戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
資本主義が不可避的に繰り返す恐慌や、震災などの自然災害、何よりも労働者人民の闘いによって、階級支配は不断の危機にさらされています。この危機が深まることに対し、帝国主義ブルジョアジーは議会制ブルジョア独裁の可能な限りの延命をはかりつつ、議会の形骸化と官僚的軍事的統治機構(とりわけ軍隊・警察)による直接的支配の強化をもって、自らの統合力の後退を乗り切ろうとします。それを通して、彼らが意識しているか否かにかかわらず、準備されてゆくのがファシズムです。
ファシズムとは、19世紀における帝国主義の成立と、帝国主義戦争の全面化、そして1917年ロシア革命による公然たる世界革命の時代の開始を条件に、〈資本家階級が労働者階級・人民を統治する能力をすでに失ったが、労働者階級がいまだそれを獲得していない時期において、「中間層」を政治的機軸としながら、全有産階級が資本制社会をプロレタリア・共産主義革命から防衛するために登場する、究極的で唯一可能な国家権力の形態〉です。資本制生産様式のもとに成立するブルジョア社会は、戦争とファシズムなしには延命できません。ファシズムの成立は、革命勢力の根絶と労働者人民の虐殺を意味します。
ファシズムは、国家内部における支配階級・被支配階級の対立を「縫い合わせる」ような外観をとりつつ、有産階級の利害でしかない「社会・国家の救済」を、階級をこえた「国民全体」「公共」の利害であるかのように突き出して登場します。その本質は、資本制社会=私有財産秩序を国家(権力)の極限的強化をもって防衛することに他なりません。
元・自衛隊航空幕僚長である田母神俊夫や、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)などをはじめとした民間ファシストが、「愛国心」を呼号しながら排外主義に突撃しています。このファシスト達が最大の拠り所とする天皇(制)が、震災下、治安弾圧と反革命国民統合の切り札としていっそう全面化し、労働者人民の闘いに真っ向から敵対しています。ファシズムに向けた〈武装突撃隊〉の位置をもち、労働者・被差別大衆への白色テロルに突撃する右翼・ファシストを、闘う学生は自ら手に武器を取って撃滅しよう。全世界労働者人民の闘いと連帯し、天皇(制)を打倒しよう。