全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

【 資 料 】官許の虐殺テロを強行した、親ファシスト・ミニスターリン主義集団を解体・絶滅せよ

革命的労働者協会機関紙「解放」707号(1999年12月15日発行)より

 11月14日、木元グループ=親ファシスト・ミニスターリン主義集団は、同志森田俊(安部利昭)を九州支社直近において襲撃し、鉄パイプ・バール・ハンマーで頭部のみを集中的に破壊した。11月26日、同志はすさまじい生きぬくための闘いのすえ、力つき倒れ死亡した。

 革労協は、7月2日同志長田虐殺に続き、今また同志森田を反党脱落グループの凶行により虐殺された。我々は同志森田を追悼し同志の未完の遺志を引き継ぐとともに、腹の底からの怒りをもって首謀者=木元・土肥はもとより虐殺下手人・手引き者を怒りの鉄槌で総殲滅し、この反革命的虐殺に報復する。思想性・組織性において解放派とは異なり対立する綱領的内容を明らかにするに至り、階級闘争・革命闘争の破壊者・敵対物へと急速に転落したこの反党脱落グループを、革労協は、革命党内部の綱領・路線をめぐる「党内闘争」から、その解体が全階級的な革命的意義をもつに至った「党派闘争」の対象として、革命的に解体し絶滅することを宣言する。

 木元グループは、11・14反革命襲撃・虐殺において、6・13反革命「宣言」=「党内闘争」で解放派を「無制限・無制約」に虐殺するという方針を実行に移した。解放派軍事論を破壊しスターリン主義的「党の軍隊」(党的軍事組織ならざる「党の軍隊」)路線へと純化した私兵集団を差し向けて、九州における解放派の歴史的人格の一人であり、党中央の指導を担ってきた同志森田を虐殺した。とりわけ土肥は、長田・森田両同志抹殺の首謀者である。階級闘争が新たな革命的高揚に向かうこの時期に党と軍から脱落し、いかに夢想とはいえ解放派の廃墟化を主要な利害とし革命党・革命軍破壊を策動している。決して許すことはできない。

 11・14反革命襲撃は、国家権力の反革命弾圧に乗じ、権力との癒着のもとに強行された襲撃である。権力は、解放派の「党内闘争」に選別的に反革命介入し、「反主流派は相手ではない」として7月22日解放派の同志達にたいし前代未聞の「情宣行動での全員逮捕・全員起訴攻撃」で長期拘留攻撃をかけている。また10月9日には当の森田同志をねらい打ちで不当逮捕し、10・10三里塚闘争に結集しようとしていた40名もの福岡・築港日雇労働組合や九州大学などの労働者・「障害者」・学生をブルジョア法をも無視して、逮捕あるいは翌朝まで車両ごと長時間拘束した。こうして権力は、九州支社の建物内部に入り込み、あるいは支社の真ん前で襲撃のための杜撰きわまりない情報活動を行っていた反解放派テロリストの尻を叩いて権力の監視下で襲撃させた。5・26被告団同志達に、左翼への適用は初めてという不当な保釈許可条件を付け実質的に解放派に対しては保釈制度を「廃棄」し、その間に権力に弱みを握られている土肥の尻を叩いて解放派の同志達を虐殺させようとしている。

 11・14反革命襲撃・虐殺は、革命と革命党の破壊であると同時に新左翼の歴史的な戦闘的大衆運動拠点から放逐された木元グループの追い詰められた反革命的乗り切り策動としての襲撃である。三里塚芝山連合空港反対同盟は、木元グループの三里塚闘争と同盟に対する「分断・破壊」攻撃にたいし「裏切り・敵対」であると弾劾している。全障連は木元グループの戦闘的「障害者」の拉致―テロ未遂と集会破壊行動に対し弾劾声明を発した。また戦闘的弁護士に対する襲撃と虐殺宣言にたいして反弾圧救援戦線からの放逐の動きが強まっている。11・14虐殺襲撃は戦闘的共同戦線に内在しその先頭で闘いを牽引する解放派に対する虐殺のための虐殺である。

