全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

9・15―16戦争法弾圧―16名大量逮捕徹底弾劾!
『戦争法案粉砕を掲げ反戦・全学連が反人民国会へ猛進撃!
巨万の大衆決起の先頭で実力攻防を闘いぬく!9・14〜18』

戦争法強行成立徹底弾劾!日帝の歴史を画する戦争とファシズムへの突撃を実力・武装の闘いで粉砕しよう

 9月19日未明、労働者人民の怒号が夜を徹して国会を包囲するなか安倍連合政府は参院本会議において11の戦争法案を強行採決し可決―成立させた。反戦青年委員会と全学連は、戦争法の成立を満腔の怒りを持って徹底して弾劾する。

 法案成立に向けた突撃が加速する今春より巨大な大衆的決起が巻き起こっている。日帝の歴史を画する戦争とファシズムへの突撃がこの巨万の怒りの決起を呼び起こしたのだ。  反戦・全学連は、この大衆的決起の高揚に結びつき戦争法案粉砕、反人民国会粉砕を掲げ4月以降全力で対国会闘争を取り組んできた。闘いは、大動員の機動隊による幾重にも張り巡らされた阻止線、労働者人民の戦闘的闘いの破壊者=反革命革マルとの実力攻防として闘いぬかれてきた。痛苦にも戦争法の成立を許しはしたが、これを粉砕するための闘いの方針は鮮明だ。法案強行に向けた安倍連合政府の突撃と真っ向から対決した激闘の5日間は、それを怒りに燃え国会を包囲する労働者人民の眼に明確に焼き付けた。

 反戦・全学連はこの闘いをさらに強化し、戦闘的労働者人民との共闘を強化し必ずや戦争法案を粉砕し、安倍連合政府を打倒する決意をあらためて明らかにする。

戦闘的労働者人民と合流し国会前大通りを制圧する闘いが爆発 9・14

 14日夕刻、国会周辺は結集する労働者人民によって身動きもとれない程の人であふれかえった。国会正面の歩道に青ゼッケンを身につけた反戦・全学連の闘う部隊が登場する。

 戦争法成立に向けなりふり構わず突撃する安倍連合政府に対する労働者人民の怒りは沸点に達している。国会前はまさにその坩堝と化している。

 権力は労働者人民の闘いが権力の規制をはねのけ国会へと突き進むことを心底恐怖している。国会正面大通りを占拠・制圧した8月30日の闘いは権力の度肝を抜いた。戦争法を成立させるためにはこうした闘いを何が何でも押さえ込まなければならない。そのために鉄柵フェンスと機動隊の阻止線を張り巡らし労働者人民の前に身構えているのだ。

 この規制を何としても突破しなければならない。もし権力の思うがまま規制線の中に闘いが封じ込まれるのを許したら戦争法成立阻止など遠い話になってしまう。

 時が経つごとに続々と結集する労働者人民により大通りの歩道上はまさにあふれんばかりだ。しかし、権力は結集する労働者人民を無理やり歩道に押し込めようと規制をさらに強化する。

 権力の規制に対して労働者人民の怒りが燃え上がる。「鉄柵をはずせ、道をあけろ」コールが巻き起こり、鉄柵をはさみ機動隊との攻防が開始される。反戦・全学連はこの攻防で目の前の鉄柵を乗り越え規制区域に突入する。押しつ押されつの攻防がいたるところで闘いぬかれやがて鉄柵は押しのけられ、大通りは労働者人民に解放される。大通りを解放した労働者人民の怒りは、すぐさま国会へと向けられる。一列に並べられた機動隊バス、機動隊部隊の阻止線、その先に国会正門がある。権力の阻止線を粉砕し、国会へと実力進撃する闘いが燃え上がる。反戦・全学連の闘う部隊はその攻防の先頭で闘う。

