戦争とファシズムに突き進む安倍連合政府を打倒しよう! 日帝国家権力解体!
三里塚・市東氏農地強奪阻止決戦へ!
右翼・ファシスト撃滅!反革命革マル・木元グループせん滅!
団結街道を守りぬけ! さらなる現地集中を!
市東さんへの起訴攻撃を許すな!
6月4日、5・24公聴会粉砕闘争で不当逮捕された反対同盟員を、獄中―獄外をつらぬく闘いの力で奪還した。同盟員は完黙―非転向で闘いぬき、5・17市東さんデッチあげ逮捕に連続する三里塚闘争破壊の攻撃を、見事に正面から粉砕した。
前日の6月3日に開かれた同盟員への勾留理由開示公判は、反対同盟と三里塚闘争に対する千葉地検および千葉地裁の恐怖と憎悪とが、露骨に示される場となった。裁判長の栃木力(08年3月全国集会における福日労への狙い撃ち弾圧をはじめ、数々の三里塚弾圧における勾留決定に手を染めてきた輩である)は、ありもしない「証拠隠滅のおそれ」と「逃亡のおそれ」とを判で押したように繰り返し、弁護団の求釈明に一切答えることなく、「勾留理由の内容はこの程度で十分」と開き直った。訓練された暴力廷吏どもが、抗議する傍聴者を次々に指さし、萩原進事務局次長、鈴木加代子さんをはじめ7名の同盟・支援が強制的に退廷させられた。
傍聴券配布時におけるいくらでも「インチキ」の可能なパソコン抽選の導入や、入廷者に対する荷物の取り上げ、金属探知機を使った身体検査など、司法のファッショ化、戦時司法への転換を象徴する様々な事態が、千葉地裁においても進行している。これらの攻撃と実力で対決し、同盟と支援が一丸となって闘いぬいたことで、奪還―勝利をかちとったのだ。
5・24弾圧を粉砕した闘いは、何よりも団結街道廃道攻撃と最先頭で対決し、獄中で不屈に闘いぬく市東さんの闘いと結びついてかちとられた。市東さんの闘いとひとつのものとして、廃道実力阻止の決戦集中体制が打ち固められ、敵に一指も触れさせない闘いが貫徹されている。市東さんの発した「本気の闘い」が、福拘獄中16戦士をはじめ全国の闘う仲間たちの合言葉となり、新たな闘いのエネルギーがみなぎっている。この力と確信をもって何としても市東さんの起訴攻撃を打ち砕き、天神峰に取り戻そう。廃道攻撃との一大決戦を共に闘いぬこう。
市東さんの勾留満期は6月8日である。成田市から空港会社への団結街道の所有権の移転はすでに完了しており、敵は市東さんが投獄されている間に封鎖攻撃をかけてくる可能性が極めて高い。千葉地検は獄中の市東さんに「黙秘は古い」「後出しジャンケンだ」などとやつあたりし、敗北感を吐露している。追いつめられ焦りに駆られているのは敵の側だ。獄中と獄外がひとつになり、敵の攻撃を実力で粉砕しよう。
天神峰にそびえ立つ監視ヤグラを新たな拠点に、団結街道はがっちりと守りぬかれている。三里塚・木の根共闘の呼びかける6・14現地闘争、反対同盟の呼びかける6・27全国大闘争を、市東さんと共に堂々たる団結街道デモとして闘いとるべく、全ての力を集中して闘いぬこう。今こそ全国から三里塚へ! 三里塚から全国へ!
天神峰トンネル東側出口から市東さん宅を望む。
軒先工事でのトンネル掘削、生活道路の付け替え、「暫定滑走路」建設…市東孝雄さんは父親の東市さんの跡を継いでこの地に戻って以来、11年にわたってこうした攻撃と闘いぬいてきた。
監視ヤグラから団結街道を望む。
市東さんの拘留中は反対同盟と支援連が24時間態勢で市東さん宅に泊まり込み、家と畑と団結街道を守りぬいた。
市東さん不在の畑では全国から結集した労農水「障」学の仲間たちが援農をおこない、権力の手によって断ち切られた営農を守りつづけた。市東さんの勾留満期は6月8日。泣いても笑ってもあと4日だ。