍・反基地闘争と結びついて闘いましょう。7名もの多数の同時死刑にふみこんだ日帝を許さず、死刑制度を廃止し、弾圧を粉砕しましょう。ザイトクカイをはじめ、8・6広島の闘いに憎悪を燃やし、核武装を推進し闘争破壊にあらわれる右翼ファシストを撃滅・一掃しましょう。反革命木元グループ、革マルを解体しましょう。
核や戦争をいっさいなくす、根源たる階級支配をなくしていく闘いとして8・6広島反戦反核闘争をともに闘いましょう。