 8月30日の闘いがまさに再現したのだ。労働者人民に解放された大通りには、闘いの旗や横断幕が林立し、ハンドマイクのコールやアジテーションが響きわたった。

戦争法成立断固阻止!6・15闘争実が断固たる集会・デモをかちとる 9・15

6・15闘争実が呼びかける集会・デモに戦闘的労働者人民が結集

 参院特別委員会での採決強行に向けた動きが煮詰まる9月15日、反戦・全学連は断固たる集会・デモにたちあがった。。怒りと戦意を燃え上がらせ集会会場の三河台公園に闘う部隊は結集する。

 公園の片隅には闘争破壊のために公安私服刑事どもが群れ固まっている。権力の闘争破壊と対決する態勢を構える。全学連の同志が司会となり、全体でシュプレヒコールをあげ集会を開始する。

 結集した共闘団体より連帯発言を受けていく。5・23闘争実は、「戦争こそ最大の差別≠ニいう部落解放運動の原則に立ち戦争法案成立阻止を共に闘う。あらゆる差別と対決し戦争突撃を粉砕しよう。東京高裁の棄却策動を粉砕し今秋狭山決戦の前進をかちとろう」。

 三里塚を闘う全国「障害者」解放委員会は、「戦争になったら真っ先に虐殺されるのは『障害者』だ。戦争をするための法制定を絶対に阻止しなければならない。国会への闘いも三里塚決戦も共闘共生≠フ介護闘争で共に闘おう」。

 反弾圧・反警察運動は、「組対法弾圧の継続である『脅迫』弾圧の仲間を獄中から奪還した。安倍連合政府のもと強まる治安弾圧攻撃と対決していこう。今国会では戦争法案とともに新捜査手法導入をはじめとした刑事司法改悪も狙われている。反人民国会を粉砕しよう」。

 3・11闘争実行委員会は、「九電・川内原発の再稼動を徹底して弾劾する。原発の再稼動は、戦争法案と一体の攻撃だ。日帝の原発推進の目的は核武装にある。戦争突撃を見据えた再稼動を断じて許すな。すべての原発を廃炉にしよう。核廃絶に向け闘おう」。

実行委の闘争基調を確認、都心を席巻する戦闘的デモをかちとる

 闘志あふれる連帯発言の後に実行委より闘争基調の提起がおこなわれる。「深まる恐慌情勢のなか安倍連合政府は、戦争法を成立させ帝国主義支配に対する労働者人民の闘いを『テロ』として叩きつぶし、世界中で反革命戦争に突撃しようとしている。実力闘争・武装闘争で闘い戦争法成立を阻止し、安倍連合政府を打倒しよう」「法案成立を見越し、自衛隊は米軍その他の同盟軍との実動演習―共同軍事行動にすでに踏み込んでいる。労働者人民の敵・国家の防備兵=自衛隊解体を鮮明にして闘おう。隊内反乱を組織し、反軍・反基地闘争を闘おう。戦争司令部=国家安全保障会議を解体しよう。『集団的自衛権』行使を許すな」「安倍『戦後70年談話』を徹底弾劾しよう。天皇制を軸とした反革命国民統合を粉砕し、天皇制廃絶に向け闘おう」「反対同盟と連帯し、現地実力攻防、農地死守決戦を爆発させよう。『第三滑走路』建設粉砕!空港廃港!10・11三里塚全国総決起集会へ」「海上保安庁の殺人テロと身体を張って闘いぬく沖縄労働者人民と連帯し、辺野古新基地建設を阻止しよう。原発再稼動を断固許さず日帝の核武装を阻止・粉砕しよう。労働者を徹底して資本の隷属化におく派遣法改悪を許すな。労働法制改悪と断固対決しよう」「激化する治安弾圧をうち破ろう。ファシストをせん滅し、反革命革マル・木元グループを解体しよう。日共・社民など議会内勢力の制動を突破し国会へと進撃する戦闘的労働者人民と共に安倍政府打倒、戦争突撃粉砕の実力・武装闘争にたとう」。

 闘いの旗幟を鮮明にした基調が熱気をもって確認される。戦争法案と反人民国会に向けた部隊の戦意はさらに高まっていく。

 6・15闘争実の諸団体が決意表明をおこなっていく。反戦・全学連三里塚現地行動隊は、「戦争法案と市東氏の農地強奪は一つの攻撃だ。法案成立を阻止し今秋三里塚決戦に勝利しよう。戦争法案粉砕の闘いから現地実力攻防の爆発へ、共に進撃しよう」

