全学連(伍代委員長)

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三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

=資 料=組織壊滅攻撃を粉砕し、非合法・非公然の共産主義的労働者党建設の飛躍を闘いとるために
田村 元頼

革命的労働者協会機関紙「解放」704号(1999年11月1日発行)より

弾圧―組織壊滅弾圧を正面突破し、獄中―獄外を貫く党建設の前進を

 朝鮮反革命戦争遂行・動員態勢の形成のために「日の丸・君が代」が強制され、天皇式典が強行されようとしているなか、闘う勢力への弾圧が決定的に激化している。この弾圧の特徴は予防拘禁により組織の戦闘力に打撃を与え、機関紙・党本部機能を破壊し、転向・路線転換を迫るものである。この攻撃はさらに、大衆的拠点の壊滅攻撃へとエスカレートし、また、非合法―軍事領域の破壊、指導部の抹殺・破壊を策動するものとして展開されている。さらに、注意すべきことは争議への刑事弾圧が「過激派」弾圧と同レベルのものとして展開されてきていることである。まさに、非合法・軍事を内包した党的核と生産点での実力闘争が敵の最大の桎梏になっているのである。

 このようななかで、多くの小ブル諸勢力がこの前段レベルの攻撃に屈し、戦争協力を宣言するにいたっている。

 歴史が示すとおり、階級的革命的党派は第二インターの崩壊と革命的左派の登場に端的に示されるとおり、戦争をめぐる「国民的分岐」のただ中から、ブルジョア国家への非妥協な対決を正面から掲げ闘うことによって、急速な成長をとげている。

 現実の戦争への突入は中間主義者の破産を突きつけつつ、「国民的分岐」を二極化する。つまり、戦争への屈服か、戦争の危機の内乱への転化かとして。この一点において、あらゆる政治勢力は歴史のふるいにかけられる。朝鮮反革命戦争発動の危機が継続するなかで、日帝は天皇式典から三里塚「暫定滑走路建設」年内着工、沖縄サミット、そして、天皇訪韓へ突撃し、アジア反革命の盟主への跳躍をとげようとしている。この1999年から2000年にかけての攻撃に対して、プロレタリア人民がいかなる闘いを叩きつけるかによって、日本階級闘争の未来が決せられるのである。

 恐慌の危機のなか、支配者階級も生き残るために必死である。危機の延命のために、闘いの芽を先制的に摘む予防反革命弾圧をエスカレートさせる以外道がないのだ。

 これに対して、労働者階級人民はこの先制弾圧を粉砕しきるならば、自らの未来を自らの手で切り拓くことが可能である。

 このためにはプロレタリアの革命党がこの攻撃に耐えるのみならず、このなかから革命の能力を蓄積し、圧倒的大衆を革命の側に組織する能力を身に着けていかなければならない。

 革命党派が組織壊滅弾圧と党として対峙し、これに反撃・報復し、党・軍・拠点を防衛しきるなら、全階級的反転攻勢は可能である。現下の攻防の勝負どころは日帝政治警察と解放派・プロレタリア統一戦線の「壊滅か反転攻勢か」をめぐる直接的攻防に絞り込まれている。すなわち、革命派の任務の集中点は敵の壊滅攻撃を粉砕しきり、革命党派を防衛・発展させることに絞り込まれるのだ。この闘いの勝利なくしてはすべては壮大な無となることを肝に銘じなければならない。

 党・潮流を鍛え上げ、党派的闘いを労働者大衆の革命化へと波及させ、階級的力関係を変動させ、革命の陣型を構築するという力のみが、弾圧を粉砕し、革命運動を前進させる唯一の道なのだ。この基調のもとで、党的報復・反撃をそれとしてやりきり、権力の悪辣な弾圧に対する全大衆的暴露・弾劾の闘いを推進するのである。

 この間の弾圧は「情宣で大量逮捕・起訴」に端的なごとく、それ自身ウルトラな反革命攻撃として展開されている。これらの攻撃は解放派から始まり、間違いなく戦闘的労組員に拡大され、次には、全大衆にかけられてくる攻撃である。