 革労協は、同志森田虐殺に徹底報復し、木元グループ解体戦を「党派闘争」として革命的に闘いぬき解体・絶滅する。

 革命的「党派闘争」として闘うにあたって、木元グループの解放派の思想性・組織性からの変質と転落、階級闘争・革命闘争に対する破壊性・敵対性を明らかにする。第一に、解放派の「党内闘争」の原則的展開とは無縁の(「6・4から反革命」なのか、「7・21〜22から反革命」なのかという土肥と木元の「反革命」規定の対立を含みつつの)御都合主義「反革命規定」に基づく「無制限無制約の革命的テロル」による虐殺方針であり、同志長田、同志森田と続く連続的虐殺である。これは土肥の解放派軍事論の破壊、革命軍の解体を主要な利害とするスターリン主義的軍事論の満展開であり、「党の軍隊」路線への転落である。「党軍事委員会の確認なしには、隊員との討論は行ってはならない」(木元の獄中同志への恫喝手紙)という政治組織と軍事組織の軍隊内における関係の無理解・隊内政治討論の否定。関連して「統一戦線の軍隊」論の根幹における否定。非公然と目されてきたメンバーの浮上と公然への配置。自分達が長期・極刑にならないことを前提とした、長期獄中闘争を闘う北條同志をはじめとした獄中同志切り捨て(と獄中発病問題に対する誤てる思想問題への一面化=「仮病」論)。土肥のデマに基づくスターリン主義的組織性の表明と、「10・18対ゴスペル戦闘と4・27三里塚戦闘は自分達の戦闘だ」などと主張し、「分裂」・破壊の陰謀の告白。これらは解放派軍事論の全面否定であり、彼らの軍事が階級闘争の革命的発展のためではなく、そのスターリン主義的抑圧と破壊のための軍事に転落・変質したことを示している。

 第二に木元グループは、戦略的には転化スローガンを前提としそのもとでの階級闘争の内乱的発展とその社会革命としての勝利の展望を端的に突き出す「内乱―コミューン」のスローガンを否定する。蜂起にいたる過程における実力闘争・武装闘争の発展に、我々にとっては自明の「蜂起の一回性」を口実にして反対し、日帝国家権力の反革命的「城内平和」攻撃の最悪の先兵として革命党と革命軍、戦闘的労働者人民の闘いの破壊者・敵対者となるに至った。国家論においても国家を「(幻想的)共同体」として把握するという底なしの日和見主義に転落している。

 第三に(権力・革マル・ファシストにたいする)対敵性の解体と屈服・癒着である。権力に対する同志売り渡し(「下手人一覧表」の作成と権力への提出、権力面前での「下手人」としての名指し)、革マルとの共存と一体性の表明(6・18革マルの明大登場への屈服と共存・「信頼できる資料」としてのエセ「解放」の獄中差し入れ)、そしてなによりもその親ファシスト性である。ゴスペル=ファシスト宗団が「マルクスの弟子を殺せ」と反共主義を絶叫して襲撃してきたという出発点的事実を消し去り、「5・25―26事件を起こしたこと自体がまずかった」などと98年5月の明大対ファシスト戦を全面的に清算・否定した。さらには10・18金圭東殲滅戦闘は「対ファシスト戦というより売り渡しに対する報復戦」であったと闘いそのものの対ファシスト戦としての意義を消し去っている(ファシストに「情を移した」木元の5・26被告同志への手紙)。これは10・18戦闘を「対ファシスト戦の本格的開始の歴史的号砲」(99年新年号)として闘いとった革命軍の闘いに対する否定であり敵対である。このように、対ファシスト戦の勝利の展望が容易にうち捨てられる。攻勢的先制的なファシスト殲滅戦を否定する。あるいは姜=スパイの暴露に関して「関東大震災時の『朝鮮人が井戸に毒を投げ入れた』式の民族差別である」といいなし、「スパイになった人間をスパイというのは差別だ」という差別問題のイロハを知らぬ、"何でも差別論"である。"何でも差別論"で社会的差別を解消した西原らの利権グループ以下である。何よりも、旧KCIAとスパイ工作との闘いを含めて血を流し闘ってきた韓国の労働者人民が聞いたら血の逆流を覚えるであろうファシスト=スパイ擁護の小ブル的日和見主義・親ファシスト心情である。指導部防衛や軍の問題を政治的屑(―木元グループのことだ!)ならではの井戸端会議でのオシャベリの対象にしたり、公然と売り渡ししたりするという非合法・軍事の格闘に唾する合法主義。こんな「指導部」を頭に戴く集団がどうやって本格的権力闘争や対ファシストの流血の死闘戦を闘いぬけるのか! できるわけがない。