 全学連は「安倍連合政府の戦争とファシズムへの突撃を日本階級闘争の負の歴史の突破をかけ粉砕しよう。強まる差別主義・排外主義攻撃と対決しプロレタリア国際連帯の闘いを前進させよう。戦争法の成立を断固阻止しよう。」。

 全国反戦を代表し発言にたった東京反戦は「日帝足下労働者人民にとって歴史的な決戦攻防が開始された。戦争・ファシズムへの煮えたぎる怒りを解き放ち反人民国会へ進撃しよう。実力の闘いで戦争法案を葬り去ろう。戦闘的労働者人民の先頭で安倍連合政府打倒、反人民国会粉砕の闘いを共に闘いぬこう」。

 結集した部隊の怒りは反人民国会へと集中する。集会の成功を確認するシュプレヒコールを全体であげ、戦闘的部隊は都心に向けデモを開始する。

 沿道からビデオを廻し、敵対・挑発などをおこなう公安私服ども、大量動員された機動隊による規制・妨害などの闘争破壊と真っ向から対決し断固とした進撃戦をかちとる。機動隊による暴力・破壊をはね返し、首相官邸、アメリカ大使館、そして国会に向け怒りのコールを幾重にも叩きつけた。6・15闘争実の戦闘的集会・デモが都心に炸裂した。

国会前攻防における逮捕弾圧を許すな―9・15夜

 この日の夜、国会前で弾圧がかけられた。昨夜の闘いで鉄柵フェンスを押し倒され国会前大通りを労働者人民によって制圧された権力は、機動隊や公安刑事などを大動員し治安警備態勢を増強していた。アリの這い出るすき間も無いほどの重警備態勢が敷かれ、労働者人民の闘いが反人民国会へと上り詰めることに身構えていた。

 しかし、権力がいくら警備を厚くしようと戦争法案に対する労働者人民の怒りをくじくことはできない。権力の重警備は、国会を包囲し闘う労働者人民にとって眼前の機動隊や公安刑事そして鉄柵こそが戦争法案強行の立て役者であることを露骨なまでに見せつけた。闘いは抑圧者=日帝国家権力への非和解の怒りを呼び覚ましていく。

 労働者人民の怒りの闘いの先頭で反戦・全学連は闘いぬいた。労働者人民、そして反戦・全学連の果敢な闘いに憎悪をたぎらせた権力は、恐怖と焦りに駆られながら弾圧をかけてきた。攻防のさなか「公務執行妨害」をでっちあげ3名を逮捕した。内2名は反戦・全学連三里塚現地行動隊の同志だ。逮捕時、権力は同志に対し殴る、蹴るの暴行をはたらき顔面・頭部を負傷させている。権力の逮捕・テロを断じて許さない。

 そしてこの不当逮捕に対し、当日のうちに反戦・全学連による抗議行動が警視庁本部に向けて取り組まれた。

参院特別委員会での強行採決を許すな!13名大量逮捕弾圧と対決し終日の国会前攻防を闘い抜く 9・16

特別委員会採決実力阻止!を掲げ青ヘルメット部隊が国会正面に登場

 16日午後1時から新横浜で戦争法案を巡る公聴会の開催が予定されている。安倍連合政府は、その日の内にも特別委員会で法案を強行採決しようともくろんでいる。

 情勢はまさに切迫している。安倍のなりふり構わぬ突撃に怒りを滾らせ国会前には昨夜からの徹夜組を含め、午前中からすでに多くの労働者人民が結集している。特別委員会採決阻止に向け実力の闘いにたつときはまさに今だ。

