全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

同志仲野茂樹を追悼する

革命的労働者協会機関紙「解放」721号(2001年1月1日発行)より

全党・全軍・全潮流は総武装し、虐殺報復へ

仲野同志

 2001年12・10は、革命的共産主義的労働者虐殺の日として、労働者人民が深く胸に刻み込むべき日となった。

 12月10日午前4時45分ごろ、解放派が誇る労働者指導部・同志仲野茂樹が、新座交通の24時間のタクシー乗務勤務を終え東京都清瀬市旭が丘三の路上にさしかかったところで、親ファシスト・ミニスターリン主義集団による白色襲撃をうけ、虐殺された。

 同志は襲撃に対する果敢な反撃戦を貫徹したが、力およばず倒れた。反革命テロリストたちは鈍器で同志の左後頭部に打撃を集中した。同志は病院に運ばれたが、9時すぎ「脳挫傷」で死亡した。享年52歳。

 木元グループは権力・ファシストと結託し、小ブル反革命集団の利害と利権を守るために、日本階級闘争が生み出した最良の解放派指導部―労働者指導部を虐殺したのである。

 同志仲野は、山田らの5・4―5脱落・敵対以降、「党内闘争」―党派闘争の最先頭にたち、解放派建設の飛躍と階級的労働運動の前進を担いぬいてきた。山田・土肥らの7・2同志荻野虐殺に真っ向から対決し、木元グループ解体―明大拠点化の闘いに起ちあがり、7・22明大情宣行動を闘いぬいた。国家権力の7・22反革命弾圧を正面からうけてたち、完黙・非転向闘争を貫徹し、掛け値なしに「一まわり二まわり大きくなった革命戦士」として出獄し、解放派建設とソビエト運動の最先頭にたった。この活動は寝る間を惜しむ活動であり、革命的情熱をほとばしらせた活動であった。同志仲野の活動は、白色テロと対決し、レッドパージと対決する闘いを開始した多くの労働者同志の支えとなり、また若き学生同志たちの共感をよんだ。彼の活動は解放派とプロレタリア革命運動の飛躍の展望をさし示すものとなった。

 これに恐怖したのが国家権力である。国家権力は彼に重包囲網をはりめぐらせ、追尾と監視をおこない抹殺策動を強めていた。権力との太いパイプをもつ山田らはこの権力からの情報に導かれて、官許の虐殺を凶行したのである。木元グループは同志仲野の活動を死ぬほど恐れ、絶望的白色テロの標的にしたのである。

 12・10反革命に報復せよ。労働者階級解放の敵=山田・土肥らの無残な末路を全人民の前に必ずさらし出せ。労働者階級の解放は労働者階級の事業である以上、この死闘の最前線に革命的労働者がたとう。解放派40年の歴史的蓄積の一切と自らの命をかけ、同志仲野のめざした、木元グループの解体、共産主義的原則を血肉化した労働者党建設・工場拠点建設の最先頭にたて。

 山田らが12・10白色テロにのめり込んだ背景は次のようなものである。革命と反革命の党派闘争の戦局は、2・9刺殺テロの正面突破と7・22被弾圧同志の奪還―合流―解放派建設の大飛躍をとおして、木元グループを死の淵へと追いつめるものとなった。

 山田らはこの危機を乗り切るために、権力・ファシストとの結託を強化した。他方、国家権力は7・22をはじめとした弾圧にもひくことのない解放派の前進に恐怖し、新たな壊滅攻撃に入ってきていた。

 こうしたなかで、彼らが同志仲野を抹殺した根拠は次の点にある。

 第一に、同志仲野こそはわが解放派が誇るべき中央指導部(・労働者指導部)であった。同志仲野は1967年10・8からのプロレタリア統一戦線戦士であり、1984年以来、総務委員として革労協―プロレタリア統一戦線潮流の指導にあたってきた。とりわけ、彼は80年後期の脱落問題の発生をめぐる解放派の試練を先頭で突破し、革労協政治集会で熱弁をふるい、「解放」紙に任務提起をおこなうなどして党建設の飛躍を推進しながら、工場拠点建設を最先頭で指導しぬいた。彼の力なしにこんにちの解放派は存在しなかった。だからこそ、権力の意をうけた小ブル反革命集団は指導部である同志仲野を狙い撃ちにし、虐殺のための虐殺テロにかけたのである。

 第二に、同志仲野は労働者自身が生み出した最良の労働者指導部であった。彼は67年以降30有余年働きながら党建設、非公然領域の防衛・強化、労戦拠点建設などの政治指導をになってきた。だからこそ、これに恐怖した反革命分子たちは、彼の背後に大量の革命的(共産主義的)労働者が産出されることに恐れをなし、彼を目的意識的に虐殺したのである。まさに反革命転落した小ブル民主主義者として労働者階級を憎悪する木元グループの本質を凝縮するものとして12・10反革命は凶行されたのだ。

