戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
72年5・15「返還」から38年、この日沖縄で闘われた普天間基地包囲の大闘争と結びつき、反対同盟は団結街道閉鎖実力阻止・「第3誘導路」計画粉砕を掲げ、「臨戦態勢」への突入を宣言する現地闘争に立ちあがった。
会場となった「用地」内の反対同盟畑を、労農水「障」学の闘う隊列が埋めつくす。矢野同志虐殺9ヶ年にあたるこの日、青ヘル部隊の闘志はひときわ高い。
鈴木謙太郎氏の司会で集会が開始される。
「この5月20日以後、閉鎖強行と対決する緊迫した段階に入りました。反対同盟は昨日監視台を設置し、実力で阻止する決意を固めました。第3誘導路をめぐっては5月24日公聴会弾劾行動に決起します。本日沖縄で闘われている普天間基地包囲闘争、これと連帯して共に闘っていきたいと思います」
基調提起に立つ萩原進事務局次長
「原則的に体を張って実力で闘いぬく。人民は必ずこの闘いに応えてくれると確信している。代執行の時のような闘いを、今こそ展開しよう」
「沖縄の人たちはもう基地撤去以外ないと言っている。この機を逃したら、2度と基地撤去ができないという気持ちで闘っている。答えはひとつ。本土における人民がそれに応えて、どう決起するかにかかっている。その旗振りを三里塚がやろう」
「本日をもって、文字通り緊急時における連絡態勢、結集態勢を、ただちにこの場から作り上げていただきたい。反対同盟も逮捕を恐れず、体を張って実力で先頭で闘うことを宣言する。緒戦においてこういう闘いを展開することで、廃道攻撃、第3誘導路、本部撤去を打ち破り、市東さんの農地取り上げ阻止へ突き進んでいきたい」
当該の市東孝雄氏が登壇
「結局第3誘導路を造って、今以上の騒音で囲い込んで、私のことを追い出しにかかると。それで屈服させて、どうにかしてやろうというのが向こうの狙いだと思います。しかし、やられればやられるほど逆に『なにくそ!』っていうのが出てくるのが人間だと思うんですよ。やれるものならやってみろと。そして今まさに決戦ということで、私も体を張ってこれから闘います」
=当日会場で配られた反戦・全学連三里塚現地行動隊発行「三里塚通信」2685号=
本日の5・16三里塚現地闘争に結集された反対同盟のみなさん、すべての労農水「障」学の仲間のみなさん! いよいよ決戦の火ぶたは切って落とされた! 5月20日を期して成田市は団結街道の空港会社への「譲渡手続き」に入り、団結街道破壊に踏み込もうとしている。24日には、「第3誘導路」認可の「公聴会」が強行されようとしている。
団結街道は東峰「竹槍街道」と共に三里塚闘争―反対同盟の歴史的拠点である。三里塚闘争の歴史を刻み込み、現闘本部を中心に反対同盟と共闘団体が常に結集し往来し、ここを出撃拠点に実力闘争の現場へはせ参じた。そして今、市東孝雄さんが、東市さん、ときさんの「代執行来るなら来い」の闘いを引き継いで「生き方決めたら金じゃない」と檄を発し、機動隊、私服刑事、ガードマンらの卑劣な生活・営農破壊=天神峰蹂躙に対し、反対同盟、現闘、全国の労農水「障」学人民と共に怒りの決起で日々闘い、農地強奪と実力対決する拠点である。「暫定滑走路」の横っ腹に突き刺さる開拓組合道路と東西から挟み撃ちし、「完全空港」化を敢然と阻んでいるのだ。
普天間基地包囲大闘争に連帯し、「本土」―沖縄つらぬく革命的共同で安保粉砕―日米軍事基地解体! 沖縄人民解放! へ共に闘おう。決死決起する全世界労働者人民と武装連帯して闘おう!
われわれは団結街道廃道攻撃を、市東さんの農地強奪―現闘本部破壊―「第3誘導路」工事への転換点としてこれに対し決戦として闘う。ここで闘わなければ次の勝利はない―という攻防点に今われわれはいるのだ。
三里塚・木の根―全国共闘は20日、新たな代執行実力阻止を掲げ、団結街道を制圧するデモを呼びかけている。5・16現地闘争―5・20団結街道デモ―5・24「公聴会」粉砕闘争と連続闘争を闘いぬき、監視体制を強化し臨戦体制を打ち固め、反対同盟と共に団結街道を身体を張って守りぬき、決戦に勝利しよう!
革命軍の08年3・1戦闘につづく実力・武装闘争に決起しよう。三里塚の敵、全労働者人民の敵=木元グループ、反革命革マル、右翼ファシストせん滅!
世界恐慌下、階級支配の歴史的転換のただ中で〈三里塚・組対法決戦〉の勝利をもぎ取り、鳩山連合政府打倒へ! 日本階級闘争の白熱の攻防点であり波及原点である三里塚闘争に勝利しよう!
= 記 = 5・20廃道実力阻止!団結街道デモ 〈日時〉 5月20日(木)午前10時 市東さん宅南側開拓組合道路結集 〈主催〉 三里塚・木の根―全国共闘
反対同盟を先頭に「用地」内デモに出発する
旧小見川県道から市東さん宅の角を曲がり、団結街道へ。居並ぶ機動隊を圧倒する、戦闘的デモの列が続く。
この日の闘いに先立ち、反対同盟と支援連は「暫定滑走路」をにらみ据える市東さん宅大看板の脇の敷地に、団結街道封鎖実力阻止に向けた監視ヤグラを設置した。
新設されたヤグラの下を通り、デモ隊が続々と団結街道を北上する。
天神峰現闘本部の脇を進むデモ隊。市東さん宅から畑までの直線距離は約500メートル。空港反対闘争の当初以来、何百回となく闘うデモ隊列に埋めつくされてきたこの道を、絶対に敵の手に明け渡すことはできない。体を張って闘う決意を全員が打ち固める。
デモ終了後、ヤグラの下で反対同盟が記念写真。現地を戦場に24時間365日を闘いぬく反対同盟にとって、「本当の闘い」はいつも集会・デモが終わった後にこそ開始される。事実この時も、敵が団結街道の「通行禁止」を通告する立て看板を挑発的に設置するという新たな攻撃に踏み込んできたのは、全国から結集した仲間達が引き揚げた翌17日のことだった。