 正午近くの国会前、通りの向こうには正門が控える正面に、決意に燃えた反戦・全学連の青ヘル部隊が登場する。横断幕を広げ、ハンドマイクのボリュームをいっぱいに上げ、国会に向け、結集している労働者人民に向け戦争法成立実力阻止の闘いを呼びかけていく。「安倍連合政府は本日中にも参院特別委員会で戦争法案を強行採決しようとしている。今こそ実力の闘いたちあがろう。強行採決阻止!反人民国会に進撃しよう」戦闘的なアジテーションとシュプレヒコールが国会正門前に響き渡る。

 結集した労働者人民から闘いへの支持・共感の声が続々とあがる。権力の壁を実力で突き崩そう。反戦・全学連は部隊が登場するや即座に規制・排除に出てきた機動隊部隊に一歩も怯むことなく反人民国会に向けた弾劾闘争を闘い抜く。

 7月の登場に続き今回も権力は部隊が身につけているヘルメットに憎悪を集中してくる。「推進」―排除をおこないながら「ヘルをとれ」と口々に叫び続けている。権力が労働者人民が武装し闘うことをどれほど恐れ、憎悪しているかがよく分かる。大量の機動隊で暴力的闘争破壊に出てきた権力と真っ向から対決し闘いぬく。

 この攻防の過程でも、労働者人民から権力による暴力的排除攻撃に対する怒りと抗議の声がいくつも上がっている。

 最終的に権力は闘う部隊を国会正門から離れた一角まで「推進」・排除し部隊の前に分厚い阻止線をつくり再度の登場を妨害してきた。反戦・全学連は居並ぶ機動隊部隊を弾劾し闘い抜いた。

治安弾圧粉砕!実力・武装の闘いへの決起を訴える情宣闘争をかちとる

 16日夕方、横浜の地方公聴会を終えた自公の議員共は、国会にもどり特別委員会の開催を強行しようとしている。午後から強くなった雨足をものともせず、事態の緊迫に巨万の労働者人民が続々と国会前に結集してくる。  反戦・全学連は結集する労働者人民に向け渾身の情宣闘争に決起する。桜田門から国会前大通りの入口に当たるエリアに登場し、横断幕を広げハンドマイクのアジテーションを響かせながらビラをまき、法案成立実力阻止を熱く呼びかけた。そして、戦争法弾圧である昨夜の3名に対する逮捕攻撃を粉砕し、被弾圧者の即時奪還に向け闘いにたちあがることを訴えた。

 この日の内に参院特別委員会での採決強行を狙う安倍連合政府は、昨日の労働者人民の闘いを反革命的に総括しさらなる重警備態勢を敷いてきた。国会前大通りの車道の真ん中に機動隊バスを2列に並べて駐車させ、歩道と車道の境に加え車道にも鉄柵を設置してきた。労働者人民の闘いをこの2重の鉄柵で分断し、押し込み囲い込もうとする権力の狙いは明確だ。露骨な闘争規制に怒りを燃やし、反戦・全学連は怒りの情宣闘争を闘いぬく。「権力の阻止線を突破し国会へと進撃しよう!特別委員会強行採決を実力で阻止しよう」「目の前にいる闘争破壊と治安弾圧の下手人=機動隊を粉砕しよう!仲間の即時奪還をかちとろう」用意した大量のビラはすぐにまき尽くされた。情宣隊には数々の激励の言葉が寄せられた。

 不当逮捕や昨日を上回る重警備態勢は労働者人民の怒りの炎をさらに駆り立てている。情宣を終え反戦・全学連は昨日に続き攻防の最先頭で闘うことを全体で意志一致する。

16日に配布したビラはこちら

13名大量逮捕攻撃徹底弾劾!戦争法弾圧を断じて許すな。16日夜

 特別委員会での強行採決を見据えた重警備態勢との熾烈な攻防が正門前で爆発した。権力は正門前をはじめとした国会正面一帯の広い範囲を交通規制した。そして、機動隊バスをバリケード代わりに道の真ん中に配置し、それを後盾にいくつもの機動隊部隊が何重もの阻止線をつくり身構えた。