 ミニスタ集団の発生に示されたように、戦争遂行・動員攻撃の激化はそれをめぐる政治組織内論争を不可避とし、政治組織の再編を必然化させる。

 これ自身は当然のことなのである。問題はこのなかで、いかなる矛盾が生じ、それをプロレタリア的に止揚しきれたかということである。また、新たな時代に通用するいかなる階級的革命的原則を打ち立てたのかということにあるのである。

 そして、われわれがこのなかでつかみえたものは、敵のテロル・弾圧に対抗する強固な組織、堅忍不抜な組織建設をプロレタリア的階級性を基礎に打ち立てること、解放派思想の深化と決戦を射程にいれた実践力の飛躍的強化を一体のものとして推進していくことである。これが現下の組織建設上の核心である。

 こうして、われわれは「党内闘争」に勝利し、組織壊滅弾圧を粉砕して、社民・スタをこえる、武装しコミューンに進撃する党、すなわち共産主義的原則を血肉化した労働者党建設の飛躍をかちとっていくのだ。

完黙・非転向闘争の革命的地平を打ち固め、反弾圧闘争に勝利せよ

 われわれは敵の弾圧に対して、断固たる完黙・非転向闘争を貫徹し、7・22弾圧をはじめとする組織壊滅弾圧を粉砕していく戦略的地平を形成してきた。

 7・22被弾圧者をはじめとする同志たちは完黙・非転向闘争の組織的地平を発展させ、攻勢的な獄中闘争を闘っている。

 敵の拘禁攻撃下における完黙・非転向闘争は弾圧を粉砕する闘争の基礎をなすものである。

 ブルジョアジーのプロレタリアに対する階級支配を凝縮したものとして、国家権力の政治的暴力的拘禁、取り調べという名の「拷問」が存在しているのである。これこそ、ブルジョア階級のテロ・リンチの一形態に他ならない。獄中同志たちが直接対峙しているものはプロレタリアの敵そのものである。公安警察をはじめとする弾圧機構(の構成員)は幾多の労働者人民を虐殺してきたことを生存条件にしてきたのである。まさに、労働者人民の虐殺・抹殺を享受することのできる職業的反革命分子である。

 この眼前の敵に対して革命的プロレタリア・革命者が取るべき態度は敵を打倒・解体し、せん滅するまでやむことのない攻撃精神・戦略的攻勢を保持し続けることである。この革命的戦意を燃やしつづけ、プロレタリア革命運動を防衛しきり、それのみならず、この力によってプロレタリア共産主義革命の底力を敵に強制し、恐怖させ、敵の解体を促進することである。反革命どもに、虐殺者どもに頭をたれたり、言葉を発する必要など一ミリもないのだ。敵は「論争の対象」などではなく、打倒の対象なのだ。

 敵の拘禁下の密室での破壊・抹殺攻撃に対して、階級的革命的団結を防衛し、報復・攻勢を貫く必然的普遍的形態が黙秘であることをガッチリと確認しよう。

 敵はこの黙秘による非転向と報復・反撃の決意を、さらには、この背後にある階級的革命的団結・組織をみてとり、恐怖し自らの無力さを曝け出し、「サジを投げる」のである。獄中同志たちは「敵にサジを投げさせる」というとりあえずささやかだが、しかし、力強い勝利感を何度も得ているはずである。

 また、完全なる勝利感を実感できない場合の課題は、事実として敵に調書をとらせず、転向攻撃を一段粉砕したという地平を断固打ち固め、「やられたらやりかえす」という革命的敢闘精神をもって不十分性を突破する闘いをトコトン貫徹するということである。拘置所当局・検察・裁判所という敵の弾圧機構に対して、非転向を貫徹し、敵に報復するという攻撃精神をもって闘いぬくことである。

