全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

6.23「慰霊の日」―沖縄人民解放闘争を闘う
辺野古新基地建設を阻止しよう

 全国反戦と全学連は6月23日、沖縄労働者人民と連帯し辺野古新基地建設阻止をかかげ、東京都内駅頭で情宣をおこないました。

以下は、ビラの転載です。

6.23「慰霊の日」―沖縄人民解放闘争を闘おう
辺野古新基地建設を阻止しよう
戦争法案粉砕!自衛隊・米軍解体!

6.23闘争ビラおもて6.23闘争ビラうら

 安倍連合政府は「戦後70年」をひとつのメルクマールとして反革命戦争とファシズムへ突撃している。戦争法案を成立させるため、国会会期の9月下旬までの大幅延長が決められた。

 そして沖縄・辺野古において、新たな基地建設を強行している。沖縄防衛局はボーリング調査を強行しており、夏にも本体埋め立て工事を始めようとしている。

 これは、「普天間基地代替」といいながら新たに強化された基地を作る、戦争のための基地建設だ。多くの沖縄労働者人民の反対の闘いがある中でも、首相・安倍は「今後とも確固たる決意の下で進めていく」「唯一の解決策」と言い放ち、建設を強行している。4月末のオバマとの首脳会談でも日米同盟の強化とともに辺野古基地建設を確約している。徹底して弾劾する。

 また、陸上自衛隊を辺野古へ常駐させる計画も明らかになっている。与那国にも配備しようとしている。自衛隊・米軍の強化を許すな。

 沖縄現地の闘いと連帯し、「本土」において辺野古新基地建設阻止に向け闘おう。防衛省を徹底弾劾し、安倍連合政府を打倒しよう。

海上保安庁の暴行をゆるさない!

 新基地建設に向けた攻撃が強まる中で、日帝国家権力の暴力性をもっとも体現しているのが海上保安庁である。

 闘う沖縄労働者人民は、抗議船やカヌーで「制限区域」内へと突撃し抗議行動を展開している。これに対し海保は、連日負傷者が出るテロ(国家暴力)をふるっている。

・カヌーを転覆させて、海中に沈める。
・窒息で「死ぬかと思った」と言わせるほどに、顔を何度も水中に沈める。
・手足を押さえつけ、羽交い締めにする。
など文字通りの殺人的暴力だ。

 海上保安庁長官・佐藤雄二は「過剰警備に当たらない」「安全のため現場はよくやっている」と言い放ち、さらなる暴力行使を煽り立てている。暴行の下手人に報復しよう。

 キャンプシュワブのゲート前でも機動隊・防衛局が闘争破壊の先頭に立っている。基地建設の資材搬入に抗議する沖縄労働者人民に対し、「刑事特別法」という日米安保を補完する治安法を発動し逮捕弾圧を強行している。これらと対決して闘おう。

沖縄人民解放闘争を闘おう

情宣

 辺野古新基地建設を阻止しよう。辺野古への陸自配備をゆるすな。東村・高江ヘリパッド、浦添新基地建設を阻止しよう。与那国への自衛隊配備を阻止しよう。普天間基地を解体しよう。〈基地・沖縄〉の強制を粉砕しよう。新たな同化・皇民化攻撃、沖縄統合支配、「集団自決」賛美=新たな「沖縄戦」強制をゆるすな。米兵の性暴力の続発を徹底弾劾し、反撃・報復の闘いを叩きつけよう。闘う沖縄労働者人民に「沖縄差別ののりこえ」といいなし白色テロ宣言を行う全人民の敵・反革命革マルをせん滅しよう。「慰霊の日」粉砕を叫ぶ反革命木元グループを解体・根絶しよう。

〈安保粉砕、日米軍事基地解体、天皇(制)を頂点とする日帝国家権力解体、沖縄ソビエト樹立を一環とした日本「本土」(ヤマト)―沖縄つらぬくプロレタリアソビエト権力樹立、プロレタリア解放―沖縄人民解放〉に進撃しよう。共に闘おう。

安倍連合政府を打倒しよう 「集団的自衛権」行使粉砕!

 安倍連合政府は、安保関連法制について今国会での成立をもくろんでいる。

 主なものは以下のものとなる。@「集団的自衛権」行使にむけた「武力攻撃事態法」改悪。手前勝手に時の政府が規定できる「存立危機事態」という概念をつくって、他国軍と共同で戦闘行動をおこなおうというもの。A「周辺事態法」を「重要影響事態法」に変える。「周辺」という地理的概念を取っ払って、世界の軍隊として自衛隊を再編するもの。「後方支援」という制約もなくして米軍以外との共同作戦も想定する。B「出兵恒久法」の新設。「国際平和支援法」と称して、いつでも自衛隊を戦地に出兵できるようにしようというのだ。これまで特措法を制定してきたことからの大きな転換である。これらとともに、自衛隊の武器使用基準の緩和や「駆けつけ警護」などに関して、PKO法の改悪や自衛隊法の改悪など「有事法」の一括改訂をしようとしている。

 すでに自衛隊は、弾薬輸送や米艦への燃料補給など戦争に不可欠な兵站活動を担うことによって、他国労働者人民を虐殺している。ゆるすことはできない。自衛隊を解体し、基地を解体しよう。「集団的自衛権」行使、改憲、辺野古新基地建設など戦争に突き進む安倍連合政府を打倒しよう。今こそ、革命的反戦闘争の爆発をかちとろう。


「集団自決」の軍命否定、沖縄戦清算をゆるすな

 6月23日は、皇軍司令官・牛島はじめ司令部が自殺したことで日本軍の組織的抵抗が終わったことをもって「沖縄戦終結の日」とされています。沖縄労働者人民は二度と沖縄戦を許さない決意で反戦・反基地・反天皇の闘いを進めてきました。

 安倍が本日沖縄を訪問し蹂躙しようとしています。沖縄労働者人民の闘いを押しつぶして、戦争法案とともに辺野古基地建設をおこなおうというのです。安倍は沖縄戦における「集団自決」の軍命を否定しています。07年には教科書検定で「軍命」を削除させました。これらは、沖縄戦を清算し新たな戦争へ向かう攻撃です。徹底して弾劾します。

 ファシストどもは沖縄戦での軍命による「集団自決」、日本軍による「慰安婦」強制、南京大虐殺を否定し、「自虐史観」として攻撃を強めています。辺野古のテントへの襲撃を繰り返しています。ファシストを撃滅し、沖縄戦清算の攻撃をゆるさず闘おう。


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