 労働者人民の闘いは、歩道と車道の境に設置された鉄柵を押し倒し、その先にある反人民国会へと押し寄せる。鉄柵をはさみ機動隊と実力攻防が繰り広げられる。ハンドマイクからのコールが入り乱れ響き合う、労働者人民の怒濤の闘いが機動隊部隊を鉄柵ごと押し上げていく。

 このままでは阻止線を突破されると焦りに駆られた権力は、昨日に続き逮捕攻撃に出てきた。指揮官車に上った指揮官らしき者が「対象を見ていろ」とうわずった声で叫び続ける。この指示に従い攻防を闘う労働者人民を次々にねらい打ち的に逮捕していったのだ。こうして2時間を超える実力攻防のなかで全学連の同志1名を含む13名の労働者人民が「公務執行妨害」により不当にも逮捕された。昨日に続いて強行された大量逮捕弾圧を断じて許すことはできない。反戦・全学連は何度も部隊を立て直しながら機動隊との実力攻防を最後まで闘いぬいた。

 大量逮捕弾圧に対しては即時の反撃行動が取り組まれている。当日の深夜、13名全員が一時留置された麹町署への怒りの弾劾行動と被弾圧者への激励行動がおこなわれている。

 権力は、戦争法案に反対する闘いが反弾圧の闘いと結びつき、対権力の闘いへと発展することに恐怖と警戒心を募らせている。多くの警官を動員しての闘争破壊をはね返し断固とした反撃戦がかちとられた。

9.15-16国会前戦争法弾圧への弾劾・反撃はこちら

戦闘的な闘いへの制動・敵対と対決し、本会議成立阻止に向け闘いぬく 9・17

特別委員会強行採決徹底弾劾!大量逮捕弾圧断固粉砕! 反戦・全学連が連日の国会前情宣にたつ

 17日午後4時過ぎ安倍連合政府は戦争法案の参院特別委員会での採決を強行した。大混乱となった議場で可決強行された戦争法案は午後8時には参議院本会議への緊急上程が目論まれ成立に向けた最後の審理に入ろうとしている。成立阻止に向けた闘いはいよいよ正念場だ。昨日、一昨日と権力の阻止線と身体を張って闘いぬき切りひらいてきた戦争法実力粉砕の闘いを爆発させなんとしても法案を粉砕し安倍連合政府を打倒しようではないか。

 反戦・全学連は昨日に続き国会へと押し寄せる労働人民の前に登場する。昨日もまして強い雨がふりつける中、特別委での強行採決に怒る労働者人民が国会前に結集してくる。

 権力の警備態勢は昨日同様のものではあったが、正面道路の車道に設置されているフェンスはこれまでの縄ではなく鉄製の単管パイプと番線でしっかりと固定してあった。昨夜の攻防に対する権力の恐怖と焦りが表れている。戦争法粉砕のためにはこの焦りと恐怖を何としても現実のものにしなくてはならない。決意に燃える反戦・全学連は闘志あふれる情宣を午後5時過ぎより開始する。

 横断幕を広げ、ハンドマイクでのアジテーションを響かせながら、権力による9・15―16逮捕弾圧を暴露・弾劾するビラを撒いていく。戦争法粉砕の闘いが権力の治安弾圧との闘い不可分のものであることは明らかだ。

 情宣に対する支持・共感の強さがダイレクトに伝わってくる。情宣隊が登場した場所にはすでに多くの労働者人民や諸団体が陣取っていた。この中から情宣に対する支持の声が次々に湧き起こり、拍手の音が聞こえてくる。ビラ撒きへの権力の規制は、通りがかりの労働者が加勢し共同ではね返す。反弾圧のカンパも寄せられている。昨日同様用意したすべてのビラをまきつくし情宣を終了する。

 特別委員会での強行可決、本会議上程、まさに掛け値なしの決戦局面の到来だ。密集した隊列で権力の弾圧をはね返し、断固反人民国会に進撃しようではないか。一戦必勝の決意をうち固め反戦・全学連の闘う部隊は、戦争法強行へ土壇場を迎えた国会に向け進撃を開始する。