 重要なことは、敵の拘束・拷問・テロに対する報復・反撃という思想的実践的確信をもちえているかということ、敵への攻撃精神を貫けたかという点にあるのである。完黙闘争は敵に弾圧の材料になる情報を与えないだけでなく、非転向・報復・せん滅の戦意を敵に浴びせ続ける闘争である。ここに照らして勝利的地平を拡大し、部分的限界・後退を生み出した場合は報復をもって取り戻し、闘いぬくということが必要なのだ。ここでの勝利感こそ、獄中闘争の勝利的貫徹以外では得られない獲得物なのである。この力こそ、プロレタリアの革命党・革命軍建設の跳躍台となるものなのだ。

 完黙・非転向闘争は、階級的革命的団結を通して自立しようとする革命者にとっての試金石である。この闘いは、マルクス主義・解放派思想の確信である「プロレタリアはその存在において革命的である」ということを端的に凝縮して現実のものにし、また、これを日常的なものとして確証する闘いである。それはこの攻防が個別資本との攻防や日常の政治的要求とも区別される、独自の普遍的攻防として、国家権力が暴力装置を発動して支配者階級の共同利害への全面的屈服を諸個人に直接的に強制する攻撃との攻防という性格を有するからである。

 この攻防における勝利は、鉄鎖以外失うものをもたないプロレタリアが団結のみを武器に闘い、これを思想として確立したときの勝利である。だからこそ、これはプロレタリアの敵との闘争を通した共産主義的意識・思想の産出を凝縮し、かつ大量に進行させるのである。したがって、これは共産主義的労働者の大量の産出、共産主義的原則を血肉化させた労働者党建設の全面的発展を切り拓く決定的意義をもっている。

 完黙・非転向闘争の勝利は極刑・長期投獄と対決する基礎である。また、これは獄中同志間の連帯の現実的出発点であり、職場・学園・地区・戦線をはじめとするあらゆる組織活動の革命的力となっていくものである。

 こうして、われわれは、敵の弾圧機構と対決し、国家機構を解体し、コミューン権力を樹立していく革命運動の一環として、完黙・非転向を軸とする獄中闘争を闘いぬくのである。

 だからこそ、敵はこの獄中闘争の貫徹に恐怖し、さらに保護房・懲罰攻撃などの弾圧下の弾圧をかけてくるのである。死刑執行弾劾の闘いに対する懲罰攻撃はこれへの報復弾圧である。

 懲罰は死刑執行を弾劾したり、監獄の支配に抗議の意志を示したものを拘置所側が作成した「所内生活の心得」に定める「規律違反」にあたるとし、さらなる隔離・拘禁によって鎮圧する攻撃である。死刑執行弾劾の闘いが拘置所を席巻し、監獄解体の声が響きわたるやいなや、当局は保護房・懲罰攻撃を乱発してきたことに敵の恐怖がはっきりと現われているのだ。獄中闘争への報復弾圧=保護房への拘束、懲罰を断じて許してはならない。

 現在、獄中戦士は共産主義運動・解放派建設の試練を共通にくぐりぬけ、これを革命的共同で突破する地平を切り拓いている。この力を打ち固め、プロレタリアの革命党・軍の建設を断固として推進していかねばならない。

 監獄は軍隊・警察と並んで、国家の暴力装置の不可欠の要素を構成している。ブルジョア社会は賃金労働形態をもって、「自由な交換」という外観を現象させるにしても、その本質は、プロレタリアに対する支配・隷属―感性的支配によって成立する一個の奴隷制社会である。闘うプロレタリア人民の暴力的身体的拘束のための監獄はこの社会に本質的に内在して存在している。

 だからこそ、歴史が示すように、「真に革命に値する革命」は必ず、監獄の解体―政治犯・全囚人の解放を含んで生起してきた。

 プロレタリア人民にとって、監獄は「第二の生活の場」であり、革命者にとっては監獄は「日常」である。この革命的緊張をもって、われわれはプロレタリア革命運動の一環として獄中闘争を闘いぬくのである。また獄外にあっても、この獄中の格闘を共有し、獄内外を貫く党建設を推進するということなのである。

