全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

団結街道死守攻防戦の記録 I2010年7月31日

「第3誘導路」着工実力阻止!緊急現地闘争における
反戦・全学連三里塚現地行動隊の決意表明

 解放派を代表して、反戦・全学連三里塚現地行動隊より闘う決意を明らかにしたいと思います。われわれ解放派は、2006年の反対同盟の決戦宣言にこたえ、労農水「障」学の現地集中体制を幾段にも打ち鍛えながら、この天神峰現地における決戦の爆発に向け、闘いぬいてきました。2008年の革命軍の迫撃弾戦闘に対する報復として打ち下ろされた5・13―2・17組対法弾圧を正面から受けて立ち、この弾圧への反撃戦を〈三里塚―組対法決戦〉として、獄中―獄外が一体となって闘いぬいてきました。2008年10月、敵が市東さんの「明け渡し」期限としてきたこの10月以降は、現地集中体制をさらに打ち固め、団結街道を闘う側が制圧し、1年半にわたり早朝監視行動を闘いぬいてきました。昨年になって敵が打ちだしてきた「第3誘導路」計画は、まさにこの団結街道を戦場とした決戦の爆発を恐怖するがゆえにこそ打ち下ろされた、破壊のための破壊、蹂躙のための蹂躙としての攻撃だったろうと思います。

 このさなかで、5月16日に反対同盟が発した決戦宣言、そしてそれに続く市東さんの闘いと、その日から開始された激闘の日々は、まさに「本気になった」われわれに何がやれるかということを、存分に敵に思い知らせた闘いであったろうと思います。市東さんの逮捕を受けて、見張り台を拠点とした終日監視体制が一夜にして打ち立てられました。同盟と支援が一丸となって市東さんの家と畑に集中し、団結街道を守りぬきました。連日に渡る闘争、集会、ビラ情宣、宣伝カーのドライバー、さらには援農と、一人一人が5人分・6人分の闘いを引き受けながらも辛くも何ともありませんでした。われわれはそれぞれ、この三里塚に決起した時以来、「本気で闘ってきた」つもりではありましたが、反対同盟の「本気」というのはそんなものではなかったのだということを身をもってわれわれに示してくれたのが市東さんの闘いだったろうと思います。そして「この市東さんの闘いにつづけ」と闘うことを通して、われわれはもっともっと「本気」になれるし、またもっともっと闘い抜けるという確信を、湧きあがるような勝利感をもって実感してきただろうと思います。そしてこの闘いが連日、団結街道廃道攻撃を阻みつづけてきました。

 そうであるがゆえにこそ、6月28日、敵・空港会社の卑劣な夜討ち朝駆けによって団結街道の封鎖が強行され、また畑の囲い込みが強行されたことは、痛恨であり、こんなに口惜しいことはありません。敵に一滴の血も流させることなく団結街道の封鎖を許してしまったこの口惜しさを抱えて、われわれはこれからの闘いをどう闘えばいいのか! 一人一人が痛感していることだと思います。しかしながら、身体を張って守りぬくと誓った拠点を奪われる口惜しさを身をもって知ることになった今、われわれ若い世代が改めて圧倒されずにいられないのは、反対同盟のみなさんは44年にわたる闘いの中で一体何度こうした口惜しさを味あわされながら、反撃戦に立ちあがり、勝利を確信し闘いぬいてきたのだろうかということです。杭打ちが始められた時、代執行の時、鉄塔が倒された時、反対同盟のみなさんは、そのたびごとにどんなに口惜しい思いをしてきただろうと思います。また敵は、これで今度こそ三里塚闘争は終わりだと、何度ほくそ笑んできただろうと思います。しかしそれにもかかわらず、反対同盟は絶望にうちひしがれるどころか、繰り返し反撃戦に立ちあがり、勝利を確信しながら今日に至るまで闘いを前進させてきました。生活と営農そのものを闘いとし、空港本体に突撃し、〈空港絶対反対〉の旗を一日も降ろすことなく闘いぬいてきました。われわれは今こそこの反対同盟の確信と闘いの歴史に学び、まなじりを決して新たな反撃戦に立ちあがっていこうではありませんか。市東さんの闘いによって切り開かれた決戦布陣をさらに打ち鍛え、開始された「第3誘導路」建設工事を実力で粉砕する闘いへと立ちあがっていこうではありませんか。市東さんの畑、そして天神峰現闘本部、野戦病院をはじめ、すべての現地拠点を守りぬき、今こそ空港廃港に向け、最期の勝利に向けて、圧倒的な実力闘争・武装闘争を爆発させてゆこうではありませんか。

 日韓米による朝鮮反革命戦争出撃態勢が激化しています。われわれは今こそ鈴木幸司さんの闘いを引き継いで、天皇・天皇制と真っ向から闘いぬき、この三里塚から革命的反戦闘争のうねりを巻き起こしていこうではありませんか。  法務大臣千葉景子によって、2名の死刑執行が強行されました。この戦時下における、国家権力による虐殺を絶対に許すことはできません。獄中同志たちの監獄を揺るがすシュプレヒコール決起と結びつき、あらゆる戦時治安弾圧を切り裂いて、内乱的闘いの爆発を勝ち取っていこうではありませんか。

 〈戦争か革命か〉〈ファシズムかコミューンか〉が正面から問われる今こそ、われわれは反革命革マルをせん滅し、木元グループを解体・根絶して闘いぬきます。そして在特会、幸福実現党をはじめとしたファシスト集団に、先制的撃滅戦を叩き込みます。そして全ての力をこの三里塚決戦に集中し、闘いぬきます。共に闘いましょう!

われわれは必ず報復する!
コンクリートを引きはがし、
団結街道を、奪われたすべての土地を、
北総大地を全人民の手に奪還する!
「第3誘導路」建設実力阻止!
市東さんの農地強奪攻撃粉砕!
全ての学生は、武装し共に闘おう!

 = 前  史  =
 @ 団結街道閉鎖実力阻止への「臨戦態勢」突入を宣言した5・16現地闘争
 A 5・17市東さんの実力決起―不当逮捕
 B 獄中―獄外つらぬいて闘った5・20緊急現地闘争
 C 「第3誘導路」建設に向けた5・24公聴会粉砕闘争―新たな不当逮捕
 D 5・25市東さん勾留理由開示公判闘争
 E 6月4日 5・24弾圧を粉砕!
 F 6月8日 市東さんを奪還!
 G 6月12日 鈴木幸司法対部長が逝去
 H 6・27 団結街道閉鎖実力阻止! 全国結集大集会
 I 6月28日 夜陰に乗じて団結街道の封鎖が強行される
 = 決  意 =

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