全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

=声 明=7・22反革命弾圧―37名の大量不当逮捕を弾劾する

1999年7月

革命的労働者協会 日本社会主義青年同盟

 7月22日、明大反帝学評を先頭とするプロレタリア統一戦線潮流の学生・労働者は明治大学を親ファシスト・ミニスターリン主義集団=木元グループの支配から解放し、再び、革命的学生運動の拠点としてうちかためるために断固たる情宣行動を展開した。

 すでに、7月16日には学生会中執正副委員長が「中執」僭称グループ=木元グループを一掃し、「革命的学生運動を再構築する闘争宣言」を発していた。これに続き、ファシスト=明大ゴスペル・当局と手を組むミニスターリン主義グループによる学生支配を打ち砕き、戦争突撃・動員と対決する革命的学生運動の再構築の闘いが開始されたのだ。

 国家権力・警視庁公安部・高井戸署はこれに心底恐怖し、歴史的段階を画する大弾圧をかけてきたのである。  すなわち、この情宣活動を行なった学生・労働者全員に「建造物侵入」(一名は凶準)なるものをデッチあげ、わが同志全員を不当逮捕したのである。

 この情宣行動においてわれわれは、明大学生会中執・正副委員長声明を読み上げ、このビラと反帝学評のビラを撒いた。また同時に、この情宣行動において中央指導部も参加して、山田・土肥を首謀者とする木元グループによって虐殺のための虐殺=ハンマーで頭部のみを破壊されて虐殺された明大・日本学生運動の歴史的指導部であり、生協労働者であった同志長田を追悼した。

 国家権力がこの闘いに対し、「建造物侵入」「兇器準備集合」をデッチあげ、全員逮捕し、解放派組織そのものを破壊・抹殺しようとする組織壊滅型の反革命弾圧である。


 この弾圧の画段階的な反革命的性格は以下の点で明らかである。

 当初、権力は市販されているアルミ製の旗用のポールを「鉄パイプ」と言いくるめデッチあげ逮捕しようとした。まず、権力はこの「凶器準備集合」デッチあげにより「全員逮捕」を告げ、全員を拘束した。この八時間後に「凶器準備集合による逮捕」を撤回し、「建造物侵入による逮捕」を告げたのである。そして、驚くべきことに、勾留決定にあたり逮捕3日目になって、権力は再度「凶器準備集合」をデッチあげ、「罪名」として復活させたのである。

 この事実が示すことは、容疑は後からデッチあげてでも「解放派のメンバーをとにかく全員逮捕し、組織を破壊する」という権力の弾圧目的の悪辣さである。

 これこそ、戦争突撃(―動員)攻撃下の予防反革命弾圧そのものである。

 また「建造物侵入による逮捕」など言語道断である。

 権力・当局は反革命革マルの6月18日の情宣・立看破壊は容認し、また木元グループの情宣行動は黙認しても、解放派の情宣行動だけは「建造物侵入」をデッチあげ弾圧してでも破壊するということである。

 明大キャンパスは革命的学生運動の拠点として、権力の介入、当局の学生支配を許さず、闘うすべての労働者人民・学生に開かれたキャンパスとして闘いとってきた。

 この力によって権力の弾圧・導入と対決してきたのである。

 この地平を権力・当局に屈服し、革マル、ファシストと共存することを通して、自らの延命のために破壊したのが木元グループである。

 この日、木元グループは解放派の登場に弱々しい敵対を試みていたが、権力・ファシスト・当局との癒着関係により権力導入を事前に知らされ、これと闘うことなく、コソコソ裏門から逃げ出し、権力を導きいれたのだ。

 われわれの情宣隊が情宣活動しかおこなっていないにもかかわらず、権力は「革労協主流派が反主流派に襲撃」「学生会館・中執ボックスを取り戻そうとした」と「襲撃」キャンペーンをはり、弾圧を拡大しようとしている。一部マスコミもこれを鵜呑みにし、このキャンペーンに与している。


 日本帝国主義は「不審船」への砲撃・爆撃をもった戦争行為への突入、「有事立法」の成立、日韓共同軍事演習の強行をもって、朝鮮反革命戦争遂行態勢を形成しようとしている。このために戦争突撃に対決するすべての運動・組織を根絶しようとしているのだ。

 この攻撃に日共をはじめとする多くの新旧「左翼」は路線転換し、積極的にか、消極的にかの区別はあれ、戦争協力へ転じている。

 敵国家権力は戦争突撃―戦争動員に対し武装して闘う運動・組織を恐れているのだ。路線転換攻撃を粉砕し、破防法攻撃と正面対決し、本格的権力闘争―ソビエト運動を推進する勢力に恐怖しているのである。

 だからこそ、この戦争突撃のための「日の丸・君が代」法制化などの反動諸立法攻撃と狭山再審棄却攻撃をはじめとする差別主義・排外主義攻撃と一体のものとして、7・22弾圧をしかけてきたのだ。

 また、国家権力はこの戦争突撃に屈服し、ファシストと連合するにいたった木元グループを学園の兵営化に役立つ集団とみなし、これを擁護しつつ、解放派に反革命弾圧を集中する、真に闘う勢力だけは壊滅するという手法をとっているのである。


 7・22弾圧は、国家権力の木元グループを意図的に活用した弾圧である。

 国家権力は解放派の「党内闘争」に反革命的に介入し、木元グループの育成をはかり、木元グループを利用しつくして解放派を解体するという反革命戦略を発動したということなのだ。