獄内外を貫く党建設の飛躍へ

 闘う労働者にとって、弾圧との闘いは自らの前衛的(政治的党派的)突出が職場・地区の闘争・団結を背景とした革命的突出として貫徹され、この突出が職場・地区をはじめとした労働者大衆に波及するのかということを凝縮して問うものとなる。

 このなかでは、プロ統に結集する労働者がそれまで日常的に職場・地区においていかなる闘争・団結を作り出し、また、家族ぐるみの闘争を組織してきたが問題になり、また、これ一般には解消しえない全国的団結を通した革命的自立をいかに実現してきたかが問題になるのである。いうまでもなく、これは言葉でいうほど簡単なものではない。

 したがって、まずこの領域をめぐり成功してきた例を確認し、教訓化することからはじめねばならない。労働者家族としてはあたりまえの総臨時化・賃下げ攻撃をうけ、共働き・生活苦を強制されながらも、党建設の先頭にたち、階級的反戦闘争を貫き、同時に職場で仲間をつくり、賃金・労働条件、合理化をめぐる闘いを推進し、また、つれあい、こどもとの討論を日常化し、家族とともに闘うというパターンをつくりだしている場合は、敵の弾圧・転向攻撃が労働者大衆の反転攻勢へと確実につながるということである。この点に関しては、全体が共有化し、自信としていかなければならない。

 今日の総体としての階級形成の未成熟に規定されて、闘う側は前衛的政治的活動と職場・地区の運動の乖離や家族関係の階級的再編の停滞という問題をかかえ、これの要素が二元化する傾向を抱えてきたが、この突破はまったく可能なのである。

 実際、労働者活動家が階級不明の「職業革命家」=小ブルインテリに成り上がるのではなくて、革命的共産主義的労働者として闘いえているかは全国的普遍的団結に検証されるとともに、職場・地区の闘い、家族ぐるみの闘いによって検証される構造をもつ。

 解放派は、この間、社民・スタ・革共同と対抗してきた民間を軸とした労働者の反戦・社青同という運動・組織を生み出し、これを通して、共産主義的労働者党の中軸を生み出してきた。これは日本における党建設上の思想的実践的な画期的地平である。この上にたち、全国党建設の革命的前進の内実として、反戦と反合との結合、職場と地区の結合や家族ぐるみの運動を現実のものとし、党建設とコミューン運動の飛躍をかちとっていかねばならない。

 弾圧を粉砕していく闘争・団結のポイントは、政治的普遍的団結に確信をもちつつ、この地平から職場―地区における運動を再編し、家族関係の再編と家族ぐるみの闘争をうちたてるものである。

 また、敵の革命者抹殺・転向攻撃に対抗するということはプロレタリア人民の闘争・団結を背後としつつも、自立した革命的個として敵と対峙し、勝利するということ以外ないのである。この両側面を一つのものとして推進しなければならない。

 個人の観念的決意ではなく、職場―地区の闘争・団結を背景とした革命的個の地平が問われるのである。これは結局、二つの側面から問題になる。日常的な地区・職場の運動がいかなる地平を形成し、敵と対峙しているのか。また、これ一般とは区別されて、この団結を背景とし全国的普遍的団結をとおして自立した革命者としてこの革命的変革にどのようにかかわってきたのかという点である。

 これをめぐる限界はさまざまな空隙を生む。「個人の観念的決意」は限界につきあたり、分断された小ブル的個は敵に敗北していく以外なくなるのである。

 われわれの答えは、革命的団結を強化し、これを背景とした革命的個として飛躍し、断固とした獄中闘争を貫徹し、獄内外を貫く党建設の飛躍をかちとるということである。

 獄中闘争を推進し、共産主義思想の学習活動を強化し、獄中から地区・戦線・職場の仲間、家族、友人を7・22反弾圧運動の組織化をはじめとして階級的に組織し、革命的運動を推進していくということなのである。

