戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
安倍連合政府は、秘密保護法の参院強行採決をもくろんでいる。「国家秘密の保護」の名の下で進むのは、労働者人民に徹底して秘匿した本格的戦争準備であり、権力情報機関(政府、警察、自衛隊)による無制限の情報収集活動である。「国家監視と管理」強化から労働者人民の闘いと生活を解き放ち、逆に国家の秘密を暴きつくし、ブルジョア国家打倒へ!
秘密保護法は、「国の安全保障」に関する情報の漏洩を防止するとして、「特定秘密」の漏洩と取得に最高10年という重罰を科す。
「特定秘密」と指定するのは「行政機関の長」であり、それは「防衛」「外交」「(スパイ活動など)特定有害活動の防止」「テロリズム」の四分野に関する事項とされ、30年60年を超えてもいくらでも延長でき、永遠の「秘密」として隠し通せる。その「取扱者」には「適正評価」が実施され、「スパイやテロに関する事項、家族や同居人の国籍、犯歴、薬物、精神疾患、飲酒、経済状況(借金など)」の身元調査―思想調査がおこなわれる。
これは権力情報機関が無制限の情報収集活動をする一方で、労働者人民が軍事・治安・外交上の秘密を暴くことを絶対に許さないというものだ。そして、在日朝鮮人―中国人や「病者」、闘う労働者人民を国家の敵として排撃していくものだ。
日本版NSCと一体の秘密保護法=戦争遂行・治安弾圧を許すな。
秘密保護法では、「テロリズム」を「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他のものを破壊するための活動」と法的に初めて規定した。
これは労働者人民の闘いを「テロ」として排撃し、より弾圧を強化していく攻撃だ。破防法より広く「強要」まで対象となっている。これに乗じて秘密保護法に関連して、自民党幹事長・石破が「(デモの)絶叫はテロと変わらない」などと言い放っているのだ。三里塚空港粉砕のゲリラ戦が炸裂したことや「国家秘密法を粉砕せよ」というビラがまかれることまで「テロ」と規定し、「特定秘密」として隠されようとしている。
さらに「共謀罪」の導入を先取りし、「自首減免」をもって仲間の売り渡しを奨励し、スパイ潜入工作など闘いの破壊―攪乱を画策している。そして「教唆・煽動」まで処罰対象とし、破防法攻撃―闘う組織の解体攻撃が全面化するのだ。
とりわけ、「特定有害活動防止」「テロ防止」は警察庁―公安警察が指定し、捜査する。
秘密保護法上程と軌を一にして、10・31狭山集会への公安警察の公然たる潜入をはじめ、各種集会への公安の潜入が相次いで摘発されている。
16年には「共通番号制度」が導入されようとしている。監視カメラが街中にあふれ、秘密保護法が成立すれば、身元調査によって「危険人物リスト」が公安データに蓄積され、第二次司法改悪=新捜査手法導入ともあいまって、盗聴・監視・権力によるスパイ活動の激化が画策される。改憲案の「公益および公の秩序を害することを目的とした結社」の非合法化攻撃は実質的に進行していく。
秘密保護法違反による裁判においては、「何が秘密か」明らかにされない裁判が進行する。法違反・逮捕恫喝によって、「国家の秘密」に触れない・労働者人民の情報はガラス張りにするという自主規制を突破し、「知る権利侵害反対」をこえ、国家権力解体に向け闘おう!
このファシズム的改編の強攻撃下、転向反革命の姿が露になっている。反革命革マルは、ファシスト一水会と共闘しながら「反ファッショ統一戦線」とうそぶき、木元グループ(山日労、東京/神奈川地域連合労組)は10・31狭山集会に潜入した公安私服を公然とかくまった!「左翼」の仮面をかぶった転向反革命どもをなぎ倒そう。階級闘争拠点・三里塚闘争破壊をねらって日本国神党らがうごめき、在特会や田母神グループが許しがたい差別襲撃を繰り返す今、ファシストを撃滅しよう!
「国家の存立か廃絶か」の苛烈な闘いを繰り広げるギリシアでは、反ファシスト歌手を刺殺したファシスト「黄金の夜明け」に対する報復戦闘が闘われ、11/1、2名が打倒された。「闘争する人民の革命軍」(英訳Militant People's Revolutionary Forces)は「『黄金の夜明け』を壊滅させるための人民の闘争のはじまりだ。ギリシアで移民や左翼主義者、無政府主義者が攻撃された場合、それが誰によるものであっても、『黄金の夜明け』の犯行と見なす。」と声明の中で述べている。全世界で闘いぬく戦闘的労働者人民と連帯し、敵からする戦争突撃―内戦みすえた階級闘争根絶攻撃を粉砕しよう!(12・3記)