全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む石破連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東さん農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

「建国記念の日」粉砕! 日本原基地解体!
2.11日本原現地闘争を闘おう

2・11日本原闘争実行委員会

   

核戦争阻止! 日帝石破政府の対中国・朝鮮反革命戦争突撃を粉砕しよう!

 すべての労働者、農民、被差別大衆、人民の皆さん。世界的に戦争―核戦争の危機が拡大しています。ウクライナ戦争は長期化し、動員され殺し合わされる兵士は無論、女性や子供を含め多くの労働者人民が戦争の犠牲になっています。米英帝はじめNATO諸国は、ウクライナに最新式の戦車や長射程のミサイルを提供し、ロシア国内への攻撃を容認しています。一方ロシアはウクライナ東部で攻勢を強めるとともに、昨年10月末プーチンの指揮下で戦略核兵器の使用を想定した演習を開始しています。パレスチナでもイスラエル軍によるガザ侵攻―パレスチナ人民へのジェノサイド攻撃が激化し、これまで既に4万数千人を超える人々が虐殺されています。米英日帝などは「イスラエルの自衛権」としてこれを支持、軍事的支援を継続しています。またイスラエルはレバノン、シリアをはじめ中東全域に攻撃を拡大しています。

 日帝・石破政府はウクライナ戦争参戦を継続する一方、「台湾有事」「朝鮮半島有事」を煽り、対中国・朝鮮反革命戦争にむけた軍備増強を推し進めています。沖縄―琉球弧に自衛隊基地を増強し、中国や朝鮮民主主義人民共和国の基地を攻撃できる長射程のミサイルを配備するなど、対中国・朝鮮反革命戦争の前進基地として打ち固めています。本年3月には陸海空3自衛隊を一元的に統括する「統合作戦司令部」を創設し、米軍との連携を強化し、昨秋の自衛隊3万3千人、米軍1万2千人、艦艇40隻、航空機370機が参加した大規模な日米共同統合演習「キーンソード25」や、日米韓軍事演習「フリーダムエッジ」などにみられるように、日米、日米韓、クアッド「日米印豪」などとの軍事演習を頻繁に強行しています。

 資本主義の危機にともなう階級矛盾の対外的転化のために帝国主義ブルジョアジー・支配階級が押し進める戦争で労働者人民同士が殺し合わされたり、戦争の犠牲になることを許すことは出来ません。私たちは、全世界各地で戦争に反対し、命がけで生きんがために闘いぬいている労働者人民と連帯し、戦争―核戦争阻止、対中国・朝鮮反革命戦争粉砕、石破政府打倒にむけて、2.11日本原闘争をはじめ各地で反戦・反基地、自衛隊解体の闘いを強化しよう。

「建国記念の日」粉砕! 天皇制廃絶!

 日帝石破政府による改憲―戦争突撃と一体で天皇制強化・永続化の攻撃が強まっています。「安定的な皇位継承のあり方を議論する有識者会議」がまとめた「女性皇族が結婚後も皇族にとどまる」「旧宮家の男系男子を養子として皇族に復帰させる」などの報告書が22年1月に国会に提出されたのを受けて、昨年5月から衆参両院の議長と各党の代表者の協議が日共やれいわ新選組も含め始まっています。ナルヒトは19年即位にあたって「歴代の天皇のなさりようを心にとどめ」「国民を思い、国民に寄り添う」と言い、天皇の戦争責任を居直り、自ら改憲―戦争攻撃と一体の帝国主義国民統合の頂点に立つことを宣言しています。

 そして今年も2月11日、神社本庁や日本会議などファシスト勢力が主導して、全国で天皇制を賛美・永続化するための「建国記念の日」奉祝式典が強行されようとしています。日本原基地がある奈義町では、奈義町議会が1961年自衛隊誘致を決議し、69年「大日本帝国憲法復原決議」をあげるなど、天皇制強化と基地強化が一体で押し進められてきました。2.11日本原闘争は、70年地元農民を中心に「演習場絶対反対」「明治憲法復原決議撤回」をかかげて闘われて以降、毎年天皇主義右翼ファシストの敵対と対決して闘われています。私たちは日帝・石破政府の改憲―戦争、天皇制強化の動きが強まっている今こそ、2.11日本原現地闘争の地平を引き継ぎ、天皇制廃絶、日本原基地解体、米軍・自衛隊の演習阻止、帝国主義軍隊解体をかかげて闘いましょう。

日本原農民の闘いと結びつき、米軍・自衛隊の演習阻止、日本原基地解体、対中国・朝鮮反革命戦争を粉砕しよう!

 日本原演習場は、日帝敗戦後一時米軍に接収されましたが、57年に返還され、奈義町議会が61年に自衛隊誘致決議をあげ、65年に日本原駐屯地が開設されました。以降自衛隊による日本原の地形を利用して朝鮮半島での実戦を想定した様々な訓練がおこなわれてきました。2000年代に入り、米軍・自衛隊の一体化が推し進められ、また対中国・朝鮮反革命戦争への動きが強まる中で、日本原演習場では、日米共同演習が06年以降4回、18年からは米軍単独演習が毎年ペースで行われています。24年には米軍岩国基地に米海軍のオスプレイが配備されました。岩国基地所属の海兵隊は日本原で訓練をおこなっている部隊であり、奈義町議会はオスプレイの訓練を誘致しようとしています。

 日本原農民は、1909年旧陸軍が演習場を開設する以前から、先祖代々耕作してきました。日本原駐屯地が開設されて以降も、「基地と農業は相いれない」と一貫して演習場絶対反対を貫いてきました。70年東地区への155ミリりゅう弾砲試射に対して着弾地に座り込んで3発で中止に追い込んだ闘いや、76年5.16自衛隊による反革命投石に実力対決した闘いなど、常に実力で闘いぬいてきました。

 また71年に「射撃訓練と立ち入り禁止の差し止め」を求めて日本原行政訴訟を提訴したのをはじめ、76年5.16自衛隊の投石に対する損害賠償請求裁判など、いくつかの裁判闘争も闘ってきました。また逆に自衛隊は演習場内から農民を追い出すために、演習場内の農地と自衛隊が買収した場外の農地とを交換する攻撃をしかけ、演習に反対して場内耕作を続ける農民に対しては、自衛隊が買収した農地が放置され雑草が生い茂り害虫発生の原因になったり、水路が破壊されるのを防ぐために農民が自主耕作している農地に対して、「不法耕作」として「明け渡し訴訟」や「損害賠償請求」まで起こして、農民を演習場から叩き出そうとしてきました。こうした自衛隊の演習場内からの農民叩き出し攻撃と対決し、現在も日本原農民は演習場内耕作を続け、米軍、自衛隊の実弾射撃訓練に反対して闘いぬいています。

 私たちは2.11日本原現地闘争の歴史的地平を引き継ぎ、日本原農民の闘いと結びつき、日本原における米軍・自衛隊の演習粉砕、帝国主義軍隊解体、日本原基地解体にむけ闘い、日帝石破政府の対中国・朝鮮反革命戦争への突撃を粉砕しよう。三里塚をはじめ沖縄、広島、福島、佐世保、岩国、上関、横須賀、横田など全国の反戦、反核、反基地の闘いと結びつき闘いましょう。天皇主義右翼ファシストの敵対を粉砕して2.11日本原現地闘争を闘いましょう。

闘争要綱

日時 2月11日 午前11時30分より集会
        午後1時より日本原駐屯地にむけたデモ
場所 岡山県勝田郡奈義町宮内
主催 2.11日本原闘争実行委員会

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