全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む岸田連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東さん農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

6.16日米安保粉砕・岸田連合政府打倒中央闘争を闘おう

招請状

6.15闘争実行委員会

〔1〕

  

 イスラエル軍によるガザ南部ラファへの大規模軍事進攻が迫っている。すでに3万5千人に及ぶパレスチナ人民が虐殺されている。今日この瞬間にもパレスチナ人民を地上から消し去ろうとするジェノサイドが続けられている。日々砲弾の嵐を浴びているパレスチナ人民は、この現実を直視することを、虐殺戦争阻止に決起することを全世界に訴えている。弾圧による沈黙・傍観の強制を拒否して決起したコロンビア大学生の闘いは全米に拡大している。虐殺阻止、パレスチナ人民連帯の闘いが全世界で巻き起こっている。

 米帝・日帝・EU帝はこのジェノサイドを支持し加担している。虐殺戦争に加担する自国帝国主義を実力闘争・武装闘争で打倒しよう。イスラエル製ドローンなどを購入し使用する防衛省・自衛隊を解体しよう。イスラエル企業と取引している「死の商人」−三菱重工・川崎重工、IHI等を徹底弾劾し軍需生産を中止させよう。

 1960年に巨万の労働者人民が日米安保粉砕に起ちあがり、国会包囲−突入戦を闘いぬいた。国家権力は大弾圧を加え、樺美智子さんを虐殺した。6・15闘争実行委員会は、60年や70年の安保闘争を引継ぎ、日米安保粉砕、岸田連合政府打倒にむけ闘う。パレスチナ人民と連帯し、政府中枢―霞が関に向けた怒りのデモをともに闘おう。全国各地で反戦闘争を組織し、職場で、大学キャンパスで反戦ストライキ・デモを闘おう。

〔2〕

 

 首相岸田は、4月10日にバイデンと首脳会談をおこない、日米安保の戦争同盟としての飛躍的強化を確認した。共同声明において、日米帝は「未来のためのグローバル・パートナー」であるとし、ウクライナ政府の支援、中国との軍事的対抗の強化、朝鮮民主主義人民共和国に対する軍事挑発の拡大、イスラエル政府の攻撃支持を表明した。米帝とともに世界中で反革命戦争に突撃することを宣言したのだ。「日米同盟の指揮・統制」を一体化させ、日米安保の歴史的転換が目指されている。そのために、陸海空自衛隊は統合作戦司令部を新設した。日米共同情報分析組織を通じた情報活動を強化し、自衛隊の敵基地攻撃能力強化のための米軍による支援、極超音速誘導弾を迎撃するミサイルなどを開発していこうとしている。

 日帝は日米安保実戦化を軸に、日米韓の軍事的連携強化、日米英豪軍の定期的な軍事訓練など、重層的な軍事的同盟強化を推進している。武器の共同開発、軍需産業の強化、「拡大抑止」(核の使用準備)の強化、「宇宙」領域での戦争計画策定が打ち出され、「経済安保」を国家安全保障戦略の重要分野と位置付けた。

 日帝防衛省は3月21日、沖縄島勝連分屯地に地対艦ミサイル部隊を配備し、奄美、宮古、石垣のミサイル部隊を指揮するミサイル連隊を設置した。辺野古新基地建設を「代執行」で強行し、沖縄―琉球弧の軍事要塞化を暴力的に進めている。3月には「水陸機動連隊」を長崎県大村市の竹松駐屯地に発足させ、4月には軍事使用のための空港と港湾の軍事使用にむけ、16の空港・港を「特定利用空港・港湾」に指定する閣議決定をおこなった。

 政府は今通常国会で改憲をごり押ししつつ、反革命戦争関連法を次々と制定している。大軍拡の24年度予算の成立にひきつづき、あらゆる情報を重罰をもって国家統制する「経済安保情報保護法」―「セキュリティークリアランス(身辺調査)制度」創設法や、イギリス・イタリアとの次期戦闘機共同開発の推進機関を設置する条約、「食料安保」のための食料・農業・農村基本法改定、緊急時に政府が地方行政に対して「指示」できる地方自治法改定などだ。2024年、またしても入管法改悪が狙われている。税金や社会保険料滞納などでの永住許可取り消し事由の拡大、「現代の奴隷制度」−技能実習制度を継続するための「育成就労」新制度、在留カード・特別永住者証明書とマイナンバーカードの一体化などだ。改憲を阻止し、反革命戦争法・法案を粉砕しよう。