シールズ―集会実行委を名乗る一団による敵対―排除策動を許すな

 昨日、一昨日の闘いを引き継ぎ国会に向けた労働者人民の闘いはさらに高揚していた。戦闘的労働者人民は歩道と車道を隔てる鉄柵を早々と取り除き、巨万の労働者の進撃路をつくり出していた。反戦・全学連の闘う部隊は攻防の最先頭にたつべく前進する。

 部隊が攻防に合流せんとしたその時、部隊を取り囲み押し返してくる一団が突如現われた。シールズ―実行委を名乗る一団は、「極左は帰れ」「過激派は来るな、集会を破壊するな」「お前らが煽るから弾圧者が出た」「国会突入はやらせないぞ」などとわめき散らしながら力ずくで反戦・全学連部隊の排除をおこなってきた。そして、労働者人民の怒り闘いが押し倒した鉄柵を再度立て直すことまでおこなったのである。

 この一団が口にする言葉は、三里塚闘争や狭山闘争、全共闘運動など労働者人民、被差別大衆の戦闘的な闘いへの敵対・制動者、破壊者としてたち現われてきた日共―民青とかわるところがない。反戦・全学連は権力とまさに一体の敵対・制動と断固対決する。

 眼前の国会において戦争法案が強行採決されようとしているまさにその時に、権力・国会に背を向けて闘う部隊の前に立ちはだかるとはなんたることだ。反戦・全学連部隊は一団に弾劾の嵐を浴びせかける。多くの労働者人民が憎むべき敵対・制動に共に怒りの声をあげる。

 この日の闘いの集約として闘いの戦闘的な高揚がうみだした新たな敵対・制動と断固対決し、戦争法成立阻止に向けた闘いを貫徹することを部隊全体で確認する。

戦争法成立実力阻止!闘う青ヘル部隊が再度国会前に登場 9・18

 17日に特別委員会で可決された戦争法案は18日には本会議に上程され審議が開始されている。野党は複数の不信任案などを提出した。しかし、それに対しても自公は不信任案の審議時間を制限する動議を可決させ、早急に強行採決にかかろうとしている。もはやいつ強行採決が開始されてもおかしくない局面だ。議会内の攻防が法案の行方を左右するなどともはやだれも思ってもいない。戦争法は安倍連合政府の戦争・ファシズム―改憲攻撃の核心に位置すると言っても過言ではない。成立を断じて許してはならない。実力の闘いで成立を阻止しよう。

 反戦・全学連の青ヘルメット部隊は参院本会議での強行採決―成立を阻止するため16日に続き、再度国会前に登場する。正午近く、参院では野党提出の不信任案の審議がおこなわれている。国会前には本会議での強行採決を許さず早い時間帯から大勢の労働者人民が結集している。悪天候がつづくなかだが、戦争法に対する労働者人民の怒りは燃えさかっている。

 反戦・全学連部隊は横断幕を広げ、国会に向けシュプレヒコールを叩きつける。「戦争法案成立実力阻止」「安倍連合政府打倒、日米安保粉砕」「反人民国会粉砕、実力で進撃するぞ」「大量逮捕弾圧弾劾、治安弾圧粉砕」断固としたコールが響き渡る。国会前に詰めかけた労働者人民の熱い注目が集まる。

 権力はすぐさま闘う部隊の規制に入る、部隊の前に規制線を作り、「ヘルメットをはずせ」と武装解除させようとしてくる。反戦・全学連の非妥協の闘いに恐怖し憎悪する権力は、機動隊指揮者の「推進」のかけ声のもと部隊を取り囲み分断し、排除をおこなってくる。機動隊部隊はヘルメットをむしり取る、殴る、蹴る、マスクを引きはがすなどやりたい放題の暴行を部隊に対しておこなってきた。反戦・全学連は権力の焦りに駆られた排除・暴行と一歩も引かず、コールをあげ続け、戦争法成立阻止の対国会闘争を断固としてやりぬいた。

 これらの闘いを、さらに継続・発展させ、実力闘争・武装闘争で阿部事項連合政府打倒・日帝国家権力解体、戦争突撃粉砕・改憲阻止に向け闘おう。

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