戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
5・17市東さん不当逮捕に続き、5月24日に闘われた「第3誘導路」建設のための公聴会粉砕デモにおいて、国家権力―千葉県警は新たにもう一人の反対同盟員の不当逮捕を強行した。反対同盟を狙い撃ちにした相次ぐ不当逮捕は、反対同盟の「本気の闘い」に追いつめられた敵のあがきである。だが、敵との一切の「話し合い」を拒否し、徹底非妥協・実力闘争で闘う反対同盟の闘いの前に、弾圧は力を持たない。闘う決意とエネルギーをそぎ落とすどころか、さらなる怒りの炎を燃え上がらせるのみである。今回の焦りにかられた反対同盟への連続逮捕攻撃は、敵の暴虐な正体が44年間何も変わっていないことを全ての労働者人民の前に明らかにした。三里塚闘争は今、代執行以来の最大の決戦の時を迎えている。団結街道を埋めつくす労農水「障」学の圧倒的武装決起で、今こそ空港廃港に向けて進撃しよう!
5月24日、反対同盟は公聴会粉砕闘争を断固として闘いぬいた。「第3誘導路」建設によって家と畑が完全にコンクリートの内側に囲い込まれる最大の「当事者」である市東さんを不当逮捕し、その上で強行される公聴会など、絶対に許すことはできない。午後2時、この日も降りしきる雨をつき、闘う部隊が市東さん宅南側開拓組合道路に結集した。「NAAは人殺しを始めようとしている」「市東さんを囲い込み、叩き出すための第3誘導路を粉砕しよう」という北原鉱治事務局長のあいさつが、力強い決意をもって確認された。
これと平行し、会場の成田国際文化会館前では、支援連が公聴会参加者に対し粉砕を呼びかけるビラ情宣を開始した。機動隊は部隊を会場に入れず、会場に向かう車にビラを渡そうとすることまで阻止してくる。これをはねのけて参加者へのアジテーションをおこない、セレモニーにすぎない「公聴会」のボイコットを呼びかけた。
午後3時、会場前に移動した闘う部隊は、断固たるデモ行進を開始した。「公聴会を許さないぞ!」「反対同盟は闘うぞ!」会場に向け、シュプレヒコールが叩きつけられる。機動隊はこの日、当初からデモ隊への挑発行為を繰り返し、人目につかない裏道に入ったところで反対同盟員への「公妨」デッチあげ逮捕を強行したのだ。断じて許すな!
機動隊の妨害をはねのけて貫徹されたこの日のデモを、北原事務局長は「すばらしいデモだった」と総括した。これが三里塚44年の闘いの地平である。反対同盟の戦意は高い。獄中―獄外をつらぬく闘いで団結街道を守りぬこう! 獄中で闘う反対同盟と仲間を奪還しよう!
成田市内デモに出発する反対同盟と支援部隊 |
市民の注目を浴びながら「公聴会」会場へ向かう |
裏通りに入ったところで、突然機動隊が圧迫規制を開始した |
機動隊に詰め寄る鈴木謙太郎氏 |
機動隊はやにわに襲いかかり、先頭にいた反対同盟員を逮捕した |
圧迫規制を強める機動隊と、同盟員を奪い返そうとするデモ隊とのあいだに、数分間にわたって肉弾戦が繰り広げられた |
=北原鉱治事務局長=「今日は素晴らしいデモだった。同盟員の不当逮捕は、市東さんと同じまったく言われなき逮捕だ。ここまで来たら、とことん闘うしかない」
=萩原進事務局次長=「5・16の闘争宣言に導き出され、市東さんが切りひらいたこの闘いをひきついで闘おう。この借りは、のしをつけて返す」