 第三に、同志仲野は党―統一戦線の指導部のみならず、労働組合・共同戦線の指導的推進者であった。党と労働組合運動の相互発展を切り拓くことを自らに課したソビエト運動の推進者であったのだ。彼は日本ラジエター資本のレッドパージ攻撃との対決を皮切りに、ホンダ争議を闘いぬき、さらに新座交通労働組合の結成を指導し、長期強靭な無期限無線ストライキを指導した。彼は69―70決戦を〈工場からの総反乱をもって権力機関を解体せよ〉〈帝国主義ブルジョア政府打倒・労働者政府樹立〉にむけ先頭で闘いぬいて以降、プロレタリアソビエト運動の推進を自己の最大のテーマとし、地区党建設、工場拠点建設や階級的労働運動・革命的部落運動の推進を全力でやりぬいてきた人格である。

 また同志仲野は本山闘争を軸に、国鉄・寄せ場・中小争議の結合と共闘の拡大をめざし奮闘していた。とりわけ、本山闘争には争議開始以来支援・連帯に動きはじめ、特暴ガードマンの放水・投石攻撃を粉砕し、工場内へ突入した72年12月闘争をはじめとする闘いを当該労組とともに一貫して闘いぬいてきたのである。首切り派の反革命的憎悪はプロレタリア統一戦線潮流拠点のみならず、日本労働運動の争議拠点の破壊をも意図したものになっているのだ。

 第四に、同志仲野が出獄後めざしたものは、木元グループ解体闘争に集中しながら、この死闘のただなかから木元グループの発生を根本的に止揚する階級性・革命性をもった党建設の飛躍と工場拠点建設であった。まさに死の直前までこの営みは貫徹されていた。多くの同志たちと木元グループ解体の戦略・戦術の深化のための議論を闘わせ、また、二度と木元グループのごとき権力・ファシストと手を結ぶミニスターリン主義者を発生させない思想・団結・活動の飛躍の道筋を提起しながら、各工場で激烈に闘われているレッドパージ粉砕闘争の指導にあたっていた。彼はすべての被処分者と討論し、解雇をはじめとする悪らつな処分攻撃と闘う戦略・戦術の道筋を明らかにするための努力を惜しまなかった。これらの反革命破壊のために12・10反革命が凶行されたのだ。

 以上のように、いまや解放派と木元グループとの闘いは、革命と反革命の闘いである。山田・土肥などの反革命分子どもが破壊しようとしているものは、破防法型弾圧に屈することなく、非合法―軍事領域を一環として権力闘争・党派闘争を推進する党、働く者が政治指導をにないコミューンの原則を体現していく党組織、いま現にその基軸となっている労働者指導部であり、この背後に存在する三里塚をはじめとする拠点的闘いであり、戦闘的争議―階級的労働運動である。

 われわれは、自らが生み出した親ファシスト・ミニスターリン主義者たちに革労協の中央指導部を虐殺された。そして、これは解放派史上はじめて経験する労働者同志にたいする狙い撃ち的虐殺でもあった。同志たち。プロレタリア革命のその日まで、否、未来永劫に2000年12・10を忘れるな。

 この憎むべき反革命虐殺を前にしてわれわれはなにをなすべきか。

 マルクスは、パリ・コミューンが反革命の側のコミューン戦士の虐殺に対して、対抗措置を留保したことを「あまりにもお人よし」と総括した。解放派はこのことをうけつぎ、反革命の側の虐殺に対しては必ず等価以上の報復を貫徹することを任務としてきた。どんな試練に出会おうと、このなかから革命的な活路を見出してきた。すなわち、報復―解体戦の貫徹こそ一切の前提である。

 革命的労働者虐殺に対する報復は革命的労働者自身の任務である。労働者階級の階級敵に報復し、解体していく事業は労働者階級自身がになう以外ないのだ。一人ひとりが報復のためになにをなすべきかを自らに課し、報復のための部署につけ。

 権力の弾圧・小ブル反革命との死闘のなかで、武装し共産主義的原則を体現した労働者党―プロレタリア革命軍を建設していくのだ。

 小ブルテロリスト集団の解体戦は軍事戦を基軸にしながら、軍事戦・政治戦・組織戦の結合した展開をおこない、小ブル反革命を解体・一掃していくものになる。したがって、小ブル反革命テロリズムを圧倒していく組織性・集中力・軍事力を確立していくことが決定的に重要なのである。ここを軸に、資本の先兵=首切り派として労働者の首切りの推進を利害とし、階級的労働運動を破壊してくる木元グループの敵対を粉砕していく闘い、および公安・謀略人脈・オウム・革マルと一体となった木元グループによる反弾圧戦線破壊を粉砕する闘いを徹底的に強化しなければならないのだ。

