戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
こうした中で08年5月13日、国家権力―福岡県警公安三課と筑紫野署は、「組織的犯罪処罰法」の「組織的詐欺」容疑で全国一斉数ヶ所の家宅捜索(ガサ)を強行し、全学連の同志たちを含む7名を不当逮捕した。「小回りの利く破防法」として1999年に制定された組対法(「組織犯罪対策関連三法」)が、左翼に対して初めて発動されたのである。国家権力は「革命的労働者協会福岡県委員会が障害者と共謀して生活保護他人介護料加算を詐取した」とデッチあげて革命党派と戦闘的「障害者」解放闘争を標的に定め、「共産主義革命を指向する対国家権力闘争の一環として障害者行政を糾弾…(起訴状の一節)」する組織は許さないとして、あからさまに「思想」「団結」そのものを対象とした組織弾圧へと踏み込んできたのだ。
被弾圧同志たちは、非妥協の完黙・非転向闘争と攻勢的獄中闘争で敵を圧倒し、不屈に闘いぬいている。08年9月に開始された組対法裁判においては、100の傍聴席を埋めつくす結集で福岡地裁を席巻した初公判を皮切りに、裁判長の強権的訴訟指揮を実力で打ち破る〈階級裁判粉砕〉の闘いが力強く前進している。この闘いに追いつめられた国家権力は、09年1月14日に闘われた第3回公判闘争における裁判所への抗議行動に「威力業務妨害」「建造物不退去」をデッチあげ、2月17日になって全学連伍代委員長をはじめ11名を令状逮捕(その後起訴)するという新たな弾圧を打ち下ろした。闘う仲間を裁判所が「刑事告訴」し自ら「裁く」という、「三権分立」のタテマエもかなぐり捨てたこの攻撃こそは、敵のあせりのあらわれに他ならない。
5・13組対法弾圧は、革命軍の3・1戦闘(三里塚人民抑圧空港本体を直撃した08年3月の迫撃弾攻撃)を尖端とする権力闘争の前進に身構えた反革命の密集であり、三里塚決戦を牽引力とした革命党の前進と戦闘的大衆運動の躍動に対する恐怖と憎悪に満ちた報復である。わが全学連は、「団結して闘うことは組織犯罪だ」とするこの画歴史的な攻撃を正面突破して闘いぬく。戦前治安維持法の流れを汲む組対法が、他ならぬわれわれの隊列を標的に初適用されたのだ。闘う者にとってはこれこそ誇りである。引き出した反動を粉砕してのみ革命は前進する。断固たる実力闘争・武装闘争の大爆発で、国家権力を打倒する闘いに進撃しよう。
1.戦争への道=治安弾圧 | 2.「非国民狩り」が始まった | 3.組対法初適用攻撃を打ち砕こう |
4.戦前治安維持法弾圧との闘い―血の敗北の教訓 | 5.逮捕・流血を恐れぬ激闘に決起しよう |