 7月22日の弾圧の本質は、国家権力が木元グループの学内における挑発・破壊行動は許容し、解放派のみをデッチあげで弾圧するということに凝縮して表現されている。権力・ファシストと共存する木元グループや革マルは国家権力に許され、解放派破壊のために育成・活用させられているのである。

 また、7・22弾圧はプロレタリア革命派の政治部隊・指導部を狙い撃ちにした内乱鎮圧型弾圧である。内乱―コミューンに進撃する解放派を叩くために内乱鎮圧攻撃の画段階的反革命弾圧にうってでてきた。

 今日の7・22弾圧は、革命党派に対する組織壊滅型の先行的反革命弾圧を「みせしめ的」に集中することを通して、闘うすべての労働者人民の闘争と組織を破壊し壊滅させようとする攻撃である。すなわち、戦争遂行態勢形成のために、破防法適用攻撃を準備し、「組織犯罪対策法」をさきどりし、革命的学生運動を弾圧するのみならず、戦闘的労働運動や三里塚をはじめとした戦闘的大衆運動を戦闘的に弾圧し、革命的組織を壊滅させようというのである。

 さらに、こうした公然部門の段階を画する弾圧は、非合法・軍事領域の解体・壊滅攻撃のエスカレートを意味するものである。敵は国民総背番号制とあわせて、非公然・非合法活動の条件・基盤を破壊しつくそうとしているのだ。

 こうして、解放派への弾圧の集中を国家的課題として推し進めつつ、これをテコに反動諸立法を成立させ、朝鮮反革命戦争へ突撃しているのだ。

 唯一のプロレタリア革命派=解放派への弾圧は、戦争動員―合理化・失業の嵐のなかからの階級闘争の革命的発展にたいする先制的な内乱鎮圧型弾圧にほかならない。

 すなわち、7・22反革命弾圧は、日本帝国主義が延命と反革命跳躍の環とする2000年沖縄サミット・天皇訪韓・三里塚暫定滑走路建設粉砕闘争への先制弾圧である。


 われわれ解放派は日本階級闘争の発展に不可欠な対革マル戦・対ファシスト戦を戦略的に推進し、この力をもって社共(民主)共闘への新左翼のなだれをうっての屈服を突破する戦闘的共同闘争の革命的再編を推進している。国家権力は、この戦争突撃と対抗する共同戦線形成の流れを予防反革命的に破壊しようとしているのだ。

 7・22弾圧は非合法・軍事を堅持し、公然・合法領域の闘いとの統一的推進を戦略的に推進する唯一の革命勢力として解放派を国家権力が認知していることを証明したものである。この戦争とファシズムへの突撃の時代において、解放派のみに弾圧が集中するのは偶然ではない。労働者階級人民の力を引き出し、階級的革命的に突出する勢力に対してはいつの時代においても徹底的に弾圧が集中した。このような弾圧は革命運動が不可避にくぐるものであり、国際共産主義運動の歴史的教訓、現下の国際階級闘争の先端的攻防からみればいまだ端緒的なものにすぎない。

 解放派はこの敵の弾圧の集中を引き受け、労働者階級人民の革命的底力に依拠しつつ、党の階級性・革命性を徹底して強化し、この激闘のただなかから、共産主義的原則を血肉化させた労働者党を建設していくものである。

 今や、木元らは小所有者の改良主義的運動を利害とし、労働者階級の闘いを嫌悪するとともに、この小ブル的利害のためには階級の敵といくらでも組むにいたっている。7・19ゴスペル公判で木元本人が日常的に接触し「情を移した」(―木元の言)ファシスト=ゴスペルの指揮者・責任者の姜章植(カン・ジャンシュクが旧KCIA=現安全企画部の諜報部員であったという決定的事実が明らかになった。彼は、公判廷において自らすすんで、自らの経歴として「韓国安全企画部・警務部の情報員」であったことを認めたのである。

 これが木元グループの本質のすべてを物語っている。

 木元は、韓国の労働者人民を虐殺・弾圧してきたKCIA、日朝の連動した革命闘争の発展を敵対破壊してきた官僚的軍事的統治機構内のファシストと「ボス交」し、ファシストに取り込まれ、その手先となって解放派破壊に熱中するにいたっている。

 親ファシスト集団木元グループの明大学生運動に対する敵対と破壊策動を粉砕し、その革命的再編、革命拠点としての再確立を実現しよう。

 7・2同志長田虐殺に報復し、親ファシスト・ミニスターリン主義集団を解体せよ。

 7・22反革命弾圧を粉砕し、社会民主主義・スターリン主義をこえる共産主義的労働者党を建設せよ。

 国家権力・警視庁公安部・高井戸署を徹底して弾劾・報復せよ。

 東京地裁を弾劾せよ。

 全国から弾圧機構に対する反撃・抗議の闘いを叩きつけよ。

 敵のデッチあげ弾圧に対決し、完全黙秘―非転向闘争を闘う同志を早期に奪還するために圧倒的な反弾圧カンパを集中せよ。

 全世界労働者人民と連帯し、プロレタリア国際主義の旗高く、反革命戦争―ファシズムの危機を蜂起―内戦(革命戦争)に転化し、コミューン権力を樹立せよ。

 すべての戦闘的労働者人民は解放派とともにプロレタリア共産主義革命の勝利にむかって進撃せよ。

 若き革命戦士は社青同に結集せよ。

 すべての革命的労働者人民は革命的労働者協会へ結集せよ。

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