 労働者への資本の制約に依拠した白色テロは、党派闘争の攻勢を戦取することによって突破しうる。攻勢につぐ攻勢をとり、戦局の革命的な転換を先取せよ。闘う同志は団結し、白色テロを封殺・迎撃する防御戦を徹底強化せよ。

 反革命サークルの構成員どもよ。革命的共産主義的労働者仲野茂樹を虐殺し、これを称賛した責任は必ずとらせる。おまえたちが日本革命に打撃を与えようとしても無駄だ。働く者が政治指導をおこない、コミューンの原則を体現する党建設の事業に打撃を与えようとしても、わが革命的労働者たちは、不退転の決意で共産主義的原則を血肉化した労働者党建設にまい進する。現在直下に同志仲野の指導の下で推進されてきた各工場における反レッドパージ闘争のその共闘形成、地域合同労組(共闘)とそのセンター建設を破壊しようとしても、多くの戦闘的労働者大衆の熱気がこれをはね返すだろう。

 ファシストの「お友だち」どもよ。国家権力の弾圧や資本のレッドパージ攻撃と闘う労働者を、資本の鉄鎖を頼りにして襲撃するならば、手痛いしっぺ返しをくうだろう。われわれは労働者階級の解放のためにかならず工場を革命の根拠地にする。この力で反革命襲撃・破壊を正面からうけてたつ。労働者階級大衆が対ファシスト戦・対小ブル反革命戦でくぐるべき試練を最先頭でひきうけ、おまえたちの白色テロ策動を迎撃し、労働者階級の怒りの炎で必ずうち砕く。

 同志仲野茂樹―彼の革命的活動と生は閉ざされた。しかし、彼と共に闘い、彼の全営為をひきつぐわれわれが、いま怒りに燃えて生きかつ闘っている。そうだ。彼の革命的実践・思想を団結の中にひきついだものたちが、現在直下の革命の阻害物=木元グループ全員に報復を叩きつけ、党派闘争史上かつてない壮絶な闘いを貫徹するのだ。

 山田・土肥を地の果てまでも追いかけよ。ブルジョア思想にどっぷりつかり、黒田組織現実論に依拠し、反革命サークルをころがし、「革命ゴッコ」をおこなう利権屋=山田。この腐敗の極をいく反革命分子を報復の怒りで切り刻み焼き尽くせ。権力に弱みを握られ、権力・ファシストに革命組織を売り渡し、白色テロに熱中する土肥。この反革命分子に労働者階級の怒りを体の隅々まで刻み、さらしものにせよ。

 権力に容認され「ドスの時代」などとはしゃぎまわり、小ブル軍事を労働者階級のみに向け悦にいる白色テロリストどもよ。〈労働者がいる軍〉なる自己欺瞞は完全に破綻した。革命的労働者とは、職場生産点で資本の社会的権力と大衆の先頭で処分覚悟で闘い、同時に、工場の門をおし広げて権力中枢に進撃する政治闘争を組織していくもののことである。革命的労働者とは、建軍闘争の先頭に立ち、労働者階級の自己解放の闘いを命を懸けて牽引するもののことである。おまえたちはなにひとつこの思想・路線をもちあわせぬどころか、これを蔑視することによって反革命へ転落したのだ。工場の闘いと建軍の闘いをひとつのものとしておし進めるという、このもっとも困難でまた光り輝く格闘から逃亡し脱落することによって、反労働者性・反革命性を満開したのだ。だからこそ反革命の立場から、プロレタリアソビエト運動の基本になる活動―建党・建軍を貫徹し続けた同志仲野を虐殺したのだ。おまえたちが言う「革命的労働者」は、労働者への社会的隷属と闘うことなく、競争と分断に屈し他者を蹴落としながら、奴隷労働に反抗せず、首切りに賛成し争議を破壊する〈資本の奴隷〉のことである。革命的労働者は小ブル反革命の所行に必ず止めを刺す。

 争議どころか、反合闘争さえ一度も闘ったことのない同調者どもよ。公然・合法主義にどっぷりと浸かった脆弱分子どもよ。幾多の争議を組織し、国鉄・本山・寄せ場を支援してきた最良の労働者指導部を抹殺した責任はおまえたち一人ひとりにキッチリとってもらう。労働者の首を切り、争議を破壊するのみならず、解雇撤回闘争の指導者を虐殺しておいて、ぬくぬくと小ブル的生をまっとうできると思ったら大間違いだ。12・10報復の巨弾はおまえたち自身にうちおろされる。覚悟して待て。

 同志仲野の全営為をひきつぎ、弾圧と白色テロをひきうけ真実の共産主義―労働者自身による革命の大道をつき進め。すべては敵を戦慄させる報復戦からはじまることを肝に銘じつつ。


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