 同時に朝鮮・中国−アジア侵略戦争で戦死した軍人・軍属を「英霊」として祀っている靖国神社への自衛隊の組織だった参拝や、靖国神社の新たな宮司に元自衛隊海将が就任するなど、自衛隊の「天皇の軍隊」化が押し進められている。国家機構のファシズム的転換を強行し、天皇のもとへの国民統合をもって反革命戦争に突撃する日帝国家権力を打倒しよう。

〔3〕

 世界戦争、核戦争の危機下、日帝の反革命戦争突撃を粉砕するために、反革命階級同盟=日米安保を粉砕し、帝国主義軍隊・基地の解体を闘おう。自衛官に「他国の人民虐殺を拒否しよう、治安出動を拒否しよう」と呼びかけよう。日帝による侵略戦争−植民地支配の居直り、正当化を許さず、対中国・朝鮮反革命戦争を粉砕しよう。

 激化する戦時治安弾圧粉砕。関生支部と連帯し労働運動破壊弾圧を粉砕しよう。国家権力による闘う組織の壊滅攻撃粉砕、治安弾圧機構を解体しよう。

 〈反戦・反権力の砦〉三里塚は今年、市東さんの南台農地強奪阻止決戦をむかえる。反対同盟と連帯し、昨年の天神峰決戦を引きつぎ、労農水「障」学の総決起で南台決戦に勝利しよう。戦争のための第三滑走路建設などの「空港機能強化」を粉砕し、現空港を廃港にしよう。三里塚に勝って戦争を止めよう。

 政府防衛省の沖縄全島の戦争にむけた要塞化攻撃に対し、沖縄労働者人民は、新たな沖縄戦強制を拒否し闘いぬいている。米海軍駆逐艦の石垣港使用に対し、全港湾沖縄地方本部が石垣港で3日間のストを敢行した。うるま市−沖縄人民の闘いは、うるま市での陸自訓練場建設を断念させた。沖縄労働者人民の闘いと連帯し、沖縄−琉球弧の戦争出撃基地化を阻止しよう。

 あらゆる差別の根源であり、戦争・弾圧を推進する天皇・天皇制廃絶に向け闘おう。差別主義・排外主義・反共主義を全面化するファシストを撃滅しよう。戦争突撃下「群馬の森」朝鮮人追悼碑撤去弾劾。差別・排斥と治安管理に貫かれた入管体制を解体しよう。クルド人に対する弾圧、ファシストによる襲撃を粉砕しよう。

 核武装と一体の原発再稼働阻止、すべての原発を廃炉にしよう。核戦争を阻止しよう。不屈に闘う石川さんと連帯し、狭山差別裁判糾弾、決戦局面の第三次再審闘争に勝利しよう。介護闘争をとおした共闘共生の団結を強化し、戦時「障害者」抹殺攻撃を粉砕しよう。あらゆる性暴力・性虐待を許さず、女性差別と対決しよう。

 全世界で労働者がストに決起している。そごう・西武デパート労組の闘いが波及し今春闘でストが拡大している。労働相談でも切実な要求が寄せられている。戦争阻止の先頭で労働者は闘いぬこう。米欧大学でのパレスチナ反戦決起に続き、革命的学生運動の新たな決起を勝ち取ろう。

 反戦闘争の敵対者である反革命革マル、木元グループを安保粉砕、政府打倒闘争のただなかで解体・根絶しよう。


6.16日米安保粉砕・岸田連合政府打倒中央闘争
 日時: 6月16日(日) 14:00から (開場13:30)
 場所: ニュー新橋ビル地下2階ホール(新橋駅から徒歩2分、港区新橋2-16-1)
   集会後、霞が関に向けたデモをおこないます。
 主催: 6.15闘争実行委員会

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