ミニスタ集団を解体し、解放派の飛躍へ

 われわれは弾圧の集中と対決し、新左翼が経験したことのない試練に飛躍をもってこたえ、獄中・獄外を貫く共産主義的労働者党建設の歴史的前進を闘いとる好機を迎えている。この基軸をなす課題は弾圧との戦略的対抗とミニスタ集団発生問題の正面突破ということである。共産主義運動の原則を鮮明にし、ミニスタ集団発生問題の根底的総括をなしきらねばならないのだ。そのためには、ミニスタ集団発生の直接的契機であった対ファシスト=「ゴスペル」戦、5・26弾圧公判の総括を深化しつつ、解放派の戦略・綱領性に照らした検証活動をおこない、解放派建設を推進していくことが必要である。

 ミニスタ集団・木元らの情報統制―操作政治、排他的「組織内政治」は解放派が目指してきた「コミューンの原則をとらえかえした組織建設・運営」の対極に存在するものである。

 この間の「党内闘争」の勝利的展開に明らかなように、木元グループに取り込まれた部分でも、「共産主義とはなにか」「解放派の原則とはなにか」を自問自答し、「党内闘争」を対象化したとき、ミニスタ集団の破産と解放派への再結集が確実に進行するのである。

 この上で、われわれが真に飛躍・躍進していくためには、なぜ彼らを生み出したのかということの根本的総括、克服・突破が不可欠である。

 木元グループに凝縮された小ブル思想はなぜわれわれの内部から生み出されたのか。この点に関して同志中原は示唆的な展開をおこなっている。それは、解放派において「プロレタリアの階級的独立」という原則を小ブル(非プロレタリア)が自己の社会的存在の総括を欠落させて理解するとき、必ず、「社民的なプロレタリアへの依存思想」を生み出してきたこと、および、これに反発してスタ的引き回しに走る組織思想を生み出してきたことの突破という問題である。木元は運動論的には前者を引きずりつつ、この破産のなかから後者の組織性を強化・固定していったのである。

 コミューンの原則の確信は「働く階級が同時に政治支配につく」ということである。

 すなわち、労働者が武装し、生産管理をおこない、政治支配をおこなうという原則が現下の資本制生産―資本制国家の制約のもとで、革命的組織の二重権力的団結のなかにどう貫徹されているのかという問題である。

 したがって、ポイントは、これが組織論の原点に据えられているだけではなく、現実の組織建設・組織運営の原則に生かされているか否かということである。

 われわれはこの原則の上に立って、この階級性自身の内実を「本工」・臨時工を貫くもの、被差別プロレタリアを不可欠な一環とした全プロレタリアの階級形成としてつかみ、また、労働者自身の政治(指導)能力・軍事能力をはじめとする敵の打倒とコミューンの樹立にかかわる諸能力の形成にまで貫くものとして問題にしてきたのである。

 木元らはこの組織的実現・定着化をめぐる限界・停滞の結果、これを固定することから生み出された。それのみならず、これは同志中原をはじめとした解放派の格闘を否定・清算の目的意識化を通して私的グループ化していったのである。思想的には解放派のマルクス主義の深化の格闘の意図的放棄の結果、マルクス主義の総体の対象化はもちろん、マルクスの『ドイツ・イデオロギー』『経済学哲学草稿』などの学習さえも軽視・無視し、さらには、同志中原の思想的展開の無視・抹殺から敵視へと転落していったものである。

 木元グループ問題の止揚とは木元らの解体とともに、解放派のこの領域における思想的実践的飛躍を不可欠としているのである。

 弾圧と対決し、「党内闘争」に勝利し、解放派建設の前進をかちとるために、われわれはいままで以上に、非合法―軍事領域の強化・工場拠点建設推進の格闘と結合しつつ、綱領・学習活動を獄内外を貫き強化しようではないか。

 いまこそ、弾圧の集中・「党内闘争」という二重の試練を引き受け、社民・スタをこえる共産主義的労働者党建設の歴史的飛躍を闘いとろうではないか。

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