全学連(伍代委員長)

戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!

全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

団結街道死守攻防戦の記録 D2010年5月25〜6日

反対同盟・支援への長期拘留攻撃を許すな! 千葉地裁に連続決起

=三里塚通信2690号(2010年5月28日発行)=

5・25市東さん勾留理由開示公判を闘う

 5月25日、前日の公聴会粉砕デモで再び強行された反対同盟不当逮捕への怒りも新たに、千葉地裁において市東さんの勾留理由開示公判が闘いとられた。この日、検察は午前中に予定されていた市東さんの農地をめぐる行政訴訟と農地法裁判に、市東さんの出廷を認めないという攻撃をかけてきた。反対同盟と支援は怒りをもって午前中の裁判をボイコットし、午後3時からの開示公判に集中した。

 18の傍聴席に対し、80名を超える仲間が結集して法廷内外で傍聴闘争を闘った。裁判官遠藤はカサにかかった強権的訴訟指揮でのっけから退廷攻撃を乱発したが、市東さんを先頭とした闘いの迫力に押され、たちまち判断停止におちいって声も出せない有様だ。市東さん他1名の不当逮捕、不当勾留は絶対に容認できない。市東さんに「逃亡の恐れ」などあるわけがない。90年親子3代耕作してきた農地を守り、絶対に退かないと言っている人間がどこに「逃亡」するというのか。のみならず、市東さんを獄中にとどめ、その間に新たな看板の設置や団結街道封鎖措置を策動しているのが権力・空港会社である。裁判所はこれと一体となり、何が何でも反対同盟を解体して空港建設を推進しようとしているのだ。国策弾圧そのものである。

 完黙をつらぬき、裁判官をにらみすえて闘う市東さんの怒りに結びついて、開示公判は6名への退廷攻撃をはねのけ、2時間半にわたって闘いぬかれた。裁判所から移送される市東さんらを激励した後、反対同盟の集約提起を受け、参加した一人一人が新たな闘志をみなぎらせてこの日の行動を終えていった。

激励行動激励行動
千葉地裁前公園千葉地裁前公園

市東さん他2名への長期勾留徹底弾劾!

千葉地裁

 明けて26日、公聴会粉砕デモで新たに不当逮捕された反対同盟員への勾留決定を粉砕すべく、地検・地裁に向けた闘いが連続して闘いぬかれた。この日、地検・地裁は通常丸1日かけておこなわれる手続きを午前中で終わらせ、早々と勾留決定を打ち下ろした。「初めに結論ありき」の攻撃である。闘う部隊は同盟員の乗せられた車に駆け寄って激励を貫徹し、勾留先の千葉西署に急行して宣伝カーから徹底弾劾を叩きつけ、獄中―獄外をつらぬいて闘いぬいた。

 さらに5月28日、地検・地裁は市東さん他1名に対する、決して許すことのできない10日間の勾留延長を強行した。段階を画した攻撃は、敵の恐怖の深さを物語っている。市東さんを先頭に実力決起の先陣を切った3名の闘いを引き継ぎ、何としても団結街道を守りぬこう。起訴攻撃を粉砕し、不屈に闘う3名を奪還しよう。

※「勾留の理由は直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならない」とした現行憲法34条ならびに刑訴法82条の規定にもとづき、不当逮捕され勾留された「被疑者」やその支援者は裁判所に対し「勾留理由開示公判」の請求をおこなうことができる。公判それ自体は、デッチあげの有無や逮捕の不当性いかんに関わらず、裁判所が「逃亡の恐れがある」などの「勾留理由」を紋切り型に読み上げるだけの「儀式」に等しいものだが、不当逮捕された当該とその仲間たちが法廷の柵越しではあれ顔を合わせることのできる唯一の機会であり、また弾圧の不当性を暴露・弾劾し関係諸機関に怒りを叩きつける場として、闘う側が積極的に位置づけてゆくべき闘争の現場でもある。詳しくは救援連絡センターのホームページを参照されたい。

 = 前  史  =
 @ 団結街道閉鎖実力阻止への「臨戦態勢」突入を宣言した5・16現地闘争
 A 5・17市東さんの実力決起―不当逮捕
 B 獄中―獄外つらぬいて闘った5・20緊急現地闘争
 C 「第3誘導路」建設に向けた5・24公聴会粉砕闘争―新たな不当逮捕
 D 5・25市東さん勾留理由開示公判闘争
 E 6月4日 5・24弾圧を粉砕!
 F 6月8日 市東さんを奪還!
 G 6月12日 鈴木幸司法対部長が逝去
 H 6・27 団結街道閉鎖実力阻止! 全国結集大集会
 I 6月28日 夜陰に乗じて団結街道の封鎖が強行される
 = 決  意 =

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