 第四に運動面においては、改良主義的民主主義が基底的エネルギーである。労働運動においては、解雇攻撃と闘う労働者を「小さな争議」と罵倒し、「一人の首切りも許すな」という労働者の不屈の闘いにたいして「悪質職制の首を切れと資本に要求してどこが悪い」と悪罵を投げかけ、労働者階級の社会的存在における革命的可能性に徹底して依拠する解放派の革命思想を放棄した。また学生運動においては、自治会非公認化攻撃を学生大衆の戦闘的決起でうち破るのではなくスターリン主義的に「当局の許容」を越えでる闘いの圧殺者として登場するに至っている。とりわけ、差別廃絶の闘いにおける糾弾・打倒の闘いの否定と社民的融和主義への路線的転落が著しい。「対象の変革を第一義とする差別糾弾闘争」とまでいいだしている。砂田はいつから「差別主義者」ではなく「差別者」になったのか。砂田の思想的組織的背景をもった差別主義者としての本質は幾段にも確認してきたことではなかったのか。社民・融和の「教育的糾弾論」とどこが違うのか。これでは(内糾の否定から社民的融和主義に屈服した)西原らの利権グループ以下ではないか。われわれは差別糾弾闘争において、差別されたものの怒りと痛みから出発し、被差別者とその団結の防衛を第一義とし、糾弾闘争の革命的発展と被差別者の革命的団結の形成をめざすとしたのであって、権力・資本に対しては打倒であり、労働者人民の場合は克服・闘いへの決起とその実践的検証の過程を通した変革ということである。木元グループはよく言って改良主義的民主主義であり融和主義であって、情勢の革命的深化の中ではファシズムに屈服し、いずれその先兵になっていく集団である。プロレタリア・共産主義革命に階級的・革命的に発展していく闘いを運動的にも出発点的にも形成していく路線は皆無である。

 第五に、彼らは大衆運動、共同闘争(組織)の破壊者である。特に権力・ファシストとは手を結び革マルとは闘えず、救援センターの戦闘的弁護士に対してカッコをつけ(「弁護士」)誰かれとなく虐殺宣言を発している(これは階級闘争の廃墟化を目的とした組織であることの紛れもない証左である)。彼らは新左翼の戦闘的大衆運動拠点からつぎつぎに放逐されている。三里塚で、北富士で、「障害者」解放戦線で、そして反弾圧の闘いにおいて。木元グループは労働者人民解放の闘いの敵であり、被差別大衆解放の闘いの敵対者である。我々は戦闘的共同戦線の革命的再編と発展のためにその先頭で闘い、この闘いをもって木元グループをあらゆる戦闘的拠点的闘いから放逐する。

 革労協は11・14同志森田虐殺に報復し、「無制限・無制約のテロル」を恐怖に駆られて絶叫するものにふさわしい形で木元グループを解体する。虐殺の首謀者・下手人・手引き者を総殲滅する。彼らは権力の反革命弾圧の解放派への集中を「干天の慈雨」「天与の好機」とまで感覚するほどに反革命的転落を深めている。解放派の思想性・組織性からの変質と転落、階級闘争・革命闘争にとっての破壊性・敵対性および反革命行為の一貫性・継続性はこれほど根深いものがあり、その反革命としての転化の必要十分条件を十分もつに至っている。

 我々は木元グループ解体戦を権力・ファシストとの闘いと一体の政治性格を持つ革命的「党派闘争」として闘い、全党全軍あげて彼らを解体一掃し、全国全戦線から放逐することを宣言するとともにこの闘いに全ての労働者人民がともに決起されることを呼びかける。国家権力を「友軍」として頼りにするまでに転落し、ファシストと共闘して解放派に敵対してきた木元グループにたいして唯一効果的なのは「武器の批判」である。「戦争には戦争のやり方がある」ことを彼らに思い知らせてやる。極悪の親ファシスト・親革マル・ミニスターリン主義集団打倒のために全ての同志は武器を執り猛然と決起しよう。一切の逡巡をかなぐり捨て自らの手で彼らを容赦なく解体・絶滅しよう。

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